信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

東京オリンピック女子代表候補の紹介!全員が代表候補を獲得できるか?

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2020年はオリンピックイヤー!

いよいよ間近に迫った東京オリンピック!女子ボクシングがオリンピックに採用されたのは、実は2012年のロンドンオリンピックからです!

ロンドンオリンピックは、ボクシングの日本代表として、現WBAミドル級チャンピオンの村田諒太の金メダル獲得、清水聡の銅メダル獲得のほか、「天才」須佐勝明や鈴木康弘といった4名が出場枠を獲得し、奮戦しました。

 

 

しかし、女子においては、ロンドンオリンピック、リオオリンピックともに、いまだ出場枠を獲得した選手はおりません!

今回は開催国枠が2枠あるので、女子選手は初のオリンピック出場となります!

 

ロンドン、リオにおいては、女子ボクシングは3階級のみの実施(男子10階級)でしたが、東京オリンピックは女子5階級(男子8階級)に変更になっています。

オリンピック実施階級についてはこちらをご覧ください。

 

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

その5階級全てに選手を送り込む日本ボクシング連盟、ぜひ全員そろっての出場となるよう、応援していきたいと思います!

 

代表候補はこうやって選ばれた!

東京オリンピック・女子ボクシングの代表候補は、

2019年の10月に開催された世界女子世界選手権大会の代表者全日本選手権大会が、同年12月のプレーオフ大会「ボックスオフ」で対戦し、勝った方が代表候補に選ばれる、というものでした。

このボックスオフは、フライ級、フェザー級、ライト級で開催されました。ウェルター級、ミドル級は全日本選手権の優勝者がそのまま代表候補になりました。

 

なので、今後は男子選手同様、2月のアジア・オセアニア大会、5月の最終予選を経て、オリンピックの出場枠を勝ち取っていくようになります。

※日本ボクシング連盟HPにて、アジア・オセアニア大会は3/3-3/11の日程でヨルダンの首都アンマンで実施されることが発表。

※最終予選も延期(中止?)

では、女子代表候補を紹介していきます!今回も、動画はsakana1976さんから拝借しました。

 

www.youtube.com

 

ちなみに、「ボックスオフ」は一般客を入れずに開催されましたので、探してみましたが動画はなさそうでした。

 

東京オリンピックまであと少し!女子選手の紹介!

並木 月海 (フライ級)

1998年9月17日、千葉県生まれ。プロ格闘家の那須川天心の幼馴染で、幼少期から空手、キックボクシングをはじめ、中学時代にボクシングに一本化。元WBA世界スーパーフェザー級チャンピオン、内山高志にあこがれ、内山の母校である花咲徳栄高校→自衛隊体育学校。高校時代は27戦して無敗という驚異的な戦績を誇る。

2018年に世界選手権で銅メダルを獲得!2019年の世界選手権ではベスト8!

ボックスオフでは全日本選手権優勝者の河野沙捺に勝利し、「夢ではなく目標に変わった」オリンピックで、メダルを目指す! 

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国体 成年女子 F級 並木月海 対 小村つばさ ボクシング

 

 

入江 聖奈 (フェザー級)

2001年11月13日、鳥取県生まれ。米子西高校→日本体育大学。小学生の頃からボクシングをはじめ、幼年ボクシング大会、アンダージュニアボクシング大会などで優勝の経歴を持つ。

2019年の世界選手権では、並木とともにベスト8!

ボックスオフでは全日本選手権優勝者の晝田瑞希に勝利し、小学校6年生の頃から目指し続けてきた、オリンピックの舞台への一歩を踏み出す! 

">H30 女子全日本 決勝 成年Fe級 北川おり絵 対 入江聖奈 ボクシング

 

濱本 紗也 (ライト級)

1999年6月19日生まれ、大阪府出身。幼い頃から空手を習い、小学校の頃、親のすすめでボクシングも習い始める。高校は山中慎介、村田諒太を輩出した京都廣学館高等学校(旧名・南京都高校)→日本大学。

2019年の世界選手権では、バンタム級の代表だったが、バンタム級はオリンピック実施階級でなく、またフェザー級では過去1勝2敗の入江との対戦を避け、なんと2階級あげてライト級へ。

 

世界選手権出場後すぐの全日本選手権で優勝、ボックスオフで世界選手権ライト級代表の釘宮智子との世界選手権代表者同士の決定戦を制す。

急造のライト級はこれからの数ヶ月間でどこまで仕上げられるか? 

女子全日本 成年 決勝 L級 田中鈴華 対 濱本紗也 BOXING

 

鬼頭 茉衣 (ウェルター級)

1997年3月14日、愛知県生まれ。東海学園大学→鬼頭塗装店。2016年の全日本選手権のライトウェルター級で優勝。

これからのアジア・オセアニア大会、及びオリンピック最終予選が初めての国際大会となる。

日本人選手の、重量級での闘いは厳しいが、がんばって出場枠を獲得してほしい! 

女子全日本 成年 決勝 W級 菊池真琴 対 鬼頭茉衣 BOXING

 

 

津端 ありさ (ミドル級)

1993年6月9日、埼玉県出身。ダイエット目的で1年前にボクシングをはじめる。所属は西埼玉中央病院。

2019年の全日本選手権、ミドル級は出場者が2名のみで、津端は公式戦のデビュー戦。1R82秒で曽我亜月をRSCで撃破、全日本選手権初優勝。

キャリアが浅いだけに、伸びしろは一番ある!!奇跡は起きるか!?


2019 女子全日本 成年 決勝 M級 津端ありさ 対 曽我亜月 BOXING

 

東京オリンピックは、ボクシングで初めて女子選手が出場するオリンピック!

以上の5人の選手が、アジア・オセアニア大会とオリンピック最終予選の闘いに挑むわけですが、今回のオリンピックは幸運にも、最低2人は出場できます。

この2人の開催国枠というのは、フライ級、フェザー級、ライト級、ウェルター級の4つの階級のうちから2枠、ということだそうです。ミドル級は入っていません。

 

 

2020/1/18、日本ボクシング連盟より訂正が入りました。

私も勘違いをしていましたが、開催国枠は最低でも出場できる枠で、たとえばアジア・オセアニア予選で入賞した場合、その分開催国枠は減るそうです。つまり、アジア・オセアニア予選、世界最終予選で2人の女子選手が入賞した場合、その2人のオリンピック出場が確定し、開催国枠はなくなる、とのことです。

【以下、1/18スポニチの記事より】

日本連盟はこの日、東京五輪における男子4・女子2の開催国枠が、予選で獲得した出場枠とは別に与えられると誤って解釈していたと公表。予選で出場枠を獲得した分だけ開催国枠が減ることになり、代表選手にもこの日までに通達したが、堤は「自力で(予選で)枠を取ることしか考えていない」と言い切った。

 

男子6人、女子5人、全員が出場できるよう、頑張ってもらいたいと思います!

男子選手の紹介はこちら

boxingcafe.hatenablog.com

厳しい闘いになると思いますが、自国開催でのオリンピック、期待して応援したいと思います!!! 

 

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