信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングのおもしろさを、たくさんの皆さんに伝えたくてブログを始めました。アマチュアボクシングを教えてるので、練習方法や基本なども書いていきます。

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立ちはだかるのは階級の壁。ローマン・ゴンサレスとマイキー・ガルシア。【結果有】

 DAZN観戦。テキサスでのトリプルタイトルマッチ。

WBAスーパーフライ級王者であるカリド・ヤファイ(イギリス)に元4階級制覇王者で、元PFPキングであるローマン・ゴンサレスが挑んだ注目の一戦がセミファイナル。

そしてメインにはマイキー・ガルシアアメリカ)とジェシー・バルガスアメリカ)という実力者同士のマッチメイク。WBC世界ウェルター級ダイヤモンド王座がかけられます。

ミニマム級から階級を上げてきたローマン・ゴンサレスが、ナチュラルなスーパーフライのカリド・ヤファイに勝てるのか。

ウェルター級でエロール・スペンスJrに完敗してから、マイキー・ガルシアがどれくらいウェルターになじんだのか。

両者の偉大な能力は、階級という壁に阻まれるのか、それとも乗り越えるのか。

今後を占う上でも非常に重要な試合です。

セミセミにはWBC世界フライ級タイトルマッチ、フリオ・セサール・マルチネス・アギュラー(メキシコ)に挑戦者ジェイ・ハリス(イギリス)が挑みます。

トリプルビッグマッチはDAZNで生配信。個人的には1番の注目はヤファイvsロマゴンだったので、まずはそこから観戦記を書いていきたいと思います!

(ちなみにDAZNは見逃し配信機能がついているので、見れるのにまだ見ていない方はDAZNでご覧ください。)

その前に、以前書いたロマゴンの記事はこちら↓

boxingcafe.hatenablog.com

カリド・ヤファイvsローマン・ゴンサレス

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ガウン、トランクスに日の丸をつけてくれて入場したロマゴン。ニカラグア生まれのサムライは、故郷ニカラグア、そして第二の故郷である日本のためにも闘ってくれました。

いよいよ鳴らされるゴング。ロマゴンの調子は良さそうです。

リーチと体格に勝る、ナチュラルなスーパーフライであるヤファイが、距離を取る展開かと思っていたのですが、両者の距離は近い。

頭をつけての接近戦の距離です。

これはロマゴンをKOしようというヤファイのやる気満々ファイトなのか、それともロマゴンのプレッシャーで足を使えないのか、はたまたロマゴンのハードパンチを警戒し、逆に距離を潰しにきたのか。

1Rが終わってのインターバル中、ヤファイ陣営もっとジャブをつけ、という指示(と思います。英語わからないですけど。)

2R、ロマゴンのいつものとまらない波状攻撃が有効。右にサイドステップしての左フック!お見事!ヤファイは途中、マウスピースを吐き出す。

この後のインターバルでも、ヤファイ陣営は「もっとボクシングをしろ」と。(たぶん)

3Rに入り、同様の展開もヤファイの右もヒット。バランスをくずしロマゴンがのけぞる場面も。ヤファイはまたマウスピースを吐き出し、ブーイングが起きる場面も。

4R、少し距離を取り始めたか、ヤファイ。やはり中間距離で戦う方がいいのでは?と思いますが、ロマゴンのパンチもヒット。この距離だとロマゴンのパワーパンチもヒットする距離。

5R、ロマゴンのコンビネーションがエグい!ロマゴンの手数が多く、ヤファイは苦しくなってきた感じ。息を吸ったり吐いたりするように、パンチを繰り出すローマン・ゴンサレスいつものロマゴンが戻ってきました!!

6R、ロマゴンは右眉尻をカット、少し手数が減り、ヤファイの攻勢。しかしロマゴンもいい右を入れたあと、チャンスをつくるという攻防が入れ替わる展開。

7R、プレッシャーを強めるロマゴン!中間距離からのワンツーで攻め込むロマゴン、脚を使ってかわすヤファイ!

8R、クリンチが多くなってきました。ロマゴンの左ボディー、そして右!ラッシュでヤファイがダウン!!!立ち上がって終了ゴング!

9R、勝負をかけるロマゴン!ヤファイの内側から右ストレートをクリーンヒット!ダウンしたヤファイ、レフェリーがストップ!

痛烈なKO、その直後にヤファイに駆け寄るロマゴン。強さも、やさしさも健在です。

9R、見事なTKO勝利にてロマゴンが王座返り咲き!!!

フライ級以下の時代にあったような圧倒的なパワーはスーパーフライでは見られませんが、「コンビネーションのうち終わり」がないかのような波状攻撃は健在です。現在まで5度防衛中の安定王者、カリド・ヤファイを見事に倒して見せました!

ヤファイは実績からみても弱い王者ではなく、非常に負けにくいボクシングをする好選手です。

戦前、シーサケットに痛烈KO敗けしたイメージからか、6-4でヤファイ有利だったそうですが、見事に覆してくれました!以前よりスーパーフライ級にフィットした感じがしたロマゴン、トップ戦線に復帰!!!これから統一戦を目指すということなので、より熱くなってきたスーパーフライ級は超大注目です!!

boxingcafe.hatenablog.com

 楽しみですね〜〜

メインイベント。マイキー・ガルシアvsジェシー・バルガス

そしてこの日のメインイベントとして行われたのは、元4階級制覇王者のミゲル・アンヘル“マイキー”ガルシアと、元2階級制覇王者のジェシー・バルガスの一戦!こちらも注目試合です!

ガルシアは美しいワンツーを打ちますね。そしてバルガスも負けじと手数は多い、好試合となりました。

前半、積極的に手数を出すバルガス、固いガードから相手をよくみるガルシア。

この試合のハイライトは第5R、ガルシアが右ストレートでバルガスからダウンを奪います!!警戒したけどもらってしまった、という表情のバルガス!残り時間はなく、ゴングに救われたバルガス。次の回、ノックアウトを狙ってガルシアは攻勢に出ます!やはり、上手い。

その後もガルシアの攻勢は続きますが、バルガスも逃げ回りはせず、逆転を狙って果敢に打ち返す!

判定の結果はガルシアの勝利でしたが、さすがバルガス、粘りました!

ガルシアのボクシングは正統派、という雰囲気でカッコイイです。

この試合、WBC世界ウェルター級ダイアモンド王座決定戦という事なのですが、これでガルシアは5階級制覇ということになるんでしょうか??

ダイアモンド王座は、位としてはレギュラー王座の上にある王座。いきなりその決定戦というのも解せません。(WBCの裁量によってそうなることがあるようです)

しかし、ガルシアは前戦でエロール・スペンスJrに完敗といっていい負け方をしていますので、本当にウェルター級にフィットしているのかどうなのか。今回のバルガスも下の階級から

上げてきた選手だけに、疑問も残ります。

個人的には、今回、ダウンを奪ったあの美しい右ストレート、あの右でバッタバッタと倒すシーンを見たいので、できればスーパーライトとかライトとかで闘ってもらいたいなぁ、と思うんですが。

バルガスはティモシー・ブラッドリーにも、マニー・パッキャオにも(ウェルター級で)倒されていない、1度もKO敗けのないボクサーです。だからこそ、倒し切れていれば相当評価は上がったとは思うのですが、バルガスはタフで気持ちも強かったですね!

ウェルター級は強豪揃いなので、色々なビッグマッチの可能性があります!是非是非、万難を排してビッグマッチが実現してほしいですね!

セミセミ、フリオ・セサール・マルチネス・アギュラーvsジェイ・ハリス

フリオ・セサールと打つと、もちろんチャベスと予測変換される私のPC。(余談)

さてこのWBC世界フライ級王者のフリオ・セサール・マルチネス、日本でもおなじみクリストファー・ロサレス(比嘉大吾に勝利)との決定戦を制して王者になっての初防衛戦。

非常に攻撃的なボクシングで、 ファイトスタイルとしては非常に人気が出そうなチャンピオンですね。軽量級なので、まだまだアメリカでの知名度は低そうですが。。。

ずっとパワーパンチを続けられるスタミナもすごいです。10Rに右ボディでダウンを奪いましたが、パンチングパワーもある。メキシカンらしいメキシカンで、きっとドラムミットを思いっきり打って、サンドバッグ死ぬほど叩いているんだろうな、と思われます。

そしてジェイ・ハリスもよくがんばりました。コンビネーションがマルチネスをとらえることもありますが、マルチネスは体も強い。いわゆる技巧で食い下がりましたが、地力でかなわなかった感じです。

フライ級という日本人にとっても非常になじみのある階級で、WBC王座に君臨するマルチネス。おそらくどこかで日本人の誰かが挑戦する、そんなタイミングが来そうですね。

体が強く、馬力もあり、ザ・メキシカンなマルチネス、今のところパフォーマンスも安定しているので、このままいくと日本人のフライ級にとっては高い壁になるのではないでしょうか。

また、その牙城を崩してくれるボクサーが現れるのも楽しみですね!

 

最近、DAZN充実してます。

ひと時、1か月に1度くらいしか配信がなかったこともあるDAZNジャパン。今回は鈴木アナウンサーが解説の方なしで一人で頑張ってくれていましたね。

「井上一翔」はいただけないですが(笑)、トシオカ・ニシオカよりは全然いい。(←リングアナ)

関東ローカルが映らない地方住みの私としては、ネット配信は本当にありがたいです。

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