信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

豪州戦はティム・チューに期待。ホセ・ラミレスの登場と、A-SIGN興行!

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今週(+α)のボクシング注目興行!今週(8/24の月曜日から)の週は、8/24に開催されたフェニックスバトルしか国内興行はないようです。

来週の月曜日(8/31)には、国内ではかねてより話題になっているファーストレートPresents A-SIGN Boxing興行が開催されますので、海外戦含めそこまでのプレビューを書きたいと思います。

 

海外

8/26 スーパーウェルター級

ジェフ・ホーン(オーストラリア)23戦20勝(13KO)2敗1分

vs

ティム・チュー(オーストラリア)15戦全勝(11KO)

ジェフ・ホーンは2017年にマニー・パッキャオを降したことで世界的な名声を一気に手に入れました。その後、テレンス・クロフォード相手には何もできずに完敗。しかしオーストラリアのレジェンド級ボクサーであることに変わりはないでしょう。

その後は一気にミドル級に上げ、2019年は初戦で同国人のマイケル・ゼラファに番狂わせのTKO敗けをしましたが、再戦で雪辱。

 

この試合はスーパーウェルター級のWBOとIBFの地域タイトルがかけられているようです。

対するティム・チューはあのコンスタンチン・チューの息子。父は旧ソ連の出身で、オーストラリアの永住権を取得した関係で息子はオーストラリア籍なんですね。たしか父はもう故郷(旧ソ連のどこか)で暮らしているとか。

レジェンドと、トッププロスペクトの試合。ホーンもまだ衰えたとは言い難く、踏み台としてではなく、若手を阻む壁としてリングに上がります。

このコロナショックの中、同国人対決が増えているとは思いますが、オーストラリア国内では非常に注目度の高いビッグマッチなのではないでしょうか。やっぱりチューがどのようなボクシングをするのかが楽しみ。世界へ羽ばたいていってほしいです。

 

8/29(日本時間8/30)

WBC・WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ

ホセ・ラミレス(アメリカ)25戦全勝(17KO)

vs

ビクトル・ポストル(ウクライナ)33戦31勝(12KO)2敗

↓あえての2月開催時の画像。

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当初2020年2月に開催予定だったこの試合は、もともと中国開催でした。コロナウィルスが世界で猛威を振るう前、武漢で新型のウィルスが出たという話くらいだったと思いますが、延期に。その後5月にセットされるも、また延期。そしてようやく開催の運びとなりました。

待ちわびた、ラミレスの防衛戦。統一志向のスーパーライト級、4団体統一を成し遂げるのはこのホセ・ラミレスだと思っています。

boxingcafe.hatenablog.com

 

非常に獰猛で、攻撃的な面を持つこのラミレス、前戦のモーリス・フッカー戦は本当に忘れがたい素晴らしい一戦。その無敗対決を制し、ポストルにつまづく事なくテイラーとの無敗対決を制してもらいたいです。

対するビクトル・ポストルも相当な実力者。元WBC世界スーパーライト級王者であり、黒星ふたつはテレンス・クロフォードとジョシュ・テイラーのみ。

ラミレスにとっても超難敵といえますが、テイラー戦を見越せば、勝ち方も問われる試合です。

ちなみに、WBAスーパー・IBF同級王者のジョシュ・テイラーは、9/26(日本時間9/27)にアピヌン・コーンソーンとの防衛戦が組まれたようです。

このそれぞれの防衛戦をクリアした暁には、いよいよ4団体統一戦へ動き出すことでしょう。

 

8/29(日本時間8/30)

エリスランディ・ララ(キューバ)32戦26勝(15KO)3敗3分

vs

グレグ・ベンデティ(アメリカ)26戦22勝(12KO)3敗1分

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エリスランディ・ララの相手は、あのグレグ・ベンデティ。亀海喜寛(帝拳)の最後の相手として、我々日本人にも馴染みのある名前です。

ただ、その亀海戦後、WBA世界スーパーウェルター級ゴールド王座決定戦を戦い、2RTKO敗け。その後は判定勝ちながら2連勝。

一方のララは2018年にジャレット・ハード(アメリカ)に敗れ無冠になりましたが、2019年9月にラモン・アルバレス(メキシコ)を2RTKOであっさりと屠りWBA世界スーパーウェルター級正規王者へと返り咲き。

今回の一戦はノンタイトル戦のようです。ララの調整試合か。それでもベンデティには意地を見せてもらいたいと思ってしまいますね。

 

国内

8/31 A-SIGN興行

メインイベント スーパーライト級8回戦

坂井祥紀(横浜光)36戦23勝(13KO)11敗2分

vs

重田裕紀(ワタナベ)8戦6勝(3KO)1敗1分

単身メキシコに渡り、2010年から闘いつづけてきたサカイ・ショーキの日本デビュー戦。坂井はメキシコでのキャリア終盤、ほとんどをアメリカに出向いて闘っており、「かませ犬」としてホープたちの踏み台になってきました。

名匠ナチョ・ベリスタインのボクシングを真面目に体現してきた坂井、コンディションを上手くつくれるであろう日本のリングでこれから花を咲かせられるか、その試金石となる一戦です。

 

対する重田は2017年の全日本ウェルター級新人王。決勝では安達陸虎(現・大橋)を下しています。デビュー戦は黒星ながら、その後は1引分けを挟んで負け無し、日本ウェルター級7位の実力者。2018年、2019年と1試合ずつしかキャリアを詰めてはいませんが、日本ランカーとして逆輸入ボクサーの壁となれるか。

キャリアには大きく差があります。マッチメイク的には坂井の日本初披露という意味合いが強いかと思いますが、重田が勝てば大きく注目される事間違いなし。

セミファイナル スーパーライト級6回戦

佐々木尽(八王子中屋)7戦全勝(6KO)

vs

赤岩俊(マナベ)7戦5勝(3KO)1敗1分

魅惑のハードパンチャー、佐々木仁。東日本新人王の決勝では、調整失敗による棄権という結果になってしまいましたが、そのパンチとハートの強さには定評があります。

なかなか対戦相手が決まらない中で、名乗りを上げた日本ランカー、赤岩。前戦で当時日本ランカーだった遠藤健太(帝拳)を逆転KO、ランクを奪い取りました。

ランカーとして初戦、手強い相手を迎える赤岩。しかし注目度は佐々木の方が上。ランカーの意地としては敗けられないですね。

 

その他の試合も、

谷口彪賀(八王子中屋)vs龍神佳輝(ワタナベ)

鯉渕健(横浜光)vs山口拓也(ワールド日立)

牛島龍吾(八王子中屋)vs大保龍球(神奈川渥美)

原翔太(高崎)vs富岡浩介(REBOOT.IBA)

と大注目!

山口拓也、大保龍球、谷口彪賀についてはA-SIGNのYOUTUBEチャンネルでドキュメンタリーを見たので思い入れが強くなってしまっています。

↓この動画を観ていないボクシングファンはいないかも。山口拓也選手。 

↓とても「良い子」で「真面目」な孝行息子、谷口彪賀選手。
↓個性的、父と子の感動的な物語。大保龍球選手。

 

そしてA-SIGNは以前、興行に出場する選手のスパーリングを公開してくれていたので、全試合が楽しみです。個人的には第1試合、富岡浩介がどんなパフォーマンスを見せてくれるのかが非常に楽しみ。

boxingcafe.hatenablog.com

 

この興行は、A-SIGNのYOUTUBEで生配信。サロンメンバーは無料で生観戦できるのですが、生憎この日は仕事なのと、ど田舎から今、東京に行く事は周りの反発をかうのでYOUTUBE観戦の予定です。

この興行が終われば、8月も終わり。そして9月に入れば大注目興行の吉野修一郎vs細川バレンタイン、コロナ陽性反応でなかなか戻ってこれなかったジャメル・ヘリングもリングに復帰します。今週も、その先もボクシングを楽しめますね!

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

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