信太のボクシングカフェ

信太のボクシングカフェ

ボクシングが大好きです。大好きなボクシングのおもしろさを、たくさんの皆さんに伝えたくてブログを始めました。アマチュアボクシングを教えてるので、練習方法や基本なども書いていきます。

wowow DAZN

ダイナミックグローブ!松永vs清水をG+で視聴。野田vs川満、無敗ホープ対決は名勝負!

 

ダイナミックグローブ、久々のG+生中継!仕事を終わらせて急いで帰ったものの、第1試合には間に合わず。第2試合から我が家を後楽園ホールということにして、楽しませてもらいました。

f:id:boxingcafe:20200930212833j:plain

10/3(土)ダイナミックグローブ

フェザー級6回戦

神足茂利(M.T)vs木村元祐(JM加古川)

1勝1KOの神足(こうたり)。日大ボクシング部出身で、アマ戦績は73戦50勝23敗というアマエリートです。

一方木村もアマ経験はありますがC級デビュー、3勝(1KO)4敗2分の戦績。

変則的なスイッチヒッター木村、アマ出身ボクサーらしく丁寧に戦う神足。初回、サウスポースタンスの木村の左ストレートがヒットし、神足がダウン!波乱の幕開けとなりました。

非常にやりづらそうな神足ですが、左ガードを下げてフリッカー気味の素早いジャブを飛ばし、2R以降はクリーンヒットを重ねます。木村も神足の打ち終わりを狙っていきなりの右を飛ばしたり、大きく左フックを回す等、気持ちのこもった闘い方。その打ち終わりの一撃を警戒し、踏み込みが浅くなってしまう神足。

技術がしっかりしている神足ですが、アマにはいないタイプの木村に苦戦ともいえますね。

ただ木村も、一発当てても後続打は出ず、自分からクリーンヒットを奪って攻め入る事はできません。動きでは翻弄しながらも、やはり神足のスタンダードなボクシングが強い。

 

ジャッジは三者ともに神足を支持、3-0の判定で神足の勝利。

ライトフライ級6回戦

野田賢史(帝拳)vs川満俊輝(三迫)

帝拳と三迫の無敗ホープ同士の注目の一戦です。2勝2KOの野田、そして4勝1KOの川満。

1Rから両者ともに退かず、中間距離から近い距離でバチバチとパンチを交換します。2R、その打ち合いの中でパンチ力の差か、野田がやや押し始めたように見えます。

そして3R、打ち合いの中でぐらついた川満に対し、野田がラッシュ!しかしそのラッシュのさなか、川満のアッパーがヒットし、効かされた野田!目まぐるしく主導権が入れ替わります。その後も川満が攻め続け、足がもつれる野田。何度かのスリップのあと、ダウンを奪われますがなんとかゴングに逃げ込んだ野田。

4Rに入っても回復していないか、足に力がはいっていなさそうです。またもスリップ、川満は圧倒的な手数で野田に連打を畳み掛け、その途中でレフェリーがストップ!

川満俊輝の4RTKO勝利!

 

非常に見応えのある試合でした。川満が下馬評を覆し、見事勝利を挙げました。アマの時から評価の高い野田を喰ってやろうという気持ちが伝わってくるような内容でしたね。宮古島出身、比嘉大吾(Ambition)とともに汗を流したというこのボクサーは、今後沖縄ボクサーとして旋風を巻き起こしてくれそうです。

そして、この格上を倒す三迫の勢い恐ろしさたるや。今後もこの川満俊輝、大注目です。

スーパーバンタム級8回戦

高橋竜平(横浜光)vs遠藤清平(RK蒲田)

18勝(8KO)4敗1分、世界挑戦経験者である高橋に、3勝(3KO)3敗の遠藤が挑みます。まだキャリアの浅い遠藤にとっては、大きなチャレンジマッチですね。A-SIGNのYoutubeを毎回楽しみに観て、オンラインサロンに入っている私はどうしても横浜光の選手は応援してしまいますね。

初回、距離が遠くやりづらそうな高橋でしたが、2Rには距離を詰められるようになってきました。力強いボディから上へ返し、このラウンドを優勢に進めます。

 

3R、引っ掛けたような左フックで遠藤がダウン。ダメージはなさそうです。ワンツーフックが良い感じの高橋。しかし終盤、自分から攻めた遠藤の左ストレートが高橋にきれいにヒット。

高橋が大きく動きながら試合を組み立てます。身体を右側に倒しながらの左フックが効果的。大きな動きの高橋に対して、若干待ちのボクシングになってしまう感のある遠藤、どこかで打開したいところでしょう。

6R、バランスを崩した高橋に遠藤の左が当たりダウン判定でしたが、すぐにスリップ判定に変更。ここをチャンスと見て攻撃をしかける遠藤。遠藤は待ちのボクシングよりも自ら攻めた時の方が良いボクシングになっています。高橋は、足をフルに使って防戦。

ポイント的には後がなくなってきた遠藤、ここから攻め込めるか。

7R序盤、パンチをまとめた高橋。攻勢をアピールします。しかし遠藤も負けじと高橋を追い、左ストレートを打ち込みます。

最終ラウンド、攻める遠藤。迎え撃つ高橋。遠藤の入り際に高橋の右ストレート、まわすような左フック。要所要所で高橋のキレのあるパンチが遠藤を襲い、顎が跳ね上げます。

 

最後まで攻め続けた遠藤でしたが、このラウンドは明確に高橋。

ジャッジは3者ともに高橋を支持。高橋竜平の判定勝利。

内容としては、高橋が試合をつくり、そこに乗っかった形となった遠藤。高橋は本来であればもっと差をつけて勝ちたかったとは思いますが、遠藤もがんばりました。

勝利者インタビューでは「タイトルに挑戦する前に、ビッグネームとやりたい」と語った高橋。このスーパーバンタム級は、常に日本の激戦区。どのタイトルを狙うにしても、強豪相手に一戦挟むというのは非常に楽しみなサバイバルマッチとなりますね。

日本スーパーウェルター級タイトルマッチ

松永宏信(横浜光)17戦16勝(10KO)1敗

vs

清水優人(木更津グリーンベイ)20戦14勝(5KO)4敗2分

 

松永宏信は2012年プロデビュー、東日本新人王決勝に勝って全日本新人王決定戦に駒を進めますが、そこで別府優樹(当時・久留米櫛間)にKO負けを喫してしまいます。

しかしその後は地力を蓄えながら連戦連勝、2018年の挑戦者決定戦に勝ち、翌2019年に新藤寛之(宮田)を破って日本タイトル初戴冠。

初防衛戦ではセレスジム期待の越川孝紀を倒して地力の高さを見せつけました。

対する清水優人は2007年にデビュー、日本王座には2度目の挑戦となります。(1度目は2016年に野中悠樹(当時・井岡弘樹)に判定負け)

2019年には一度敗れているチャールズ・ベラミーにダイレクトリマッチでリベンジを果たし、その勢いを駆って前王者の新藤寛之を挑戦者決定戦で降し、挑戦権を獲得しています。

 

強豪相手に連勝し、勢いに乗る清水が、既に安定王者の匂いを漂わせる松永に挑む一戦。

松永としてはここは難なく勝って、より上のタイトル、もしくは国外での試合を掴み取っていかなければいけないでしょう。

対する清水はおそらく自信もつけ、初タイトルなるかという大事な一戦。

この階級は日本王者挑戦資格を有するランカーが少なく、松永が圧勝するようであれば国内戦は頭打ちとなりそうです。個人的には、松永に圧勝してもらって、海外での挑戦をしてもらいたいです。

松永宏信(横浜光)vs清水優人(木更津グリーンベイ)

並んで立つと身長差以上に顔の大きさの違いに驚いてしまいました。。。

細かなステップを刻みながら、前に出る機会を窺う松永。清水はまっすぐとジャブを飛ばし、リーチもかなり長そうです。静かな立ち上がりでしたが、終盤に松永の左ストレートが浅くヒット。2Rもやや入りづらそうな松永。清水は細かくキレの良いジャブを多用し、サークリング。

 

松永は3Rに入ると若干ペースアップ、右フックが有効です。このラウンド終盤、松永のフックが清水の顔面をとらえ、少し動きがとまったように見えた清水。

4R、明らかにプレスを強めた松永。清水は足が止まりはじめ、松永の距離になってきました。松永は効果的にパンチをヒットし、優勢にたちます。

距離がつまった5R、完全にペースは松永です。松永の左フックがクリーンヒットしますが、清水も非常にタフ。

途中採点は3者ともに王者、松永を支持。

6R、ポイント劣勢の清水は前に出ます。近距離で、清水の左フックに合わせて松永は左フックを振るい、清水の右にあわせて右フックをヒット。接近戦の中でも巧さが光る松永。清水は途中効いたのか、きつそうです。

7R、フィジカルで押していく松永。松永のパンチで清水の左目上をカット。ドクターチェックを受けた後、松上がはラッシュを仕掛けます。ここで清水のダメージを見て取ったレフェリーがストップをかけ、松永のTKO勝利。

松永宏信、7RTKO勝利。

力の差を見せつけた試合内容だったといっても良いでしょう。松永はスピードもあり、フィジカルも強いボクサーで、やはり日本では頭一つ抜け出た存在でしょう。

 

松永はスロースターターというわけではないですが、序盤から中盤にかけて調子を上げていくタイプのボクサーですね。序盤先制されたり、思うように戦えなかったとしても尻上がりに相手に合わせていく、頭の良さも持ち合わせているように感じます。

勝利者インタビューでは、「今までやってきたことが出せなかった」と反省の弁が口をついて出た松永でしたが、これでおよそ日本ランカーのほぼ全てを退けたと思える松永、もう日本卒業でいいのではないか、というのが個人的な感想です。

日本国内ではもうOPBF王者の渡部あきのり(角海老宝石)、WBOアジア・パシフィック王者の井上岳志(ワールドスポーツ)との統一戦くらいしか闘う道は残っていないような気がします。

この3王者が、世界へのステップとして雌雄を決するのであれば、非常におもしろいです。とはいえ、この3王者の中で勝ち進んだ者が、世界に挑戦できるかというとそうではない階級。本場アメリカで数戦はさむ必要もあるでしょう。今後の展開に期待しています。

 

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ