信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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タンクvsサンタ・クルス!イノウエvsマロニー!!他、10/31の興行をプレビュー。

いよいよ今週末!

ボクシングファン垂涎のカードが次々と行われる興行の中で、やはり我々の注目は井上vsマロニーの世界バンタム級タイトルマッチです。

しかしその他にも多くの興行があり、この週末は大変に忙しい。

↓10/30のアメリカ興行他、ロシア、イギリスでの興行はこちら

boxingcafe.hatenablog.com

 

今回のブログでは、10/31(土)=日本時間11/1に行われるPBC興行inテキサス、そしてトップランク興行inラスベガス、2つの興行をプレビューしていきます。

アメリカ 11/1AM10:00~WOWOWメンバーズオンデマンド

ジャーボンタ・デービス(アメリカ)vsレオ・サンタ・クルス(メキシコ)

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23勝(22KO)無敗という驚異的なボクサー、「タンク」デービス。ジェルボンタとかガーボンタとか日本語表記では非常に困惑させられますが、愛称である「タンク」=戦車のようなフィジカル、類まれなるセンス、身体能力を持ったボクサーです。

BoxRecのライト級ランキングでは現在2位に甘んじていますが、1位にいるテオフィモ・ロペス(アメリカ)よりもデービスの方が怖いイメージがあります。

 

200戦以上のアマチュア経験を経て、2013年にプロデビューしたデービスは連戦して連勝。

17戦目でIBF世界スーパーフェザー級タイトルをホセ・ペドラサ(プエルトリコ)から奪います。ペドラサの今のところ唯一のKO負けはこのデービスに喫したものです。

その王座の初防衛を果たした後、2度目の防衛戦で体重超過してタイトルを剥奪されますが(試合はKO勝利)、次戦のWBA世界同級決定戦でヘスス・クエジャール(アルゼンチン)を3RTKOで降し、王座返り咲き。

このタイトルは2度防衛のあと返上、2019年12月にレジェンド、ユリオルキス・ガンボア(キューバ)とのWBA世界ライト級王座決定戦を制し、今回のビッグマッチへ駒を進めました。

 

スーパーフェザー級王者時代に体重超過で王座剥奪、その他暴行事件を繰り返している問題児ではありますが、リング上の才能は疑う余地はありません。できればそのキラー・インスティンクトはリング内にとどめておいてもらいたいところですが、残念ながらリング外でもタンクはタンクです。

そんな暴力的な強さを持つ「タンク」デービスの相手は、メキシコの雄、レオ・サンタ・クルス。

ここまで37勝(19KO)1敗1分の戦績を持つサンタ・クルスは、2006年プロデビュー、2012年にIBF世界バンタム級王座決定戦に出場、ブシ・マリンガ(南アフリカ)に判定勝利し初戴冠。そして翌2013年にはビクトル・テラサス(メキシコ)からWBC世界スーパーバンタム級王座を奪取、2015年にはWBA世界フェザー級スーパー王座決定戦でアブネル・マレス(メキシコ)に判定勝利して3階級制覇。

2016年にカール・フランプトン(イギリス)との対戦で初黒星を喫しますが、翌2017年にリベンジ。現在も保持するWBA世界フェザー級スーパー王座を再度獲得します。

 

そして前戦、2019年11月にミゲル・フローレス(アメリカ)とのWBA世界スーパーフェザー級スーパー王座決定戦を制し、4階級制覇を成し遂げると同時に、未だ返上していないフェザー級王座とあわせて世界2階級同時制覇王者として君臨しています。(ややこしい)

 

この一戦は、タイトルの権威等、多少のことには目をつぶり見る必要がありそうです。

普通に考えるとデービスが有利。しかし、デービスはここまで試練を経験していません。もう一つ言えば、前戦のユリオルキス・ガンボア戦は、さほどいい出来ではありませんでした。

ガンボアをロートルとして甘く見ていたのか、それともこれが階級の壁なのか。早期決着を予想された一戦でしたが、2Rに足を怪我したガンボアを仕留めるのに最終回までかかりました。

 

しかし今回はスーパーフェザー級リミットでの対戦。

デービスが調子を取り戻し、いつもどおり闘えばサンタ・クルスはデービスの前進を止められないのかもしれません。

しかし、サンタ・クルスはハートが強く、そして連打が出る選手です。前戦のガンボア戦では、後半に被弾も目立ったデービスは、手数の多いサンタ・クルスの連打をどのようにディフェンスするのか、またできるのか、というのが鍵になりそうです。

いずれにしろ、ファイタースタイルの両者の1戦は、非常におもしろい試合になると思います。

今のところデービスが倒れるという姿は想像できませんが、そのタフネスやスタミナ、集中力といったものはやってみなければわからない、試されていないものが多いのも事実。

 

若く、勢いのあるデービスにサンタ・クルスが勝てばアップセットと言われるかもしれません。ただ、サンタ・クルスも落ちているわけではありませんので、このアップセットは起こりうる事だとも思います。

どっちにどう転ぶか、どういう展開になるか、色々と考えられるビッグマッチというのは非常に楽しみですね。気分屋であるデービスの仕上がりにも注目、そこが試合を面白くしてくれるともいえます。

そして一つの懸念事項としては、デービスがウェイトを作れるかどうか、というもの。

ただ、デービスがスーパーフェザーのリミットに落とせなくても、ライト級リミットで試合ができるように、今回はライト級のタイトルもかけられることになっています。

 

まとめると、今回は「スーパーフェザー級のリミット」で、サンタ・クルスの持つWBA世界スーパーフェザー級スーパー王座と、デービスの持つWBA世界ライト級レギュラー王座がかけられるタイトルマッチ。ちょっと意味不明です。

とはいえ、ビッグマッチであることには変わりがありませんのでやっぱり楽しみです。

もしかしたら井上vsマロニーとの時間がかぶるかもしれませんが。。。

そしてこの試合のセミファイナルでは、WBA世界スーパーライト級タイトルマッチも。

マリオ・バリオス(アメリカ)vsライアン・カール(アメリカ)

激戦区、スーパーライト級は、現在4団体の王座が統一されようとしています。

1人はWBC、WBO王座を持つホセ・ラミレス。

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そしてもう1人は、WBAスーパー、IBF王座を持つジョシュ・テイラー。

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その影に隠れてしまってはいるものの、マリオ・バリオスはWBAの正規王者で、前戦2019年9月に王座決定戦で王座を獲得し、ここまで25勝(16KO)と無敗をキープ。

対するカールは18勝(12KO)2敗の戦績です。

長身でリーチも長いバリオス(身長178cm、リーチ180cm)は、カウンターが得意なストレートパンチャー。前戦を見る限りでは少しハートに脆さを感じるボクサーです。テクニック、ガードもしっかりしていますが中に入られると弱い印象。

カールも身長はバリオスと同じ、リーチはなんと185cmもあるそうです。ここまで強豪との対戦はなく、バリオスの嫌がる闘い方(接近戦)もできそうにないので、ここはバリオス、きっちりと倒したいところでしょう。

盛り上がっているスーパーライト級ですが、忘れられがちな世界王者、多くの人が見るであろうビッグマッチのセミファイナルで魅せられるかどうか、が焦点です。

 

という、そんなタイトルマッチよりも楽しみにしているのはこの一戦。

レジス・プログレイス(アメリカ)vsファン・ヘラルデス(アメリカ)

24勝(20KO)1敗のプログレイス、16勝(10KO)無敗1分のヘラルデス。

プログレイスの1敗はWBSSセカンドシーズン決勝でジョシュ・テイラーに喫したものです。「ルーガルー=狼男」のニックネーム通り、獰猛であり、その獰猛さだけでなく上手さ、つまりは狡猾さもあるなかなか穴の少ない元スーパーライト級王者です。

WBSS準決勝では、来日経験もあるキリル・レリク(ベラルーシ)を圧倒して強さを見せつけた事は記憶に新しいです。

そしてテイラーとも互角の闘いを演じ、井上vsドネア戦とともに、年間最高試合にノミネートされるほど素晴らしい一戦でした。

パンチングパワーはさることながら、上体を柔らかく使ったディフェンス、非常に華のあるボクサーで、大好きです。今回が復帰戦になりますが、敗戦を経て、どのようなボクシングを見せてくれるか楽しみです。

 

ファン・ヘラルデスというボクサーについてはピンときませんが、無敗であることは一つのステータス。この無敗のプロスペクトに圧勝して、早く世界王者に返り咲いて貰いたいですね。

スーパーライト級は俄然、盛り上がっています。戻ってきてもらいたいなあ。

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↑そしてここに、減量が苦しいというテオフィモ・ロペスが来るかもしれない。すごいことになりますね。

他にも前座で無敗ホープも多数登場するこのテキサスでのPBC興行は、この日全米で最も注目されるファイトになるでしょう。

 

しかし、我々日本のボクシングファンにとっては、やはりこちらの方が注目。

アメリカ 11/1AM10:30~WOWOW

ナオヤ・イノウエ(日本)vsジェイソン・マロニー(オーストラリア)

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19勝(16KO)無敗のイノウエ、21勝(18KO)1敗のマロニー。

この試合についてはもう多くを語る必要がありません。

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井上尚弥のラスベガスデビューを楽しむだけ。

 

あえて希望を言っておくと、マロニーに何もさせず、序盤(遅くとも6Rくらいまでに)KOを期待しています。

マロニーは確かに総合力の高いボクサーであり、掛け値なしに強いボクサーだといえます。並のボクサーではありませんが、かといってレジェンドとなれるほど強いボクサーだとは感じません。

レジェンドとなってほしい井上には、やはりここは力の差を見せて圧勝してほしい。

しかし!たくさん流れてくるマロニーのインタビュー記事を読み、そしてその澄んだ瞳を見ていると、その真面目で、まっすぐな性格を窺い知ることができて、どうしても応援したくなってしまうのです。

 

それでもやっぱり井上には、伝説の第二章をしっかりとしたKO勝ちでスタートさせてもらいたいですね。楽しみです。

セミファイナルにはWBO世界女子スーパーフェザー級タイトルマッチでミカエラ・メイヤー(アメリカ)が登場、王者エバ・ブロドニッカ(ポーランド)への世界初挑戦です。

その他には、大橋ジムの平岡アンディも登場しますが、生中継があるかどうかは、どうなんでしょうか。

今週末は思いっきりボクシングを楽しみましょう!

私は個人客営業の仕事で、土日は基本仕事なのですが、今回日曜日だけはお休みをいただきました。理由は「見たいテレビがあるから」です。

いや〜楽しみですね!

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