信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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石井渡士也、堀川龍。。。新成人のボクサーたちに、期待。(+α)

成人の日。2021年は1月11日(月)。

今年の成人式は、コロナショックのため式典を見送る所も多いようですね。

私の成人式はもう20年以上前の事で、既に2度目の成人式を終えている身であり、更に大学でボクシングのコーチをしていることもあり、成人の子たちを見ていると「まだまだ子供だな」と思うわけですが、遠くからプロボクサーたちを見ているとそのボクシング観は非常に大人に見えることがあります。

そして、ボクシングを観る際には、「年齢」は一つのスパイスになります。若いボクサーと、年とともに経験を重ねたボクサーが相対するのにどちらを応援しよう、とか、若くして歴戦を経験しているボクサーはきっと10代でデビューしたんだな、とか、色々な思いを巡らせる事ができます。

 

私は概ね、若いボクサーが新陳代謝を促し、ボクシング界に新たな風を運び込んでくると期待しているので、若く、勢いのあるボクサーは大好きです。

さて、という事で今回のブログでは、今年新成人のボクサーをピックアップしていきたいと思います。(2000.4〜2001.3生まれのボクサーです。)

日本バンタム級ユース王者

石井渡士也(REBOOT.IBA)4戦3勝(2KO)1敗

2001.1.15生まれの石井は、中学1年生の頃にアマチュアのジムでボクシングを始めたそうです。その後、高校は強豪・花咲徳栄高校のボクシング部で競技に打ち込み、2018年のインターハイで準優勝という実績を残しました。(ちなみに優勝は堤麗斗)

デビュー戦はインドネシアの選手を相手に2RTKO勝利、2戦目からは好試合の多い日本ユース王座戦へと身を投じていきます。

 

トーナメントとして開催されたこのユース王座戦、初戦では富施郁哉(ワタナベ)を相手に圧倒、負傷判定で勝利を掴みます。その後の決勝は、今も語り草となる対石川春樹(RK蒲田)戦。

ダウン応酬の白熱の一戦となったこの試合は、最終的に石井が石川をTKO勝利で破っています。もしも万が一、見ていない人がいたらこちらをどうぞ。 

 

B級デビューから3連勝、そしてこの間に石井の名前を大きくしたのは、日本史上最高傑作、井上尚弥(大橋)のスパーリングパートナーとして腕を鳴らしたことでしょう。
井上の相手は、通常上の階級のボクサーでしか務まらない、と言われてきました。しかしこの石井は同じバンタム級。そして井上本人も、石井は「反応が良い」と評価コメントを送っていたと思います。
そしてその後、石井は中谷潤人(M.T)のスパーリングパートナーを務めたりと多くの強豪と拳を交え、2020年11月にはチャレンジマッチ。
世界挑戦経験者の、石田匠(井岡)を相手に互角の戦いを見せ、そのポテンシャルの高さを示します。
↓観戦記はこちら

boxingcafe.hatenablog.com

残念ながら初黒星を喫してしまいましたが、ポイント差(78-74、77-75、79-73)ほどの差はないように思え、個人的にはドローもありうる程の接戦だったように思っています。

この試合もヒリヒリとした緊張感があり、非常におもしろい試合だったので、石井の試合にはハズレがないと断言できます。

非常にバランスが良く、スピード、パワーもあり総合力が高いボクサーです。身体が分厚く(特に腕の太さがすごい)、同じ階級であればフィジカル面でも海外ボクサーにひけをとらないでしょう。

20歳となる石井渡士也、順調に試合をこなすことができれば、すぐに日本タイトルにからんでくるでしょうから、 今年も大注目です!

 

そして日本ランキングを見てみると、そのランキングの末席に今年成人を迎えるボクサーたちが名を連ねていました。

2018年のミニマム級全日本新人王、竹田宙(S&K)7戦6勝(1KO)1敗。

2019年のバンタム級全日本新人王、中西寛太郎(角海老宝石)4戦3勝1分。

2019年のスーパーバンタム級全日本新人王、津川龍也(ミツキ)9戦8勝(4KO)1敗。

いずれも全日本新人王を獲得し、ランクインしたボクサーたちです。

竹田については、次戦でも2019年のミニマム級全日本新人王、森且貴(大橋)との一戦が決まっています。森は同じ2000年の生まれですが、2月の早生まれなので成人式は昨年ですね。

そして中西に関しては、2戦目に木村天汰郎(駿河男児)と引き分け(勝者扱い)でしたが、無敗で全日本新人王に駆け上がっています。

 

津川は2018年デビュー、2018年は西軍代表決定戦で破れますが、2019年に2度目の挑戦で見事全日本新人王を獲得しています。

そして、日本ランキングには入っていませんが、こちらも超有望株。

ライトフライ級 堀川龍(三迫)4戦3勝(1KO)1分

高校(作新学院)時代、2018年のインターハイを制した堀川。2019年の6月にB級デビュー、2戦目でホープ中嶋憂輝(角海老宝石)を破り、3戦目で世界ランカーに挑むというハード路線。

しかもこの3戦目は中国で、シャン・リーという選手とWBO世界ユース・ライトフライ級タイトルを争い、分の良いドロー。

昨年9月には再起を果たしています。

 

全国を制した元トップアマのボクサーらしい美しい闘いをする堀川、今年の躍進に期待大です。

そして、最後に厳密には来年、成人式を迎えるボクサーではありますが、紹介しておきたいボクサーがこちら。(ちょっと短かったな、と思ってつけたしただけです。。。)

日本スーパーライト級ユース王者

佐々木尽(八王子中屋)10戦全勝(9KO)無敗

昨年12月26日のA-SIGN興行で、難敵と思われた石脇麻生(寝屋川石田)を圧倒し、3RTKOでその存在感を更に大きくした佐々木尽。

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

 

この佐々木も中学1年生でボクシングを始め、高校はボクシングに専念するために4年制の定時制高校に通っているそうです。この3月で卒業でしょうか。

2001.7.28生まれの佐々木は、既に10戦のキャリア。アマ経験はほとんどなく、プロ叩き上げと言っても良いと思います。(U-15で優勝の経験があります。)

今はまだ、粗削りな部分もありますし、試されていない部分も多いのですが、こんなにもワクワクするボクサーは本当に久しぶりです。豪快なパワー、揺るぎない自信、ビッグマウスともとれる発言も多いですが、その発言は非常に清々しいものです。

 

本人は、今年おそらくもっと上のタイトルに挑みたいところでしょう。

佐々木がどこかで大きな挫折を経験するのか、はたまたこの中量級において、世界のベルトを日本にもたらしてくれるのか。それを期待させてくれるボクサーでもあります。

これから様々な技術を習得し、そして人間的にも大人になっていくであろう佐々木のこれからのボクシング人生を、楽しみに見守っていきたいと思います。

 

若いのに素晴らしいですね。子供の頃からボクシングを見ていて、年上だったはずのテレビで見るボクサーたちが、いつしか同じくらいの年齢になり、今やほとんどが年下、どころか息子でもおかしくないような年齢に差し掛かってきています。

改めて、ボクシングを観る分には年齢は関係ないですね。

ボクサーたちにとっては年齢も大いに関係してくるところなので、若いうちは若いうちにしかできない、エネルギッシュで迫力のあるボクシングを心がけてもらいたいものです。

 

 

 

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