信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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謎のWBAヘビー級正規王座決定戦と、サドリディン・アクメドフの今後に期待。

WBAヘビー級王者、マヌエル・チャーの防衛戦が行われる予定でしたが、直前になったチャーは休養王者に認定。

WBAヘビー級の王座戦は、そのチャーの相手だったトレバー・ブライアン(アメリカ)が、バーメイン・スタイバーン(カナダ)を相手に王座決定戦に臨む事となりました。

チャーの休養王座認定が、「2017年11月以降に試合を行っていない」ということであれば、1位(暫定王者)のブライアンも2018年8月以降、試合を行っていないのに1位に居座り続けているのは何故なのでしょうか。

そもそも試合数日前に休養王座に認定というのはどういう事か。せめてもう少し早くに、と思います。

25勝(21KO)4敗1分という元WBC世界ヘビー級王者バーメイン・スタイバーンは、既に42歳となり、かつての実力はありません。

 

特に2015年、デオンテイ・ワイルダー(アメリカ)に判定負けを喫し王座を奪われてからは、2017年の再戦で初回KO負け、2019年にはプロスペクト、ジョー・ジョイス(イギリス)にもTKO負けを喫する等、試合間隔も空き、既に「現役」感はありません。

とってつけたような王座決定戦。

↓プレビュー記事。この時はまだチャーvsブライアン。

boxingcafe.hatenablog.com

 

バーメイン・スタイバーンvsトレバー・ブライアン

↓フルファイト動画

ブライアンはジャブをまっすぐ突きます。動きは速いとは言えませんが、肩口から真っすぐ伸びるジャブは、スタイバーンにとって厄介この上ありません。スタイバーンは25勝中21KOという右強打を振るい、ブライアンに迫ります。

ブライアンはコンビネーションも出していき、全体的に試合を支配していきます。

迎えた11R、右を叩き込み、そこからの連打でスタイバーンはダウン。

 

再開後、冷静にボディから攻め、右ストレートでダウンを追加、立ち上がったスタイバーンに攻め込んだところでレフェリーがストップ。

ともにずんぐりとした体型で、ヘビー級ぽいといえばそうなんですが、ブライアンは完全に下っ腹が出ており、強そうには見えませんね。。。

かつては、ボクシングのヘビー級王者というのは世界最強の象徴であった時代もあったそうです。しかし、このようにひっそりと、しかも直前で対戦相手が変更され、ほぼ引退状態のふたりで争われたこのWBAのレギュラータイトルに、如何ほどの価値があるのでしょうか。

トレバー・ブライアンはこれで21戦全勝(15KO)。決して悪いボクサーとは思いませんが、同じようなジャバーとしてはジョー・ジョイス(イギリス)の方が上でしょう。とにかくあの体型からは、動ける気がしません。

何にせよ、今後は試合をこなしてほしいですね。一応、休養王者のマヌエル・チャーとの団体内王座統一戦が既定路線だそうですが、結局どうなるかは神のみぞ知る。

 

そしてこの興行のセミで行われる予定だったWBA世界クルーザー級タイトルマッチは、王者のベイブト・シュメノフ(カザフスタン)がこれまた直前に王座を剥奪されました。

シュメノフは2018年以来リングに上がっていないからでしょうか。だったら何故ヘビー級王者のだったチャーは休養王者に?とにかくシュメノフは剥奪、チャーは休養。

一貫性が全くなく、混迷を極めるWBA。

 

そしてこのクルーザー級は、暫定王者のリヤド・メルウィー(ベルギー)が正規王者に昇格。

ちなみに別件ですが、WBA世界ウェルター級スーパー王者、マニー・パッキャオ(フィリピン)も休養王者に。。。そしてなぜかレギュラー王者のヨルデニス・ウガス(キューバ)がスーパー王者に昇格。

ちょっともう追いきれません。「スーパー」は空けておけばいいと思うのですが。。。WBAは「スーパー」王者が普通の王者と思った方が良いようですね。

密かに注目のメキシコ興行は。

村田諒太(帝拳)に破れたスティーブン・バトラー(カナダ)の再起戦。相手はホセ・デ・ヘスス・マシアス(メキシコ)という27勝10敗3分というボクサーでした。

 

バトラーの調整試合かと思われたこの一戦は、5R、踏み込んだマシアスの左フックを思い切り浴びたバトラーはダウン、痛烈なKO負けを喫してしまいました。

村田の株を上げるためにも、ここはせめて勝利してほしかったバトラー。。。これはかなり切ない気持ちになりましたね。

↓KOシーンしか見つけられませんでした。

  ハードパンチャー、サドリディン・アクメドフ。

この興行のセミファイナルで行われたのは、11戦全勝10KOのプロスペクト、サドリディン・アクメドフ(カザフスタン)と17勝(6KO)3敗3分のステファン・ダニョ(オランダ)の一戦。

ガードを高く掲げ、プレスをかけて近づき、強いパンチを振るっていくアクメドフはまさにカザフスタンのボクサー。ダニョはやはりディフェンシブ、勝てないまでも、これまでにKO負けがないように、倒されにくいボクシングをします。

力強いアクメドフですが、ダニョのリーチとジャブに阻まれ、まずはパンチの当たる距離まで近づくのに苦労をします。ジャブを外したり、鋭く踏み込めればまだ届くのでしょうが、ジリジリを近寄るだけではなかなかダニョに決定的ダメージを与える事はできません。

終盤にかけて、よりプレスを強めていったアクメドフ。疲れからか振りも大きくはなりましたが、終始攻め続け、判定勝利を得ました。

 

妥当の勝利ではありますし、非常にディフェンシブなダニョを強いプレッシャーで何度もロープ際へ追い詰めてはいたものの、やや足りなかったのは仕留め方、キャリアの部分かもしれません。

このサドリディン・アクメドフ、やはり良いファイターなのでここからに期待です。フィジカル、パンチは強いですが、一瞬の踏み込み、意外性は今の所低い選手だと思いますので、伸びしろだらけとも言えますね。

↓フルファイト動画

 

アクメドフ、今後もスーパーウェルターでやっていくのでしょうか?そうすると、彼の同年代には(少しだけ上ですが)エリクソン・ルビン(アメリカ)やコンスタンティン・チューの息子、ティム・チュー(オーストラリア)がいます。
スーパーウェルター級の若きプロスペクトたちの台頭、非常に楽しみですね!!(今日の収穫はこれだけです。)

 

 

 

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