信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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楽しみなノルディーヌ・ウバーリvsノニト・ドネアは、セミファイナルにも大注目。【プレビュー】

週末はいよいよ、スーパーライト級4団体王座統一戦、ホセ・カルロス・ラミレス(アメリカ)とジョシュ・テイラー(イギリス)が激突します。

どこかで目にしましたが、この超大注目興行、現地ではプロモーションがイマイチだと。

SNSやBoxingSceneのHPでも以前から確認していましたが、今週に入ってようやくプロモーションが目に付き始めた、というくらいです。

日本でもあまり「超注目」とまではなっていないような気がしていて、WOWOWでもオンデマンドでの生配信。翌週のウバーリvsドネアはWOWOWのテレビの方での生中継があり、そこは逆だろと言いたくなります。

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このラミレスvsテイラーの4団体王座統一戦は、メガファイトであるにも関わらず、更に「勝敗予想が難しい」試合であるとともに、「間違いなく名勝負となる」試合であると思っているので、多くのボクシングファンに見てもらいたい、と思っています。

きっと後々まで語られるような試合になる、と個人的には思っているのですが、ライト層までは全然届いていません。。。

私はこの日、仕事ですが仕事中になんとか時間を確保して観る予定でいます。もし不可能であれば、翌日まで情報遮断します。

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ラミレスvsテイラーの4団体統一戦は、WOWOWオンデマンドで5/23(日)10:00〜生配信、WOWOWプライムで翌日5/24(月)18:00〜放送(ちなみにこれは日テレG+のダイナミックグローブ、竹迫vs中島と時間がかぶります。)、同日5/24(月)21:00〜のWOWOWライブでのレギュラー放送でも放送予定です。

そしてWOWOWを契約していない方は、FITE.TVでライブ&オンデマンドを購入することもできます。1,600円です。(こちらは5/23日、9:00〜)

▷ Top Rank: Jose Ramirez vs Josh Taylor - Official PPV Live Stream - FITE

 

そんなビッグマッチを観賞した翌週には、いよいよ若き王者、デビン・ヘイニー(アメリカ)に我らがホルヘ・リナレス(ベネズエラ/帝拳)が挑む一戦、そして日本にも馴染みの深い、また大注目のバンタム級、ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)vsノニト・ドネア(フィリピン)という一戦が開催されます。

本日のブログでは、そのうちのウバーリvsドネアの、WBC世界バンタム級タイトルマッチについて書いていきたいと思います。

 

5/29(日本時間5/30)

WBC世界バンタム級タイトルマッチ

ノルディーヌ・ウバーリ(フランス)17勝(12KO)無敗

vs

ノニト・ドネア(フィリピン)40勝(26KO)6敗

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この一戦に至る経緯は本当に色々ありました。ウバーリ、ドネアの他、ルイス・ネリ(メキシコ)やエマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を巻き込んだ、このWBC王座をめぐるてんやわんやのドラマも、ようやくここへ来て完結を迎えようとしています。

↓詳しくはこちらで綴っています。

boxingcafe.hatenablog.com

 

結局WBC世界バンタム級暫定タイトルマッチ、レイマート・ガバリョ(フィリピン)vsエマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)第二戦のアナウンスは結局されず。WBCが再戦指令を出していたと思いますが、どうもガバリョがやりたくないようです。

さて、ウバーリvsドネア。

ドネアが井上戦のようなコンディションを作れればドネアの勝利は固く、そうでなければウバーリに大いにチャンスがある、と言われています。

ウバーリは非常にコンディショニングが上手く、試合によってあまりコンディションの良し悪しが現れないような気がしています。(ただし、コロナ感染や、長いブランクを作っている事実がありますが。)

ウバーリも34歳、井上拓真戦以上のパフォーマンスが披露できるか、というと年齢的に厳しいとは思いますが、ウバーリは非常にバランスが良く、打って良し守って良しの総合力の高いボクサーだと思います。

 

運動量も多く、スタミナも問題なし、あの身体とあの動きはフィジカルトレーニングの正しい方向性と、豊富な練習量がなければつくれないと思います。とにかく崩れにくいという印象のノルディーヌ・ウバーリはドネアにとっても非常にやっかいな相手。フライ級からフェザー級までを制したとはいえ、身体つきを見れば純粋な筋力量としてはおそらくウバーリの方が上。

その身体の強さとスタミナ、豊富な運動量を活かし、撹乱し、打って出ては迫力のあるパンチで押し込み、ヒットアンドアウェイを繰り返す。これで例え当たらなくとも、やや待ちの姿勢を見せるドネアに対して攻勢をアピールし、各ラウンドでポイントをピックアップしていくのがウバーリの勝ち筋のような気がします。

 

ウバーリは左ストレートに自信を持っているのか、体ごと突き刺すような左ストレートで踏み込んで来る場面も目立ちました。

ウバーリが強引に打ってきてくれればドネアにとっては都合がよく、カウンターのチャンスとはなります。

大きく踏み込む場合、バランスに優れたウバーリといえども多少はガードの位置が崩れ、ガッチリとしたスタンスでなくなる場合もしばしば。

ここで伝家の宝刀、左フックのカウンターをヒットさせることができれば、優位に試合を進めていく事が可能でしょう。もしくは、その一発が試合を決めてしまう一発ともなり得ます。

 

ただ、ドネアが自らゲームメイクをするために先手先手をとっていくプランは想像しづらく、まずはウバーリの動きを待つというスタイルなのではないか、と思います。おそらくウバーリの方がスタミナに優れ、ドネアは年齢、歴戦から自分から素早く仕掛ける、という事はしたくないのだと思います。

井上尚弥戦でも、どちらかというと先に仕掛けるのは井上であり、井上が出てきてくれたからこそドネアとしてはやり易かった、ともとれます。

もし、ウバーリが出てこなければ自分から行くでしょうが、ウバーリは下がりながらのボクシングも得意であり、巧くいなされてしまう展開もあり得ます。

 

12Rの長丁場の中で、ウバーリがドネアを完封する姿は想像できず、かといってドネアが技術の高いウバーリを圧倒する姿も想像することは難しい。

ウバーリの懸念事項としては、打たれ強さに関して不安が残るところ。これは前戦、井上拓真戦で最終ラウンド、明らかに効かされたということに起因しています。

ドネアは2014年10月、ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)に唯一、痛烈なノックアウト負けを喫していますが、あれはフェザー級での話であり、井上尚弥(大橋)の強打に12R耐え続けたタフネスを持ってすれば、よほどのことがないかぎりウバーリに倒されるような事はないように思います。

 

ただ、ウバーリがパワーレスか、というとそんな事は全くなく、KO率は70%を誇っている強打者ですので、勿論侮ることはできません。

ということで、お互いの戦力を分析してみれば、おそらく、ウバーリがドネアに勝利するのであれば、両者互いに攻めあぐねた末、クリーンヒットの少ない接戦の判定による勝利であり、ドネアがウバーリに勝利するのであればダウンを奪っての順当な判定勝利か、もしくはノックアウト勝利。

どちらかというと、ここはプロ46戦を誇るドネアのキャリアに期待したいところですね。色々悩んだ挙げ句、私はやっぱりドネアを応援。その後の試合のことは考えず、とりあえずこの一戦でどっちが勝ってもらいたいのか、と問われれば当然、ノニト・ドナイレ。

ドネアの完全勝利を願っています。

 

そして、セミファイナルではスーパーライト級の注目の一戦!!

スーパーライト級12回戦

サブリエル・マティアス(プエルトリコ)16勝(16KO)1敗

vs

バティルザン・ジュケンバエフ(カザフスタン)18勝(14KO)2NC

サブリエル・マティアス、バティルザン・ジュケンバエフ、ともに世界王者候補と言われるボクサーであり、この一戦はラミレスvsテイラーで統一→分散後のスーパーライト級戦線を占うのに非常に興味深いマッチアップです。

こんなカードがこの興行のセミファイナルに隠れていたなんて。

 

ちなみに、このセミもWOWOWの放送があるのかな?と思ってエキサイトマッチのHPを見たら、レギュラー放送ではドネアvsウバーリの放送枠ではフィゲロアvsネリの放送がある、とのことでした。

さて、このサブリエル・マティアスは勝利のすべてがノックアウト勝ちというハードパンチャー。プエルトリカンらしい豪快なノックアウトアーチストであり、順当に勝利を積み重ねていきました。

迎えた試練の14戦目、13戦全勝(11KO)という無敗のマキシム・ダダシェフ(ロシア)とのプロスペクト対決。パワー全開のノックアウトを量産してきたマティアスと、パワーだけでなくタイミングでノックアウトしてきたダダシェフの一戦は、当時非常に話題にもなりました。

 

予想に違わず好試合となったこの一戦は、11R終了後にダダシェフが棄権、マティアスが勝利を手にします。

しかし、この試合の後、病院に搬送されたダダシェフは、帰らぬ人に。

ちなみにこの一戦は、2019年7月、テオフィモ・ロペス(アメリカ)vs中谷正義(当時井岡)のアンダーで行われた一戦です。

このリング禍から復帰し、1勝したマティアスですが、次戦でペトロス・アナニヤン(ロシア)にダウンを奪われての判定負けを喫してしまいます。この試合、練習不足だったと本人が語る通り、後半に失速も見られました。

 

そして2020年10月、当時18戦無敗のマリク・ホーキンス(アメリカ)を6Rで降し復帰、今回の一戦を迎えます。ワイルドに振るうパンチに穴はあるものの、なんだか「プエルトリカン!!」という感じの個人的には応援したくなるボクサーです。

是非、ダダシェフの夢も拳に乗せて、世界王者になってもらいたい。

そして相手のバティルザン・ジュケンバエフ(Batyrzhan Jukembayev)。サウスポーで、フィジカルが強く、そしてアグレッシブなファイターであり、「ネクスト・GGG」とも。

このボクサーは非常に強い。アマで200戦以上、国際大会での実績はないようですが、基本的技術が高い上、倒しに行くボクシングで非常に試合もおもしろいです。

 

「ネクスト○○」というのは結構マユツバな場合も多いですが、このネクストGGGには期待しています。

ということで、セミもどっちにも勝ってもらいたい、というボクサー同士の試合で困るのですが、だからこそボクシングは面白い。

このセミファイナルは、WOWOWの生放送の方では放送してもらえるといいですね。

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日本にいながら、Showtimeを観る方法はこちら。

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

 

 

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