信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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【観戦記】ダイヤモンドグローブ!永田大士vs鈴木雅弘の大激闘を視聴!!

 週末に我らが「モンスター」井上尚弥の試合を控える、モンスターウィークですね。

さて、個人的には先週、6/10(木)ダイヤモンドグローブに後楽園ホールへ行き、久々の生観戦を楽しむ予定出おりました。しかし、緊急事態宣言延長のため、あえなく断念。

チケットもとっていましたが、ブログで行ける方を募ったところ、多くのご応募をいただけたことで、無事にチケットが無駄にならずに済みました。みなさん、ご応募ありがとうございました。当選は1名だけだったので、外れてしまった方、申し訳ありません。

 

さて、ということで、この度、フジテレビでその興行、ダイヤモンドグローブの放送があり、いつも通り!TVer、FODにアップされていたので、今回はそのダイヤモンドグローブの観戦記です。

↓プレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

6/10(木)ダイヤモンドグローブ

日本スーパーライト級タイトルマッチ

永田大士(三迫)15勝(6KO)2敗2分

vs

鈴木雅弘(角海老宝石)5勝(3KO)無敗

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鬼のフィジカルを持つ永田、(性格的に)捉えどころのないタイプの鈴木。個人的には、鈴木のボクシングに期待です。

初回、いきなりガードを固めてチャージする永田!鈴木は下がりつつも、スムーズなコンビネーションで対抗します。特に左ボディが良いですね。

永田は完全に力んだパンチを放っていき、鈴木は押される場面も目立ちますが随所で打つカウンターの左フックが素晴らしい。ちょうどサウスポー・永田の右ガードが下がったところを狙っているかもしれません。

永田としては鈴木が根負けすることを狙った作戦でしょうか。

2R、近づいてボクシングをしたい永田は、体を振って前進。鈴木はそれをジャブで止め、ストレート。鈴木のコンビネーションは強弱をつけたコンビネーション、永田は全弾強いパンチを放ちます。

とにかくすごい打撃戦。

 

鈴木のほうが、クリーンヒットで上回っている印象です。

3R、このラウンドも、前進してくる永田に対し、鈴木は少ない距離のバックステップでかわし、上体の動きでかわしてカウンターの左フックを打ち込み、時に自分から攻めます。終盤、永田がぐらついたのはダメージからか、それとも疲れからか。

永田にとってはかなり厳しい展開ながら、決して諦めません。この状況を打破できるか。

4R、顔面を見る限り、永田のダメージはかなり溜まってきているような印象です。永田の踏み込んでのストレートも、鈴木は距離で外してノーダメージ。自ら踏み込んでは左ボディをヒット、前に出てくるサウスポー相手に前手を巧く使う戦い方には感服します。

この左ボディ、SNSで話題になっているようにかなりカネロっぽい。

対して永田は、前に出ていく鋭さがやや落ちてきたような感じもします。ただ、この愚直なまでのスタイルは胸を打たれますね。近い距離で左ストレーをヒット、この密着距離までいけなければ厳しい。

 

インターバル、まだまだ気合の入った表情を見せる永田。まだまだこれからというところでしょうか。なんたる闘志。

5R、ここまで永田のプレスを受けてきた鈴木ですが、中盤に入ってもまだまだ足は動きます。アウトボックスするほどのステップワークではありませんが、絶妙なポジション取り、少ない動きで相手をいなし、最短距離でジャブを突く。時折危険な距離でフックの交換は、まだ永田のパンチが生きている分怖いですが、ここまでのダメージもあり、明らかに鈴木が打ち勝っていきます。

ただ、鈴木も右目の下が腫れてきており、激戦を物語るものですね。

半分を過ぎたところの途中採点は、2者が50−35、1者が49−46で鈴木を支持しています。

6R、ともに戦い方は変えません。永田は後半に一縷の望みを託して攻め込みますし、鈴木も逃げずに永田のプレスを受け止め、しっかりとパンチを放っていきます。

 

永田は踏み込む前、ガードで固まる場面が目立ちますが、鈴木のカウンターを警戒しつつ踏み込むには勇気も、スタミナも必要。展開としてはかなり苦しいかもしれません。

7R、またもゴングと同時に飛び出す永田。ガードを固めて、このラウンドは少し距離が近い。序盤の永田のボディが効いたのか、鈴木は手数が減り、永田の左ストレートで顎を跳ねあげられます。

疲労からなのか、それともボディが効いたのか、足が動かなくなった鈴木は、これまでバックステップでかわしていた永田の左ストレートを食い始め、永田にはチャンス到来か?

ところで後楽園ホールはすごい盛り上がり、展開的には仕方ないのでしょうが、めっちゃ声出てますね。。。大丈夫なのか??

8R、改めて足を動かし始めた鈴木。しかしこのステップワークはやや逃げ腰のステップか?とも思われたのは序盤だけ、30秒を過ぎることにはしっかりと打ち合い。足を使う時と打ち合う時とを使い分ける、これまでの戦法にしっかりと戻りました。ハッパをかけられたのかもしれません。

 

ガードした手で打つカウンターも見事。永田はそれも覚悟の上で連打、ただ力強さは徐々に減り、打ち終わりも雑になってしまっています。更にダメージからか、足もフラついているようにも見えます。

9R、両者、疲労の色が濃い。永田の手数は多いですが、疲労とダメージから、倒せるようなパンチには見えませんし、ガードもオープン気味。

対して鈴木は、上手くカウンターを挟むのでまだまだパンチのキレはあります。

ここで、鈴木が偶然のバッティングで目の上をカット、ドクターチェック。

観ている方も力が入り、非常に疲れる一戦は、終盤にまた加速。鈴木が左アッパーを巧打、「もっと打ってこい」とジェスチャーをした永田に対してさらに左フックをヒット!

グラついた永田、残り時間は30秒!鈴木も疲労でキツい、左フックを狙いますがミス。ガードを固めて生き延びた永田!

ものすごい大激闘!!

 

ラストラウンド、永田は、足がフラついているように見えます。パンチにも力はこもっていないようにも。。。

ガードを固めて前進しますが、もう遠心力でパンチを振り回すことしかできないかもしれません。

それでも中盤に意地を見せ、鈴木に左ストレートを当てて後退させた永田、なんというハートの強さ!!打つたびにフラつく永田、残り1分ほどのところで鈴木の残酷な右オーバーハンドカウンターがヒット、明らかに効いた永田に、鈴木はさらにワンツーで追撃!!!

ここで、永田陣営がタオルを振って棄権の意思をアピール、鈴木が最終ラウンドTKO勝利を挙げました!!

鈴木雅弘、10RTKO勝利!!

 

いや〜、素晴らしい試合でしたね。鈴木雅弘というボクサーはやはり非常に強く、そしてハートも強いボクサー。永田とは相性も良かったようにも思いますが、素晴らしいTKO勝利で見事に本タイトルを初戴冠。

永田大士というボクサーは、強靭なフィジカル、そしてもっと強靭なハートをボクサーだと思いますが、この鈴木もハートの強さでは負けていないと思います。捉えどころはありませんが。

猪突猛進タイプの永田を、完全に捌くでもなく、完全に迎え撃つでもなく、捌きつつ迎え撃つという素晴らしいボクシングを展開した鈴木のボクシングテクニック、そしてインテリジェンスも素晴らしいものでしたね。

日本のスーパーライト級に、新たに誕生したニュースター、鈴木の、初防衛戦の相手は平岡アンディ(大橋)とのこと。いきなりの指名戦であり、いきなりの超がつくほどの強敵。

噂レベルでは、この日本王座を返上し、ライト級に下げるという選択肢もあるとのこと。体つきを見れば余裕はありそうですし、ここでホープ同士が潰し合うよりもその方が良いかもしれません。

ただ、鈴木vs平岡というマッチアップを観てみたい思いもあります。

いずれにしろ、ここは鈴木の選択を尊重します。

 

ちなみに、今月のランキングでは、1位の平岡アンディのほか、2位に世界挑戦経験者、近藤明広(一力)、3位に元日本王者の岡田博喜(角海老宝石)、4位につい先日、近藤明広を破ったアオキ・クリスチャーノ(角海老宝石)、6位に佐々木尽(八王子中屋)というスーパールーキー。あ、ほぼ角海老陣営なんですね。

この国内スーパーライト級は、超激戦区ですね。ここを勝ち上がれば、きっと世界は近い。スーパーライト級、日本人にとって世界が遠い階級ではあるものの、強豪揃いの現在、今後に期待ですね。

敗れた永田も、あの愚直なボクシングはまだまだ国内屈指の人気はありそうです。非常に胸アツなファイトスタイルは、これからも応援したいボクサーですね。

これからさらに盛り上がる日本のスーパーライト級、勝ち上がって世界へ行ってくれる日を楽しみにしていたいと思います。

 

フェザー級6回戦

福永輝(沖縄ワールドリング)8勝(5KO)1敗

vs

木村蓮太朗(駿河男児)3勝(3KO)無敗

静岡から世界を目指す木村蓮太朗、2020年の西部日本新人王で西軍代表、福永輝の一戦。ホープ同士の対戦は、非常に興味をそそります。

ダイヤモンドグローブの放送枠は1時間のため、残念ながらダイジェスト放送。

福永のワイルドなパンチはやはり十分なパワーがあり、そしてサウスポー木村のカウンターは素晴らしい。

 

ダイジェストで流れた木村の左ストレート、右アッパーのアングルは素晴らしいですし、最終ラウンド終盤に見せた下がりながらの右フックカウンターも秀逸。かなり効かされた福永も倒れることなく立ち続け、意地を見せた一戦でした。

もっと見たかったですね。。。現地に行けなかったことが悔やまれます。結果は木村のフルマークの判定勝利。

ということで、地方民でもFOD/TVerで放送の翌日(厳密にいうと放送日の次の月曜日の15:00だそうです)に見れるようになったのは本当にありがたい!ですが、1時間の放送枠では足りませんね。

日テレG+さんを見習ってもらって、前座から流して貰いたいですね。実況とか解説とかはいらないので。

 

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