信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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【プレビュー】ダイヤモンドグローブ!絶対王者・吉野修一郎vs新鋭・仲里周麿!

8月は海外興行がアツいですが、国内興行も数は少ないながらも注目の興行が。

そしてそのほとんどがインターネットで観戦できるということで、これは嬉しい悲鳴。ただ、オリンピックもあってなかなか全部観る時間が作れないのが悩みどころです。

↓国内外のボクシング興行の配信、放送まとめ。

boxingcafe.hatenablog.com

 

さて、そんな8月の興行の中でも最も注目の国内興行としては、8/12(木)に開催されるダイヤモンドグローブ、日本ライト級タイトルマッチだと思います。

今回のブログでは、8/12に行われる日本ライト級タイトルマッチをメインに据えた、ダイヤモンドグローブをプレビューです。

8/12(木)ダイヤモンドグローブ

日本ライト級タイトルマッチ

吉野修一郎(三迫)13勝(10KO)無敗

vs

仲里周磨(ナカザト)10勝(7KO)1敗3分

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日本、OPBF東洋太平洋、WBOアジアパシフィックという国内で認められている3つのタイトルを保持している吉野。この3つのタイトルを持っていれば、国内最強は証明できるはずですが、国内のライト級は帝拳ジムの中谷正義のほか、スーパーフェザー級あがりで元世界王者の伊藤雅雪(横浜光)を攻略した三代大訓(ワタナベ)もおり、安易に「日本人ボクサー最強」と名乗れないし認められないのは吉野にとって歯がゆいでしょう。

「国内ライト級ウォーズ」と銘打って伊藤vs三代が戦い、伊藤が勝っていればこの吉野挑戦、となったのでしょうが、それを三代が阻止。三代は吉野攻略にも自信を持っていましたが、ここは成り立たず、今回の防衛戦となりました。

 

今回かけられるのは、日本タイトルのみ、ということのようです。

2017年にスパイシー松下(セレス)との王座決定戦で日本王座を初戴冠した吉野は、すでに6度の王座防衛に成功、その間にOPBF、WBOアジアパシフィックのタイトルもコレクトし、その3冠も細川バレンタイン(角海老宝石)相手に同時防衛を果たしています。

この日本タイトル以外のアジア王座を含め、この細川戦以外の全てをストップ勝ちしている吉野、やはりその特徴はノックアウトを生み出すパワー。

 

アマで高校4冠、104勝20敗という戦績を残している吉野は、プロキャリアだけでなく、アマキャリアも抜きん出ています。国内リングを卒業し、海外での挑戦が待たれるボクサーですね。

対して仲里周磨は、沖縄出身の24歳、こちらもアマ経験者で38勝11敗、高校卒業後にプロデビューしています。父は、我々世代には非常に思い出深い、仲里繁。

沖縄のジムというハンデを背負いながらも、西武日本新人王を獲得、西軍代表となります。全日本新人王決勝では萱沼徹平(帝拳)とドローの敗者扱い、その後2017年にA級トーナメントに出場しますが、三代大訓(ワタナベ)に惜敗して初黒星。

 

その後は勝ち星を積み重ね、2020年2月にはランカー対決で粟田祐之(KG大和)を退け、同年11月に木村吉光(志成)とのスーパーホープ対決でドロー、そして今回の一戦へと進みます。

実績だけを見れば、吉野勝利は動かない所です。

しかし、仲里には期待を持たせる一発があります。敗北した相手は三代大訓のみ、前戦の木村吉光とのホープ対決においても、痛烈なダウンを奪い、不運なダウンを奪われの大激闘だったため、そのテクニックもパワーも証明したといえます。

 

おそらく吉野は、序盤に足を使う展開があったとしても、中盤以降のどこかで打ち合いに応じてくるでしょう。もしかすると、初回から火の出るような打ち合いが待っている可能性もあります。そうなると仲里にもチャンスが生まれて来るかもしれません。

吉野にしても、仲里にしても、基本技術が高く、展開的には分かりやすい構図にはならないと思います。よりパンチを明確に当て、ダメージを与えた方が勝利へ近づく、まずはそこへの主導権争いというのが繰り広げられそうです。その主導権を取りに行くために、前に出るのか、それともボックスするのか。

ともあれ、「総合力」という把握しづらいカテゴリーを考えると、吉野が優位。しかし蓋を開けてみなければ、中身は分かりません。

 

吉野としては、国内卒業を決定づけるために、圧倒的な内容で勝ちたいところ。そして仲里は、わざわざこの強い王者に挑む、その心意気、そしておそらく自信があるからこそ受けたであろうこの初めてのタイトルマッチで、大化けしたいですね。

この日本ライト級は、伊藤雅雪、三代大訓の他に、前日本スーパーライト級王者、鈴木雅弘(角海老宝石)がきて、ワタナベジム期待の宇津木秀もいます。緑ジムには今度世界挑戦を果たす矢吹正道の実弟、力石政法、吉野に善戦した富岡樹(角海老宝石)、内藤未来(E&Jカシアス)に競り勝った粕谷雄一郎(角海老宝石)等々、どんどん若いボクサーたちが溢れてきています。

 

今回、吉野が接戦を演じてしまうようであれば、もしかするとこの若いボクサーたちが我先にと挑戦状を叩きつけるのかもしれません。それを一つ一つ、潰していくとなると世界はどんどん遠くなってしまいます。(それはそれで面白い)

この試合は、今後の国内ライト級を占う試金石。非常に楽しみな一戦ですね。

この興行は、フジテレビで8/15(日)AM3:00〜録画放送(関東ローカル)。8/16(月)15:00頃から、FOD/TVerでも配信されると思います。おかげさまでもう私は、関東ローカルに嫉妬しません笑

 

セミファイナルの予定だった前日本王者、佐川遼(三迫)vs小坂烈(サンライズ)の試合は佐川の体調不良により中止。

セミファイナルはアマで全日本、国体を制した馬場龍成(三迫)のデビュー戦になりました。

相手は岡田兼弥(江見)、岡田は5勝(3KO)3敗1分というボクサーですが、プロで9戦、2連敗中とはいえ6回戦卒業間近、侮れない相手ではないかと思います。

こちらも注目ですね。

ということで、今回のブログは8/12に行われるダイナミックグローブについて、でした。

 

これで8月の国内ボクシング興行は終わりなんですね。

8月は、大注目の海外戦が多く、日本時間で8/15の忙しい1日を過ぎても、ラキモフvs尾川やパッキャオvsスペンス等盛りだくさん。

暑い日が続きますが、映像でのボクシング観戦を楽しみましょう。 

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