信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

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11/27、勅使河原弘晶vsマーロン・タパレス!!勝って難攻不落、アフマダリエフへ挑め!

先に言っておきますが、正式発表ではありません。

しかし、sanman promotionsというフィリピンのプロモーターが9/21(火)に(たぶん)第一報を報じ、9/28(火)に世界で最も権威あるボクシング情報誌、リング・マガジンが第二報を報じました。

IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦、勅使河原弘晶(三迫)vsマーロン・タパレス(フィリピン)。

個人的には待ちに待った試合です。正式発表を待たずに記事を書いてしまいます。

長くIBFでは3位というトップコンテンダー(1位と2位は空位)という位置をキープし続けた「てっしー」こと勅使河原弘晶が、元王者、マーロン・タパレスと挑戦者決定戦=IBF1位決定戦を行い、勝利すれば指名挑戦者としてIBF王者、(WBAスーパータイトルも保持する)ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)への挑戦権を得ることになります。

 

IBFはこの指名挑戦権について非常に厳格であり、他の団体と違って指名挑戦者が無視されることは少なく、この一戦に勝てばほぼ間違いなく、世界タイトルに挑戦できることになります。

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sanman promotion Facebookより

《金色夜叉》“Crushboy”勅使河原「てっしー」弘晶

↓このブログを始めたころに書いた、てっしーについての記事。

boxingcafe.hatenablog.com

 

ちなみに私は、実はワンツーをきれいに打てるボクサー、いわゆる基本に忠実なオーセンティックなボクサーを好みます。

しかし、てっしーは真逆と言わないまでも無手勝流に近い。

それでも何故か惹かれてしまうのは、リングの上を誰よりも楽しそうに動き回り、誰よりも楽しそうに殴り合う、その姿なのだと思います。

あの四角いリングの上で衆目を浴びれば、その人の人となりが浮かんでくるものだと思います。ボクサーを好きになるのはそのボクシングスタイルというだけでなく、そのボクサーが戦う姿に感動したり、楽しくなったり、共感したりと様々であり、そこからさらにその人のことを知ろうと思ってバックボーンを調べたり、推察したり。

これまで専門誌やネットでのインタビューを見て、私はどんどんとてっしーに惹かれ、ブログも愛読してそのマインドを知り、一生懸命英語の勉強をしているてっしーも知っています。

 

ameblo.jp

英語の勉強=海外で勝負をかけるつもりか、と短絡的に思ってはみたものの、これはあながち間違いでもありませんでしたね笑

さて、これまで多くの国内外の強豪と戦い続け、ここまで上り詰めてきたてっしーですが、私的ベストバウトは世界挑戦経験者の元日本王者、先日引退式を執り行った大森将平(Woz)戦。あの将来を嘱望された大森将平に、見事な最終回TKO勝利を飾ったのはもう2年以上前になりますね。

その後、川島翔平(真正)、河村真吾(ミツキ)を相手に現在保持するOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王座をKO防衛、都合4度の連続KO防衛を成し遂げています。

 

今の所のベストパフォーマンスは、前戦の川村真吾戦。試合の度に成長を感じます。

そういえばこの王座は返上するのでしょうか??

王座決定戦を含めて5連続KO中と勢いにのり、前戦、河村戦では三迫ジム移籍後初戦となりましたが、進化した姿を見せてくれました。

↓河村戦の観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

 

特に進化していると感じたのは、そのステップとバランス。

三迫ジムに移籍したことで、身近に手本とすべき世界王者、寺地拳四朗(BMB)がいたことと、加藤トレーナーに見てもらっていることが大きいと思います。

非常に距離感を大切にしたステップ、強振してもくずれないバランス、はっきりと、世界の強豪と渡り合えるボクシングがそこに見えました。

荒々しい殴り合いから、ワイルドかつ洗練されたボクシング、これが非常に魅力的で、入場時のパフォーマンス、リングコスチューム、すべてに華のあるボクサーです。

「マランディング・ナイトメア」マーロン・タパレス

しかし、対戦相手のマーロン・タパレスは間違いなく世界的強豪のひとり。因みに、マランディングというのはフィリピンの地名のようです。

 

2019年12月に、IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦で岩佐亮佑(セレス)に敗れてから音沙汰なし、と思っていましたが、調べたら2020年11月に2RTKOで再起していましたね。

34勝中KOは17(3敗)なのですが、ここ10戦(2014年6月以降)は9勝(8KO)1敗ととんでもないKO率を誇っているサウスポーの強打者です。

 

前述した大森にはIBFの挑戦者決定戦で2RTKO勝利、その後獲得したIBF世界バンタム級王座の防衛戦で11RTKO勝利を挙げています。ただ、この防衛戦の時に体重超過してタイトルは剥奪されていますが。

今のところ、スーパーバンタム級リミットでのウェイトオーバーは聞いていないですが、ここのところはちゃんと整えてきてもらいたいものです。

さて、翻って岩佐戦、これはなかなかのシーソーゲーム。岩佐が上手く戦った、という感じはありましたし、試合を決めた左ストレートは見事なものでしたが、最後の最後まで気の抜けない戦いでもありました。

タパレスは7月からすでにアメリカでトレーニングに入っており、アメリカのリングにも慣れています。

 

対しててっしーは、初のアメリカのリング。このあたりはディスアドバンテージとなってしまう可能性はあります。

但し、てっしーには、そのメンタルの強さというものも特筆すべきものがあります。「赤鬼」赤穂亮(横浜光)にも一歩も退かず互角に打ち合った姿を思い起こすと、相手が誰で、どの場所で、いつ試合をしようとも、きっと揺るがないはず。

このタパレス戦は、問題なく乗り切ってくれると信じています。(楽勝とは言っていませんが、気持ちてきには圧勝を期待しています。)

どちらかというと問題はそのあと、スーパーバンタム級最強と目される、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)。

 

挑戦者決定戦に勝ったら最強王者へ挑戦!

このアフマダリエフの強さといったら、はっきり言って破格です。リング・マガジンのスーパーバンタム級ランキングでも、勿論1位。(2位にダニエル・ローマン)

わずか8戦目で、当時スーパーバンタム級最強と目されていたダニエル・ローマンを撃破し、WBAスーパー・IBF王座を同時に獲得。

正直、ダニエル・ローマン(アメリカ)から2冠を奪ったときは、その強さは難攻不落とまでは思いませんでした。しかし、あのローマンを相手に、超接戦をものにした強さは本物でした。いや、「本物」と言って余りあるほど。

初防衛戦では日本の期待を背負った岩佐亮佑(セレス)の挑戦を受け、岩佐に何もさせずに圧倒的な力で撃破。

 

↓アフマダリエフvs岩佐の観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

巧くて強い。とにかく穴がないうえに、ジャブの精度は良く、オーバーハンドは殺人級。それでいてフィジカルも驚異的に強い。

岩佐は、コロナショック以前からフィジカルに重点を置き鍛えていたものの、アフマダリエフのフィジカルには遠く及びませんでした。

アフマダリエフのパワージャブは、ガードの上からでももらえば危険。

 

ここは距離で外し、上体の動き等々でかく乱し、アフマダリエフの渾身の一撃にカウンターを合わせる、そんなボクシングが必要ではないか、と思います。

WBC王者、ブランドン・フィゲロア(アメリカ)のような戦い方では、潰されてしまう気がします。

WBO王者、スティーブン・フルトン(アメリカ)であれば、可能性がないでもない、そんな気がします。

そしててっしー、ここはかなり高い壁。

アフマダリエフvsてっしーが決まれば、オッズは大きくアフマダリエフに傾くのでしょう。

それでも尚、期待せずにはおれません。

 

そのころには、てっしーは拳四朗のボクシングを吸収し、絶対的な距離感を身に着けているはずです。

そうすれば、ローマンとも、岩佐とも違うタイプのボクシングで、アフマダリエフの意外な弱点が露呈することだって考えられますし、もしかすると意外と打たれ脆いかもしれません(これは願望)。

ともあれ、大切なのは次戦、タパレス戦。

ここで圧勝し、日本のボクシングファンに大きな期待を抱かせる、そんな戦いを期待しています。

本当は現地に行きたい。どうあがいても無理そうですが。

 

ところでこの一戦、Showtimeの放送には乗っかっていないようです。通常、Showtimeの放送は全3試合、この日はスティーブン・フルトンvsブランドン・フィゲロアをメインに、ライース・アリームvsエドゥアルド・バエス、ゲイリー・アントニオ・ラッセルJr.vsアレクサンドロ・サンティアゴの3試合が放映予定。

その前の試合、アンダーカードとなりそうなこの勅使河原vsタパレスは、どのような形でか放送されるのでしょうか。きっと撮影はしているはずなので、WOWOWが放映権を買い取って放送してくれることを切に願います。

とりあえず有給申請だけして、吉報を待ちたいと思います。あ、その前に正式発表を待ちましょう。

 

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