信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

2022年の始まり、日本王者は14階級中8人。国内は王座決定戦ラッシュか?

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ここまで日本人世界王者、OPBF東洋太平洋王者、そしてWBOアジア・パシフィック王者の2022年の展望と期待を書いてきて、今回が第4回目です。

なかなかのボリュームです。。。

全て読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。

↓世界王者たちと地域王者たち

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今回は日本王者たちです。

2021年の終盤、日本王座返上が相次ぎ、現在日本タイトルを保持しているのは8名の王者。

ミニマム級は谷口将隆(ワタナベ)が、スーパーフライ級も同様に福永亮次(角海老宝石)が世界王座挑戦のために返上しています。

ライト級の吉野修一郎(三迫)、ミドル級の竹迫司登(ワールドスポーツ)は他の地域王座は保持したまま、日本王座のみ返上しています。この吉野、竹迫については、日本王座を保持していると指名防衛戦等に縛られ、前に進む戦いができない可能性が出てくることから、という気がします。

そして、スーパーウェルター級の松永宏信(横浜光)も海外へのチャレンジを理由に王座を返上、バンタム級に至っては 2021年を目一杯使っても王座が決まらず。。。

 

尚、この中で1/11(火)のフェニックスバトルでミニマム級の王座決定戦が、2/5(土)のダイナミックグローブでバンタム級の王座決定戦が、2/8(火)のダイヤモンドグローブでライト級の王座決定戦が、それぞれ決まっています。2022年初頭は、日本王座決定戦ラッシュですね。

そういう訳で、2022年のはじまりは、王者不在の階級が非常に多いです。

ということで、2022年1月初頭に日本王座を保持する王者たちについて書いていきますが、他の地域王座を保持するボクサーについては、前回記事のコピペですのでご容赦下さい。

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ライトフライ級 岩田翔吉(帝拳)

2021年11月、矢吹正道(緑)の返上した王座を巡り、芝力人(真正)との決定戦を経て戴冠した岩田。 ほぼ互角にみえた前半を過ごし、中盤以降に抜け出して、見事な9RTKO勝利。王者を嘱望されるボクサーが、地力の高さを見せて日本王者となった瞬間でした。

現在プロ7戦(7勝5KO)、今年1年は、まだ地力を養う時でしょう。

既にWBAでは3位と上位にランクインされていますが、今年は指名挑戦試合をはじめ、もう数戦、防衛戦をこなしてから世界へ行ってもらいたい。

OPBF王者の堀川謙一(三迫)、WBOアジア・パシフィック王者の加納陸(大成)、ふたりの王者との統一戦も面白い。

 

フライ級 ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)

なかなか対戦相手が現れない王者、ユーリ阿久井。2021年の前半は防衛戦の相手が現れず、1階級上のスーパーフライ級でノンタイトル戦を計画するも、対戦相手が試合前に棄権、急遽矢吹正道(緑)とのスパーリングになりました。

そして後半に入ると、桑原拓(大橋)との大注目対決を制し、後楽園ホールにその名を轟かせました。

次戦は2/27(日)地元岡山で元王者で現トップコンテンダー、粉川拓也(角海老宝石)を迎えての防衛戦。

桑原戦後、チャンピオン・カーニバルが終われば世界を考える、との守安会長の言葉通り、おそらくこの粉川を退ければ日本タイトルを返上するか、しないにしても今後は世界戦に向けて動き出す事でしょう。

2022年、世界に最も近いボクサーはこのユーリ阿久井政悟かもしれません。コロナ次第ですが。。。

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スーパーバンタム級 古橋岳也(川崎新田)

ビッグイヤーとなった2021年に続き、真価を問われる2022年。2021年は久我勇作(ワタナベ)との壮絶極まりない打撃戦を制して、王座初戴冠。

初防衛戦はJBスポーツの花森成吾を寄せ付けずに圧勝、王者の貫禄を示しました。

苦労して王者になると、そのモチベーションを一気に失ってしまうのか守りに入ってしまうボクサーもいますが、この古橋の目指すところはまだまだ高いようです。むしろ王者となって一皮剥けたかもしれません。

次戦は、1/25(火)のフェニックスバトル&ホープフルファイトのメイン、久我勇作との再戦。ここは真価を問われる一戦となりますね。

前回が逆転KO、倒すまでは押されていた展開。今回の久我はかなり警戒してくると思うので、それも含めてどのような対策をしていくのか。

激闘必至の再戦の行方次第ですが、このスーパーバンタム級の日本ランキングを見ると群雄割拠。久我に勝てば、その後の防衛戦の相手にも大注目です。

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フェザー級 丸田陽七太(森岡)

この丸田も2021年はビッグイヤー、2月に佐川遼(三迫)にストップ勝ちして日本王座を初戴冠。その後、日野僚(川崎新田)を相手に初防衛をこなしています。

佐川戦が見事すぎたために、初防衛戦ではストップ勝ちを期待されていましたが、そうはならず。

世界ランクも現在3団体でランクイン、既にウェイティングサークルに入っているという状況です。ただ、世界まではもうひとインパクトがほしい。

次戦は指名挑戦者、阿部麗也(KG大和)との防衛戦が行われる予定ですが、これは非常におもしろい試合ですね。

その試合に勝っても、すぐに世界戦が組めるような階級ではないだけに、阿部戦をクリアした暁には久保隼(真正)、大沢宏晋(オール)等の歴戦の雄を相手に防衛戦をしてもらいたいです。

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スーパーフェザー級 坂晃典(仲里)

2021年初頭、これまで約50戦してKO負けの一度もない渡邉卓也(DANGAN AOKI)からKO勝利を収め、2020年の末吉大(帝拳)戦も含めてぐっと評価を高めていた坂。

しかし、同年12月のOPBF東洋太平洋王座決定戦で、木村吉光(志成)に3RTKO負け、王座獲得ならず。

日本王座は保持したままのため、次戦は指名戦となる予定です。

 

指名挑戦者は成長著しい中川兼玄(三迫)。坂が12月の試合でTKO負けを喫したため、試合の日程は最短でも3月以降となります。

KO負けを喫した後にトップコンテンダーを迎える、ということがどのように働くのか。これは五分五分の戦いのように思います。

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スーパーライト級王者 平岡アンディ(大橋)

2019年、2020年とアメリカで戦い、2021年にようやく初戴冠を成し遂げた平岡アンディ。日本タイトル、WBOアジア・パシフィックタイトルがかけられた注目戦、佐々木尽(八王子中屋)との一戦は、体重超過した佐々木を寄せ付けず11RTKO勝利。

その圧倒的な強さをまざまざと見せつけましたね。

初防衛戦は2/28と決まっており、相手はアオキ・クリスチャーノ(角海老宝石)。下馬評は平岡優位となるはずですが、アオキも前戦で近藤明広(一力)を破っており、侮れません。

 

ひとまず初防衛戦は行うとして、気になるのはその後。

このスーパーライト級で、日本やアジア王座を何度防衛しても、世界には結びつきません。平岡が早期に世界トップ戦線に行くには、やはりアメリカで戦っていく方が懸命でしょう。

トップランクとも契約しており、アメリカでプロモートしてもらったほうがよさそうな平岡アンディ。この平岡には、是非とも世界へたどりついてもらいたいので、アメリカで揉まれてほしい。それも、早々に。

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ウェルター級 小原佳太(三迫)

2021年、坂井祥紀(横浜光)と玉山将也(帝拳)を相手に2度の防衛をこなした小原。坂井戦こそ大接戦だったものの、玉山との一戦は力の差を見せつけた結果となりました。

さて、そんな小原の次戦、チャンピオンカーニバルの指名挑戦者は永野祐樹(帝拳)。「世界ランカーとやりたい」と玉山戦の勝利者インタビューで語った小原は、果たしてこの一戦に臨むのか、否か。2020年以来の再戦となる小原vs永野ですが、あの時は小原の実力が何枚も上だとも思いました。永野に策はあるのでしょうか。

 

2021年初頭は、小原が日本のウェルター級では頭ひとつふたつ、いや3つ位抜け出ている印象でしたが、昨年、現在2冠を保持する豊嶋亮太(帝拳)が猛追。ここで雌雄を決する必要はないかもしれませんが、決まるようなら見たい一戦です。

小原は世界ランカー戦を希望しており、豊嶋も世界ランクを保持しています。互いの世界ランクと、タイトルをかけて、この二人が激突するのならば名実ともに最強決定戦。

果たしてこのコロナ禍の中、他にどのような道があるのか、これは非常に楽しみです。

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ヘビー級 上田龍(石神井)

あってないような日本ヘビー級王座。2019年12月、上田が唯一の敗戦を喫したボクサーである竹原虎辰(緑)にリベンジし、王座を初戴冠。

現在ヘビー級のランカーは竹原のみであり、寂しい限りではありますが、ラバーマッチは必要ないでしょう。

2021年は但馬ミツロ(3150)とのノンタイトル戦が持ち上がるも、但馬の腰痛により消滅。但馬のデビューが待たれます。

とりあえず、上田、竹原に次ぐヘビー級の台頭があればいいな、と思っていますが、如何に。

 

2021年中「王者」として生き残ったのは

昨年は、王座交代、返上というのが非常に多かったですね。あくまでも年始ベースでの話ですが、2021年始に王座を保持しており、2022年始にそのまま王座を保持していた日本王者は、ユーリ阿久井、坂、小原、上田の4人。上田については2019年から試合をしていません。

「えっ?」と思うような王座決定戦のある地域王座よりも、この日本タイトルの価値は尊い、と個人的には思います。

ランキングは(各々不満はあれど)しっかりしているように思いますし、指名試合もしっかり年1度。OPBF王座を保持するよりも、WBOアジア・パシフィック王座を保持するよりも、日本王座を保持することの方が大変だと思います。

 

王者であることの厳しさを教えてくれるこの日本王者を通ったボクサーには、是非とも世界への足がかりを掴んでもらいたいです。

やっぱり日本王座を数度防衛ののち、ファンの理解と納得をもって世界を獲りにいくボクサーを応援したくなるのが、ボクシングファンの性。まさに「日本代表」という感じがします。

ここに挙げたボクサーたちが、のちのちに「世界王者」となることを夢見て、今年も「熱戦の多い」日本タイトル戦を楽しみにしたいと思います。

 

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