信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】3/8のPXBは第一試合から必見。メインは中嶋一輝の復帰戦!

毎度毎度、素晴らしいマッチアップと素晴らしい試合を届けてくれる我らがフェニックスバトル。そのマッチアップと試合内容もさることながら、FODプレミアムとひかりTVで生中継をしてくれるのも非常にありがたい。

中でも、奇数月のフェニックスバトルを生配信してくれるFODプレミアムは、増えてきたボクシング配信の中でも最もお気に入りです。以前は文句ばっかり言ってすみませんでした、FUJI BOXINGさん。

このFODプレミアムで生配信されるFUJI BOXING(奇数月はフェニックスバトル、偶数月はダイヤモンドグローブ)は、生配信だけでなく見逃し配信もありますし、アーカイブも当日の夜には見れるという最高の視聴環境。ライブ配信に間に合わない私でも、全く苦にならない少々の時間の情報遮断をすれば、ライブ配信と変わらず見る事ができます。(ひかりTVさんではそうはいきません。アーカイブ放送の開始までは1週間待たなければいけません。)

ということで今回は、第1試合から全試合注目、3/8(火)に控える、フェニックスバトルのプレビュー記事です。

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3/8(火)フェニックスバトル

今回は全5試合、全て8回戦というA級戦!世が世なら、全てがメインイベントになり得る試合、ということですね。

今回は大橋ジムのホープたちは敗戦からの復帰戦に臨むぶん、やや慎重なマッチメイクになっていると言わざるを得ませんが、それを差し引いても非常に注目のマッチメイクが並びます。

スーパーバンタム級8回戦

中嶋一輝(大橋)10勝(8KO)1敗1分

vs

川島翔平(真正)18勝(4KO)6敗2分

前OPBF東洋太平洋バンタム級王者、中嶋一輝の復帰戦。前戦では栗原慶太(一力)と戦い3RTKO負け、たった3Rながらも非常に見応えのある試合を見せてくれました。日本版ハグラーvsハーンズのような、ヒリヒリした雰囲気、と言ったら言い過ぎか。

ともあれ、その左強打を武器にKOの山を築き上げてきた中嶋は、栗原の戦略、洞察力、詰まりはインテリジェンスに敗北を喫してしまったという印象。おそらくウェイトもきつかったのでしょう、スーパーバンタム級にあげて再起、及び日本ランクやOPBFランクはスーパーバンタム級でランクインされています。完全に主戦場をスーパーバンタムに移すようです。

歴戦の雄、川島翔平は、2019年に勅使河原弘晶(三迫)、2020年に和氣慎吾(FLARE山上)に連敗。ここまではまだトップ選手に黒星をつけられた、との認識でしたが、続く2021年には2019年の東日本新人王、竹原毅(協栄新宿)にもストップ負け。

 

これで3連敗、ギリギリ保っていた日本ランクもこれで失ってしまいました。

川島は後がない状況であり、4連敗は避けたいところだと思いますが、相手が中嶋では正直言ってかなり分が悪い、と言わざるを得ません。

逆に言うと中嶋にとっては、下手な試合はできません。「圧倒的な力で」「ノックアウトする」という結果を見せなければいけません。

バンタム級ではかなり大きい方で、パンチもあり、フィジカルも強い中嶋は、スーパーバンタムでも身体的に通用するはずです。

圧倒すべき相手に、順当に勝つ。これはこれで難しい事ですが、ここで躓いてはいられないでしょう。

 

フライ級8回戦

桑原拓(大橋)8勝(4KO)1敗

vs

久野喬(スターロード)6勝(3KO)5敗1分

スピードスター、桑原拓、こちらも前戦からの復帰戦に臨みます。前戦では、日本フライ級王座に挑戦、戦うたびに安定感を増す王者、ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に試練を与えつつも最終回TKO負けで王座獲得ならず、衝撃的なノックアウト負けを喫してしまいました。

しかし、その試合内容は決して恥ずべきものではなく、自身の長所であるスピードを活かしたボクシングは、美しくリングを舞い、強打の王者を十分に苦しめました。

しかし、それで王座に届かなかった事もまた事実であり、この敗戦は大きな成長のチャンスでしょう。

あの2021年7月以来、どのような変化があるのか。それとも、現在のボクシングをブラッシュアップして、また王座を目指すのか。

 

そんなスピードスター、桑原の相手を務めるのは、A級初戦となる久野。

申し訳ないことに勉強不足で、この久野のことはほとんど知りませんが、これまでのキャリア的にはかなり荷が重いでしょう。

しかし、こういう時に思わぬ善戦をし、時にアップセットが起こるのもまたボクシング。

この桑原拓戦という、一見無謀なようにも思うマッチアップを受けたその背景には、何かあるのかもしれません。

ここで勝てば大きな飛躍が約束されるこの一戦、Bサイドは噛み付く事ができるのか。

日本ユース・スーパーバンタム級タイトルマッチ

石川春樹(RK蒲田)9勝(7KO)3敗

vs

津川龍也(ミツキ)8勝(4KO)1敗

好試合が多いとされるユース王座戦。

石川は、前戦で同タイトルの王者、溝越斗夢(緑)を2Rで倒し、このタイトルに返り咲き。一度目のユース王者時代は、初防衛戦で石井渡士也(REBOOT.IBA)にタイトルを明け渡してしまったので、今度こそ、の初防衛戦。

その石井戦のあと、千葉開(横浜光)戦で連敗を喫するも、前戦で見事復活した石川は、前戦の勝ち方も相まって今勢いに乗っているでしょう。

 

そのボクシングは、パンチ力という強みを武器に、バランスも良いボクサー。コンパクトな振りを見る限り、冷静に戦えるボクサーだと思います。

対して津川龍也、こちらは関西のホープ。2019年の全日本新人王で、前述の川島翔平を破った竹原毅に勝利しているボクサーです。2020年に峯田光(帝拳)を6Rで倒してランキングをキープしたのち、怪我で戦線離脱、今回の一戦は1年5ヶ月ぶりのリングとなります。

172cmという身長で石川に比べて距離が長く、ストレートの距離で戦うストレートパンチャー。この一戦は、近くでフックを振るいたい石川と、ジャブとストレートで突き放して戦いたい津川、どちらの距離での時間が多くなるか、というところが焦点かと思います。

いずれにしろ、この一戦も好試合必至。激闘必至。

津川は前々から「ユース王者」を一つの目標に定めていたようで、巡ってきたチャンスにモチベーションは十分でしょう。ただやはり心情的には、石川を応援したい。

 

71.0kg契約8回戦

安達陸虎(大橋)15勝(11KO)3敗

vs

甲斐斗志広(宮崎ワールド)6勝(2KO)13敗3分

安達は2021年3月、大橋ジム移籍初戦で日本ユース・ウェルター級王座決定戦のチャンスをもらったものの、成長株の小畑武尊(ダッシュ東保)にまさかの初回TKO負け。その年の9月、近藤哲哉(横田)を相手に再起を飾るも、2−0、僅差の判定勝利となんとか勝ちを拾ったという内容。

「関西ホープ」だった頃と比べ、現在はやや低迷期に入っているといえるでしょう。

誰もがみな、順当に強くなる訳ではありませんし、こういう時期も、のちに「必要だった」といえる時期が来るかもしれませんし、それを目指さなければなりません。

 

2022年1月に予定されていた加藤寿(熊谷コサカ)との一戦は、加藤の怪我により中止。

変わって3月に甲斐との試合がセットされました。

甲斐は36歳、A級では未勝利のボクサー。

4月に日本ミドル級王座決定戦を争う、国本陸(六島)と酒井幹生(角海老宝石)とも戦っているボクサーですが、最後の勝ち星は2018年7月とマッチアップには恵まれません。

しかし、この安達戦は36歳の甲斐にとっては最後のチャンス。ここで勝てばランキングが手に入り、37歳定年を回避できます。

負ければ、7/20に誕生日を迎える甲斐は、強制的に引退となります。

全然別の話ですが、定年制はもうなくしても良いのではないか、と思います。健康管理によって選手寿命が延びている現状、そしてボクサーが減り続けている現状を鑑みると、37歳以上には更なる検査を課すことで認めても良いのではないか、との思いもありますね。

 

話が逸れましたが、状況的にはメイン、セミに登場する大橋ボクサー同様、下馬評では圧倒的優位に立つであろう安達。ここを快勝して「良い勝ち方」を思い出させるか。それとも追い詰められた鼠が、猫、いや虎を噛むのか。

53.0kg契約8回戦

湊義生(JM加古川)9勝(4KO)5敗

vs

興法裕二(新日本木村)10勝(3KO)7敗2分

第一試合。

この第一試合こそ、絶対に見逃せません。だからこそ、今回のフェニックスバトルが(見逃し配信のない)ひかりTVではなく、1人ディレイ視聴できるFODプレミアムでの配信、というのが本当に本当にありがたいのです。

湊義生、2018年の全日本新人王であるこのボクサーは、ガッツ溢れるボクサーであり、毎試合のように感動を届けてくれます。

2020年9月、元王者の大場浩平(サンライズ)の復帰戦の相手を務め、2RTKO勝利を飾ることで名をあげ、2021年3月のフェニックスバトルに登場。

桑原拓に大差判定負けを喫するも、その激闘ぶりが評価された(と思います)ことにより、2021年7月のフェニックスバトルにも登場。

 

この興行は桑原がメインに出場する興行で、兵庫県加古川市から横浜の大橋ジムまでスパーリングの出稽古に出かけ、桑原とスパーリングを重ねていたりもしましたね。

この時の相手が、現・OPBF東洋太平洋、WBOアジアパシフィックの2冠王者である橋詰将義(角海老宝石)。

テクニックに於いて大きく上回る橋詰にも善戦しますが、激闘の末最終8RのTKO負け。この試合も非常に感動しました。

湊は、橋詰、桑原、大場の前は白石聖(井岡)、ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)と、全日本新人王獲得後、格上相手、本当の強豪としか戦っていない、骨のあるボクサー。

そして今回の相手、興法は、決して「格上」というボクサーではありません。ランカー一歩手前、と考えると、「同格」といえるボクサーでしょう。

中間距離からは大きな左右を振り回すサウスポーで、2012年プロデビューなのでもうキャリアは10年。このベテランを相手に、湊はまたエネルギッシュなファイトをするのでしょうが、今度は「善戦」ではいけません。

ここは快勝して、より上の舞台で戦えるということを見せつけてもらいたい。そして是非、今後のフェニックスバトルでも、引き続きその激闘を見せてもらいたいものです。

 

放送・配信

上述の通り、今回のフェニックスバトルはFODプレミアムで生配信。

日時は3/8(火)、18:00開始なのでその若干前からのスタートになると思います。

このFODプレミアムで配信されるフェニックスバトルは、フジテレビでも3/13(日)26:25〜録画放送です。そして、FOD(無料)でも3/14(月)15:00以降に配信されます。

なので、「生放送」、もしくはそれに準じて自分のタイミングで「全試合」見たいという場合は月額980円支払ってFODプレミアムで視聴、「後日」の「ディレイ放送」で良い場合は、FODかフジテレビ(フジは関東ローカル)で視聴、と色々と選べますね。

私はFODプレミアム、非常に気に入っているのでもう入りっぱなしです。FUJI BOXINGの生配信は月に1度なので、月額980円は決して高くありません。※2022/3/7現在の情報です。

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