信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】2日連続、LH!ジョシュア・ブアツィとメン・ファンロンは、指名挑戦権を守れるか。

ライトヘビー級は、個人的にこれまでも面白い階級でしたが、ここでまた注目度が増しました。

今月、シンコ・デ・マヨの興行でPFPキングのサウル「カネロ」アルバレスがドミトリー・ビボルに判定負け。

判定は意外と競っていましたが、内容的にはビボルの完勝、というものでした。

↓ビボルvsカネロの観戦記

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さて、再戦条項があるというこの試合、カネロは再戦を選択するのか、否か。ビボルは再戦の希望があれば受けるとしていますが、カネロに対して「本来の階級に戻った方が良い」とも言っており、この選択権はカネロにあります。

ビボルにとっては、カネロとの再戦は大きなファイトマネーを得ることが出来るため、願ったり叶ったりな訳ですが、上記のような発言をする、というのは非常に紳士的な対応のようにも思います。

もし、カネロがスーパーミドル級に戻ったとすれば、クローズアップされるのはビボルvsアルツール・ベテルビエフという頂上決戦ということになるのですが、それにも多少の弊害はあります。

それは、どの階級もそうですが、「待たされ続ける指名挑戦者」という問題です。

ということで今回は、連日登場する「待たされている指名挑戦者」、ジョシュア・ブアツィ、そしてメン・ファンロン、二人のライトヘビー級の戦いをプレビューです。

 

5/21(日本時間5/22)イギリス・ロンドン

ジョシュア・ブアツィ(イギリス)15勝(13KO)無敗

vs

クレイグ・リチャーズ(イギリス)17勝(10KO)2敗1分

イギリスの元アマエリート、ジョシュア・ブアツィ。リオ五輪にも出場した経験を持つブアツィは、2017年にプロデビューしています。

デビューわずか7戦目にしてWBAインターナショナル・ライトヘビー級王座を獲得、この王座を長く防衛しながら国内外のライバルたちを蹴散らし、前戦となる2021年8月にはリチャード・ボロトニクス(ラトビア)とのWBA世界ライトヘビー級挑戦者決定戦を制しています。

↓観戦記

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ガーナ生まれのブアツィは、非常に身体能力に優れたボクサーであり、爆発力のあるボクサーです。一撃必殺、ブンブン振り回すパワーパンチャーというよりは、回転力のあるコンビネーションパンチャーですが、その左右には一撃必倒のパワーもあります。

ややルーズに思えるガード、そしてスタミナ面と不安定な部分も見受けられますが、その魅力は大きな大きな攻撃力にあり、見ていて本当に面白いボクサーです。

現在10連続KO勝利中、前半に倒すことが多い、というのは、対戦相手がブアツィの攻撃力に慣れる前に勝負を決めてしまっているということでしょう。

なのでブアツィ相手には耐えに耐えて、ガス欠を狙い、後半勝負が理想。それをボロトニクスは実践しようとしていましたが、12Rは持たず、11Rに力尽きてしまっています。

さて、では今回の対戦相手、クレイグ・リチャーズはどうか。

リチャーズは2015年にプロデビューしており、11戦目となる2017年10月に初黒星を喫しています。それまでの10戦で10回戦を戦ったのはわずかに1度だったにも関わらず、この11戦目では12回戦を戦い、判定負け。

 

その後、一つの引き分けを挟んで6連勝を記録し、2021年にドミトリー・ビボル(ロシア)の持つWBAスーパー世界ライトヘビー級王座へアタック、判定負けを喫しています。

2021年に再起してこのブアツィ戦を迎えますが、この一戦はリチャーズにとって浮上をかけた非常に大きな試合です。

ブアツィは、指名挑戦権を得ているものの、このリチャーズと戦うというマッチアップは非常に危険、天晴だと思います。

リチャーズというボクサーは巧く、ビボルにも大いに善戦した内容でした。ややディフェンシブな戦いながらも、後半にはプレスをかけて手数を増やし、リチャーズ戦はビボルの防衛戦の中では「苦戦した」部類に入ると思われます。

そして、結局のところ私の期待としては、このリチャーズをブアツィに倒して欲しい。

ちなみに両者はアマ時代、2014年に戦っており、その時はブアツィが判定勝利を挙げています。

このリチャーズがブアツィ戦で得るものは、非常に大きい。アマ時代のリベンジ、WBAタイトルへの挑戦権。かつてないモチベーションで来るはず。

 

その、おそらく過去最強かもしれない(ビボル戦でのリチャーズも出色の出来でしたが)クレイグ・リチャーズを倒し切ることができれば、タイトル待望の話題は大きくなるでしょう。

ジョシュア・ブアツィ、ここでまた一つ、壁を乗り越えられるか。ブアツィにとっても勝負の一戦です。

放送・配信

この一戦は、DAZNで生配信。日程は5/22(日)3:00の配信開始です。

とはいえ、おそらくメインの開始はいつも通り6:00とか7:00頃ではないでしょうか。

最近のDAZNは長時間興行ですね。

↓DAZNはこちらから

DAZN

 

日程については前後してしまいますが、もう一つのライトヘビー級注目戦はその前日。

5/20(日本時間5/21)アメリカ・フロリダ

メン・ファンロン(中国)17勝(10KO)無敗

vs

ジャン・パスカル(カナダ)35勝(20KO)6敗1分

 

アジア期待のメン・ファンロンが、ブアツィvsリチャーズの前日、アメリカのリングに登場です。

ロンドン五輪出場のオリンピアん、メンは2015年にプロデビュー。

デビューからアメリカのリングに上がり、その後はプエルトリコやモナコ、そして故郷中国でも戦うトラベラー。

2019年、当時無敗のアダム・デインズ(ドイツ)に勝利してIBF世界ライトヘビー級の指名挑戦権を獲得。その後、王者アルツール・ベテルビエフ(ロシア)との一戦が組まれたものの、当時に始まったコロナショックの関係で流れてしまいます。

その後もコロナ感染や、ビザの問題等々があり結局行われず、この挑戦者決定戦に負けたでインズが先にベテルビエフに挑戦見事に散っています。

 

その後、メンは調整試合を2連勝、今回の一戦となりました。

さて、その相手はジャン・パスカルです。

ハイチ生まれ、カナダ国籍のこのパスカルは2004年のアテネ五輪に出場した元オリンピアンで、2005年プロデビューの古豪。そのキャリアは強敵と戦い続けてついた黒星がありますが、負けた相手はカール・フロッチ、バーナード・ホプキンス、セルゲイ・コバレフ(×2)、エレイデル・アルバレス、ドミトリー・ビボルと世界王者ばかり。

当然、自身も元世界王者という肩書きで、暫定王座やらダイヤモンド王座を含めると3度も世界タイトルを獲得しています。

2018年11月にドミトリー・ビボルに完敗も、その後マーカス・ブラウン(アメリカ)、バドゥ・ジャック(アメリカ)に勝利しており、未だある程度の力を有していると思われます。

これはメンにとってもテストマッチ。メンの指名挑戦権は、ランキングを見るとまだ生きている(IBF1位)ようなので、ここで負けるわけには行きません。

 

メンにとっては、ここはどんな形でも勝利を挙げるということが一番の使命。これに勝てば、ともすればWBC・IBF・WBOと3つのタイトルが揃う、ベテルビエフvsジョー・スミスJrの勝者への挑戦が現実となるかもしれません。

尚、セミファイナルも要注目、前WBA世界フェザー級王者、シュ・ツァン(中国)が前戦での敗戦からの復帰戦。対戦相手は、18勝(7KO)2敗という好戦績を収める24歳のメキシカン、ブランドン・ベニテス。このベニテスはサウル・サンチェス(アメリカ)に負けているボクサーですが、こういう時のメキシカンはなにかを起こしそうな雰囲気を持っています。

グイグイいくわけではなく、ステップワークも使うタイプのメキシカンですが、やっぱり思いっきりボラードを振ってきます。ツァンはこの強振ボラードを空振りさせたいところですが、果たして。

 

放送・配信

この一戦は、Pro Box Promotionsというプロモーション会社がプロモートする一戦で、このプロモーション会社が運営するPro Box TVというメディアで放映されるようです。

Pro Box TVというのはサブスクの配信サービスのようで、月額1.99$(安い!)、年契約では18.00$/年とのこと。

ライブストリーミング、とあるので、アーカイブは残らないかもしれません。

このPro Box TVは、日本からは見れないようなので、VPNを使ってアメリカに設定、サブスクと契約、というのが必要になってくるかと思います。

ご興味がある方は、VPNを使ってPro Box  TVを検索、サブスクに登録してみて下さい。

↓過去記事ですが、VPNの登録方法。これはVPNを使ってFITEを購入する方法ですが、今回はそのメディアがPro  Box TVになるだけです。

boxingcafe.hatenablog.com

↓一応、ProBox TVのリンクも貼っておきます。あまり需要はないでしょうが。。。

proboxtv.com

 

ということで、盛り上がるライトヘビー級。

今週末のメン・ファンロンvsジャン・パスカル、そしてジョシュア・ブアツィvsクレイグ・リチャーズの後は、いよいよ3団体統一戦、アルツール・ベテルビエフvsジョー・スミスJr。

ライトヘビー級の今後、非常に楽しみです!

boxingcafe.hatenablog.com

 

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