信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】橋詰将義vs田中恒成!湊義生vs神崎靖浩!他、注目試合だらけのPXB!!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

仕事中に怪我をしてしまいました。

が、当日のみ大変だったというだけで、手術のあとは精神的にも落ち着いて、全く問題ありません。ので、ご心配なく!

いろいろな人に迷惑をかけてしまいました。

まあ、実際は大変な外傷だったのですが、落ち込む事もなく元気ですし、ブログを書く時間は増えました笑ので、このブログも結構早めに書いています。(アップは6/28かな?)

ということで、今回のブログは6月最後の注目試合、フェニックスバトルのプレビュー記事です。

 

6/29(水)フェニックスバトル

WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ

橋詰将義(角海老宝石)19勝(11KO)2分

vs

田中恒成(畑中)16勝(9KO)1敗

この試合が発表されたのはいつ頃だったでしょうか。「そうきたか」が最初の感想で、この試合は双方ともにリスクがあり、それ故にリターンのある試合、と感じます。

王者、橋詰将義は2013年にプロデビュー、2014年の全日本新人王を獲り、ここまで無敗。もともとは井岡ジムにしょお↑うし、新人王戦後は外国人選手との試合が多すぎて、本当の技量は分かりづらいところでした。

2018年12月、奥本貴之(グリーンツダ)の持つ日本スーパーフライ級タイトルに挑戦するもドローで獲得ならず。ただ、王者とドローを演じた事は一定の評価を得た、とも言って良いでしょう。その後一戦した後、角海老宝石ジムへ移籍。移籍時期とコロナのパンデミックが重なり、2年強のブランクをつくって移籍初戦は2021年7月でした。

↓橋詰の角海老移籍初戦!

boxingcafe.hatenablog.com

 

その約半年後のフェニックスバトルにも登場し、古谷昭男(六島)とのOPBF&WBOアジアパシフィック王座決定戦に勝利、見事アジア2冠を獲得しました。

「技巧派サウスポー」との言葉がよく似合う橋詰は、大きく崩れる事がありません。いわゆる「技巧派」と呼ばれるボクサーにありがちな線の細さや、ハートの弱さ、そしてスタミナのなさ、それとは全く無縁の「技巧派サウスポー」であり、この橋詰を崩すのは簡単ではありません。

逆に言うと、打ち合い上等のスタイルでもあるため、打撃戦に持っていけば自分の土俵に乗せる事ができる、という認識のボクサーもいるのかもしれませんね。

さて、今回は、ふたつのタイトルのうちWBOアジアパシフィックタイトルが賭けられます。

さて、挑戦者は田中恒成。このボクサーについては、説明は不要でしょう。

元WBO世界ミニマム級、ライトフライ級、フライ級の王者であり、世界最速となる12戦(タイ)で3階級制覇を成し遂げたボクサーです。

 

キャリア初期、危なっかしい場面も多かった田中は、フライ級になると少しずつ、安定してきていたようにも見えました。フライ級での最終戦を良い形で退けるとスーパーフライ級王座へ挑戦、しかし井岡一翔の壁は高く、圧倒的な差をつけられて8RTKO負け。

ここからの田中恒成、第二章というのが非常に面白い。

再起戦は、石田匠(井岡)、そこでは2-1の判定勝利ながら、「勝ちを拾った」「薄氷の勝利」という言葉が似合うという内容。そして今回の橋詰将義。

↓田中恒成、試練の石田戦。

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

どちらも、「井岡イズム」を持つボクサーです。左右の違いもサイズの違いもあれど、井岡一翔、石田匠、そして橋詰将義に共通するものは広義の意味での技巧であり、それぞれがそれぞれの技術を要しているものの、「テクニシャン」とくくられて良いボクサーだと思います。

勢いのある田中恒成というボクサーは、得てしてこの「技巧」というものにやられてしまいがちなのかもしれません。井岡一翔戦はそれが顕著であり、勢いで何とかならなかった例。

石田匠戦を経て、今回、橋詰将義戦でどのようになっているのか。対策をしすぎることで迷いが生じ、前戦よりも劣化してしまう、ということはよくあることであり、そうなった場合、橋詰に勝てるか、というと難しいのかもしれません。

ここまで、ほとんど田中恒成について書いてしまいましたが、橋詰にとっては「格上」に挑む一戦。この事は、もしかすると奥本貴之戦以来なのかもしれません。

ここは橋詰にとって「化ける」チャンスでもあり、ここに勝てば大きくその名前がボクシング界に広がります。

盛り上がるスーパーフライ級世界トップ戦線に割って入るには、ここは絶対に落とせません。これは非常に楽しみで、且つ、残酷な一戦です。

 

日本ユース・スーパーフライ級王座決定戦

湊義生(JM加古川)10勝(5KO)5敗

vs

神崎靖浩(倉敷守安)7勝(2KO)2敗1分

橋詰にしても、フェニックスバトルは3連続出場ということで常連なわけですが、一番の常連はこちら、湊義生。

さながら大橋ジムのボクサーかのようにフェニックスバトルに出続けることこれで4連続。

戦った相手は桑原拓→橋詰将義→興法裕二と強敵ぞろいであり、そして今回も勿論強敵相手。

そんな湊の対戦相手、神崎は倉敷守安ジムのホープ。

フィジカルとハートの強さを持つ湊と、スピードと反射神経を持つ神崎。

好対照な両者は、兵庫県と岡山県、隣りの県のジムに属しつつ、年も近い。

それでも決戦の地は、後楽園ホールです。

 

あえて地の利を言うならば、このホールのリングに幾度ともなく上がっている湊の方かもしれませんし、強敵相手のキャリアも湊か。

とはいえ、この一戦は勝敗不明、個人的にはどちらにも勝ってもらいたいボクサー同士の一戦であり、応援には困ります。

その他のアンダーカード!

その他には、松本圭佑(大橋)がプロ5戦目に臨みます。相手は19歳のタイ人ボクサー。

他に安達陸虎(大橋)が加藤寿(熊谷コサカ)との8回戦。加藤は6/30でボクサー定年を迎えるボクサー、ここに勝てばランキングが手に入り定年を免れる、というファイト。

 

そしてその前にはアマ10冠(うち高校8冠)という今永虎雅(大橋)が6回戦でプロデビュー。アマでは113勝13敗という圧倒的な戦績を持つ今永が、プロでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか非常に楽しみですね。

他には、、ひかりTVで配信されている「ボクサーズロード」に出演していたボクサー同士の一戦もあります。Youtubeでの無料配信のものしか見ていませんが、佐藤友規(パンチアウト)も小川魁星(伴流)もセンスのある良いボクサーだったと思います。私の印象では、どちらもカウンターセンスに優れているものの、ガツガツ感が足りていなかったような。違いましたかね?4回戦らしい試合展開になれば良いですね!

 

放送・配信

この興行は、ひかりTVで生放送が決定しています。

日時は、6/29(水)17:30〜とのことです。

このひかりTVは、ひかりTVを自宅に引いていなくても、月額350円のエントリープランに加入すれば見る事ができます。ただ、これはライブ配信のみ。

なので、ライブ視聴が出来ない方、そして後で見返したい方は、ABEMAのPPVをお勧めします。こちらは少し金額的には高い(1000円ほど)ですが、アーカイブ視聴ができますので、終わった後に見返す、ライブ視聴に間に合わなくても見れる、と利点が多いです。

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