信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】マーク・マグサヨvsレイ・バルガス!フィゲロア、カストロも登場のPBC興行!

7月は落ち着いている、と思いましたが全然そんな事はありませんでした。

今週末は日本でも、海外でも、注目興行が目白押しです。

日本では佐々木尽vs関根幸太朗という、ボクシングファン垂涎のマッチアップ。

そしてイギリスではチゾラvsプレフ、そしてアメリカではマーク・マグサヨvsレイ・バルガス!

海外戦では、とりわけこのマグサヨvsバルガスは、アンダーカードも含めて非常に興味深い一戦ですね。

ということで今回は、このShowtime興行についてのプレビュー記事。

 

↓国内戦はこちら

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7/9(日本時間7/10)アメリカ・テキサス

WBC世界フェザー級タイトルマッチ

マーク・マグサヨ(フィリピン)24勝(16KO)無敗

vs

レイ・バルガス(メキシコ)35勝(22KO)無敗

前戦で大方の予想を覆し、ゲイリー・ラッセルJr(アメリカ)を破って世界初戴冠を果たしたマーク・マグサヨ。超安定王者のラッセルを降した事は大いに評価できることなのですが、このマグサヨが「王者」と呼ばれるには、この初防衛戦をクリアしなければいけません。

なぜなら、あの日、ラッセルは序盤に(というか試合前から)右肩を怪我し、ほとんどリードを使わずにアウトボックス。結果的に攻め続けたマグサヨに凱歌があがったものの、マグサヨが圧倒的に勝っていたか、というとそうではありません。片腕のラッセル相手に、です。

 

勿論勝ちは勝ち、負けは負け、なのですが、あの状態のラッセルに勝ったからといって評価がうなぎのぼりに高くなるわけではありません。

私はマグサヨを応援していますし、ビッグになってもらいたいと思っています。そしてさらに、マグサヨはあのフレディ・ローチのもとで第2のパッキャオを目指しているということも応援したくなる理由です。

なので、この初防衛戦は絶対にクリアしたもらいたい、という思いが強い。

それは、挑戦者となったレイ・バルガスのことが、「好き」な部類のボクサーではない事にも起因しているのだと思います。

レイ・バルガスは、元WBC世界スーパーバンタム級王者で、2階級制覇を狙います。

マッチョの国、メキシコにおいては非常に異質ともいえるボクサーで、とにかくいつからか「マチズモ」を忘れてしまっているボクサー。

179cmという長身を充分に活かしたボクシングは、メキシカン・ソルトと呼ぶにふさわしく、エキサイティングさがありません。

 

マグサヨとの身長差は11cm、マグサヨが前戦でラッセルを捕まえられなかった事から、このバルガス相手にもあまり相性は良いとはいえないかもしれませんね。

とはいえ、ラッセルとバルガスとではタイプが全く事なります。

身体能力に優れ、反応速度に優れたラッセル、体格を活かした戦い方、自分のことが良く分かっているバルガス、そんな違いです。

ここはマグサヨ頑張れ、しかありません。

とにかく攻めて攻めて、バルガスを打ち合いに巻き込む他ありません。

中長距離では相手にならない、ただ、だからこそ対策だって立てやすいと思います。

フレディ・ローチ&マーク・マグサヨ、このコンビに期待です。

↓マグサヨの戴冠戦

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ブランドン・フィゲロア(アメリカ)22勝(17KO)1敗1分

vs

カルロス・カストロ(アメリカ)27勝(12KO)1敗

セミファイナルはこれまた興味深い一戦です。

ブランドン・フィゲロアは前戦、2021年11月にスティーブン・フルトン(アメリカ)とのスーパーバンタム級王座統一戦に惜敗。試合後のインタビュー時、「負けてない」と詰め寄っていた姿も印象的ではありましたが、もともと減量がきつかった事もありリベンジを果たさずフェザー級へ転級。あの試合は確かにどちらが勝っていてもおかしくありませんでした。

対してカルロス・カストロは前戦、2022年2月にルイス・ネリ(メキシコ)との地域王座戦でダウンを奪われての惜敗、これはカストロに期待していただけに非常に残念な敗戦でした。

さて、ともに階級を上げてのフェザー級戦。

謎の長身エンドレスファイターであるフィゲロアは、粘り強くしつこい手数でカストロを「まいった」と言わせる事ができるか。

 

技術に優れるカストロは、このフィゲロアの攻撃をいなし、躱し、自分のパンチを当てられるか。

正直、フィゲロアには一発のパワーを感じません。あるのは、無尽蔵のスタミナとタフネス、そしてネジ部分がイカれて止まらなくなったブリキのおもちゃのような手数。

この突進を、フルトンはステップワークを使わず、打って出て、接近戦のスキルをもって叩いてみせました。これはもしかしたら正解なのかもしれません。

果たしてそれがカストロにできるか、というとちょっと微妙。カストロは動いてこのフィゲロアを躱すべきでしょう。それができなければ、フィゲロアの圧に飲み込まれてしまうはず。

とはいえ、純粋に技術のみを比べると、カストロの方が上。ネリ相手には初回にダウンを奪われ、ビビってしまった感のあるカストロですが、そこは修正できますし、フィゲロアのパンチ力に対してビビるということはないでしょう。

どちらも負けられない一戦で、どちらの勝ち筋も見えそうな一戦。そしておそらく、この試合の勝者をマグサヨvsバルガスの勝者に挑戦させようというハラなのでしょう。これは非常に興味深い一戦です。

 

↓フィゲロアの前戦

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↓カストロの前戦

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フランク・マーティン(アメリカ)15勝(11KO)無敗

vs

ジャクソン・マリネス(ドミニカ共和国)19勝(7KO)2敗

知っていますか、ライト級のプロスペクト、フランク・マーティンを。

Showtime興行、TV放映のオープニングバウトはフランク・マーティンvsジャクソン・マリネス。

「ゴースト」のニックネームを持つマーティンは、ステップワークが非常によく、下がりながら強いカウンターを打てるボクサーで、更にハードパンチを持ち、それでいて詰めも鋭い。

これは非常に強いボクサーで、次期世界王者候補といっても全く言い過ぎではありません。

現在27歳のサウスポー、身体能力も高く、現在のところ全く底を見せていないボクサーです。

前戦は2022年1月、ロメロ・デュノ(フィリピン)を難なく4RTKOしています。

 

対してジャクソン・マリネスは、連敗中ではあるものの、前戦の対戦相手はリチャード・コミー(ガーナ)であり、その前はロランド・ロメロ(アメリカ)。このロランド・ロメロ戦は、大いに議論を呼ぶ判定でもありました。

コミーには6RTKOで敗れているとはいえ、このマリネスは強豪です。

果たしてプロスペクト、マーティンは、ここをクリアして世界戦線に打って出る事ができるか。それとも、初めての試練を経験することになるのか。

Undisputed王者が君臨しながらも、そのUndisputed王者を差し置いて盛り上がるライト級戦線。(むしろこのUndisputed王者に絡むと盛り上がらない説)

ここからのフランク・マーティンには要注目です。

 

放送・配信

この興行は、アメリカではShowtimeが生中継。

そして非常に残念ながら、WOWOWでの放映も7月中のラインナップにありません。8月とかに入ってくるのかなぁ。

FITEも今の所中継なし。

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