信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】日本SW級戦、川崎真琴vs丸木凌介!PXBには大橋ジム精鋭、新鋭が登場!

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7/10(日)、いくつも記事をアップしたのは、別に休みだったから、というわけではなく、このペースでいくと出しきれないと気づいたからです笑。

ということで先日の日曜日には続けて3記事をアップ。

boxingcafe.hatenablog.com

boxingcafe.hatenablog.com

 

boxingcafe.hatenablog.com

入院中にある程度書いておいて良かった。

ということで、今回は、目前に迫ってしまった7/12(火)のフェニックスバトルのプレビュー記事です。

7/12(火)フェニックスバトル

日本スーパーウェルター級タイトルマッチ

川崎真琴(RK蒲田)13勝(2KO)8敗1分

vs

丸木凌介(天熊丸木)18勝(13KO)7敗1分

前戦で越川孝紀(一力)との大激闘を制し、見事タイトル初戴冠を果たした川崎真琴。2012年にプロデビューし、白星も多いですが、戦った相手は帝尊康輝(伴流)、松永宏信(横浜光)、矢田良太(当時グリーンツダ)、坂本大輔(当時角海老宝石)、永野祐樹(当時帝拳)等々。日本の重量級において、生き字引的なキャリアを積み重ねてきました。

その努力がとうとう実り、2022年4月に日本スーパーウェルター級王座決定戦で勝利したときは本当に感動しました。38歳(当時は37歳)の「強い体に産んでくれてありがとう」はほんとに泣けます。

越川との我慢比べの一戦に勝利し、自身初、そしてRK蒲田ジムとしても初の日本王座を獲得した川崎真琴というボクサーは、応援したい気持ちになりますね。

 

そんな川崎の初防衛戦は、中部からの刺客、丸木凌介。こちらも背負うものが大きいボクサーです。

2010年にプロデビュー、2015年にWBCスーパーウェルター級のユース王座を獲得するも、順風満帆とはいきません。2016年に野中悠樹(当時井岡弘樹)の持つ日本タイトルに挑戦するも判定負けで失敗、2018年に王座決定戦で新藤寛之(当時宮田)と戦うも判定負け、そして同年暫定王座決定戦での渡部あきのり(当時角海老宝石)と戦うも初回TKO負けで日本タイトル戴冠ならず。

今回は4度目の日本タイトル挑戦ということで、並々ならぬ覚悟を感じます。

天熊丸木ジムは、丸木凌介の父が興したボクシングジムで、現会長は凌介の兄・丸木和也。これまで同ジム出身者で日本王座獲得の経歴はなく、今度こその思いは非常に強いでしょう。

そして当然、王者川崎もあっさりと陥落するわけにはいきません。

おそらく、多くのファンの予想は50-50なのではないか、と思われる今戦。互いに最大限の注意を払い、1R、1Rを丁寧に戦っていく必要があるかもしれませんが、この試合で最も大切なのはおそらく「気持ち」。あと一歩、あと一発、それぐらいが勝負の明暗を分けそうな気もする、大激戦確実の一戦です。

 

ともに「メジャー」と言われるボクサーではないだけに、このフェニックスバトルを見る層にこそ、見届けて欲しい。ここには必ず、井上尚弥だけでは語れない、もう一つの本物のボクシングがあるはずです。

アンダーカード!

なので、この試合をメインに持ってきた事はさすが大橋会長、素晴らしいと思います。そしてセミファイナル以前は、大橋ジムの精鋭たちが次々登場です。

 

スーパーバンタム級8回戦
中嶋一輝(大橋)11勝(9KO)1敗1分
vs
ペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)51勝(24KO)11敗1分

セミファイナル、スーパーバンタム級8回戦に中嶋一輝(大橋)が出場。ボクモバでは「カルーン・ジャルピアンラード」との本名で表記されていますが、もう何度も何度も来日しているリングネームはペッチバンボーンです。

井上尚弥(の超不安定期だったスーパーフライ級の最初のほう)への挑戦経験もありますね。

↓このへん

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当時(2016年)はスーパーフライ級、今はスーパーバンタム級。

あれから大きく実力を上げた、ということはないと思いますので、中嶋の快勝に期待したい。

セミセミには桑原拓(大橋)。こちらもタイ人との対戦で、このボクサーの戦績は4勝(4KO)無敗というもの。BoxRecを調べると、対戦相手は皆キャリアの浅い相手ですね。

そしてその前の保田克也(大橋)もタイ人が相手。こちらは素性がしれており、本名はクライ・セッタフォン、かつて中谷正義(現帝拳)の持つOPBF東洋太平洋ライト級王座に挑戦したボクサーで、リングネームはカエファー・トーブアマス。

ここ最近は4連敗、かつての力を有しているとは思えません。

この3試合はサクサクと進みそうですね。進んでもらわないと困ります。ちょっとお披露目感というか、数合わせ感が強い3試合。

その他には(第3試合)、スーパーフライ級8回戦で中垣龍汰朗(大橋)vs近藤冬真(蟹江)。中垣は前戦で花田歩夢(神拳阪神)とドローを演じてからの再起戦となり、1年のブランク。中垣はランキングを持っておらず、ちょっと試合が組みにくいかもしれませんね。

 

そんなホープ、中垣との対戦を受けたのが近藤で、こちらは前戦で重里侃太朗(仲里)に6RTKO負けを喫してからの再起戦。8勝(1KO)7敗1分と勝ち負けが五分の戦績ながらも、その戦績以上の力を有しているボクサーです。

中垣勝利の予想はカタいものの、近藤の強い抵抗が予想され、これは非常に楽しみな一戦。

なかなか注目な第2試合

第2試合は田中湧也(大橋)vs冨田風弥(TRIBE)という一戦で、これもまた楽しみな一戦。

田中は今永虎雅(大橋)とともにプロテストに合格したのが今年の4月、晴れてデビュー戦を迎える事になりました。博多高→中央大学でアマキャリアを築いた田中は、アマ36勝17敗。対して冨田は2020年の全日本新人王で、すでにプロ12戦を経験しています。

↓冨田の全日本新人王決定戦

boxingcafe.hatenablog.com

 

これは楽しみですね。もし、田中がプロデビュー戦でこの冨田を圧倒してしまうようなら、大きな期待を抱かずにはいられません。冨田は東京で名を売るチャンス、そして勝てばA級昇格がかかるという一戦です。

尚、第1試合はインターハイの覇者、山川健太(大橋)のプロデビュー戦。博多協栄ジムのザップ森本(1勝1KO1敗)が相手です。

放送・配信

ということで、楽しみな大橋ホープたちのプロデビュー戦→新鋭、精鋭たちのパフォーマンスに注目→大激闘が予想されるメインへ、という今回のフェニックスバトル。

いつものようにヒリヒリしたマッチメイクは見られませんが、こればかりはキャリアも積ませなければいけませんので、致し方ありません。

この興行は、FODプレミアムで生配信。日時は7/12(火)17:30〜です。

↓FODプレミアムはこちら

FODプレミアム

  無料でみたい!という方は、7/17(日)26:30〜フジテレビで録画放送があります。(但し、関東ローカルです)その他、7/17(月)15:00以降であればFODの無料版でも配信がありますので、無料で見たい方は是非そちらをご覧ください。

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