信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】赤穂亮、竹迫司登が登場のダイナミックグローブ!大阪では注目マッチアップ!!

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週末のプレビューが遅くなってしまいました。

が、9/3の土曜日は、東京、大阪それぞれで国内ボクシング興行がありますね。

マッチアップ的に興味深いのは関西の方ですが、後楽園ホールでは日本のトップボクサー、赤穂亮、竹迫司登が登場する注目興行。

ということで今回のブログでは、9月第一週末の国内戦、ダイナミックグローブと、三田から世界へと題される大成ジム興行のプレビュー記事です。

9/3(土)ダイナミックグローブ

赤穂亮(横浜光)38勝(25KO)2敗2分

vs

エドリン・ダプドン(フィリピン)35勝(21KO)7敗1分

 

ここ数年、明らかな格下相手との連戦という赤穂。モチベーションの問題もあるのでしょうし、相性という問題もあるのでしょう、快勝と苦戦が絡み合いつつもここまでそのキャリアに傷をつけなかった事は流石、と言って良いと思います。

そして、今回も残念ながら格下と言われるボクサーが相手であり、久々のフィリピン人。エドリン・タプドンというボクサーは、世界挑戦経験(3RTKO負け)もありますが、すでにそこから10年以上の歳月が経過しています。直近の試合は2022年2月で6R判定勝利、その前は2018年にスプリット判定で破れている、というキャリア。

アップセットを得意とするフィリピン人でも、赤穂相手にアップセットを起こすのは困難なはずです。

ここで期待するのは、勿論赤穂亮による圧倒的なKO勝利であり、格の違いを見せつけてくれる一戦です。

さて、A-SIGNのメンバーシップ動画によると、赤穂は「大物」と交渉中、との情報です。それが誰なのかは詮索しませんが、「盛り上がる」との事なので期待しましょう。

 

という事で、この事は赤穂自身も勿論知っている事であり、そのためにもここは絶対に落とせない試合。その事がプレッシャーにさえならなければ、モチベーションも比較的高く保つ事ができるのではないか、と思っています。

赤穂のパフォーマンスに、大きな期待を寄せて待ちましょう。

竹迫司登(ワールドスポーツ)13勝(12KO)1分

vs

ニワット・コンカン(タイ)10勝(7KO)8敗

元日本ミドル級王者、現OPBF東洋太平洋ミドル級王者、竹迫司登が1年3ヶ月ぶりのリング。

相手はニワット・コンカン。。。。というか、このコンカンというボクサーは、ラーチャーシー・シットサイトーンというリングネームで何度もホールのリングに上がったボクサーです。

キャリア初期から日本で戦い、当然のようにアンダードッグとして呼ばれるわけですが、いくつかの戦いの中では幾度となくアップセットを記録。

 

2017年にはOPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座を獲得、井上岳志(ワールドスポーツ)に敗れて陥落しています。

その後も日本に来る事は多かったですが、負けは混んで来ている状態。ラーチャーシーが何かを起こせるか、というと、年齢的にもキツい所はあろうかと思いますが、このラーチャーシーは「曲者」という表現がよく似合うボクサーであり、竹迫はこのラーチャーシーを気持ちよくクリアできるかどうか、が見どころです。

この日のダイナミックグローブは、メイン、セミともに「勝つべくところでしっかりと勝つ」事ができるかが焦点。

大激闘、大熱戦必至の入口裕貴(横浜光)vs大保龍球(神奈川渥美)をアンダーカードに従えるダイナミックグローブ、全4試合というのは非常にコンパクトな興行ですね。

 

放送・配信

この興行はダイナミックグローブなので、日テレG+で放送されます。

しかし、残念ながらディレイ放送で、放映日は9/11(日)とのこと。うーん、最近ちょっと生放送が少ない日テレG+、加入しているのですがその意義は薄れてしまいます。

ちなみに9/11(日)はこのダイナミックグローブの放送(19:00〜)の前、17:30〜第4回ジュニアチャンピオンズリーグの放送もあるみたいです。

プロジムでトレーニングを積んでいる18歳以下のボクサーたちがしのぎを削る大会です。未来の世界チャンピオンをチェックしましょう。

 

9/3(土)三田から世界へ

WBOアジアパシフィック・フライ級王座決定戦

加納陸(大成)14勝(7KO)3敗

vs

井上夕雅(真正)13勝(2KO)2敗1分

このマッチアップは非常に興味深いものです。

世界挑戦経験もある元WBOアジア・パシフィック・ライトフライ級王者加納陸は、王座を返上後、フライ級でのテストマッチをクリアしての一戦。

アンダージュニアの中学生の部で優勝ののち、JBCの規定を満たす前にタイでプロデビュー。

2016年の世界王座挑戦時は明らかに時期尚早と思われた加納は、その後もWBOアジアパシフィック・ミニマム級王座挑戦に失敗、2018年には日本ミニマム級タイトルへの挑戦にも失敗してしまいました。

しかし、2019年にはWBCユース・ライトフライ級王座を獲得し、2020年にはWBOアジアパシフィック・ライトフライ級王座を獲得、タイトルへの長いチャレンジはようやく実を結びました。

 

こう考えると、随分と長くトップ戦線で活躍しているように思う加納はまだ24歳、依然これからのボクサーです。

対して井上は前戦、矢吹vs拳四朗2のアンダーカードで登場し、難敵、浅海勝太(ハラダ)の土俵で競り勝ち、素晴らしい勝利を挙げました。

その前の試合でも日本ユース・フライ級王座決定戦に出場し、森青葉(泉北)という強敵を退けてユース王座を獲得しています。

ここ2戦の接戦を制したこの力は、井上のハートの強さを示す一戦でもあり、勝負強さもわかろうというものです。

実績、経験値で上回るのは加納。ただ、加納は前々戦となる栄拓海(折尾)戦ではダウンを奪われる等の不安な部分も示してもいます。

井上は初の12Rであり、これまでの最長ラウンドが8Rという事もあり、このペース配分の部分では不安もあるでしょう。

まだまだ若く、未完で、伸びしろのあるボクサー同士のマッチアップは、どちらにとっても素晴らしい経験になることを願っています。好試合を見せてもらいたいですね。

 

石田匠(井岡)30勝(16KO)3敗

vs

アルビン・メデュラ(フィリピン)10勝(7KO)6敗

2021年12月、元世界3階級制覇王者、田中恒成と五分の戦いを繰り広げた石田匠は、その敗戦からの復帰第二戦に臨みます。

今回の戦いは日本でもおなじみのアルビン・メデュラであり、未知の強豪とは言えません。

石田としては、敵はそのモチベーションかもしれませんが、ここは圧巻のパフォーマンスを見せてもらいたい、という一戦であり、やはりパフォーマンスが問われます。

石田は現在バンタム級での世界ランク保持者。

バンタム級は、来年以降、大きく動くであろうことから、このタイミングでランキングをキープしておくことは全くもって無駄ではありません。

 

そして来年早々、何かしらのチャレンジマッチを経て、来年の後半か再来年頃にチャンスが巡ってくる可能性はありますね。ともあれ、石田のパフォーマンスに期待です。

放送・配信

この興行はエディオンアリーナで行われます。「三田から世界へ」という興行名に入っている三田市(さんだ)は兵庫県にありますが、会場は大阪で良いのか?というのは、置いておいて、この興行はYoutubeチャンネル・テレビ大阪ニュースで生配信!

配信日時は、9/3(土)18:00〜という事なので、全試合生配信ですね。

これはありがたい。

↓配信チャンネルはこちらから!

【ライブ配信】WBOアジアパシフィックフライ級王座決定戦加納陸(大成)VS井上夕雅(真正)三田より世界へ19 - YouTube

 

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