信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】ジョンリエル・カシメロvs赤穂亮!TBプロモーション初興行は、エキサイティング・マッチ確実!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

発表された時はまだ先の話、と思っても、時がすぎるのは早いものでもうあと一週間。

12/3(土)は韓国でジョンリエル・カシメロvs赤穂亮の超大注目試合がある上、更に後楽園ホールでは阿部麗也vs前田稔輝という超大注目試合があり、この日の午後から夜にかけてはテレビの前に鎮座しないといけなそうですね。

ということで今回のブログでは、この2022.12.3に開催される大注目試合の一つ、韓国は仁川で行われるジョンリエル・カシメロvs赤穂亮のプレビューです。

 

12/3(土)韓国・仁川

韓国、仁川(インチョン)はパラダイスシティホテルで開催される、伊藤雅雪によるプロモーション会社「トレジャー・ボクシング・プロモーション」第一弾のボクシング興行です。

所信表明でも伊藤氏が発表していたとおり、今後このボクシングプロモーションはイロモノに走らず、本物のボクシングを見せてくれると心から期待しています。

第一弾はカシメロvs赤穂をメインに据え、セミファイナルにはレジェンド、まさかのジョニー・ゴンサレス(メキシコ)が登場。

この豪華興行は、基本的にはカジノホテルのプロモーションとして行われる興行だそうで、基本的に大きな収入はホテル側から供給される、とのことです。なのでゲート収入自体はさほどなくても赤字の可能性はない、という、日本の興行ではできない、日本では新しいカタチの興行。

このような事業計画であれば、信頼を得ている限りは長続きしそうで良いですね。井岡vsニエテス第一戦のマカオのホテルでの興行も、この形だったと推察できます。

 

スーパーバンタム級10回戦

ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)31勝(21KO)4敗

vs

赤穂亮(横浜光)39勝(26KO)2敗2分

実はこの両者の対戦については、以前に2度もブログを書いているので、さほど書く事がありません。ただ、好戦的で、ハードパンチを持つ両者の戦いは、間違いなくエキサイティングな試合になるはずです。

過去ブログに記した2度の機会は、カシメロ側が正式発表を待たずしてSNSで発表した時と、正式発表時。

カシメロが正式発表を待たずに発表したのは、A-SIGN側の指示であり、A-SIGNが何故、その発表をさせたかというと、当時井上拓真がカシメロと交渉うんぬんと出ていたりとSNS上でカシメロの動向が非常に不安定だったことがあり、赤穂にとって良い状況ではなかったから、とのことです。

それとは別に、カシメロ側にもMPプロモーション(というかショーン・ギボンズ)からの妨害工作等々もあったようですが、今はもう一段落しているはずです。

↓カシメロSNS発表時

boxingcafe.hatenablog.com

 

↓正式発表時

boxingcafe.hatenablog.com

上の記事でも書いているのですが、私は正直に言うとカシメロ優位、と見ています。

フィリピンのパワフルな3階級制覇王者は、下の階級から上げてきたとは思えないほどのパワーを有しており、またその攻め時、タイミング、そして大振りながらもパンチを当てるアングルが非常に良いボクサー。

基本的にはガンガン攻めるボクシング、というよりも、「間」をとって闘うボクシングですが、それが理論的というよりも動物的勘で降りてくる、というようなボクシング。

一瞬のパンチセレクト、これがカウンターとなって、更に強振するパンチで、となると、もらったほうはひとたまりもありません。どんな強敵相手でも、一発でアップセットを決める力を持っているボクサーです。

 

反面、試合ごとにムラがあるのもまた事実で、これはモチベーションというよりもどちらかというと肉体的なコンディションに影響を受けていそう。

現状、(A-SIGNのメンバーシップ動画によると)カシメロは非常に節制を続けており、各国をまたいでの比較的不自由に見えるトレーニングをコツコツとこなしている、とのこと。スーパーバンタムということでバンタムよりも減量が楽で、しっかりと整えてきてくれそうな気がします。

さて、赤穂亮も、同じく天性の勘に優れたボクサーであることは間違いありません。両者は似たタイプのボクサーではありますが、赤穂の方がより考えているようなイメージがあります。

これはおそらく、カシメロと違って赤穂は長い長いスランプがあり、そこでもがき、苦しみ、耐え抜いてきたからこそ、戦い方やトレーニングを考えるボクサーになっているのだと思っています。

ただ、今回、カシメロはあまりインテリジェンスに優れるボクサーではない、と思われるため、考えすぎはよくありません。どちらかというと正面衝突した方が、赤穂の良さは活かせそうに思っています。

赤穂もどちらかというとコンディションに左右されるボクサーだと思っていますが、こちらは心のコンディションを整える事が、まず勝利のカギの一つ。これは、ここまでのキャリア集大成の試合ということもありますし、その心のコンディションづくりの失敗(プンルアン戦はそうだったと思っています)も経験していますので、最高の状態に仕上げてくれると信じています。

 

まあ、一体何を書いているのかわからなくなってきたわけですが笑、ともかく赤穂に勝って欲しい。しかしそれは、当然のごとく易しい道のりではなく、険しい道のり。

これは前にも書きましたが、赤穂亮にとって過去最大、過去最強の相手であると言って良いでしょう。過去に赤穂が負けたプンルアンはもちろんのこと、佐藤洋太と比べてもカシメロは強いと思われます。

それでも、赤穂もその頃よりも精神的に成熟したこと、家族を持ったことで強くなっていること、そしてボクシングの幅や引き出しといったものは増えているということは事実で、今回の赤穂亮は、試合へのモチベーションも含めて「赤穂亮史上最強」と言っても良いと思います。

過去最強となった赤穂の勝利に期待しましょう。

 

スーパーフェザー級10回戦

ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)68勝(55KO)11敗

vs

渡邉卓也(DANGAN AOKI)38勝(22KO)11敗1分

ジョニー・ゴンサレス、まだやってたのか、が第一印象。

80戦目というメモリアルバウトは、日本の誇る大ベテラン、渡邉卓也。

渡邉は33際、キャリアは50戦ということで、ふたりあわせると129戦というこの令和の時代になかなかないベテラン対決です。

ジョニー・ゴンサレスももう41歳、元世界王者とはいえ、かつての輝きはないはずです。

対して渡邉も苦労人で、勝ったり負けたりを繰り返しつつも長く日本のスーパーフェザー級をサバイブしてきています。

そのフィジカルは頑健さを誇り、11度にわたる敗戦のうち、KO負けはたった一つ。

そのハートは、幾度も敵地で戦ってきた経験から、頑強といえるでしょう。

この試合は勝敗を超えたところに見どころがありそうで、日墨の英雄たちのアツい戦いに期待です。

 

ウェルター級8回戦

岡田博喜(角海老宝石)20勝(13KO)2敗

vs

キム・ジンス(韓国)8勝(4KO)5敗

元日本王者で元WBOアジアパシフィック王者、岡田が久々のリング。

かつて、日本のスーパーライト級を圧倒し、国内最強という称号をもってアメリカで勝負に出た岡田でしたが、老いたレイムンド・ベルトラン(メキシコ)に敗北、続いてノーランカーのハビエル・モリナ(アメリカ)にも敗戦、これは現実を突きつけられた感じで非常に残念でした。

2020年12月、富岡樹(当時REBOOT.IBA)に勝利して再起を飾るも、内容的には相手が強敵ということもあり物足りない内容でもありました。

そこからもう2年のブランクが空き、ようやく試合の機会に恵まれます。

どうでも良いですが、岡田と戦ったアオキ・クリスチャーノ、細川バレンタイン、富岡樹と次々と角海老宝石ジム入りしているのはなにか理由があるのでしょうか。。。岡田には人を呼び寄せる魅力があるのかもしれません。

 

まあ、置いておいて、今回の試合は完全に格下相手。

国内で相手を見つけられないためなのか、ブランクがあるからこその慎重なマッチメイクなのかはわかりませんが、ここで岡田に期待される事は圧倒してのストップ勝利でしょう。

万が一のないように、がんばってもらいたいものです。

その他のアンダーカード

その他のアンダーカードには、元トップアマたちが登場です。韓国人ボクサーとの国別対抗戦の様式。

58.0kg契約8回戦 嶋田淳也(帝拳)2戦2勝無敗

スーパーフライ級6回戦 増田陸(帝拳)1勝(1KO)無敗

バンタム級6回戦 内構拳斗(横浜光)1勝(1KO)無敗

このほかに、ボクモバのサイトには松永宏信vsTBAの表記があるのですが、A-SIGNのチケットサイトにはその表記がありませんので、よくわかりません。

 

放送・配信・試合時間

この興行は、WOWOWオンデマンド・エキサイトマッチで生配信。

配信日時は、12/3(土)午後3時頃、とのことです。

WOWOWのレギュラー放送でも12/5(月)21:00からの放送があるようですね。

A-SIGNのチケットサイトの表記は、

12/3(土)15:30第1試合開始→17:00メインイベント開始

とありますが、ボクモバのサイトには

12/3(土)14:00開始

とあります。

まあ、公式が間違えるわけはないと思うのですが、それにしても1時間30分でアンダーカード全てが終わるか、というと終わらないと思うので、17:00のメインイベント開始というのは、岡田vsキムからの3試合がメインイベント、としているということでしょうか。(アメリカ等ではこういう表記がよくされます。)

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そしてもう一ヶ月を切った、井上尚弥vsポール・バトラーの世界バンタム級4団体統一戦。

同じ時代に生まれたならば、必見である日本人初の4団体統一戦です。

この興行はひかりTV及びdTVで生配信、現在、dTVでは「井上尚弥選手全力応援キャンペーン」を開催中。その一環として、dTVに「入会&継続でdポイント(期間・用途限定)1,000pt還元!キャンペーン」を実施中とのことです。

初回一ヶ月は無料なので、今入れば井上vsバトラーは無料で見れます。その後一ヶ月を継続すれば1,000ptがもらえる、というキャンペーンですね。エントリーも必要だそうなので、ご注意下さい。

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