信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

4月興行まとめ!ボクシングファンたちは「春に散る」かもしれないビッグマッチ月間を乗り切れるか。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

節分を過ぎれば、暦の上では春である。

春というにはあまりにも寒いわけですが、この時期、体感的に「春」となる4月のボクシング上方がアップデートに次ぐアップデート。

ここ最近は注目試合もさほど多くはないので、先の予定を確認する日々が続くわけですが、気づけばとんでもないことになっています。これは本当にボクシングファンたちが力尽きて「散る」レベルの興行が揃い踏み。

ということで今回のブログでは、4月に控えるビッグマッチたちをまとめてみます。(すべて日本時間)

↓沢木耕太郎氏の小説「春に散る」は2023年に映画が公開です。

https://gaga.ne.jp/harunichiru/

 

4/2(日)イギリス

DAZNが先の予定を一気に発表したことにより、明らかになったアンソニー・ジョシュア(イギリス)の復帰戦。対戦相手はジャーメイン・フランクリン(アメリカ)、ディリアン・ホワイト(イギリス)と互角の勝負をしたボクサーです。

果たしてジョシュアは、ウシクにつけられた「連敗」を乗り越え、勝利を掴む事ができるのか。体躯、スキル、パワー、どれをとっても一級品のジョシュアですが、そのメンタル面については不安が増すばかり。ここで大復活してもらわなければ、イギリスボクシング界としては非常に困ると思いますが。。。

4/2(日)アメリカ

イギリスでジョシュアが復活した日(になると良いな)、アメリカではガーナー生まれ、イギリス国籍のアイザック・ドグボエ(イギリス)が五輪2大会連続金メダリストのロベイシー・ラミレス(キューバ)とWBO世界フェザー級暫定王座決定戦に臨みます。

デビュー戦でまさかの敗戦を喫したラミレスですが、その後はプロへも馴染み、ここ最近のパフォーマンスといったら異次元。

ドグボエもナバレッテ戦ではややメンタル面の弱さを見せたように思いましたが、それ以降の粘り強さというものは素晴らしい。フェザーに上げてから明らかにパワーが目減りしてしまったことは残念ではありますが、ここも好試合を期待したいところ。

 

4/8(土)日本

なぜまだ正式発表がないのかはわかりませんが、この日はWBA・WBC世界ライトフライ級王者、寺地拳四朗(BMB)とWBO世界ライトフライ級王者、ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)が3団体王座統一戦を戦う予定。

アンダーカードにはIBF世界フェザー級挑戦者決定戦、キコ・マルティネス(スペイン)vs阿部麗也(KG大和)、そして那須川天心(帝拳)のプロデビュー戦も予定されそうな感じ。

今か今かと正式発表を待ちつつ、このブログが世に出る頃にはすでに発表されていたりして。。。とか思いつつも恐る恐るローンチ。どんな理由があって正式発表が遅れているのでしょうか。。。

4/9(日)アメリカ

こちらは先日正式発表のあった、シャクール・スティーブンソン(アメリカ)vs吉野修一郎(三迫)がこの日。

↓正式発表時の記事

boxingcafe.hatenablog.com

アンダーカードにはキーショーン・デービス(アメリカ)やジャレッド・アンダーソン(アメリカ)等の米国プロスペクトが目白押しの注目興行、アメリカに「YOSHINO」の名前を轟かせてほしいものです。

 

4/9(日)アメリカ

ちょっとこの週末はどうかしているのですが、シャクールvs吉野と(おそらく)時間被りで開催されるマッチルーム興行。

かねてから報じられていたWBO世界フライ級王座決定戦、ジェシー「バム」ロドリゲス(アメリカ)vsクリスチャン・ゴンサレス(メキシコ)がこの日です。

バムが勝てばIBF王者サニー・エドワーズ(イギリス)やWBC王者フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)との統一戦に進む、という噂もあり、やはりユーリ阿久井政悟(倉敷守安)のターゲットはアルテム・ダラキアン(ウクライナ)かな、と思います。

すでにスーパーフライ級で強豪を相手にタイトル奪取&防衛戦を済ませ、その実力を証明しているバムにとっては、ややイージーにも思えるファイト。

ここは問題なく獲ってくれるはずです。

 

4/15(土)韓国

その翌週もこれまたすごい。

4/15(土)は韓国のパラダイスシティホテルで行われる、TBプロモーションの第二弾興行です。

boxingcafe.hatenablog.com

カザフスタンの世界上位ランカー、メイリン・ヌルスルタンに、ミドル級アジア最強を誇る竹迫司登(ワールドスポーツ)が挑みます。これは十分に勝ち目のある一戦に思え、竹迫にとってはビッグチャンスが到来。これは是非日本中のボクシングファンを歓喜させてほしいところです。

そしてセミファイナルにはジャフェスリー・ラミド(アメリカ)vs岩佐亮祐(セレス)という大注目試合。ラミドがもし岩佐を圧倒するようなら今後の将来が非常に楽しみになるし、岩佐がここでラミドに試練を与えるのならまたそれも楽しみ。

個人的には当然、竹迫、岩佐を応援します。

 

4/16(日)イギリス

これはビッグマッチとは言わず、非常に地味かもしれませんが、非常に楽しみな試合。ジョー・ジョイス(イギリス)vsチャン・ツィーレイ(中国)のWBO世界ヘビー級暫定タイトルマッチ。

IBF世界ヘビー級挑戦者決定戦に惜しくも敗れたツィーレイは、ここでまたチャンスをゲット。東洋アジアのボクサーがこのタイトル戦まで辿り着いたことだけでもすごいこと。ましてやタイトルが統一されかけているこの時代、暫定王座戦とはいえども偉業中の偉業。

ということでチャン・ツィーレイを応援したい気持ちはヤマヤマなんですが、やっぱり私はジャガーノートを応援。極上のジャブでツィーレイを封印、そしてやはり倒しきり、タイソン・フューリー(イギリス)vsオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)の勝者との決戦を望みます。

 

4/16(日)アメリカ

ジャーボンタ「タンク」デービスvsライアン「キングライ」ガルシア。この一戦こそ随分前から噂されており、ほぼ確定というイメージでしたが、ここに来て再戦条項で揉めているらしいです。

もともとセルフプロモートのタンクはPBC、Showtimeと組んでおり、GBP所属のライアンはDAZNがプラットフォーム、この相容れない一戦を実現したのは双方(特にライアン・ガルシア)の熱意によるものだと言われています。

今回、タンクが負けた場合のみ再戦条項が設定され、その放映権をShowtimeが主張しているとのこと。タンクが負けての再戦ならば、放映権はDAZNに移しても良いようにも思いますが。

確か初戦は製作やこの試合の放映の主導をShowtimeのチームが行い、DAZNでもPPVを買えますよ、という内容だったと思います。

どっちが勝っても良いので、とにかく実現に期待です。

 

4/23(日)イギリス

ビッグマッチ、ではないかもしれませんが、これはとにかく注目なのがシャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)vsジョー・コルディナ(イギリス)のIBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。

尾川堅一(帝拳)を見事すぎるノックアウトで降したコルディナでしたが、ラヒモフとの防衛戦の前に怪我をして、いきなり王座剥奪。厳格すぎるIBFは少しの猶予も与えませんでした。

その前から実はずっと待っていた指名挑戦者、ラヒモフへの配慮だったのかもしれませんが、こういう時こそ暫定王座がふさわしいのかとも思います。

ともあれ、ラヒモフは無事に世界王者となり、その初防衛戦で前王者、ジョー・コルディナを迎えます。

コルディナの地元であるイギリス・カーディフで開催される試合ですが、ここはラヒモフが優位でしょう。ということで、頑張れコルディナでいきましょう←

 

4/26(水)日本

2023年早々に返上が相次ぎ、非常に多くの階級で空位となってしまった日本王座。

しかし、だからこそこういう興行ができる、というのもまた事実。

1つの日本タイトルマッチと、3つの日本王座決定戦。

この春、最大の国内戦ともいえるこのクアドラプル・ヘッダーは、これこそまさにチャンピオン・カーニバルと呼べるものだと思います。

boxingcafe.hatenablog.com

全試合大注目、できれば現地観戦したいものです。

 

もしかして、これも4月??

ラマダンがあるから5月、という噂の一戦は、果たしてボブ・アラムのただの言い間違いなのか、それともあまり興味がなくて把握していないのか、もしくは○ケてしまったのか、4月じゃないかという発言が飛び出しています。

↓ボブ・アラムのインタビュー記事

www.badlefthook.com

この記事の中で、アラムは4月にフルトンvs井上、5月にヘイニーvsロマチェンコと言っています。あとついでにエドガー・ベルランガの離脱。

これ4月だったらとんでもないんですが、是非とも他の国内興行とかぶらない日程にしてほしいものです。

ちなみにクールボーイ・ステフことスティーブン・フルトン(アメリカ)は日本時間2/6(月)、飛行機にのってどこかへ出発?

 

え?日本ですか??

もしかして記者会見で発表ですか???

そうすると、4月というのもありえなくもありません。もちろん、かねてからの情報通り、5月でも不思議ではありません。

いずれにしろ、正式発表を待ちたいですね。

そんなわけで、春に散るかもしれない

しかもまだ2月の上旬というのがまた恐ろしい。まだまだ興行は増える事が予想され、水面下でいくつもの交渉や最終調整が行われているはずです。

皆さんどうか体調には気をつけて、ボクシング観戦を楽しみましょう。

私はというと、4月は結構忙しい。

ボクシング部には新入部員が多く入ってきて(最初だけ)、毎回のようにイチから教えないといけない(ちなみに2回目とか3回目で離脱する子たちが多い)し、それとは別に選手たちにはしっかりと自走できるように別々のメニューを考えなければいけない。

そんなわけで、春に散るかもしれません。

沢木耕太郎氏の「春に散る」は面白いので、読んでない皆さんは是非。

 

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