信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】TMK興行第一弾、メインは亀田和毅の世界ランカー戦!そして高知では、黒潮興行に福永宇宙が登場。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

4/8(土)のアマプラ興行のチケット販売は2/28(火)18:00〜とのこと。

券種は

リングサイドA ¥110,000

リングサイドB ¥77,000

指定席A ¥55,000

指定席B ¥33,000

指定席C ¥22,000

指定席D ¥11,000

とのことです。

有明アリーナは非常に嫌ですが、このラインナップであれば見に行かざるを得ませんね。

↓正式発表時の記事

boxingcafe.hatenablog.com

 

時間が気になる。もし夜遅いのであれば泊まろうと思うし、昼位であれば帰ってこれる。チケット発売時にはきっと明確になっていると信じて、とりあえずあと数日を待ちたいと思います。

という全く関係のない前置きとなりましたが、今回のブログは今週末の国内ボクシング興行のプレビュー記事。

2/25(土)TMKボクシング

56.0kg契約10回戦

亀田和毅(TMK)39勝(21KO)3敗

vs

ルイス・カスティーリョ(メキシコ)30勝(20KO)4敗

亀田和毅の世界ランキングは、最上位でWBA2位。現在、WBA1位は空位となっており、最上位となっています。

本来は1位はアザト・ホバニシャン(アルメニア)でしたが、ホバニシャンはWBCの挑戦者決定戦への出場を決め、今月発表のランキングでは空位となっています。

1番手の指名挑戦権を有していたホバニシャンが消えた事から、次の指名挑戦者である亀田和毅にその挑戦権は移る事になり、順当に行けば次戦での挑戦が叶いそう、という段階。WBA・IBF統一王者のムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)はIBFの指名挑戦者であるマーロン・タパレス(フィリピン)との試合が決まっており、通常はその後に亀田、という流れになるはずです。(ただし、マッチルームのエディ・ハーンは、WBC・WBO統一王者のフルトンvs井上の勝者にぶつけるという発言もしています。)

 

亀田和毅の指名挑戦者決定戦はランキング下位のヨンフレス・パレホ(ベネズエラ)が相手であり、微妙に納得感の欠けるものではありましたが、前戦では難敵ウィリアム・エンカルナシオン(ドミニカ共和国)を4Rでストップ。力のあるところを見せています。

そして今回の相手も、下位とはいえ世界ランカー、これは度胸のあるマッチメイクですね。

通常、挑戦権を得てしまえば、アンダードッグとの戦いで試合勘を鈍らせないように待つ、というのが通常ですが、そうはしないところは素晴らしい。

このルイス・カスティージョ(メキシコ)というボクサーについては、映像等は見ていません(調べるとホセ・ルイス・カスティージョが大量に出現する)が、なかなかの好戦績のボクサーです。

 

ただ、勝ち星のほとんどは負け越しのボクサーが相手、前々戦で黒星を喫している事もあり、調整試合の相手としては申し分のない「肩書」と「戦績」を持っているものの、およそ強豪とは呼べなさそうです。これはリングでカスティージョを見てみるまでわからない事ではありますが。

当然、この段階でリスクを取る必要はないので、素晴らしいマッチメイクと呼べると思います。ここは金平会長の手腕というものでしょうか。

ともあれ、亀田和毅としては、ここは快勝して次につなげたいところ。

 

フェザー級10回戦

亀田京之介(ハラダ)9勝(7KO)3敗1分

vs

カルーン・ジャルピアンラード(タイ)50勝(24KO)12敗

セミファイナルには亀田和毅のいとこ、亀田京之介が登場です。この親戚同士の競演は今まであったっけ?

非常に印象深い勝ち方をする亀田京之介は、2021年11月に英洸貴(カシミ)に日本ユースタイトルを奪われてから、ジョンジョン・エストラーダ(フィリピン)に判定勝ち、金井隆明(ディアマンテ)に3RKO勝ちと復活。

英戦もカッカしなければ結果はまた別だったかもしれませんが、精神面の幼さが出ての敗北だったようにも思います。

ともあれ、痩身ながらもセンスのあるカウンターパンチャーである亀田京之介としては、このカルーン・ジャルピアンラードのようにスピードがあまりなく、また身長の低いボクサーは大好物であろうと思われます。

 

このカルーン・ジャルピアンラードという呼びにくいボクサーの正体()は、ペッチバンボーン・ゴーキャットジムです。

2016年に井上尚弥の持つWBO世界スーパーフライ級王座へ挑戦してから6年半、フェザー級まで来ましたか。。。前回の来日は2022年7月のことで、中嶋一輝(大橋)に5RTKO負け。

このあたり、結果は推して知るべし、と言えそうです。

その他に4回戦が1試合ありますが、この興行のオープニングファイトはちょっと注目しても良いかもしれません。

メキシコから、レネ・ビビアーノという世界ランカーが参戦、これは亀田和毅つながりのようで、TMKジムと契約しているようです。

対戦相手はアンダードッグのタイ人ですが、このビビアーノはスーパーフライ級のボクサー、もしかすると今後日本人との絡みがあるかもしれない分、ちょっと見ておきたいボクサーですね。

 

放送・配信

上記全4試合、亀田和毅が独立してつくったTMKジムの第一弾興行です。

この興行はU-NEXTでライブ配信、配信日時は2/25(土)15:30〜とのことです。

 


2/26(日)黒潮ダイナミックファイト

スーパーバンタム級8回戦

福永宇宙(黒潮)11勝(5KO)無敗

vs

チャノン・ソンカーム(タイ)6勝(3KO)4敗

高知県は黒潮ジム、といえば福永宇宙。

2020年度の全日本スーパーバンタム級新人王は、前戦で山下賢哉(JBスポーツ)との死闘を僅差の判定で制し、全勝をキープしています。

「アマチュアボクシング」というバックボーンを持たず、更には地方ジムというハンデを背負っての日本ランク入り、そしてそれをキープするということは、並大抵のことではないでしょう。

福永本人のボクシングにかける情熱や研究、そして周りのサポートが見て取れる非常に几帳面なボクシングには、地方ジムの夢が集約されているように見えます。

私は四国(とはいっても瀬戸内海に浮かぶ孤島)の出身なので、四国出身のボクサーはほぼ無条件で応援していますが、きっとこのボクサーは高知出身でなくとも応援しています。

 

非常にバランスがよく、ワンツーを主体としたオーセンティックなタイプのボクサーファイターは、個人的には非常に好むボクシング。真正直すぎる、といえばそうなのかもしれませんが、そこもまた魅力に感じています。

ということでそんな福永の地元興行登場ですが、対戦相手は6勝4敗のタイ人、ここは圧勝して力の差を見せつけてもらいたいところですね。

地方ならではの熱のこもった興行となることを期待しています。

放送・配信

この興行は、このメインカードのほか、セミファイナルには現IBF世界女子アトム級王者、岩下美花(姫路木下)がノンタイトル戦に登場。前戦で宮尾綾香に勝利、世界王座への返り咲きを果たした岩下にとっては凱旋試合ですね。対戦相手は2戦して未勝利のタイ人であり、ここは間違いはないはずです。

セミセミに出場の山﨑海斗(六島)も含め、高知県出身のボクサーたちが競演です。

 

ほかに4回戦3試合が予定されており、全6試合、全ての試合に四国出身のボクサーが出るという非常に地元色の強い興行となっております。

この興行の配信は、黒潮ボクシングジムの公式Youtubeチャンネルで生配信。

日時は2/26(日)12:30〜となっています。

↓黒潮ボクシングチャンネルはこちら!

www.youtube.com

 

 

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