信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】5/11、TBP興行!京口紘人vsビンス・パラス、竹迫司登と谷口将隆も登場!

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トレジャーボクシング興行、第6弾。

京口紘人vsビンス・パラスの再戦をメインに据え、竹迫司登、谷口将隆も登場です。

日本人ボクサーが次々と負ける、というジンクスのあるこのTBP興行、さて今回はどうなるのでしょうか。

ということで今回のブログは、5/11に韓国で行われたTBP興行の観戦記。

 

 

 

5/11(土)韓国

谷口将隆(ワタナベ)17勝(11KO)4敗

vs

ジェイセバー・アブシード(フィリピン)22勝(13KO)13敗

韓国人選手が出場したアンダーカード2試合を消化し、第3試合には元世界王者、谷口将隆が登場。

対戦相手はジェイセバー・アブシード、日本のリングにも幾度も登場しているお馴染みのボクサーで、怖さはある。ただ、谷口にはここはしっかりと格の違いを見せつけてほしいと思う一戦ですね。

初回、サウスポー同士、まずリング中央です。中間距離、探り合いながらも両者とも惜しげもなく左を使っており、想像以上に距離が近いイメージ。

谷口は左右を使ってボディをしつこく叩いています。

2R、アブシードが振ってきます。ただ、集中力バツグンの谷口、下がりすぎることもなくブロッキングもしっかりとしており、体つきからもわかるようにフィジカル面でしっかりとライトフライ級での体を作り上げてきた感じ。

 

 

 

このラウンドは後半、谷口がアブシードをロープに後退させて攻める部分を作ります。

3R、明らかにプレスを強めたアブシード。かなり強い左右を振ってきますが、これをブロッキングした谷口はリターン。

谷口の左ストレートはよく入るようになってきています。

4R、ここまで幾度かローブローの注意を受けてきた谷口、ここで減点。映像で見る限りはあんまりよく分かりませんが、これはレフェリーの判断致し方ないところでしょう。

ここまで丁寧にボディを叩いてきた谷口への影響はどうか。

再開後、アブシードがここをチャンスと出てくるものの谷口はそれをさせず。逆にプレスをかけてアブシードを攻め立て、ボディもこれまで通り打てています。

そして後半、近距離の攻防で谷口の左ショートフックがカウンターとなってヒット、ちょっとアブシードはぐらついたように見えます。

 

 

 

ダメージの回復を図ってフィリーシェルスタイルからのカウンターで迎え撃とうとするアブシード、ここは谷口も警戒して攻め込めず。

5R、谷口は試合を決めようと細かいパンチを出しながら前進。軽打ながらも、いやだからこそ打ち返すいとまもないアブシードは後退、谷口の右を浴びてダウン!

立ち上がるも完全にディフェンシブなアブシード、ほとんど手が出ないまままたも左を浴び、2度目のダウン!これにて試合が終了!

谷口将隆、5RTKO勝利!

快勝でしたね、谷口。しっかりと格の違いを見せつけての勝利は、次につながる一戦となりました。

OPBF東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ

竹迫司登(ワールドスポーツ)16勝(15KO)1敗1分

vs

テイジ・プラタップ・シン(オーストラリア)18勝(8KO)7敗4分

竹迫のOPBF王座の防衛戦。対戦相手は聞いたことのない37歳のボクサーなので、ここは竹迫の圧勝を期待したいところです。

名前的にはケルティックではなさそうなので、ミクロネシアんなのかアボリジニ系なのか。ともあれ、多文化と言えるオーストラリア人はこの重量級において一大勢力なので、注意して戦いながら圧勝してもらいたい。

 

 

 

初回、両者リング中央、いきなり近い距離での打撃戦です。両者ガードをしっかりと固め、近距離での打ち合い。この距離ではいきなり差が出ることは少ないかもしれませんが、年齢的なものや両者のパワーを考えるとこのペースでは最後までは行かないのではないでしょうか。

2R、竹迫がポンポンと手を出して良いリズム。プレスもよく効いているように見えますが、時折当たるシンのアッパーで竹迫が幾度か顔を跳ね上げられるシーンも目立ちます。

かなり近い距離でのボクシング、この距離では竹迫の右ストレートもちょっと威力が半減か。

3R、ここも近い距離での打撃戦。結構竹迫の被弾が増えているように見えますが、大丈夫でしょうか。

逆にシンは思いの外ディフェンスが良く、竹迫のパンチのクリーンヒットは少なく見えます。

4R、この近い距離はまずいと思ったか、竹迫はジャブをついてサークリング。ただ、これは冒頭だけでまたも打撃戦に突入です。

竹迫はこのあと若干距離を取ろうとしたり接近戦を展開したりと若干中途半端。

5R、グイグイとくるシンに対して、竹迫はジャブを突いて周り、右ストレート。ガチャガチャの接近戦ではシンの方が上手く、このストレートの活きる距離で戦う方が竹迫にとって良いでしょう。

ただ、シンはしつこく前に来る分、ちょっとコントロールもしにくいかもしれません。

後半は近い距離での打撃戦、ちょっとこの距離では竹迫の分が悪い。

6R、シンはパンチングパワーというよりもフィジカルのパワーと連打力で攻め入るタイプのファイター。

竹迫はこのラウンド前半、良い距離をキープして右ボディアッパー、これは効果的に見えます。

 

 

 

このボディを嫌がるか、シンは若干プレスが弱まったような感じで、近接戦闘の時間は若干少なくなっています。近くなればクリンチする、というのも確かに手かもしれません。が、竹迫はここから確実にポイントを取っていかなければいけません。

7R、竹迫が良い距離の取り方をできています。近づけばクリンチというパターンも良い。

しかしシンも非常にエネルギッシュ、これまでの密着状態じゃない状態でも強打を振るってきます。ここでいくつかシンの左を浴びた竹迫、ちょっともらい始めてきたことで心配です。

シンも落ちることなく非常にハイペースで攻め続けていますね。自分のペースだからなのか、それともただの驚くべき37歳なのか。

8R、竹迫が勝負をかけたのか、連打で攻め入ります。ここはもちろん、シンも応戦。シンとしてはおそらく打ち勝てる自信もあるのでしょう。

しかしシンの方は中盤で一度手数を止め、ディフェンスに専念。回復したところで少々手を出しますが、ちょっと今までオーバーペースだったのかもしれません。

そんな中でもシンの左は非常に要注意、これは竹迫の右に合わせるカウンターショットで、怖いものです。

9R、ここはもういかなければいけない竹迫。非常に旺盛な手数、回転力を見せる竹迫ですが、近い距離になるとやはりシンの左が怖い。

10R、しっかりとクラウチングに構えるシン、パンチのもらい方もうまいと言えますね。これはキャリアというものもあるでしょうし、やはりオーストラリアでは竹迫並かそれ以上のパンチを浴びてきたのでしょう、竹迫のパワーに驚くことはここまでありませんでした。

 

 

 

逆にここまでバチバチに打ち合うパートナーには恵まれてこなかったであろう竹迫にとってこの展開はきついかもしれません。

ラウンド後半、密着した状態からボディを乱打した竹迫、見せ場は作ったもののポイントはシンではないでしょうか。

11R、もう倒すしかない竹迫。しかしここでもシンの手数が多く、まだまだパワーも乗っています。

しかし中盤、竹迫の右がヒットしてシンが下がる!ここは竹迫最後のチャンスか、攻め入ります!ボディを叩き、シンはガード、反応も落ちているように見え、手数も減っています。

ラストラウンド、ここはもちろんいく竹迫!シンは途中手数が出なくなります。しかしガードはしっかりとしており、ここで倒されないという意地を感じます。この状態のボクサーを倒すなんてことは容易ではありません。

後半はシンも反撃、両者フルスイングの中で試合が終了。

判定は、116-113竹迫、115-114×2でシン。

竹迫司登、敗北。

これは残念。。。この相手に負ける、というのは残念ながら世界への道は遠く、険しい。

それでもやっぱりミドル級にはこの男しかいない!頑張ってもらいたいですね。

 

 

 

京口紘人(ワタナベ)18勝(12KO)1敗

vs

ビンス・パラス(フィリピン)20勝(15KO)2敗1分

世界ランカー対決。そしてミニマム級王座防衛戦以来の再戦。

パラスは世界王者としての経験こそないものの、このTBP興行でのし上がってきたボクサー。元世界2階級制覇王者を退けることがあれば、世界挑戦も間も無くというところまでランキングを上げるはず。

迎え撃つ京口紘人、ここは大いに警戒する必要こそあれど、当然自力としてはこちらが上のはず。

注目のメインイベントがゴング。

初回、中間距離からスタート、互いにハナから積極的に手を出していきます。

素晴らしいコンビネーションを持つ両者、先に仕掛けるのはパラスの方がやや多いか。

パラスの右ボディ、右のオーバーハンドは怖さがありますが、的確にパンチをヒットしているのは京口の方に見えます。

 

 

 

2R、プレスを強めたパラス、ジャブも打ちますがパワーパンチは外からのパンチ。これに合わせて京口は内側からの左ボディ、右ストレート。若干ポジションを変えつつ、そしてアングルを変えつつのボクシングであり、京口はさすがの巧さを発揮しています。

今日の京口はゴリゴリのファイター、というよりも距離でしっかりと外すことを意識している前半のように見えます。

3R、ここまでパラスにしっかりと振らせたからなのか、このラウンドの前半は京口が攻め込みます。

その後パラスの反撃は距離で外し、得意のダック&ウィーブ、攻め込んでは内側からパンチを打ち込みます。

下がりながらの戦いも京口が上手く、やはりボクシングとしては頭一つ二つ、京口が抜けているように見えます。

4R、かなり大きなスイングでパワーパンチを見舞うパラス。非常に派手ですが、京口はこれを距離で外し、ボディムーブで空振りさせているため、パラスとしてはかなりキツくなってくる可能性があります。

 

 

 

結局このパワーパンチは京口にヒットしておらず、京口のパンチはいつものコンパクトなパンチがいくつかヒット。この時点ですでに盤石、後半にKOシーンが訪れそうな予感。

5R、とにかく振ってくるパラス。ものすごくエネルギッシュです。これは京口へのリベンジの思いが強いのでしょう。

この突進してくるパラスを相手にステップとジャブ、このラウンドは時に打ち合いで押し返し、打撃戦!もしかするとここまで振りすぎたパラス、若干怖さがなくなってきたのかもしれません。

6R、立ち上がりは若干のペースダウンか、パラス。ただ時間が進むにつれてパラスの手数は多くなり、力もこもってきます。

京口はここでもステップワークを使ってパラスに空振りを強要、後半には目に見えてパラスは疲れています。

7R、そろそろ京口にも行ってほしいラウンドになってきました。パラスは劣勢を意識してかやはり大きなスイングを続けます。

パラスの手数は意外と落ちず、パワー、スピードは目減りしているものの素晴らしい根性。しかしそれを嘲笑うかのように京口が素晴らしいジャブを次々とヒットし、左ボディ。

8R、このラウンドも出てくるパラス!これはすごいですね。

 

 

 

京口もまだノックアウトチャンス到来とはならず、基本はステップ&ジャブでの対処。中盤以降は京口も打ち返し、ヒットを重ねます。

対してパラスの攻撃はそのほとんどが無効化されています。

9R、京口もここから攻撃に転じるか。まずはパラスが出てきたところへのカウンター、これが左も右もヒット。

パラスのジャブへの右クロスもヒット。

10R、行くしかないパラス、パワーパンチを狙っていきますがここは全く当たる気がしません。

完璧なボクシングを展開する京口紘人、前にでなくても素晴らしいボクシングを展開しています。

最終盤は見事なアッパー、フックのカウンターをヒット、これがもし12Rあればノックアウトチャンスはあったでしょう。

判定は、97-93、97-93、96-94でビンス・パラス。

 

 

 

おっと結構パラスにポイントが流れているな(97-93を聞いて)、と思ったところからのまさかのパラスの勝利。結構どころではありませんでした。

これは本当に大丈夫な判定か?読み間違いではないのか?と思ってしまいます。

さすがに当たってもいないパンチにポイントを割り振ることはないはず。こればかりは現地と映像の違いはあれど、変わらないと思いますが。。。

京口はパンチをもらった時もバランスを崩さず、見栄えも悪くなかった。

対してパラスは明らかなダメージを負っており、これはかなりひどい判定が出てしまったのではないでしょうか。

正直ボクシング界を考えると、Aサイドに対して忖度判定が出ることは理解していますが、今回のこれはどういうことなのか推測もできないほど。。。

最低でもダイレクトリマッチ、ということになるのでしょうが、そうなると今度は京口のモチベーションも心配です。果たしてどうなるのか。。。

 

 

 

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