信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

タンク・デービスvsフランク・マーティン、アンダーカードにアントワンも登場!6/15Amazon-PPVファイト、出揃う。

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今週末は、ジョシュ・テイラーvsジャック・カテラル。

正直、あまりテンションの上がる試合ではありません。

僅差の判定勝負となりそうで、かといって名試合とはならなそうな予感のするこの注目の再戦は、チケットも早々に売り切れ、あとは決戦の日を待つのみ。

それでも井上尚弥、ロマチェンコ、ウシクがそれぞれ登場したという週を思えば物足りなさが残り、今週末は若干の箸休め。

そして6月に入れば、本来1日に予定されていたアルツール・ベテルビエフvsドミトリー・ビボルが延期となるも、その後にも注目ファイトがあるので飽きさせません。

ということで今回のブログは、6/15に控えるジャーボンタ・デービスvsフランク・マーティンのアンダーカードについて。

 

 

 

6/15(日本時間6/16)アメリカ・ラスベガス

WBA世界ライト級タイトルマッチ

ジャーボンタ・デービス(アメリカ)vsフランク・マーテイン(アメリカ)

こと「人気」というものに関して言えば、カネロ、ライアン・ガルシア、そしてこのジャーボンタ・デービスが世界のトップ3かもしれません。

中でもカネロやガルシアと違って、リング上で目を見張るようなKO勝利を続けているのがジャーボンタ「タンク」デービス。

対戦相手の質がどうこう言われることもあるし、ポイントを失うことだってあるのですが、最後はきっちりと倒すのだから何もいう事はありません。ああ、言う事はありました。どうか塀の中で過ごす時間を作らないでほしい。

さて、「誰とも戦っていない」と言われたりもするタンクですが、前戦はライアン・ガルシア、その前はエクトル・ガルシア、ロランド・ロメロ、イサック・クルス。

とりあえずロメロは置いておきましょう。

 

 

 

ライアン・ガルシアはヤクブーツの力を借りながらもデビン・ヘイニーに勝利、ガルシアはタンク戦後にレイモント・ローチにスーパーフェザー級のタイトルを奪われたとはいえ接戦で、何せ現WBA世界スーパーライト級王者、イサック・クルスにはちゃんと勝っています。

タンクと戦った時には評価が高かったボクサー、まだ低かったボクサーとそれぞれいるわけですが、タンクはその時々でちゃんと強豪を選んで戦っていると思います。

今回のフランク・マーティンだってそうです。

18勝12KO、「ゴースト」と呼ばれるパンチャーは、前戦でアルテム・ハルチュニャン、その前にはミシェル・リベラを破っています。

危険なボクサーではあるものの、タンクを脅かすにはやや足りない、それでも王者になる可能性のあるボクサー。

こういうボクサーをちゃんと「倒し切る」のがタンクのすごいところ。今回も、きっと素晴らしいKO勝利を見せてくれる事でしょう。

 

 

 

タンクは判定を考えていないのか、全くポイント計算をしていないかのような戦い方。だからポイントは取られるし、終わった後のポイント差を見れば相手にもチャンスがあったのでは、と思われるから思った以上に評価が上がらないのではないかと思います。

ノックアウトはボクシングの華であると同時に、完全なる決着。

世界戦ではイサック・クルスのみがタンクと12ラウンズを戦い抜いた唯一のボクサーですから、今回も期待しましょう。

WBC世界ライトヘビー級暫定王座決定戦

デビッド・ベナビデス(アメリカ)vsオレクサンドル・グヴォジク(ウクライナ)

この戦いがおそらくco-main、セミファイナルだと思われます。

このベナビデスvsグヴォジクは早くから発表されており、言うなればダブルヘッダーという構成です。

カネロ戦を切望しながらも、ライトヘビー級にあげて2階級制覇を狙うベナビデス、その相手はアルツール・ベテルビエフと死闘を繰り広げたあのオレクサンドル・グヴォジクです。

 

 

 

またまたまた、ロマチェンコやウシクと同年代のグヴォジク、同胞たちがこぞってタイトルを獲得したり偉業を成し遂げる中、ここは勢いにあやかりたいところですね。

グヴォジクは2019年にベテルビエフに敗れ、あっさりと引退。

しかし2023年2月に復帰して現在3連勝中です。

果たして、ベテルビエフ戦を最後に見ていませんが、サビ付きはいかがなものか。

もし、ベテルビエフ戦と同様な仕上がりが可能なのであれば、ベナビデスは非常に危ないのではないでしょうか。

もしもベナビデスが負けてしまった場合、本人の望むカネロ戦はどうなるのか。

もしそこでカネロがベナビデスの弱点を見出すことができるのならば、むしろ開催に近づくのかもしれません。

ともあれ、ベナビデスvsカネロはやるとするならばサウジアラビア。

その前の試金石となりそうなこの戦い、グヴォジクの復活を望みながらもベナビデスの勝利を期待する、という微妙な見方になりそうです。

 

 

 

ちなみにこの戦いはWBC世界ライトヘビー級暫定王座決定戦。

正規王者は、アルツール・ベテルビエフであり、今現在はWBA王者のドミトリー・ビボルと4団体統一戦を戦うことが決定しています。(延期になりましたが)タイトルチャレンジャーが待たされるから暫定王座戦を組む、は分かりますが、今回に限っては無理矢理感が否めません。何せどちらか一方が挑戦者決定戦を勝ち上がったわけでもなく。。。

WBC世界スーパーライト級暫定王座決定戦

ゲイリー・アントワン・ラッセル(アメリカ)vsアルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国)

今回発表されたカードの一つは、我らがアントワンと元王者プエジョ。

17戦して17勝、17KOというパーフェクトレコードを保持するアントワンがいよいよ世界タイトルマッチに臨みます。

しかも相手はアルベルト・プエジョ、元王者のドミニカン。

プエジョはWBAの暫定王座を獲得するも、当時はWBAが暫定王座を乱立していた時期であり、文句を言われたWBAは暫定王座を撤廃。この時プエリョは暫定王座を剥奪され、指名挑戦者に格下げされました。

そして臨んだのはWBA世界スーパーライト級王座決定戦、この戦いでバティルザン・アフメドフに勝利して暫定王座を獲得するも、VADAのテストで陽性反応が出て王座剥奪。この王座が曰く付きのロランド・ロメロvsイズマエル・バロッソとなったわけですね。

 

 

 

ともあれ、勢いのあるパンチャーとテクニカルなドミニカンの戦いは、非常に興味深いものです。

22勝(10KO)無敗のプエジョは、「意外と脆そうなテクニシャン」風な見た目を持っているものの、その実は「フィジカルも強く、タフネスも持つテクニシャン」です。まあ、これはアフメドフ戦で見たプエジョの印象なので、ここでもヤクブーツが何かしらを引き起こしているのかもしれませんが。

ともあれ、この非常に厄介なボクサーを、アントワンは倒すことができるのか。

このスーパーライト級という階級は、イサック・クルスはいるわサブリエル・マティアスはいるわテオフィモ・ロペスまでいてさらにはデビン・ヘイニーまでいるとんでもない階級です。このうち、もし一つでも王座統一戦が行われるとなったらもう狂喜乱舞。

ここにアントワンが加わるとなるともう相当ワクワクしますね。

さて、もはや弁解の余地のないWBC。

この戦いには、WBC世界スーパーライト級の暫定王座がかけられるそうです。

WBCの正規王者はデビン・ヘイニー、前戦ではライアン「ドープ」ガルシアに負けてしまったものの、当然評価の高い王者です。で、アクティブなはずです。

 

 

 

この「暫定王座戦」については、ヘイニーのダメージを気にして、とかそういうのではないはずです。ただ、この試合に箔をつけたかった、それだけのことなのだと思います。

WBCはどんどん王者を創出しており、そのうちABC(アメリカボクシングコミッション)怒られるんじゃなかろうか。

WBC世界ミドル級タイトルマッチ

カルロス・アダメス(ドミニカ共和国)vsテレル・ガウシャ(アメリカ)

王座を乱立する一方で、王座保持のための明確な決まりがないであろうWBC。ここにきてようやっとジャモール・チャーロの王座剥奪を決めました。

チャーロは実に2021年6月の防衛戦を最後に防衛戦を行なっておらず、2年が過ぎようかというところでようやくの剥奪。

その前に暫定王者となっていたアダメスが正規王者に繰り上がった形です。

アダメスは2022年10月に王座を獲得、2023年6月に初防衛戦をクリアしているものの、世界的強豪と呼ばれるボクサーと戦ったわけではありません。名のしれた相手といえば王座獲得前に戦ったセルゲイ・デレビヤンチェンコくらいではないでしょうか。(前戦で戦ったジュリアン・ウィリアムスに関しては、元統一王者ではあるものの、という感じ。)

 

 

 

ガウシャはティム・チューからダウンを奪った経験もある元タイトルチャレンジャー、2度目のタイトル挑戦です。

この試合がおそらくPPVファイトのオープニングを飾ることになるのでしょう。

サウジアラビアに負けるな

アダメスvsガウシャ、アントワンvsプエジョ、そしてベナビデスvsグヴォジク。メインイベントにタンクvsマーティン。

いずれの試合も、若干気になるところはあれど素晴らしいマッチアップだと思います。

このPBCファイトは、北米のAmazonプライムビデオがPPVで中継し、日本ではWOWOWがライブ中継してくれます。

戦いの場所はアメリカはネバダ州ラスベガス、MGMグランド。ボクシングの聖地、と呼ばれる場所、もしくは呼ばれた場所となるかもしれません。

アマプラ興行は国内でも海外でも非常に興味深いマッチアップを見せてくれるのですが、今はやはりサウジアラビアに押され気味。

PBCファイターだっていつサウジアラビアのオイルマネーに取り込まれるかは知れず、タンクなんかはひょっこり次戦でサウジ興行に表れていても何の不思議もありません。むしろ、トゥルキ・アラルシクがここまでタンクに食指を伸ばしていないのが不思議なくらいです。

もしタンク×サウジ興行があるのならば、その相手は誰になるのか。

シャクール・スティーブンソンなのか、ワシル・ロマチェンコなのか。デニス・ベリンチクは今のところはまだないでしょう。

今後どのようになっていくのか、本当に楽しみです。

まずは6/15に控える北米アマプラ興行、目一杯楽しめそうです。

 

 

 

 

 

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