信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】アマプラ興行は北米もすごい!ベナビデスvsグヴォジク、アントワンvsプエジョ!タンクvsマーティンはアンダーカードも注目!

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週末はAmazon Prime Video presents PBC Boxing。

北米Amazonが放映するPPVの第3回目の興行ですね。そういえばAmazonPPV以外のPBCファイトって結局どうなっているんだったっけ。

ともあれ、3回目のPPV放送のメインはジャーボンタ・デービス。

ドル箱スターのタンクに加え、ベナビデスvsグヴォジクという斜め上のco-mainに加え、次世代のスター候補アントワンも登場するという大注目興行ですね。

日本のAmazon Prime興行とは違いPPVファイトですが、日本ではWOWOWが放映してくれるので我々には全く害がないのは本当にありがたいこと。

ということで今回のブログは、6/15(日本時間6/16)に行われる、PBCファイトのプレビュー第二回目。

↓メインのプレビューはこちら
boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

6/15(日本時間6/16)アメリカ・ラスベガス

WBC世界ライトヘビー級暫定王座決定戦

デビッド・ベナビデス(アメリカ)28勝(24KO)無敗

vs

オレクサンドル・グヴォジク(ウクライナ)20勝(16KO)1敗

世の中には「モンスター」というニックネーム、またその類のニックネームをつけられているボクサーは数多います。

現状「モンスター」と言えば井上尚弥のことを指すわけですが、この「モンスター」ランキングの圧倒的1位に次ぐ2位は、このメキシカンモンスター、デビッド・ベナビデスになるでしょう。

長身長躯から打ち下ろし気味に放たれる左右は破壊力抜群、28勝中24KO、85%のKO率を誇ります。このボクサーは、メキシカン-と言っても彼は国籍はアメリカ、ヒスパニック系のアメリカ人。ただ、彼のルーツは完全にメキシコそのもの-の中で突然変異的に現れる、「変なタイミングの持ち主」でもあります。

通常のメキシカンも日本人ボクサーから比べると独特のタイミングがある、と語られますが、このベナビデスや、もっとわかりやすい例で言えばエマニュエル・ナバレッテなんかもそうですが、手打ちのようなパンチを意味不明な角度から打て、さらにそれが強いという特異性を持っており、そのことが上述の変なタイミングというものに結びついていきます。

 

 

 

ルイス・ネリもその「変なタイミング」の例の一つとして挙げられる、と思われ、体を振ってからパンチが遅れて飛んでくる、というのも若干変なタイミングではあるものの、このナバレッテやベナビデスほどわかりづらくはないはずです。

そもそもこういうボクサーはやりづらく、そこにパワーや体格がプラスされているからこそ、やはり強い。

世界挑戦前からすでに大器として注目されていたベナビデスは、2017年にWBC世界スーパーミドル級暫定王座を獲得し、その後薬物陽性反応、体重超過で2度にわたる剥奪、負けてもいないのに同じ王座を3度獲得するというこれまた特異なキャリアを歩んでいます。

その3期目に当たる今、デビッド・レミューとの王座決定戦で獲得した王座は、ケイレブ・プラント、デメトリアス・アンドラーデを撃破して評価を高め、「いよいよカネロ」というところまで漕ぎ着けています。

それでもカネロはこのメキシカンモンスターを相手にせず、ハイメ・ムンギアと戦ったため(なのか??)ベナビデスはライトヘビー級に食指を伸ばします。

そしてその対戦相手がオレクサンドル・グヴォジクというのは非常に興味深いことだと思います。

グヴォジクはウシク、ロマチェンコ、あとついでに言うとベリンチェクとも同世代のウクライナ人ボクサーで、その実力は折り紙つき。この世代は対等著しいウクライナのボクシング界においても黄金世代と呼ぶにふさわしい世代ですね。

 

 

 

ただし、グヴォジクは2019年にアルツール・ベテルビエフに敗れたあと引退、3年以上のレイオフ期間を過ごしています。

この3年と言うのはただ試合に恵まれなかった、というわけでなく、完全な「引退」期間だったがために、その影響は非常に大きいと考えます。

2023年2月に突如として復帰したグヴォジクは、再起戦で6回戦を判定勝利で飾り、そのあと10回戦を1戦、8回戦を1戦戦っています。

果たして、今のグヴォジクがいかほどの力を有しているのか、は全くの未知。これらの試合映像を見ればある程度わかるのかもしれませんが、ここは全く知らない状態でこの日を迎えるのが楽しみなようにも思います。

さて、グヴォジクがまだ引退前の力、というか技術や反応を有しているならば、ともすればベナビデスにとってかなり厳しい戦いになりはしないか。

ベナビデスはライトヘビー級初戦であり、スーパーミドル級で活かされていた体躯という面においてその長所を活かしきれない階級ともなります。

おそらくグヴォジクは久々の12回戦ということでかなり慎重に戦うことが予想されるので、ベナビデスのプレッシャーがポイントをピックアップしていく、ということは考えられますが、ベナビデスとしてもグヴォジクのボクシングにすぐに慣れられるか、というとそうではなく、もしかすると前半はグヴォジクが優勢となる可能性もあります。

 

 

 

ベナビデスの強打が途中で当たり、さらにそのパワーがこの階級でも十分に通用するならば、ベナビデスのKO勝利も考えられます。ただ、ベナビデスもまだ試されていないところもあり、意外な弱点が露呈する可能性もあります。

オッズは当然のようにベナビデスが大きく優位、ながらも、これはベナビデスにとってもかなり危険なマッチアップのように思います。

ちなみに。。。ぶっちゃけて言えば、ベナビデスにとってはこの試合に「負けること」が意外とカネロ戦への近道のような気もします。

WBC世界スーパーライト級暫定王座決定戦

ゲイリー・アントワン・ラッセル(アメリカ)17勝(17KO)無敗

vs

アルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国)22勝(10KO)無敗

スーパーライト級のプロスペクト、ゲイリー・アントワン・ラッセルがいよいよ世界タイトル戦を迎えます。

といっても、「暫定王座決定戦」。

といっても、正規王者はデビン・ヘイニーです。

 

 

 

WBCということを鑑みると、たとえここに勝利したとしてもすんなりと正規王者との団体内王座統一戦が組まれるかどうかは謎なところではありますが、この戦いののち、デビン・ヘイニーvsゲイリー・アントワン・ラッセルなんてことになったらこれは非常に楽しみな戦いになります。

さて、正規王者デビン・ヘイニーは前戦でドーピング&ウェイトオーバーという最強コンボを繰り出したライアン・ガルシアに判定負け。驚くべきことにまだ「ノーコンテスト」とはなっていません。が、王座は据え置き状態。

これで1敗は流石に酷すぎるのでノーコンテストで良いと思いますが。

痛烈なダウンを3度も奪われたヘイニーに配慮しての暫定王座戦は無理矢理納得しようと思えばギリギリ納得できる範囲かもしれません。ちなみに1位のサンドール・マーティンは無視なのか?断ったっていうニュースもなかったような気がしますが。。。

 

 

 

さて、話が逸れてしまいましたが、ラッセル家の最終兵器、ゲイリー・アントワン・ラッセル。長兄のゲイリー・ラッセルJrはほぼ引退状態、兄のアントニオ・ラッセルは世界王座戦前に敗退してしまった状態であるために、色んな意味でもはや最終兵器です。

ともかくこのアントワンは非常にレベルの高いボクサーで、ラッセル家で培ったスキルの上にハードパンチを持ち、そのファイトスタイルはアグレッシブなもの。スキルに胡座をかかないプロ向きのファイトスタイルは、パーフェクトレコードを可能にしています。

さて、その対戦相手はアルベルト・プエジョ。

元WBA世界スーパーライト級王者のプエジョは、2022年8月にバティルザン・アフメドフとの王座決定戦を制して戴冠も、薬物陽性反応が出て王座を剥奪。その後この王座はロランド・ロメロとイズマエル・バロッソが争った結果ロメロが妙なTKO勝ちを記録、その王座はその後にイサック・クルスに渡っています。

このプエジョはスーパーライト級という階級においてかなり速く、さらに巧さを持ったボクサーと言えます。どちらかというと迎え撃つタイプのボクサーなので、アントワンが先に仕掛ける、という展開になるのでしょう。

ハンドスピードも体のキレもあり、さらに非常にデカく見えるアルベルト・プエジョ、これが薬物の力だったとするならば非常に残念な話です。

 

 

 

ここはもちろんアントワン応援であり、ぜひここをノックアウトで終わらせ、全勝全KOの王者となって欲しいところです。

そうなればスーパーライト級はまた一つ、大きな盛り上がりを見せそうです。

同日、別会場ではみんな大好きサブリエル・マティアスも防衛戦。今後のスーパーライト級を担うであろうアントワンの王座初戴冠に期待。

WBC世界ミドル級タイトルマッチ

カルロス・アダメス(ドミニカ共和国)23勝(18KO)1敗

vs

テレル・ガウシャ(アメリカ)24勝(12KO)3敗1分

一時期は日本においても大きな盛り上がりを見せた、ミドル級。世界的に強豪が集まるというミドル級ですが、GGG引退以降は地味といっても差し支えがありません。

現在WBAにはエリスランディ・ララ(キューバ)、IBF、WBOにジャニベック・アリムハヌリ(カザフスタン)、そしてWBCにカルロス・アダメス。

 

 

 

強国のボクサーだらけながらも、興行的に強い国王者不在というのは王座統一戦へ進むとすれば弊害となり得ることです。この階級で最も目立つ存在のアリムハヌリがサウジアラビアからお声がかかるのを待つしかない状態でしょうか。

さて、そんな地味な階級となってしまったミドル級、WBCの王座は王者:アダメスにここまで王座に一歩届かないテレル・ガウシャが挑みます。

世界タイトルには2度目の挑戦となるガウシャですが、世界挑戦自体はもう6年も前の話で、昨年まではしっかりとスーパーウェルター級で戦っていたボクサーです。

2023年9月にミドル級超で調整試合を行い、すぐさまタイトル挑戦の機会が回ってきたというのはラッキーですが、果たしてこのミドル級でどこまでできるのかは不明。

とはいえ、2022年3月に戦ったティム・チュー戦ではダウンを奪うというサプライズを起こしているガウシャ、もしかするともしかするのかもしれませんね。

ともあれ、この戦いは正規王座戦ではあるものの、PPVのオープニングファイトという格付けになるのは致し方のないことなのかもしれません。

 

 

 

その他のアンダーカードと配信情報

上記のカードがAmazonPrimeVideoのPPVファイトなのですが、その他のアンダーカードも注目ファイトが目白押しです。

イライジャ・ガルシアvsカイロン・デービス、そしてマーク・マグサヨvsエドゥアルド・ラミレス。ロイマン・ビラも登場ですね。

このPrelimsと呼ばれるアンダーカードがWOWOWで放送される可能性はないと言えますが、これらの戦いはYoutube等でも見れるかもしれません。アマプラへの誘導として。

一応、エキサイトマッチのページにはデービスvsマーティン、ベナビデスvsグヴォジクという表記がありますが、アントワンの試合は放送して欲しいですよね。

放送日時は6/16(日)午前9:00〜となっているので、おそらくはPPVファイト4試合は全て放送されるのではないでしょうか。

WOWOWはこちらから

 

 

 

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