信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】ジョシュアvsデュボアのアンダーカード、個人的注目はSupersonic?

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アンソニー・ジョシュアがウェンブリースタジアムに帰ってくるのは、2018年以来のことだそうです。

そう考えると6年というのはあっという間ですね。ジョシュアといえばスタジアムファイトという感じがしていましたが、2019年にアンディ・ルイスJrに不覚をとった試合はアメリカだったし、再戦はサウジアラビア。

その後ウェンブリーアリーナはあれどスタジアムはウェンブリースタジアムよりもやや小規模なトッテナムスタジアム(ウシクとの第1戦)、あとはO2アリーナとかですね。そうはいってもトゥルキ・アラルシクの寵愛を受けているジョシュアはサウジアラビアも多いか。

ともあれ、ウェンブリースタジアムにジョシュアがカムバックするこの戦いは、やはりイギリス国内でスペシャルなものでしょう。果たして過去のように10万人近い観客を集められるのでしょうか。

さて、そんな大規模の興行でアンダーカードを務めるボクサーたちは、この晴れの舞台に何を思う。ということで今回のブログは、ジョシュアvsデュボアのアンダーカードと、、、について。

↓メインのプレビュー

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

 

9/21(日本時間9/22)イギリス・ロンドン

アンソニー・カカス(アイルランド)22勝(8KO)1敗

vs

ジョシュ・ウォーリントン(イギリス)31勝(8KO)3敗1分

この試合はセミファイナル、ではないようです。格としては世界王者が登場する、世界タイトルマッチです。

IBF世界スーパーフェザー級王者、アンソニー・カカスは、前戦でジョー・コルディナ(イギリス)を8RKOで破り、アップセットで世界初戴冠。

スキルはあれど怖さのないボクサーで、はっきりいってこの世界戴冠戦はいわく付きです。3R、「レフェリーがストップ指示を出した後の加撃」により優勢にたったカカスでしたが、それまでは完全にコルディナペースでした。早々にカカスを見切ったように見えたコルディナでしたが、このダメージは非常に大きく、またレフェリーもコルディナを休ませることなく続行させたため、コルディナは回復できず。結果8Rまでダメージを引きずったままノックアウト負けを喫しています。これは本当にひどいレフェリングでした。

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

こうしてIBF王者となったカカスですが、今回、ジョシュ・ウォーリントンを迎えるのは防衛戦ではありません。

元々保持していたIBOはタイトル戦と認めているようですが、ウォーリントンはIBFのランク圏外のため、タイトル戦と認定されなかったようです。

まあ、何せウォーリントンはスーパーフェザー級デビュー戦であり、さらに現在2連敗中、元王者とはいえタイトル戦として承認する理由がありません。

これはある種、どちらを応援すれば良いかわからない戦いです。アイルランドvsイングランドの対立構造を煽りたいのかもしれませんが、果たしてこれで良いのか。

IBFは指名挑戦者に強打者エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)、2位が空位で3位に力石政法(大橋)。もうカカスは剥奪で決定戦に進んで欲しいところですね。

 

 

 

その他のアンダーカード

そんな世界タイトルマッチまがいの試合は置いておいて、他は素晴らしいアンダーカードが揃っています。

まずはEBUヨーロピアン・ミドル級タイトルマッチとしてセットされているタイラー・デニー(イギリス)vsハムザ・シーラズ(イギリス)。

20勝(16KO)無敗のシーラズは、前戦で無敗のオースティン「アンモ」ウィリアムス(アメリカ)を11RTKOで降し、その前には元タイトルチャレンジャーのリアム・ウィリアムス(イギリス)を初回TKOで降しています。

WBCとWBOでトップコンテンダーの位置につけ、他も上位に入っているシーラズは、すでにタイトルショットのカウントダウンに入っているはずです。ここを勝利して世界タイトルへの弾みをつけられるか。そしてデニーとしては、全てを奪うことができる戦い。これは非常に興味深いですね。

そしてジョシュア・ブアツィ(イギリス)vsウィリー・ハッチンソン(イギリス)というのもありますね。対戦相手の質が上がるとともにいっときの勢いは衰えているブアツィですが、ともあれ18戦全勝(13KO)と無敗をキープしています。

 

 

 

対戦相手のハッチンソンも好戦績のボクサーで、18勝(13KO)1敗。

この戦いはWBO世界ライトヘビー級の暫定王座決定戦となっているようです。せっかくライトヘビー級の4団体統一王者が決まろうかというところでの暫定王座決定戦が必要かどうかはよくわかりませんが、この戦いもまた興味深いものですね。

あとは本来はジョシュ・ケリー(イギリス)vsリアム・スミス(イギリス)という、これまたなかなかのマッチメイクがセットされていましたが、スミスの怪我によりキャンセル。これが数日前のことなので、スミスの代役としてリングに上がるイシュマエル・デイビス(イギリス)が一体どれほどのボクサーなのか。これに勝てば、一気にステップアップできる戦いですね。ちなみにニックネームは「ブラックパンサー」だそうです。かっこいい。

マーク・チェンバレン(イギリス)vsジョシュ・パドレイ(イギリス)という無敗対決もありますが、ここは戦ってきた相手の質、キャリアとしてはチェンバレンに分がありそうです。

 

 

 

そんなアンダーカードも置いといて

さて、常日頃から、ボクシングとは硬派なもので、ミュージシャンが出てきて歌ったりする演出なんぞは不要、そんなことよりさっさと試合を進めてくれ、と思っていることは、このブログでも度々お伝えしてきたことです。

しかし、残念ながらこの私の主張は「単に自分が興味のない人間が出てくることが嫌」だということが判明しました。

というのは、今回のハーフタイムショー的なものに関しては図らずもテンションが上がってしまったからです。これまで散々3150FIGHTやLUSHBOMUを批判してきてごめんなさい。好きな人にとっては、大好きなボクシングと一緒に素晴らしい演出見れることは非常に嬉しいことなんだな、と今更ながらに思いました。リヤドシーズンでエミネムがパフォーマンスした時は無視していたくせに。

 

 

 

まあ、どういうことかというと今回、このウェンブリースタジアムにはoasisのフロントマンであるリアム・ギャラガーが登場です!

つい先日、再結成を発表したoasis。このニュースが出た時は絶対嘘だと思いましたが、そのニュースの翌日には本人たちが声明を発表、2025年の夏に行われる再結成ツアーの発表もありました。そのチケットもすでにソールドアウト、来年の9月終わりのウェンブリースタジアムでの追加公演が早々に決定。。。とともかく早く日本に来てね、という状態です。

過去、私は幾度かoasisのステージを見てきましたし、二人がソロになってからも幾度かは見てきましたが、2005年のサマーソニックは本当に素晴らしいステージでした。会場は非常に暑かったですが、リアムもちゃんと出てきたし、声も出ていました。

そこから時がたち、2009年のツアーは2005年のサマソニほどではないけれども良かった印象があり、その年の7月、フジロックではリアムの声はほとんど出ていませんでした。

そこから、2009年の8月に解散。

 

 

 

などとまあボクシングのブログで関係のないことをのたまってしまったわけですが、私はリアムも好きだしノエルも素晴らしいと思いますが、この世で一番好きなミュージシャン(生きている人たち)は「oasis」だと断言できます。おそらく、見てきたライブは一番多いんじゃないかとも思います。

そんなわけですから、リアムが(たとえ単体とはいえ)このウェンブリースタジアムで、友人でありファンであるアンソニー・ジョシュアのためにパフォーマンスをする、というのは、本当に楽しみなことなのです。いつもと言ってることが真逆になりますが、メイン前にして欲しい。(実際はそうなる可能性が高いが)カカスvsウォーリントンの前にやらないで欲しいのです。

そんなわけで、今回のこの興行で一番の期待は、「ノエルも出てこねーかな」です。

再結成したとはいえ、いつ、リアムがヘソを曲げて「ライブ会場まで来てもステージに立たない」かもわからないし、いつ、ノエルが愛想をつかさないとも限りません。

そんなわけで、今週末(だけ)はボクシングとともにハーフタイムショー的な演出も楽しみにしたいと思います。Rock'n Roll Starで始まる可能性は大いにあるし、wonderwallはやらないだろうけどもし万が一ノエルが出てきてAcquiesceなんて演った日にはもう。。。

実際のところはMorning Glory、Live foreverでしょうか。3曲だそうです。楽しみですね。

 

 

 

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