信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】Netflixはボクシングファンの心を掴みにこない。ケイティ・テイラーvsアマンダ・セラノ2、マリオ・バリオスvsアベル・ラモス。

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ジェイク・ポールvsマイク・タイソン。

この試合はボクシングファンにとっては興味のないものなのでしょうが、では一体どこで興味を持たれているのでしょうか。

Netflixって結構みなさん入ってるのでしょうか?ボクシング見るために入るプラットフォームじゃないのでしょうが、今後ちゃんとしたボクシングを放映してくれるなら検討の余地があるのかもしれません。

冗談のようなメインイベントの脇を固めるのは、女子ボクシングの最高峰の戦いと、WBC世界ウェルター級タイトルマッチです。

ということで今回はNetflix興行のプレビュー記事。

 

 

 

11/15(日本時間11/16)アメリカ・テキサス

ケイティ・テイラー(アイルランド)23勝(6KO)1敗

vs

アマンダ・セラノ(プエルトリコ)47勝(31KO)2敗1分

2022年4月30日、当時の女子ボクシング界で最大の戦いは、とてつもない好ファイトでした。

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

当時大きな話題となった上、その試合内容も素晴らしい内容となった女子ボクシング史上最大の一戦。2年半の時を経ての再戦は、どのような戦いになるのでしょうか。

この戦いで敗れたアマンダ・セラノでしたが、その後もコンスタントに試合を重ねて現在まで5連勝。主にフェザー級タイトルの防衛戦をこなしており、7月にライト級超の試合を戦っています。

 

 

 

対して勝利したケイティ・テイラーは、その後当時無敗のカレン・エリザベス・カラバハルを退けましたが、続く戦いでスーパーライト級タイトルに挑戦。王者シャンテル・キャメロンに対して微妙な判定を落とし、初黒星を喫しています。

しかしその後の再戦ではマジョリティ判定勝利でリベンジ、スーパーライト級タイトルも手中に納めます。

そして、今回の戦いはテイラーの持つスーパーライト級タイトルの防衛戦、ということになります。

2年前の戦いはライト級での戦いであり、今回はスーパーライト級。第1戦と第2戦の間、セラノはほとんどフェザー級で戦っていたので、今回は10lbs以上の増量をしなければなりません。

かなり階級差のある戦いになりそうですが、大丈夫なのでしょうか。

初戦は素晴らしいファイトになりましたが、このウェイトの開きは微妙かもしれません。

 

 

 

WBC世界ウェルター級タイトルマッチ

マリオ・バリオス(アメリカ)29勝(18KO)2敗

vs

アベル・ラモス(アメリカ)28勝(22KO)6敗2分

マリオ・バリオスは本当に不思議なボクサーです。

デビュー以来破竹の勢いで連勝したのち、2019年9月に当時無敗だったバティルザン・アフメドフ(ウクライナ)とのWBA世界スーパーライト級王座決定戦に出場。

この戦いを小差で勝ち切り、見事世界王者となりました。

初防衛戦を格下相手に楽勝で勝ち切った後に用意されたのはジャーボンタ・デービス(アメリカ)戦で、タンクはライト級王座を保持したままスーパーライト級へアタック。

タンクにとってスーパーライト級は重すぎたのか、それともバリオスだからそこまで粘れたのか、結果的にはバリオスは11RTKO負けを喫しています。

 

 

 

ともあれ、これでメジャーなボクサーとなったバリオスでしたが、ウェルター級の初戦で2年半ぶりにリングに上がったキース・サーマン(アメリカ)に完敗。これはちょっと株を下げた試合になってしまいました。

タンク、サーマンに連敗したバリオスでしたが、翌年ジョバニ・サンティアゴ(プエルトリコ)を破って復帰。そしてヨルデニス・ウガス(キューバ)との王座決定戦を制してWBC世界ウェルター級暫定王者となり2階級制覇、初防衛戦をクリアして今回の一戦を迎えます。

アベル・ラモスはそのウガスとWBA世界ウェルター級王座を争い、敗北しているボクサーです。

その前からレジス・プログレイス、イバン・バランチェク、ジャマル・ジェイムスといった強豪との対戦経験があり、敗れはしているもののなかなかのレジュメです。

ウガス戦後はオマール・フィゲロアJr(アメリカ)に勝利もその後は若いボクサーたちの踏み台にされつつ、前戦で約3年ぶりの勝利。

なぜこの状態で世界タイトルマッチのチャンスが巡ってきたのか、というのはWBCらしいと言えばらしい。

 

 

 

そのほかにもライト級の無敗対決、フェザー級のプロスペクト、ブルース・カリントン(アメリカ)も登場です。カリントンは前戦から1.5ヶ月という短いスパンでのリング登場、なかなかやりますね。

正直あまり興味を引くようなマッチアップはなく、果たしてNetflixに加入するかというと否、でしょう。

ブライス・ホールデン

このNetflix興行を仕掛けているプロモーターは、ブライス・ホールデンというプロモーターで、プロモーション会社は名前そのままの「ホールデン・ボクシングプロモーション」。

結局ジェイク・ポールと組んでいる、というだけの人間のようで、1年に1度か2度の興行の全てにジェイク・ポールが関わっているようですね。

なので結局このホールデン・ボクシングというのはジェイク・ポールのためのプロモーション会社であり、彼がいなくなれば必然的にこのホールデンはお払い箱でしょう。

折角であればこのような無意味なメインイベントではなく、本物のボクシングが話題になってもらいたいものですね。

 

 

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