信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】「階級最強」への架け橋となる2つの再戦!ラファエル・エスピノサvsロベイシー・ラミレス、エマニュエル・ナバレッテvsオスカル・バルデス!!

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あんまり時間がありませんが、この試合だけは見ておきたい。

ラファエル・エスピノサvsロベイシー・ラミレス2。

正直アンダーカードのスティーブン・ナバロやリンドルフォ・デルガドのパフォーマンスなんかも気になるのですが、とりあえずこのトップランク興行のセミとメインだけは外せません。

ということで今回のブログは、だいぶ遅くなりましたがトップランク興行の観戦記。

↓プレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

12/7(日本時間12/8)アメリカ・アリゾナ州

WBO世界フェザー級タイトルマッチ

ラファエル・エスピノサ(メキシコ)25勝(21KO)無敗

vs

ロベイシー・ラミレス(キューバ)14勝(9KO)2敗

先入観なく、みたい。なので初見はWOWOWではなく、ESPNで見ることにします。

2024年のアップセット・オブ・ザ・イヤーとして紹介されている前戦、初戦の試合が流れていますがやっぱり当時のエスピノサの勝因としては①前半、ポイントをとれた、②痛烈なノックダウンから復活できた、③中盤をリードされながらも諦めなかった心の強さ、これらが一つ、いや一つの半分でも欠けた場合は難しかったでしょう。

正直、まだラミレスの方が評価が高い、というのも頷けます。ラミレスは前戦のようにエスピノサを舐めてはこないでしょう。

 

 

 

陽気な入場のラミレス、エスピノサもそれに劣りません。エスピノサは王者然としており、自覚が芽生えたのと、矜持を持っていることを感じますね。

大盛り上がりの会場、注目のゴング!

初回はまずラミレスが左左にサークリング、非常に遠い距離から軽やかなステップでエスピノサも届かないところで様子見。エスピノサは丁寧にジャブを突いていますが、細かく素早く動くラミレスの動きにミスブローも多い。

エスピノサのジャブを交わして左のボディをヒットするラミレス、初回はボディからという非常に基本的な作戦を立案し遂行します。

2R、両者のウェイトが出ますが、エスピノサは144.6lbs、ラミレスは137.8lbsだそうです。エスピノサは約8.6kgのリカバリー。ラミレスは5.54kg。ラミレスはさすが体がでかいだけあってものすごい。

引き続きプレスをかけながらジャブで攻め入るエスピノサですが、これがラミレスに当たりません。距離で外され、タイミングを読まれるとカウンターで左ボディショットを受けています。もちろん致命的なダメージはないと思いますが、エスピノサはラミレスの微妙な動きに反映され、パンチをつなぐことができていません。

 

 

 

3R、圧を強めたエスピノサ。ラミレスもロープ際を回るようになっていますが、被弾はほとんど無し。流石の反応速度と、エスピノサに連打を許さないカウンターがあります。後半、ラミレスは見事な左カウンターをヒット、エスピノサは一瞬動きが止まります。

ボクシングをさせればラミレスが上、ここまでのポイントは前戦と違ってラミレスでしょう。しかし徐々に手数が出始めてきたエスピノサ、後半に入ればもっといけるでしょう。

4R、相変わらず丁寧なジャブから入るエスピノサ、このラウンド序盤はなかなか手を出せませんが、ハーフタイム以降はグイグイと左右を出しながら前進。その中でラミレスは時折カウンターをとりますが、バランスを崩しながらもエスピノサの左右はテンポよく出続け、ラミレスのカウンターでもこの連打は止まりません。

まだミスブローが多いのも事実ですが、きっとこの泥臭いボクシングの先にエスピノサの勝利があるのでしょうし、それ以外に勝利を掴み取る方法はないはずです。

5R、前ラウンドでエスピノサが自信を取り戻したのか、それともラミレスが若干疲れでもしたのか、このラウンドは前半からエスピノサがしっかりと攻めることが出来ています。

こうなると苦しくなるのはラミレスで、相手の土俵で戦った時、疲弊してしまうのはロベイシー・ラミレスです。

 

 

 

後半、エスピノサの攻撃に対してラミレスはガードを固めてグッと距離を詰めてやり過ごしますが、これは本来カウンターを取りたいところではないか。ちょっと休んでいるようにも見えます。

6R、ということでちょっとエスピノさの展開になってきたのではないか、と思った矢先、この序盤の攻防でいきなりラミレスが手を上げて棄権。。。!!

ノー・マスするにしてももっと痛めつけられてから、と思いますが、何かのトラブルでしょうか。

アップになったラミレス、右目の涙袋のあたりがぷっくりと腫れています。これは。。。もしかしたら眼窩底骨折とかでしょうか。

いずれにしろ、ここからエスピノサペースになったとして、後半にラミレスが逆転できたか、というと難しい気がします。

終わり方は微妙でしたが、ラファエル・エスピノサは強敵ロベイシー・ラミレスを返り討ち!素晴らしい王者としての証明をしました!

 

 

 

インタビュー時にはさっきより晴れているように見えるラミレスの涙袋。これはなかなか賢明な判断だったかもしれません。。。前戦のようなFOTY級の戦いにならなかったのは残念ですが、ラファエル・エスピノサの勝利は純粋に嬉しい。

WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ

エマニュエル・ナバレッテ(メキシコ)38勝(31KO)2敗1分

vs

オスカル・バルデス(メキシコ)32勝(24KO)2敗

さて、メインイベント。前戦はナバレッテの完勝でした。

すでに決着のついている戦いは、ナバレッテがライト級への進出に失敗したことで、かなり興味深い再戦になってしまった、ということがあります。

さてさて、この戦いは「メキシカン・スーパーファイト」たり得るか。

いよいよゴングです。

 

 

 

初回、ともにやる気満々です。ジャブの差し合い、体全体のスピードやハンドスピードはバルデスの方が明らかにキレていますが、ナバレッテはそんな目に見えるところで勝負しているボクサーではありません。

バルデスは良いステップワークからインサイドでショートのオーバハンドを当てたいようで、ガードをガチッと固めてそのままナバレッテに突進するスタイル。かなり頭を下げているのでちょっとバッティングも危なそう。

後半、頭を下げすぎたところにナバレッテの右が当たったように見えました、これでバルデスは膝をつくダウン!!後頭部を打たれたというアピールを見せましたが、これは正直頭を下げすぎたバルデスがいけないのでは??

このペースで行くと今回はKO決着があり得るか。

2R、かなりグイグイ行くのはバルデス、頭を低くするも頭の位置が動いていないように見えます。ガードは硬いですが、ちょっとパンチングパワーにもナバレッテに分があり、バルデスはもうちょっと細やかに頭を動かしたい。(本当は陣営としてはもっと頭を細かく振って入って欲しいのではないか)

 

 

 

中盤、バルデスは右をヒットしてナバレッテを下がらせますが、とにかくこのナバレッテは異常なタフネスを持っています。

少し下がってもその後左ボディを思いっきり突き刺して反撃、迫力のある攻撃で今度はバルデスを下がらせます。この辺りの迫力も比べるまでもなく、ナバレッテの方が良い。やっぱりこのエマニュエル・ナバレッテは強いですね。上手くは見えませんが。

3R、ここまでのパンチスタッツはナバレッテ34/130、バルデス30/90。ヒット数は同じぐらいですが、やっぱりナバレッテの方が印象が良い。

お互いにフルスイングに次ぐフルスイング、バランスを崩しながらもありがとう交互に前に出て攻撃を仕掛けるという展開!後ろに下がりつつもパンチを出しつつ、お互いにバランスを崩しているのでそこにパンチが当たればまたダウンシーンも訪れそうです。

4R、開始早々バルデスが左右フックで攻め入ります。バルデスは今日左フックの他、まっすぐ伸ばす右ストレートも思い切りの良い右のオーバーハンドも鋭い。

それでもナバレッテに効いている気がしないのが非常に残念ですね。

 

 

 

ナバレッテは1発はもらっても2発3発と連撃を貰わないのが良いところで、攻めては意味不明のタイミングと不可思議なアングル、これはいつも通りのものですが、やはりバルデスの顔面は紅潮してきているように見えます。

そして終盤、右を当ててふらついたバルデスに右アッパー!これでバルデスはダウン、終了ゴングと同時でしたのでこれはダウン判定。

5R、バルデスへのドクターチェックからスタート。バルデスにはもう残された時間が少ないかもしれません。

ここで玉砕覚悟で次行けるのがさすがマッチョ、バルデスはとにかくガードを固めて前進し、得意の左フックが当たる距離までいって左フックを強振!

ただ、ちょっとそこに行き着くまでにナバレッテにガードの上から打たれてどんどんダメージを溜めているようにも見えます。ある種の我慢比べですが、やはりこの流れはナバレッテに明らかな分があります。

ナバレッテの後ろに下がる姿は足もフラフラしているし、側から見れば効いているようにも見えるかもしれまえんね。まあ、いつも通りでしょうが。

6R、回りながらジャブ、ジャブのナバレッテ。一応近い距離でのバルデスのフック、オーバーハンドを警戒か、この長い距離で自分のアッパーを当てていきたいということなのでしょうか。

 

 

 

ナバレッテのあのでかいアッパーの当たる距離から一歩踏み込まなければ、バルデスのフックは当たりません。

このラウンド中盤、ナバレッテが得意の左アッパーからチャンスを作り、バルデスはなんとか応戦してこのピンチを乗り切りますが、ここまであの警戒すべきアッパーを喰らいすぎかもしれません。

そして後半、ここでナバレッテの左ボディ!!!ここでボディが来ると思っていなかったか、バルデスは悶絶してダウン!!

そのまま立てず、エマニュエル・ナバレッテ6RTKO勝利でオスカル・バルデスを返り討ち!!

もっと競った試合になる可能性もあるのでは?と思いましたが、結果的には初戦よりもさらに差が広がったと言える結果であり、同じくナバレッテの完勝でした。

買うっために見出したバルデスの戦略は、ナバレッテには全く通用せず。

ともかく、強さを見せつけたエマニュエル・ナバレッテ。やっぱり階級最強はこのボクサーでしょうか。

 

 

 

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