信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

The RING アワード・ノミネーツ!黄金期、日本ボクシング界からノミネートした候補者は??

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

2025年1月11日。リングアワードがイギリスはロンドンで開催されるそうです。

このセレモニーはDAZNで中継される予定で、日本時間では1/12(日)AM5:00からの放映。

あまりド派手なイベントにするのは個人的には好むところではありませんが、こういった煌びやかなセレモニーもステータスとなるのでしょうから、是非ともド派手にやっていただきたいものです。

ゴールデンボーイ傘下にいた時のリングは、その公平性を保っているように見えたし、やや地味な活動をしているように見えました。それでもその権威は落ちなかった、と感じていますし、地味な活動だからこそ権威を保てていたのかもしれないと感じています。

実際は権威は落ちてはいないが、上がってもいない。これはある種停滞とも言える事柄ですから、カネのあるトゥルキに買収されたならば、その権威をより強めてもらえると良いと思いますね。

さてさて、そんなわけで今回のブログは、リングアワードの中で、日本人ボクサーがノミネートされたものをピックアップしていきましょう。

 

 

 

カムバック・オブ・ザ・イヤー

本当は全ての賞のノミネートをピックアップできれば良いのですが、ちょっと量が多すぎて。。。。

他にも本当にたくさん語りたい事象はあるのですが、とりあえず日本人が絡んでくる賞だけにしておきます。

ということでまずはカムバック・オブ・ザ・イヤーにノミネートされたボクサーたち。

 

 

 

ダニエル・デュボア

ニック・ボール

ビリー・ディブ

アンジェロ・レオ

矢吹正道

ペドロ・タドゥラン

「カムバック」ですから、注目されるのは栄光からの転落と、そこから這い上がるストーリー、そしてカムバック時のパフォーマンス、というところでしょうか。

デュボアはここに辿り着くまでに幾つかの敗北を経験しているし、ジョシュアとの試合が明らかなアンダードッグだったことを考えると、2024年の大復活は大きなサプライズでした。比べて、ニック・ボールは勝ったと思った試合を負けにされた、って感じなのでちょっと弱いのでは?と思います。

矢吹はその復活までのストーリーがが海外にまで伝わっているかは疑問ですが、復帰戦から強敵との連戦、その中でのアキレス腱断裂という大怪我、そしてライトフライ級最強と思われるノンシンガを相手に素晴らしいパフォーマンス、というのを考えると受賞してもおかしくないように思います。

 

 

 

アンジェロ・レオもなかなかのもので、フルトン戦での敗北後、プロモーターに見放されて試合枯れ、そしてさして力のないと思われたProBoxTVに拾われてのストーリー、そして階級最強のルイス・アルベルト・ロペスを素晴らしいノックアウトで降す、こちらもストーリーは満点です。

でもやっぱりここは個人的にはビリー・ディブ。

私は本来勝ち負けどうでも良い、とか、引退試合だとかはあまり好きではありません。それでも、やはり癌を克服してもう一度最後にリングに上がる、という彼の勇姿を咎められるほど薄情でもありません。

純粋なボクシング、とは少し離れてしま雨かもしれませんが、それでもここにノミネートしているなら、最もドラマティックなカムバックを果たしたのはビリー「ザ・キッド」ディブなのではないか、と思います。

イベント・オブ・ザ・イヤー

ノミネートされた6つの興行のうち、2つが日本で行われた興行、というのは本当に感慨深いものです。これをプッシュしたのは杉浦大介氏だということですが、この杉浦氏がリングマガジンの選考委員に属しているからこそ、日本のボクシングが世界に認められているというのは過言ではないのかもしれません。

やっぱりボクシングにもボクサーにも宣伝は必要なのです。

 

 

 

ウシクvsフューリー

ジョシュアvsデュボア

ジョシュアvsガヌー

クロフォードvsマドリモフ

井上vsネリ

アマプラ興行2days

ウシクvsフューリー、これは初戦のことだと思いますが、アンダーカードにはジャイ・オペタイアvsマイリス・ブリエディス2、そしてジョー・コルディナvsアンソニー・カカス。

話題としてはもちろん史上初めてのヘビー級4団体王座統一戦、というのが非常に大きいことなので、やはりこのイベントが最有力候補なのでしょうか。

ジョシュアvsデュボアについては他のカード、というよりもリアム・ギャラガーの登場が良かった、ということしか覚えていません。ともあれウェンブリースタジアムで行われた、という試合規模はものすごかったですね。まあ、ジョシュアの試合の多くはスタジアムファイトといえそうですが。

 

 

 

そういえばoasisの日本公演のチケットは全て外れてしまったので、誰かチケット余ってないですか。マジで。

ジョシュアvsガヌーはメインイベントは置いといて、アンダーカードは素晴らしいマッチアップでした。チャン・ツィーレイvsジョセフ・パーカー、バルガスvsボール、マドリモフvsクルバノフ。国際色も非常に豊かでこれぞリヤドシーズンという感じでしたね。

クロフォードvsマドリモフも豪華な興行でしたが、どちらかというと50-50の戦いは少なかったかなと思うので、ちょっともったいなかった感じ。その中でアップセットも起こっているので、興行全体を見た時には興奮できるものだったのかもしれません。

と、まあここまでが全てリヤドシーズンです。やっぱりもはやボクシングの中心地はラスベガスではないようですね。

そして残りの2つが日本、一つは東京ドーム興行で、一つは2日間にわたるPrime Video Boxing。

 

 

 

個人的には甲乙つけ難いこの2つの興行のうちどちらかがイベント・オブ・ザ・イヤーに輝いて欲しいな、なんて思いますが、話題性というとどうだったのでしょうか。どちらかというと「マイク・タイソン以来」という東京ドーム興行の方が世界的な話題としては大きかったのかもしれませんし、何せメインイベントは日本が世界に誇るモンスターです。

動員数で言えばジョシュアvsデュボアが群を抜いていますが、如何に。

ファイト・オブ・ザ・イヤー

絶対もっともっとあったはずなのです。何せ私はこのブログを書くときにこれぞFOTYか?ってしょっちゅう書くから。

とはいえ、ファイト・オブ・ザ・イヤーに選ばれる試合は、その試合が素晴らしいファイトである以前に、大きな注目を集めるファイトでなければなりません。それを取っ払ってしまえばもはや膨大な量になってしまいますからね。

 

 

 

ウシクvsフューリー1

ベテルビエフvsビボル

オルティスvsボハチュク

フォードvsホルマトフ

マルティネスvs井岡

ウォードリーvsクラーク1

ウシクvsフューリー、どこにでも出てくるこのファイトは、やはり2024年のハイライトです。

ベテルビエフvsビボルはややアクションが少なかった、と見る向きもありますが、好ファイトだったことに疑いはありません。少なくとも個人的には。ただ、ファイト・オブ・ザ・イヤーかと問われるとそうは思えませんね。

オルティスvsボハチュクも、マルティネスvs井岡も非常にアクション満載のファイトであり、興奮するファイトでした。

 

 

 

フォードvsホルマトフは残り数秒というところでの大逆転劇で本当に面白い試合でしたし、ウォードリーvsクラーク(初戦)も最後の最後までわからない試合、というか終わってみてもわからなかった試合であり、これもまたボクシングの素晴らしさを感じられた試合でしたね。

一体どこに重きを置くのか。。。というところですが、個人的にはこの中で一番面白く感じた試合はウシクvsフューリーだったかな、と思います。

ファイター・オブ・ザ・イヤー

このファイター・オブ・ザ・イヤーに我らがモンスター、井上尚弥がいないのはちょっとしたサプライズのように思えます。

もし12月にグッドマンを蹴散らしていたならば、そのアクティブさも加味されてきっとエントリーしたのでしょうが、残念ながらも今年は2試合、一つは指名戦であったものの一つは傍から見れば普通の防衛戦、これは致し方ないのかもしれません。

 

 

 

オレクサンドル・ウシク

アルツール・ベテルビエフ

ダニエル・デュボア

ジェシー・ロドリゲス

中谷潤人

オスカー・コラーゾ

これはもはやオレクサンドル・ウシク一択である、ということは言うまでもないのですが、アルツール・ベテルビエフ、ダニエル・デュボアのエントリーも十分に頷けるものです。

ベテルビエフは2024年、初頭に強敵カラム・スミスを7Rでノックアウト、そして頂上決戦でドミトリー・ビボルを僅差の判定で降しています。普通に考えればこのベテルビエフがファイター・オブ・ザ・イヤーを獲得して然るべきなのですが、そうはならなかったのは単純にヘビー級の4団体が統一された、という事実ができてしまったが故のことです。

 

 

 

デュボアもフィリップ・フルゴビッチ、アンソニー・ジョシュアをそれぞれ8R、5Rでノックアウト、文句なしの勝利の年。大復活、と言って良い年だったと思います。しかし、フルゴビッチもジョシュアもトップボクサーではないという見方もできる分、その活躍はどうしてもウシクに劣りますね。

そして軽量級から3人、バム、ビッグバン、コラーゾ。

バムはエストラーダとペドロ・ゲバラを撃破、どちらもノックアウトで2024年を締め括っています。特にエストラーダへの勝利は大きく、このレジェンドキラーは見事なまでに世代交代を果たしています。

そして「ビッグバン」中谷潤人。もう随分前からバンタム級の王者と思ってしまいますが、アレハンドロ・サンティアゴを破ってタイトル奪取を果たしたのは2024年に入ってからで、その後アストロラビオとペッチをノックアウト。2024年、3試合を3勝(3KO)で完勝したキャリアは非常に大きく、しかも2025年は4試合したいといっているようです。これは2025年のFOTYに期待できそう。

 

 

 

そしてオスカー・コラーゾ、こちらも2024年は3戦して3勝(2KO)です。ノックアウト・CPフレッシュマートとの王座統一戦もKOでクリアしており、2024年は大躍進の年と言って良いでしょうね。

結局のところ、ここはオレクサンドル・ウシクなのですが、半分が軽量級のファイターというのは非常に素晴らしいこと。反面、どうした中量級。。。

配信情報

ということで、一体誰がどのようなプライズを受けるのか、楽しみですね。

序盤でお伝えしたように、今回のリングアワードはDAZNで生配信。

配信日時は1/12(日)AM5:00からです。なんとなくつけておく、ぐらいはしても良いかもしれませんね。

↓DAZNはこちらから

DAZN

 

 

 

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