信太のボクシングカフェ

信太のボクシングカフェ

ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】佐々木尽vs坂井祥紀、 奈良井翼vs渡邊海、下町俊貴vs平野岬、小林豪己vs高田勇仁!1/23、Lemino Boxing アンダーカード!!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

ギリギリというか丁度というかメインイベントだけはリアタイ視聴。

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

ということでこれからアンダーカードを視聴です。

ここからはLeminoで視聴です。改めてになりますが、無料で即アーカイブを見れるなんてなんというありがたいサービスか。

しかし時間も時間なので、試合だけをぱっと見。

の、Lemino Boxingの観戦記です。

 

 

 

WBO-APミニマム級タイトルマッチ

小林豪己(真正)8勝(5KO)1敗

vs

高田勇仁(ライオンズ)15勝(6KO)8敗3分

初回、まずは両者リング中央です。

ジャブの差し合い、これは互いに遠い距離です。小林のボディジャブが良いか、高田はもうちょっと距離を詰めていくかと思いましたがリズムを刻んでいます。

比較的慎重な立ち上がりの中で、中間距離からのステップイン、小林のコンビネーションでアッパーがヒット。

2R、高田が体を振ってちょっとプレスをかける構えか。近づいた時、思い切った左フックを狙います。

中盤、深く、低く踏み込んで高田の左を下に振っておいての右、この右がヒット!このパンチをもらった小林は若干プレス、そこに高田の長いジャブが襲います。

3R、左のジャブから左のフックを続ける高田、小林も左フックを巧打。近い距離で高田の突き刺すようなジャブが良い!そしてこの近い距離で高田の右アッパー!!そこから左右をフォロー、右の打ち下ろし!

小林は尻餅をつくダウン!!!

 

 

 

早々に大チャンスの高田!力強いチャージ!!この中にも右アッパーを織り交ぜており、これはこの試合のために磨いてきたパンチでしょうか。ジャブから左フックを見せておいての右アッパー、見事、見事です。

最後までしっかりと攻めた高田、これは素晴らしいパフォーマンス。

4R、高田が体重を乗せた素晴らしいジャブ!このジャブが今日は非常に良いですね。

しかし小林も右にずらして右アッパー、これも上手い!

コンスタントに鋭いジャブ、右のアッパーをヒットする高田、小林も鋭い右で応戦。高田はボディムーブも良いですね。

後半、小林をロープに詰めて高田がラッシュ、しかしここはロープ・ア・ドープよろしく小林が対応。

これは素晴らしいファイト。

5R、高田の、小林のジャブをかわしての攻撃が良い。小林の左右も非常に鋭いですが、高田のダックによりミスブローも多い。

さらに高田はジャブがよく、正直小林とのジャブの差し合いでは分が悪いと思っていたのですが、高田の方が勝っているように見えます。そのジャブがあってからのアッパーへの軌道変化というのが非常に有効に見えます。

 

 

 

6R、小林の右に高田の右カウンター。これは小林のブロックの上ですが、良いタイミング。

中盤、ダブルジャブからの右アッパーをヒットした高田は、小林のジャブをしっかりと外し、後半に入ったところの接近戦でも頭の位置をずらしながらもアッパーをヒット。

高田のパワージャブは非常に力強いのでしょう、幾度も小林の顎を跳ね上げています。

7R、小林の鋭いフックをダック。そして非常にテクニカルに右アッパーをヒット。このボクサーはどんどん強くなりますね。

かなり余裕を持っている高田、良いリズムで足を動かし、そのリズムのままボディムーブも駆使、小林のパンチはなかなか当たりづらくなっています。

8R、高田が前ラウンドあたりからペースを落としたからなのか、小林の動きが良くなっているように見えます。小林がプレスをかけていく展開、高田は右のカウンター狙い。

後半にはまたも高田の右アッパー。

9R、小林がどっしりと構えてプレス。高田はジャブで小林の顔を跳ね上げます。

近い距離、互いのパンチが亜ある距離では高田の回転力が活きます。小林も自ら攻めた時の上下に打ち分けるコンビネーションは見事。

 

 

 

あっという間の10R、変わらず小林がプレス。高田はサークリングしながら鋭いジャブ、強い右のボディからアッパーです。高田はアッパーを多用しますが、このパンチはそろそろ見られているかもしれません。クリーンヒットは減ってきています。今こそ左フックではないでしょうか。

後半、小林の攻めに対して高田がロープを背負いますが、右のオーバーハンドを狙っています。そうして外から回るパンチを見せておいての右アッパー、小林も右アッパーを返す、なんという激闘。

11R、ここは打撃戦、小林がグイグイとプレスをかけていくのは、ポイントで劣勢を意識してのことでしょう。高田は下がりながらも強烈なパンチをリターン。

しかし小林の左ボディが効いたのか、高田は少し動きが落ちます。足が前に出ずに上体が前にいってしまう、これはボディへのダメージでしょう。

ラストラウンド、高田がしっかりと足を使いながらジャブ。右アッパー、右ストレートをヒットした高田ですが、それでも小林は止まらず、グイグイと攻めてきます。ロープに詰まる高田、かなり消耗も激しく、ダメージもありますが、小林のダメージを見てとった高田は後半に入ると猛チャージ!

最後の最後まで気持ちを見せ、持てるからの全てを出し切った両者!なんという素晴らしい試合です!

判定は、114-113小林、116-111高田、114-113高田!

思った以上に競っていましたが、高田勇仁、見事新王者に!!!これは本当に素晴らしい試合でした。小林としてはあのダウンが響いた結果になりましたね。

 

 

 

日本スーパーバンタム級タイトルマッチ

下町俊貴(グリーンツダ)19勝(12KO)1敗3分

vs

平野岬(三松)11勝(4KO)1敗

初回、どっしりと構える下町。長いジャブ、若干のプレス。平野は思い切って入っていきますね。

平野は非常に長いジャブを持っており、さらにこの思い切りの良い踏み込みで、射程距離がものすごく長い。この低く構える構えも、距離感を掴みづらいボクサーですね。

2R、平野の右が非常に伸びます。フックもかなり外側から回っていきますね。

下町はそれでも非常に冷静にプレス、平野が出ざるを得ない状況を作って入り際にカウンター。

3R、遠い距離でのボクシング、平野が踏み込んでのこの一瞬の交錯でどちらが上回るか、という勝負になっています。

お互いにやりづらいボクシング、という感じ。

4R、平野が入ってきたところに下町の右フックがヒット。その後はフェイント合戦から平野がややプレスをかける展開に。

なかなか試合が大きく動く、というのが見えづらい。

5R、互いに突破口を見つけられないまま進むラウンド。お互いに自分のボクシングを貫いている、といえばそうなのですが、なかなかクリーンヒットが生まれません。

 

 

 

どちらかというとアグレッシブなのは下町で、ヒット数としてもここまで下町でしょうか。

途中採点は49-46×2で下町、48-47平野。

6R、平野はより低く構えて攻撃に行く姿勢。しかしそこを狙っている下町が、平野の入り際に左を狙います。そして中盤、近い距離で右の相打ちとなり、平野はダウン。バランスを崩したダウンなのでダメージはないでしょうが、ビハインドしている状態でのダウンポイントはでかい。

7R、平野が手数を増やします。下町もより明確にポイントを取りに行くか、プレス。ちょっと平野は苦しくなってきたか。8Rも平野がプレスをかけるも、なかなかクリーンヒットは奪えず。平野が勝利を手にするにはもう行かなければいけません。

9R、平野の右ボディは良いですが、そのあとは続きません。手数を増やしていますが、もっと思い切っていかなければならないのではないでしょうか。あっという間にこのラウンドも終わり、勢いよく平野が攻めても暖簾に腕押し状態。

ラストラウンド、平野の手数が一気に増えます。荒々しいこの攻めは良い。下町のディフェンスも流石のものですが、それまで外側からオーバーハンド気味のパンチを回していた平野は、中盤まっすぐの右ストレート!これがクリーンヒットして下町がダウン!

残り時間は1分、平野のラストチャンス!グイグイとプレスをかける平野、下町はここではディフェンシブに対応、試合が終了。

 

 

 

判定は、94-94、95-93×2、下町の勝利。

実力差があるマッチメイクだと思っていましたが、かなり下町もやりづらかったのでしょうか。チャンピオンカーニバルでは石井渡士也戦。今度はおそらく勝ちに徹する試合をするのでしょう。

60.0kg契約10回戦

奈良井翼(RK蒲田)14勝(10KO)2敗

vs

渡邊海(ライオンズ)13勝(7KO)1敗1分

初回、まずは遠い距離で互いにリズムを刻み、鋭いジャブ。若干プレスをかけていくのは奈良井、このサイズ差では奈良井がインサイドに入る術を考えなければなりません。

遠い距離から一気にステップインする奈良井、渡邊は自らジャブを打ちつつもカウンターチャンスを窺っています。

2R、パンチの当たらない遠い距離で渡邊が牽制のジャブ。このデカさになかなかインサイドに入れない奈良井ですが、あまり焦りはありません。

これは結構奈良井がガンガンいって早期決着もあるか、と思っていましたが、奈良井は非常に冷静です。

一旦インサイドに入ると鋭いパンチの応酬、しかしともにステップワークがよくクリーンヒットには至らず。

後半、ジリジリとプレスをかけた奈良井は、渡邊をロープに追い込んで右をヒット。その後も右をヒットしています。

 

 

 

3R、遠すぎて奈良井のジャブが当たる気はしませんが、一気に入った時の右は非常に有効かもしれません。渡邊は若干左が下がることがあり、近い距離で外側から回せば当たりそうです。

ただ、そこまで入るのはなかなか至難。渡邊も非常に慎重で、この左が非常に厄介です。

後半に差し掛かった頃、接近したところで奈良井の左フックがヒット!これが効いた、もつれあってのスリップダウンも、かなりダメージはあります。

足にきている渡邊、奈良井の巻き込むようなフックでバランスを崩して倒れます。これはダウンをとってもおかしくなかったですが、誰とは言わないがいつも微妙なレフェリングのレフェリーなので致し方ありませんね。

4R、渡邊のダメージはどうか。奈良井もここは慎重であり、変わらずジリジリとプレス。焦らない、というかやはり渡邊を警戒してのことかもしれません。

特に渡邊がアッパーを出してくるとこのパンチが習いには天敵、打たれて強くないと思われる奈良井はディフェンス面に銃武運に気をつけるあまり、手数は少ない。

距離が詰まれば互いにアクションが多くなり、一気に終わる雰囲気も。

5R、渡邊はダメージから回復したか、軽いジャブをついて足取りはしっかりとしています。奈良井は一瞬で距離を詰めるステップインからボディジャブ、これは届きますがその後は続かず。

渡邊のジャブが冴えるラウンド、奈良井はちょっと攻めきれません。

 

 

 

6R、このラウンドも渡邊の左で攻め込むタイミングを掴めない奈良井。プレスは効いているのでしょう、渡邊も当たるパンチはなかなか打てず。

時折長い距離からステップインして右を打ち込みますが、これは単発。

7R、このラウンドもお見合い状態が長い。中盤、一気にせめた奈良井ですが、もう少し工夫が欲しい。フェイントだけでは渡辺を崩すことはできません。

このラウンドも大きな動きはないまま終了。

8R、左フックで大きく踏み込んだ奈良井、ここで当然のように渡邊はカウンターを狙います。やはり渡邊は奈良井に攻めさせなければならない、そのためにはあえて隙を作るというのも必要なはず。今、左で攻めづらくしている状態ですが、こちらももう少し工夫が欲しいところ。

徐々に交錯するタイミングが増えてはきているかもしれません。

9R、渡邊の長いジャブでも当たらない距離。なかなか試合は動きませんね。後半に入って一瞬の交錯から渡邊が攻め、お返しとばかりに奈良井もヒートアップ。奈良井の左フックで渡邊が吹っ飛ばされる場面、近い距離はフィジカルも含め奈良井か。

ラストラウンドに入ってもこの展開は変わらず。一瞬で勝負がついてしまうと思われた試合、その一瞬は訪れず。ラスト10秒くらいでエキサイティングな打ち合いが展開されるも、両者とも十分なスタミナが残っていることもあり、スピーディなパンチの交換で終了。

時折訪れる数秒のタイミングは素晴らしいものでしたが、互いに警戒心が先に立ち、お世辞にも面白い試合とは言えませんでした。お互いにもっと工夫が欲しかった、というのが本音。

判定は96-94渡邊、96-94奈良井、96-94奈良井。

 

 

 

王者同士の試合は最後まで噛み合わず、どっちつかずでしたね。

OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチ

佐々木尽(八王子中屋)18勝(17KO)1敗

vs

坂井祥紀(横浜光)29勝(15KO)14敗3分

意外にも、ここまで判定続き。国内生粋のパンチャー、佐々木尽はこの流れを断ち切れるか。相手はブロッキングが得意な百戦錬磨の坂井祥紀、ホコタテ対決です。

初回、佐々木がいつも通り自信満々で行きます。ガードが低い佐々木に対して、坂井はいつも通り顔面をすっぽり覆うファイティングポーズです。

坂井が差し込むようなジャブ、から同じく押すような右。佐々木は力強いフックを振り回していきます。

2R、坂井はブロッキングといってもガツンと受け止めるブロッキングではなく、少し流しているか。佐々木は構わず左右のフック、左のボディも良い。

 

 

 

坂井はアッパーも効果的なタイミングで使い、非常にアクション満載です。2試合目、3試合目が比較的アクションが少なかったですが、流石にこの試合はそうはなりませんね。

3R、佐々木は被弾を恐れずパワーショット。坂井も少し周りながらもその手数は減らず、ブロッキングのポジションから見事なパンチのアングル。

押し込むようなジャブで距離を作る坂井、それを気にせず攻める佐々木!互いにパンチは当たっています。

4R、危険な左フックが交錯するタイミング。左ボディは相変わらず素晴らしく、坂井としてもこれはあまりもらいたくないはずです。

坂井は坂井でアッパーが良く、このノーモーションのアッパーは非常に効果的です。

5R、佐々木がちょっとテンポを変えます。ノーガードになってステップワークを使い、カウンター狙いか。佐々木は器用で、ジェネラリストと言えるかもしれませんね。

時に荒々しすぎるほどですが、この試合は坂井へのリスペクトなのか、集中力もなかなかです。

後半、佐々木が左フックを起点として坂井に攻め入りますが、坂井も応戦、坂井には近い距離での技術があります。逆に佐々木を押し込んでいきます。

 

 

 

6R、佐々木がペースアップ、ガードをあげてプレス。近い距離で坂井のアッパーが幾度もヒットしていますが、佐々木も力強い左右フックを繰り出し、このパンチはガードの上からでも十分ダメージを与えられるものでしょう。

これはお互いに相手が打ってきた時の反応も非常に良く、効果的なパンチをあてあっています。

7R、パンチを打つ、というよりも叩きつけるという言葉が適切な佐々木。このラウンドはパワーでグイグイと押していきます。坂井は周りながらもパンチを繰り出していますが、見た目にはちょっと押され気味に見えます。

8R、佐々木がガンガンいきます。フルスイングする分、どうしても隙は大きく、そこに坂井がカウンター。佐々木はダウン経験もありますが、かなり打たれ強いですね。坂井のパンチに動きが止まることは一切ありません。これは坂井も嫌でしょう。

坂井のパンチは確かにヒットしていますが、どうしても見栄え的に佐々木でしょうか。

9R、このウェルター級という階級で、ここまでアクションの多い試合も珍しいのではないでしょうか。ずっと打ち合っている2人、イメージ的には軽打を含めたクリーンヒットは坂井、見栄えは佐々木という印象。

インターバル中のスロー再生は坂井のトリプルアッパー、拳を縦にしたアッパーですね。これは巧い。

10R、セコンドから檄を飛ばされたらしい佐々木、さらにペースアップ。このペースで、このラウンドまできてのペースアップはもはや人外です。

 

 

 

中盤に入ろうかという頃、佐々木の右で坂井が後退。ここまでパワーパンチャーの佐々木との打ち合いで、流石にダメージが溜まってきたか。

坂井もここを応戦、ショートのパンチで佐々木を押し返し、佐々木の攻めにも固いブロッキングの合間にアッパーカットを入れています。

インターバル中、キツいのは坂井か。

11R、佐々木がパワフルな左右のフック。それを受け止めて打ち返す坂井ですが、後半に入る頃、佐々木の右オーバーハンドがカウンター気味にヒット!

動きの止まった坂井に攻め入る佐々木、坂井は後退!!これはダメージがありそうです。

ここは当然一気に攻め入る佐々木、しかし荒くなるのも佐々木です。ここで坂井がショートパンチで反撃、佐々木はさらに強い左ボディ!坂井もアッパーカットで佐々木を止めます!これはすごい試合です!

ラストラウンド、佐々木のパワー、スピードは初回と本当に何も変わりません。それは坂井も同じことで、おそらくボディへのダメージはあるのでしょうが、しっかりとしたブロッキングは変わらず。

 

 

 

左右のフックを叩きつける佐々木、コンパクトなアッパーを連打する坂井!

後半、佐々木がバックステップから右をヒット、しかし当てている数は坂井のアッパーの方が多いか。終盤、離れ際の左歩フックをヒットした佐々木、最後の最後まで打ち合ってラウンドが終了!!!

ノンストップ・アクション・ファイト!!!

なんとも素晴らしい打撃戦を展開してくれた両者に拍手です。

判定は116-112、117-111、118-110、3-0の判定で佐々木尽!!

結構開きましたね。。。佐々木のパワーパンチの見栄えが良かったのでしょうか。やはりダメージで考えると佐々木の勝利で間違いがないでしょう。

ともあれ、坂井もさすがの実力を見せました。

セミファイナルも素晴らしい試合となりましたが、やはりアンダーカードの中ではオープニングファイト、小林豪己vs高田勇仁が一番面白かった。ミニマム級を含めた軽量級の試合が、海外でもっと評価されると良いなと思います。

さて、恐ろしいことにここから仕事の残りをやって、明日は6時起きです。明日はがんばりましょう(誰宛?)

 

 

 

 

【宣伝】

日本で手に入りにくいボクシング用品のセレクトショップやってます。

ぜひ覗いてみてください。

 boxingcafe.base.shop

 

プライバシーポリシー お問い合わせ