信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】デビッド・ベナビデスvsデビッド・モレル!ライトヘビー級、もう一つの頂上決戦!!

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もう2月に入ります。

2月1日はダイナミックグローブ、村田昴の防衛戦ですね。

しかしこの週末最大の注目ファイトは、間違いなくデビッド・ベナビデスvsデビッド・モレルの無敗デビッド対決です。

一昔前ならこのタイミングではほぼ間違いなく実現しなかったのではないかと思われるこの対戦は、昨今、サウジアラビアが仕掛けたビッグマッチ三昧の流れに感化されていると思います。

PBC on Amazon Prime、北米では当然のことながらPPVファイトであるこの興行は、日本ではWOWOWが生中継してくれるので、昔からのボクシングファンにとっては無料みたいなものです。

さらにそのアンダーカードには、ライト層のファンも楽しめるフェザー級戦、ブランドン・フィゲロアvsスティーブン・フルトンまでセットされています。

ということで今回のブログは、PBC on Amazon Prime、デビッド・ベナビデスvsデビッド・モレルのプレビュー記事。

 

 

 

2/1(日本時間2/2)ラスベガス

デビッド・ベナビデス(アメリカ)29勝(24KO)無敗

vs

デビッド・モレル(キューバ)11勝(9KO)無敗

「ほんの数年前」とも言えないほど最近。つまりは1年ほど前、スーパーミドル級という階級は魔窟でした。

デビッド・ベナビデス、「メキシカンモンスター」と呼ばれたボクサーが、下の階級から上がってきたとはいえそれまで黒星のなかった元王者、デメトリアス・アンドラーデ(アメリカ)にストップ勝ちをしてカネロの牙城に迫る活躍を見せていたからです。

この頃、まさにベナビデスはカネロ・ダービーを制し、ファンの期待はカネロvsベナビデスに注がれていました。

しかし結果的にその戦いは未だ実現に至らず、ベナビデスはライトヘビー級に転級しています。

そしてそのライトヘビー級の初戦で、これまでアルツール・ベテルビエフ(カナダ)にしか敗北をしていないオレクサンドル・グヴォジク(ウクライナ)を撃破、WBC世界ライトヘビー級暫定王座を獲得しています。

 

 

 

無敗のメキシカンモンスターは、不思議と3度にわたるスーパーミドル級のタイトル奪取を果たしているから、もう4度目の戴冠ということになります。

1度目は2017年、弱冠20歳の時で、このタイトルは初防衛の後コカインだかなんだかで剥奪。そして2度目の戴冠は2019年で、この王座は初防衛戦で体重超過のため、剥奪。

この頃がカネロがスーパーミドル級の王者たちと戦っていた時期なのだから、ちゃんとタイトルを保持していればカネロとの戦いは叶ったかもしれません。そう考えると、自業自得なのです。

3度目の王座は2022年で、このタイトルはカネロがすでに4団体統一を成し遂げた後だったので、暫定王座です。

タイトルの格としては「暫定」ですが、デビッド・レミュー(カナダ)を3RTKOして獲得したこのタイトルは、ケイレブ・プラント(アメリカ)、デメトリアス・アンドラーデ(アメリカ)を相手に防衛。その後グヴォジクですから、ここ最近の対戦相手の質は一気に上がっているし、それに比例してやはりこのベナビデスの評価も鰻登り、と言えるでしょう。

対してデビッド・モレルはまだプロとして11戦、ベナビデスの戦ってきた相手を考えれば、まだレジュメが不足している、と思われても仕方がありません。

ただ、キューバ出身のこのモレルは、2019年にプロデビュー後わずか3戦目でWBAレギュラー王座を獲得しています。

 

 

 

デビュー戦を初回KO、2戦目を2RKOした後、3戦目、デビューから1年で12Rを戦い、レノックス・アレン(ガイアナ)を相手に判定勝利。アレンの実力が世界戦に出場するのに足るものだったか、ということは置いておいたとしても、これはとてつもないキャリアです。

その後モレルは、このWBAレギュラー王座の防衛を重ねるうちにキャリアを積みますが、やはり完全にカネロの影に隠れたようなキャリアを歩まざるを得ません。

モレルのそれぞれの試合のパフォーマンスは素晴らしいものでしたが、その出自も含めて目立つことはなく、カネロの対戦相手候補にすら上がれない状態。レギュラー王者(モレル)とスーパー王者(カネロ)の間に統一しなければならない義務があれば話はまた別だったかもしれませんが、WBAのスーパー王座とレギュラー王座は並立してしまうものでした。

ともあれ、モレルはアイドス・イェルボシヌリ(カザフスタン)、ヤマグチ・ファルカオ(ブラジル)、セナ・アグベコ(ガーナ)らをものともせずに一蹴、これまで負けはおろか、苦戦もおろか、困った姿を見せたことすらありません。それほど、彼はまだまだ未知数です。

2024年8月、ラディボヘ・カラジッチ(アメリカ)を相手にWBA世界ライトヘビー級レギュラー王座決定戦を戦い、久々の判定勝利。

そして今回の一戦を迎えます。

 

 

 

スペシャルなボクサー同士の戦い

この戦いは、スペシャルなボクサー同士の戦いです。

ビッグマッチは数あれど、飛び抜けて強いボクサー同士が戦うファイト、というのはなかなかに珍しい。

言わばもう一つの「ベテルビエフvsビボル」とも思え、それほどの対決だと思っています。

スタイリッシュではないけれど、確かなパワーパンチを持ち、独特のタイミングで打ち付けるメキシカンモンスター。そしてパワー、スピード、テクニック、全てを持ったコンプリートボクサーに思えるデビッド・モレル。

オッズはベナビデスが-190、モレルが+160と若干ベナビデスが優位ですが、はっきりいってこれは知名度によるところが大きいと思います。個人的には、モレルが優勢ではないかと思っています。

ベナビデスは確かに素晴らしいパワーパンチャーですが、モレルは技術でベナビデスを上回ると考えています。そしてIQの面においてもモレルが上回っているのではないかと思っています。

 

 

 

いずれにしても、アクションの多い2人のパンチャーの戦いは、「絶対に」といって良いほど退屈な試合になりえず、きっと最初から最後までエキサイティングの連続のはずです。

そしてこの試合は単純にどちらが勝つのか、という瞬間的なものだけではなく、この勝者がベナビデスvsビボル2の勝者に挑み、ライトヘビー級最強決定戦が行われるはずである、ということでさらに興味深い戦いになります。

この試合が終わった後に起こる出来事は、ライトヘビー級のトップ戦線にとって大きな影響を及ぼすものとなり、もし万が一、どちらかが一方を圧倒するようなことがあるならばベナビデスvsビボル2の勝者も危ういかもしれません。

この戦いからたった3週間後には、ライトヘビー級の2度目の頂上決戦。

この戦いの勝者同士と、敗者同士が戦ったらまたきっとこの階級は面白い。

 

 

 

配信情報

アンダーカードまで書こうと思ったけどそれはまた後日。

この興行は、北米ではAmazon Prime、日本ではWOWOWが中継してくれます。

メインイベントは海外サイトによるとESTで午後23:00頃とのことなので、日本時間で2/2(日)13:00頃です。

WOWOWの放送は2/2(日)10:00からですね。

WOWOWオンデマンド

 

 

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