信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

フィゲロア、ラファ、ボール、レオ。フェザー級の覇権の行方とモンスターの来襲と。

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日本人にとって手が届きそうで届かない階級、フェザー級。

長谷川穂積がこの階級の王者になったのが2010年、それ以来この階級で日本の世界王者は出ていません。

しかし今、帝拳ジムのボクサーたちを中心としてフェザー級にタレントが集まり、国内は群雄割拠。そしてもちろん、井上尚弥のフェザー級進出がなされようとしている今、日本人にとってフェザー級の世界王座は以前よりも近くなりつつあるのかもしれません。

ということで今回のブログは、フェザー級タイトルの行方を見ていきたいと思います。

 

 

 

 

国内のフェザー級

日本王者は12勝(8KO)無敗の松本圭佑(大橋)、OPBF東洋太平洋王者は12勝(11KO)無敗の中野幹士(帝拳)、WBOアジアパシフィック王者は8勝(4KO)無敗の藤田健児(帝拳)。

この階級はアジアの地域タイトルを防衛し続けていればチャンスが回ってくるか、というとそうでもないですが、活動的であり、勝ち続けていればランキングは上がっていき、もう4度の防衛を果たした松本圭佑はIBFフェザー級5位につけています。

中野も最上位はWBA6位、藤田も最上位は5位とそれぞれが別のランキングで上位につけていっています。

そして他にもこの階級で外せない阿部麗也(KG大和)は最上位でWBC8位とまだ挑戦圏内におり、次戦は3/25(火)に清水聡(大橋)とのサバイバルマッチを控えている状況です。

この階級で日本のトップを走るのは亀田和毅(TMK)で、こちらはIBFで1位というトップコンテンダー、指名挑戦権を得て5月にアンジェロ・レオ戦が内定しています。

 

 

 

アンジェロ・レオ

5/24、大阪開催とされているアンジェロ・レオvs亀田和毅、こちらは結局レオの出来次第というファイトであり、亀田にも大いにチャンスがあると思われる一戦。

アンジェロ・レオは、前戦のルイス・アルベルト・ロペス戦こそ素晴らしいノックアウト勝利を見せましたが、さして飛び抜けたものがなく、どちらかというと武器が少ない王者だと言うことができると思います。

これは亀田にとって千載一遇のチャンスともいえます。

亀田がスーパーバンタム級を制したのか、という点においては非常に微妙な気持ちがあるのですが、ここを獲れば晴れて3階級制覇と言って良いような気もします。

レオは勿論自信満々で、亀田に勝ったあとのことを語っています。

レオが狙う標的はWBO王者のラファエル・エスピノサ、ロベイシー・ラミレスを2度にわたり退けた185cmのフェザー級です。

 

 

 

ラファエル・エスピノサ

気の良さそうな「ラファ」は、2023年12月、ロベイシー・ラミレスに挑戦。5ラウンドにダウンを奪われ、このまま終わるかと思われましたがそこから奮起、最終ラウンドにダウンを奪い返しての大逆転勝利をもぎ取っています。

ラミレスに挑んだときのエスピノサは下位ランカーで、誰も彼のことを知りませんでした。

しかし映画「ロッキー」よろしく、ひどいアンダードッグだったエスピノサは、「ロッキー」を飛び越えて「ロッキー2」の世界に入り、一発でタイトルを獲得。

その後の初防衛戦は実力差もあって4RTKO、本当の王者の証明はロベイシー・ラミレスとの再戦でギブアップを呼び込み、ラミレスに6RTKO勝利をあげたことですね。

賛否両論もあろうかと思いますが、この戦いはラファが手繰り寄せた気持ちの勝利だと思います。

さて、そんなラファエル・エスピノサを狙っているのはアンジェロ・レオだけではありません。

 

 

 

ブランドン・フィゲロア

日本時間2/2(日)、スティーブン・フルトンを迎えて防衛戦を行うフィゲロア。

もともと獲得したタイトルは、WBC世界フェザー級暫定王座でしたが、それまで正規王者だったレイ・バルガスは怪我を理由に休養王者に格下げされ、変わってフィゲロアが正規王者に。

バルガスvsフィゲロアを楽しみにして、いや、フィゲロアがバルガスのハートをブレイクすることを楽しみにしていた身としては残念ですね。

ともあれ、正規王者に昇格したフィゲロアが、かつて唯一敗北しているスティーブン・フルトンへのリベンジの機会を得た、というのは彼にとって素晴らしいことなのでしょう。

今はフルトン戦に集中していると語るフィゲロア、これは一度負けてもいるから当然ですが、この試合に勝利した暁にはラファエル・エスピノサと戦いたい、と語っています。

初戦は試合終了後、「負けていない」と判定の不満をあらわにし、なかなかリングから降りなかったフィゲロアにとって、ここは大事な試合です。もちろん、まだ先のことは考えてないでしょうし、考えるべきではないのでしょうが、フィゲロアがフルトンを退けたあと、エスピノサとの長身対決に臨むのであれば非常に興味深い。

レオの防衛戦が5月、とすると、2月の早々に試合が終わるフィゲロアの方がラファとの交渉という面に置いては一歩リードが可能ですね。(レオはすでに交渉を始めている、との情報もありますが、どのみちまだ決められません。更に、フィゲロアはPBCですがレオはProBoxTVであり、後ろ盾にも差があります)

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ニック・ボール

さて、その輪の中に入っていないのがニック・ボールですが、その実このボクサーが現在のところ最もビッグファイトに近い、と言えます。

既報のとおり、トゥルキ・アラルシクはこのニック・ボールと井上尚弥を戦わせたがっており、これが12月のサウジアラビア興行に組み込まれるというのがどうやら規定路線のようです。

もちろんこれはまだ交渉云々のものではありませんが、トゥルキの財力を持ってすればこの戦いを決めるのは容易でしょう。

クィーンズベリー・プロモーション所属のニック・ボールは、身長157cmというガッチリとしたボクサーで、そのボクシングももちろんその体躯に見合ったボクシングです。

無敗であり、一つの引き分けは当時のWBC王者、レイ・バルガスに挑んだものであり、果たしてこの戦いはボールが勝利するに値するファイトを見せた、と個人的には思っています。

次戦は3月で、地元リバプールでTJドヘニーを迎えます。

この戦いがいったいどれくらいの意味を持つものなのか、というとわかりませんが、とにかくボールには井上尚弥を相手にしても「まさか」を起こし得る、というところを見せてもらいたい。そうなると、やはりドヘニーを相手にはノックアウト勝利を決めてもらうしかありませんね。

 

 

 

コンテンダーたち

非常に有望なコンテンダーといえば、やはりブルース・カリントン。

キーショーンの盟友としても知られる彼は、特にアメリカでの評価が抜群に高い。レイモンド・フォードと激闘を繰り広げたオタベク・ホルマトフ、フルトンに敗北を喫するもその後は連勝を続けているアーノルド・ケガイ、最近絶好調とも言えるオマール・トリニダード。

井上尚弥のスパーリングパートナーとして来日経験もあるジョナサン・ロペスはまだ新鋭ですがランキングは上がってきており、ミルコ・クエジョもリングマガジンランキングで7位とプロスペクトとして抜群の評価を得ています。

元王者とはなりましたが、ロベイシー・ラミレス、ルイス・アルベルト・ロペスの評価はまだ地に落ちてはおらず、ここからの復活も望まれますね。

こうして並べ立ててみただけでもやはりタレント揃いのフェザー級。

まずは日本時間2/2(日)のフィゲロアvsフルトン2が、いったいどのような戦いとなり、どのような結末を迎えるのか。

楽しみに観ましょう。

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