信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

バンタム!中谷潤人、堤聖也、那須川天心の進む道。Prime Video Boxing、バンタム級興行の「その後」はどうなる。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

2/24(月)に行われたPrime Video Boxing。

2つの世界バンタム級タイトルマッチと、ライジングスター那須川天心が元世界王者に挑むという一戦。軽量級大国に相応しいと思えるビッグイベントが終わりました。

当時は忙しく、試合しか見ていませんでしたが、IBF王者の西田とWBO王者の武居はそれぞれ中谷vsクエジャル、那須川vsモロニーの試合後にリングに上がり、コメントを残しています。

また一つ、楽しみになったバンタム級戦線。

ということで今回のブログは、Prime Video Boxingのその後について。

 

 

 

https://www.boxingscene.com/explosive-junto-nakatani-eases-to-stoppage-of-overmatched-david-cuellar--205483

なるか、中谷潤人vs西田凌佑

中谷潤人が無敗のメキシカン、ダビド・クエジャルをたった3Rでノックアウトした後のリング。IBF王者の西田凌佑が登場、中谷は彼に告白をしました。

それを受けた西田、彼らが相思相愛であることは以前からわかっていたことですが、あの空間で言葉を交わしあったことは非常に素晴らしいことです。

この戦いが6月、アマプラ興行で起こる、というのが筋書きらしい。

ただ、IBFは西田凌佑に対して指名戦をオーダーしており、順当にいけば指名挑戦者のホセ・サラス・レイジェスの挑戦を受けなければなりません。ただ、これはもしかすると回避可能な戦いかもしれず、このレイジェスに対して待ち料を払うのか、王座統一戦ということで融通してもらうのかはわかりませんが、ある程度の目処がたっているのではないか、と勘ぐっています。そうでなければ、あんなにも期待を高める演出をしないのではないかと思います。

このレイジェスはちょっとかわいそうなボクサーで、本来であればエマニュエル・ロドリゲスとの挑戦者決定戦が決まっていました。しかしロドリゲスの怪我によりこの試合がキャンセルされると、元フライ級王者のチャーリー・エドワーズとの指名戦が組まれ、エドワーズもまたこの戦いへの出場を辞退。

 

 

 

結局挑戦者決定戦を戦っていないレイジェスはIBFの1位とはならず、現在3位というコンテンダーなのです。

なのでIBFがどれだけ強固に西田vsレイジェスをオーダーするのかは微妙な気がしていて、すんなりと6月にWBC・IBF世界バンタム級王座決定戦が組まれるのではないか、と思っているのです。

中谷潤人のその後

現在のバンタム級戦線において、もし中谷を攻略することができるとするならば、西田凌佑なのかもしれません。

もちろん可能性という面においては堤も武居もあるとは思うのですが、あくまでも一番大きな可能性といえばやはり西田ではないかと思います。

もちろん西田にしても不利は否めませんが、とにかくジャイアントキラーと呼べる西田凌佑というボクサーは、これまでに大森将平、比嘉大吾、そしてエマニュエル・ロドリゲスと当時「アップセット」と呼ばれる勝利をいくつも挙げてきています。

戦った試合の3割が格上へのアップセットなんていうボクサーははっきり言って聞いたことがありません。漫画じゃあるまいし。

 

 

 

それを可能にするのは西田凌佑の作戦遂行能力の高さと武市トレーナーという名参謀、あと全日本3連覇の奥さんというとんでもないチーム、ということになるのでしょう。

きっと武市トレーナーは厳しいながらも中谷への勝ち筋を見つけているのだろうし、西田にとってはそこに全幅の信頼を置いてまっすぐに進んでいけるでしょうし、後を推してくれる人もいる、素晴らしい環境で大物に向かっていけるのです。

中谷にしても、西田にしても、この相手を破ればもうバンタム級でやり残しはない、というレベルではないでしょうか。

中谷が勝利した場合はスーパーバンタム級に転級、いきなり井上尚弥とはいかないでしょうが、いくつかのテストマッチを経て2026年の井上尚弥戦を目指すはずです。そうなった場合、秋頃にはすでにスーパーバンタム級の初戦を迎えている可能性があり、この相手を務めるならば呼びやすいところでマーロン・タパレスとかTJドヘニーとかが良いかもしれません。

西田にしても、早くからバンタム級は限界と言っていたので、勝てばもちろんのこと、負けても階級を上げる可能性は否定できません。

なのでいずれにしろ、もしこの6月に試合が起こったとするならば、一気にバンタム級のタイトルは2つも空く可能性があるのではないかと思うのです。

 

 

 

那須川天心は11月のタイトルショットを目指す

さて、那須川天心は元世界王者のジェイソン・モロニーに対して素晴らしい勝利。

もう実績的には次が世界戦で十分だと思うのですが、なかなかに慎重な帝拳陣営は6月に一戦をはさみ、11月の世界挑戦を模索しているようです。

この相手が武居由樹ではない、というのはやや残念なことですね。

那須川天心がモロニーを退けた後、リングに上がった武居由樹。

ここで対戦をぶちあげてくれれば、もしかすると有明アリーナはその日一番の盛り上がりを見せたかもしれません。

しかし、両者ともにやや煮えきらない応答で、那須川はやはり初挑戦で武居に挑戦する気はなく、タイトルをとって統一戦でやるというのが青写真。

武居は武居で前回怪我で試合を流してしまったがために縛られている状況だからちょうどよく、また、那須川としても中谷、西田が王座統一戦で対戦し、2つの王座が空位となるならば願ったりかなったりでしょう。このあたりの周到さ、さすが帝拳プロモーションだなと思います。

何が何でも那須川には世界王者になってもらわなければ困る、これは帝拳プロモーションだけの話ではなく、日本ボクシング界にとって、そしてひいてはキックボクシング界にとってもだと思います。

 

 

 

言い方を変えれば、「何が何でも世界王者になってもらわなければ日本のボクシング界全体が困る」状態だった村田諒太以上に、那須川天心には世界王者になってもらわなければなりません。

現在時点で言えば、那須川はWBCで3位、IBFでは13位。

ただ、今回の試合でIBF5位のモロニーを倒したのだから、一気に上位ランクを手にすることは確実でしょう。

現在のIBFランキングは、1位、2位は空位で、3位に指名挑戦権をもっているのかいないのかよくわからないホセ・サラス・レイジェス、そして4位に井上拓真。5位のモロニー以下はもはや那須川にとって無視しても良い存在で、この中であればレイジェスvs那須川天心の王座決定戦となれば御の字なのでしょう。

そしてWBCランキングは、というと、1位にファン・フランシス・エストラーダ、2位に井上拓真、そして3位に那須川天心。

こちらも4位のチャーリー・エドワーズなんてどうでもよくて、5位もモロニーなのでそれ以降は完全に無視で良い状態。

井上拓真は堤聖也に敗北を喫してからまだ再起をしておらず、もしかするとWBCランキングにしてもIBFランキングにしても、ランキング上は井上拓真超えを果たす可能性があります。

 

 

 

WBCであればエストラーダvs那須川、これもまた非常においしいマッチアップです。エストラーダは明らかにかつての力はありませんが、レジェンドであるがゆえ、いくらでもその強さを煽ることができます。そしてこのレジェンドを倒すことは那須川のキャリアの進みを倍増させることができることで、IBFのレイジェスよりも明らかに名前がある分、戦いたい相手ではないでしょうか。

どちらの上位にも井上拓真がおり、このあたりの動向は気になるところ。井上拓真vs那須川天心の王座決定戦というのはこれまたよだれがでてしまうほどのマッチアップで、この試合が実現するならば両陣営ともに本当に大したものだと思います。

 

 

 

堤聖也vs。。。?

WBA王者の堤聖也。井上拓真に勝利して獲得したWBA王者は、比嘉大吾を相手にまたもドロー、とてつもない激闘を経てなんとかタイトルを守り抜きました。単純に、ドローというのは王者の勝利に等しい。

堤を取り巻く環境はなかなかに複雑で、本来であればこの比嘉戦のあとは前王者、井上拓真とのリマッチの予定でした。これは大橋プロモーションがオプションを握っていることもあり、本来こちらが既定路線。あのどちらが勝ったのかわからない試合で、ダイレクトリマッチをしないだけまだ良いのです。

さて、それでもしかし、WBAには暫定王者という謎の王者が誕生しています。

↓ニュース記事の中に観戦記があります

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

このアントニオ・バルガスも手数の多いプレッシャーファイターですから、堤とは大いに噛み合うでしょう。スロースターターの雰囲気のあるバルガスですから、堤が最初からいけばもしかしたら勝負は早く付く可能性もありますね。

とかく激戦続きの堤は少しゆっくりするみたいですが、戻ってきてどのような戦いを見せてくれるのか、また非常に楽しみです。

さて、このWBAの暫定王者というものは「≒」指名挑戦者。この試合は団体内王座統一戦、というのが通常なのでしょうが、何の脈絡もなく突然に降って湧いた暫定王座だから、格的にはやっぱり指名挑戦者決定戦でした。

WBAがこの試合をオーダーするのか。。。というとどうなんでしょうか。タイトルが統一されたら、WBAは承認料を回収するチャンネルが一つ減ってしまうことになります。ということで次戦は井上拓真とのリマッチじゃないか、と思います。

そうなると、井上拓真vs那須川とはならなそうだな、という感じ。

 

 

 

大渋滞のトップ戦線

そんなわけで、バンタム級のトップ戦線は渋滞一歩手前ぐらいまできています。

誰かがどこかのタイミングで怪我でもしようものなら、各陣営が思い描いたキャリアは辿れなくなる、という状態で、これらの試合の一つが滞ってしまえば一気に上手くいかなくなる可能性もはらんでいますね。

まあしかし、誰と誰があたっても楽しめそうなバンタム級戦線。

おおよそ見えてしまった予想を大きく超えてくるようなカードを期待して待ちましょう。

ところであれですかね、2月に鼓膜が破れて、6月に王座統一戦って戦えるもんなんですかね。鼓膜って治るのにどれくらいかかるんだろうか。。。

 

 

 

 

 

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