信太のボクシングカフェ

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スーパーフライ級!井岡一翔にもチャンスあり!「主役」ジェシー・ロドリゲスの牙城に迫るのは?

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かつて「SUPER FLY」が盛り上がった時、井岡はまだフライ級でした。

その後もベテランの4強を中心に、その残り火は燃えていましたが、井岡一翔がそこに入るチャンスはついぞ訪れず。

そしてジェシー「バム」ロドリゲスがこの階級に登場し、再び燃え上がった火種を前に、井岡はまたしてもその戦いに加わることはできなくなりました。今は、まだ。

ただ、現役続行を宣言した井岡は、今後もしかするとそこにたどり着くかもしれません。そしてその時は、今回と同じく、魂の震えるような試合をみせてくれるはずです。

そんな日を楽しみにしながら、今回のブログはスーパーフライ級について。

 

 

 

ジェシー「バム」ロドリゲスvsプメレレ・カフ

フェルナンド・マルティネスvs井岡一翔2から約2ヶ月後の7/19(日本時間7/20)、WBC世界スーパーフライ級王者、バム・ロドリゲスはWBO世界同級王者、プメレレ・カフとの王座統一戦に臨みます。

P4Pファイターの一人で、将来のP4Pキング候補でもあるバム、軽量級のスターボクサーの一人。そのバムへの挑戦権を手に入れたWBO王者カフは、2024年10月、敵地日本で田中恒成から王座を奪った非常に気骨あふれるボクサーです。

11勝中8KO(無敗3分)というハードヒッターのカフは、そのパンチャーぶりを見せつけ、田中からダウンを奪取しての判定勝ちで王座を獲得。この試合は本当に互角で、スプリットの判定でしたが3者ともに1ポイント差、あのダウンさえなければ(たとえラウンドを取られていたとしても)田中のドロー防衛だった、というほどの接戦でした。

そう考えると、ここに田中恒成の名前があっても全くおかしくはありません。

ただ、現実は無情で、井岡が惜しくもマルティネスにリベンジできなかったのと同様に、バムへの挑戦権を得たのはカフ。

バムは当初、WBA王者、フェルナンド・マルティネスとの王座統一戦を望みましたが、マルティネスが井岡との戦いを優先したことからこれは実現せず。結果IBF王者のカフとの王座統一戦が決まっています。カフとしてはタナボタ的にビッグマネーを稼げるチャンスであり、これに勝てばバムとの再戦、そして他の王者たちとの統一戦と夢が一気に広がるという戦いです。

十中八九、バムはこの戦いに勝つのでしょう。その後に控えるのは、やはり一度興味を示していたWBAのベルトでしょうか。

 

 

 

WBA王者、フェルナンド「プーマ」マルティネス

ダウンを奪われながらもスーパーフィジカルでポイントをかっさらい、4階級制覇のレジェンド、井岡を相手にサバイブしたプーマ・マルティネス。

カフもそうですが、このマルティネスも非常に気持ちが強いボクサーです。

ちなみにカフは後半ちょっと落ちるイメージですが、マルティネスはピンチのときも退かない、恐ろしいほどのメンタルを持つボクサーです。

一応WBAには暫定王者がおり、それはプーマvs井岡1の際、井岡が統一戦を優先したがために設定された暫定王座決定戦で戴冠したデビッド・ヒメネス。ただし、この戦いはジョン「スクラッピー」ラミレスに王座を取らせるための暫定王座戦であって、ヒメネスが勝ってしまったことは多くのプランを狂わせたことでしょう。

果たしてWBAが、このマイナーな王者と、ビッグマッチに向かおうとするプーマに指名戦のオーダーを降すかどうかは微妙なところです。いや、きっとそういう流れにはならないでしょう。

ヒメネスは今年3月、暫定王座の防衛戦を行い、かつて井岡に挑戦したキービン・ララに判定勝利で初防衛に成功しています。

順当にいけば今年中にプーマvsヒメネスの指名戦が行われ、バムとの戦いは来年になりそうなものですが、ここはWBAの出方次第です。

 

 

 

IBF王座は再戦!

2024年12月、ウィリバルド・ガルシアvsレネ・カリスト、二人のメキシカンは母国から遠く離れた日本の地で戦い、まさかのドロー。

おそらく前半はガルシアがポイントをピックアップしていたはずで、亀田家が懇意にしているカリストに対して忖度が働いたのではないかと勘ぐりたくなるような裁定でした。

試合自体は非常にスリリングであり、また、マチズモを体現するようなぶつかりあい、それでも心が折れかけていたのはカリストの方でした。

ただ、若いカリストは後半、明らかに適応しており、だからこそ再戦ではガルシアは分が悪く、厳しい戦いが予想されます。

ともあれ、この試合は5/23(日本時間5/24)、メキシコで行われる予定。仕切り直しの王座決定戦、この勝者は狙われる王者になりそうです。

ちなみに、通常決定戦で王者となったボクサーは、初防衛戦で指名挑戦者との試合が課されます。そうなると、現在1位2位が空位で、3位がガルシア、4位がカリストなので、5位のアルジ・コルテスが指名挑戦者となる可能性が高い。

その次をみればアンドリュー・マロニー、そしてローマン・ゴンサレスと続き、先行きがまだ不透明な高山涼深、田中恒成と続きます。

ガルシアにしろ、カリストにしろ、この勝者に挑戦するボクサーは世界王者となれる大きな大きなチャンス。誰よりも先んじて挑むのが非常に重要ですが、もし、ここで井岡がランクインすれば非常に面白くなります。

勝ったのがカリストの場合、3150FIGHTとLife Time Boxing Fightsの違いはあれど、プラットフォームはABEMA。これはもしかしたら決まる可能性があるのではないでしょうか。

 

 

 

コンテンダー!

現在のところ、王者意外では井岡一翔がコンテンダーの筆頭と言えるスーパーフライ級。日本人ボクサーはこの階級でもちろんタレント揃いで、次々と好ボクサーが台頭してきています。

日本王者の山口仁也、OPBF王者の横山葵海といった若きプロスペクトたち、ベテランの域になったWBOアジアパシフィック王者、川浦龍生も連敗から復帰後好調で、大橋哲朗、田井宜広にストップ勝利を挙げています。

現在タイトル界隈は混み合い、順番待ち状態になりそうですから、これらの地域王者たちが世界に打って出るには、どこかで王座統一戦をしなければならないのかもしれません。

そしてもちろん、田中恒成を忘れてはなりません。プメレレ・カフに敗れはしたものの、その判定は非常に微妙でした。王座返り咲きの力はあると思いますが、すでに4階級を制覇、果たしてそのモチベーションはどこにあるのか。

日本人ボクサーたちが隆盛を誇る中で、まだまだがんばるアンドリュー・マロニー、そしてジョン・ラミレスにアップセット勝利してWBAの暫定王者となったデビッド・ヒメネス、このあたりはそろそろ日本人ボクサーとの絡みがあっても良いでしょう。

 

 

 

そして、実力は謎ですがリカルド・マラジカという南アフリカのボクサー。リング・マガジンランキングで10位にランクされるこのボクサーは、前々戦で田中恒成と10Rを戦ったヤンガ・シッキボを11RKO。そして前戦ではプメレレ・カフと1敗1分の大ベテラン、ジャクソン・チャウケを2Rでノックアウトしています。IBOの世界王者で15勝中11KO(2敗)のパンチャー、まだ26歳と怖い存在ですね。

この階級に殴り込みをかけようというのがフライ級最強、寺地拳四朗。次戦でのスーパーフライ級進出はなくなったようですが、ジェシー・ロドリゲス戦を希望。どこかのタイトルを獲って、というのも時間がかかりますし、拳四朗ほどの実績を残しているならそのまま挑戦という方が面白いかもしれません。

ということで、今年まだまだ動きがありそうなスーパーフライ級。

王座統一の流れの中に日本人ボクサーが絡むことはないのかもしれませんが、どこかで覆してほしいものですね。

 

 

 

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