週末に国内世界戦がある週末、平日には村田昴vs小國以載の大注目ファイト。
帝拳プロモーション、村田昴はこれまでダイナミックグローブに出場してきましたが、今回はTREASURE BOXING興行に出場です。
プラットフォームは同じくU-NEXT、昔のテレビ事情や海外のプラットフォームあれこれを考慮せず、こういう試合を組めることは素晴らしいことですね。
ということで今回のブログは、村田昴vs小國以載の観戦記。

5/20(火)TREASURE BOXING
WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級タイトルマッチ
村田昴(帝拳)9勝(9KO)無敗
vs
小國以載(角海老宝石)22勝(9KO)3敗3分
仕事を早めに切り上げてーと思っていても結局22:40。もうこんな時間なのでとりあえずメインだけでもと思い視聴です。
楽しみなような、切ないような。
スーパーバンタム級、スーパープロスペクトと言っても過言ではない、パーフェクトレコードを保持する村田昴。対してもう37歳、もう何度目かの「ラストチャンス」小國以載。
村田優位ながらも、何かが起こるかもしれない、そんな雰囲気もはらんだメインイベントです。
表記が英語なのは、海外にも流れているのでしょうか。もしくは、この映像を海外に売るつもりなのか。
初回、まずはリング中央です。リードをトントンと叩きながら、小國が右ボディストレートを伸ばします。こういうペース自体は小國の得意とするところでしょう。村田もやや警戒気味でしっかり見ていこうという展開、小國が積極的に手を伸ばしていきます。
スピードは明らかに村田が速い。ただ、この速いジャブに対して小國はしっかりと距離で外しています。
小國が右から入るパターンを多用、対サウスポーとしては定石ですが良いでしょう。
終盤に入ると小國はコンビネーションも出し始めます。村田はまだ強い攻めは見せません。
2R、早々に小國がコンビネーション。そしてやや外側を回る右、これが浅くもヒットしています。
村田もエンジンがかかってきたか、スピードあるコンビネーションを出し始めます。
中盤、小國がコンビネーションで攻め入ると村田は後退!小國の攻めに対して村田も打ち返しますが、ここで小國は手を止めず。ちょっとこのラウンドは小國が良い。クリーンなヒットがあるわけではありませんが、パンチのつなぎ目が非常に良い。
後半、小國の右で村田の顔面が跳ね上がります!
これは村田にとって小國は想像以上にやりづらいなにかがあるか、終盤にかけても小國のショートフックがヒット!小國は自らのペースを保ちつつ、ベテランらしい攻めを見せています!
3R、ここも攻め入るのは小國!村田もしっかりと打ち返し、中間距離でのパンチの交換が始まります。村田の左がクリーンヒット、しかしその後近い距離では小國の左右のボディが村田を捉えています!
中盤、近い距離で村田が左ストレートをヒット、小國の顔が跳ね上がります。
その後も小國の右の後に左をリターン、やはりパワーは村田にあります。
後半、村田は小國をコーナーに押し込んで連打。そこから脱した小國はしつこくボディを叩いて応戦!
4R、互いにクリーンヒットが多くなってきています。ただ、その中で言えば村田のヒットが上回ってきたか。村田が小國のガードを打つと小國は身体がブレてしまうのでやや見栄えも悪い。
小國はボディに活路を見出そうとしています。村田も下がらずにここはブロッキング、そして強いパンチをリターン!
中盤、村田がピボットしながらの右フックをヒットし、その後チャージ。この次々とポジションを変えながら放たれる速いパンチに小國はちょっとついていけないか。
終盤も左右のフックを被弾した小國、村田はここぞとばかりに上下にコンビネーションを打ち分けます。
5R、村田はかなり余裕が出てきたように見えます。足も手も本当によく動いています。
打っては動く村田に対し、小國は愚直に前進!被弾を覚悟で距離を詰めてボディショット!
中盤、村田が回転力を活かした連打で小國を下がらせる場面をつくった村田、それでも小國は諦めませんが、若干ダメージをためてきているようにも見えます。
後半にもコーナーに下がった小國ですが、ここも押し返してボディ。最後は村田が左右のフックを叩きつけたところでラウンドが終了。
6R、村田のポジション変更にはついていけない小國ですが、村田が踏ん張って打ってくるとどのような状態にあってもパンチをリターン。相打ち気味に入った左ボディは素晴らしいタイミングです。
それでもやはり徐々に動きの落ちてきた小國に対し、中盤、村田がチャージ!小國も懸命に打ち返し、左ボディをヒットしましたが、ここで村田の右がヒット!小國の頭が揺れたところで、レフェリーがストップ!!!
村田昴、6RTKO勝利!!!
結果としては大方の予想通り、というところでしょうが、小國はやはり小國、素晴らしいパフォーマンスでした。
若く勢いのあるスーパープロスペクトを相手に堂々と渡りあったし、少なからずポイントも取れているはずです。本当に素晴らしい戦いだったと思います。
村田もこのプレッシャーのかかるファイトでさすがのパフォーマンス、この階級でなければすぐに世界王者になれるのではないでしょうか。
まあ、やはりこういう戦いは非常に切ない。ともあれ、これもボクシング。年をとったボクサーにとっては、勢いがあるボクサー、スピードがあるボクサーは天敵です。村田昴の今後二期待しましょう。
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