信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】6/15フェニックスバトル!中嶋一輝vs大嶋剣心!3Rの大激闘!!

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アメリカでは三代大訓が世界最強の一角を相手に奮闘。

残念ながら実力差は如何ともしがたく、5RTKO負けという結果に終わってしまいましたが、ヤマトダマシイは存分に見せてくれたのだと思います。

ライト級の壁は高く、そして厚い。世界タイトルにたどり着くまでも、日本最強、アジア最強では物足りません。

対してスーパーバンタム級という階級は、あと数年もすればどのようにかチャンスが巡ってくるはずの階級で、この階級のボクサーたちには今は地力を養っていくことが求められます。

絶対王者、井上尚弥のジムメイトであるがゆえ、どうやってもまたなければならない中嶋一輝は、この状況を耐え忍んでおり、モチベーションのキープも含めて大したものだと思います。

そしてそこに挑む大嶋剣心、下馬評は不利のなか、3度目の正直なるか。

ということで今回のブログは、中嶋一輝vs大嶋剣心の観戦記。

 

 

 

6/15(日)Lemino PHOENIX BATTLE

アンダーカード

田中将吾(大橋)は試合開始早々、やや変則的なワンツーの右をヒットしてサウスポーのタイ人を相手にダウンを奪取。当然のことながらプロの水にどんどん馴染んでいる印象で、その右ストレートは非常に力強いですね。

対戦相手はミニマム級でパンヤ・プラダブスリに挑戦した経験を持つタイ人ボクサーですが、その後もコンビネーションで攻め立て、最後はボディ、2Rでフィニッシュ。

続いて登場は坂井優太(大橋)、4戦目にして初の日本人ボクサーとの対戦。日本ユースバンタム級王座決定戦、このユースタイトル戦というのは好試合になりやすく、もしかしたら坂井がプロの洗礼を浴びる試合になる可能性もあるか、というマッチアップでしたが、最初から長い長いジャブをヒットし、守っては完璧なステップワークで宮下を空転させる坂井、絶妙な距離感をキープしたまま右から左をヒットすると、レフェリーがストップ。

とにかくヤバいジャブ、素晴らしいステップワークから右のアングルも素晴らしかった坂井、2RTKO勝利。

セミファイナルは大橋波月(湘南龍拳)vs湊義生(JM加古川)。本来は桑原拓vs湊でしたが、桑原が怪我で離脱、大橋が代役としてリングに上がっています。

 

 

 

体格差はありますが、現在湊がノーランカーなので、恪としては大橋の方が上、ということになるのでしょう。ただ、湊義生というボクサーは、今でこそランキングを持っていませんが非常に粘りづよく、ハートの強いボクサーです。

距離がつまるともみ合いになる、という展開が若干続いていましたが、3R中盤、湊の右がヒットすると大橋はダウン!ダメージの残る大橋、立ち上がるもレフェリーはテンカウントを数え上げ、ストップ。

これはちょっと、もう少し様子を見ても良かったような気がするストップですね。意識ははっきりしているように見えましたし、大橋は落ち着いていました。

ともあれ、湊は久々の勝利。そして、この勝利で日本ランク復帰もあり得るか。

 

 

 

OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ

中嶋一輝(大橋)17勝(14KO)2敗1分

vs

大嶋剣心(一力)9勝(5KO)3敗1分

アンダーカードはKO決着が相次ぐこの興行。この試合も、KO決着濃厚と言える戦いです。

速攻型のパンチャーである中嶋一輝、ディフェンスの甘さを突かれて敗北すること2度。しかし2度目の敗北のあと、若干の停滞期間を経て完全復活しており、ここ2戦は和氣慎吾戦、辰吉寿以輝戦のパフォーマンスは驚くべきものでした。

そして大嶋剣心、2度の日本タイトル挑戦も実らず、一力ジムに移籍。その移籍後は2連続2RTKO勝利を上げており、こちらも速攻型パンチャーと呼べるボクサーになっています。試合間隔が空きがちなのは気になりますが、タイトル挑戦3度目の正直なるか。

初回、「速攻型」とは言いつつも、いつも中嶋は落ち着いています。とにかく素晴らしいワンパンチを持っているので、一発当たれば試合が終わってしまうから結果的に速攻型になっているだけで。

その一発を十分に警戒しつつ、思い切った攻めを見せる大嶋。変則的な足運びでの攻め、というのがおそらく対サウスポーにとって読みづらいのでしょう。

中嶋は若干力みがちか、強い踏み込みから左。やりづらい大嶋に対して少し強引な攻めです。

 

 

 

大嶋も右のストレートをヒット、やや浅く見えましたが打たれて強くはない中嶋、結構危ないか。中嶋の踏み込んだところで大嶋が左から右をリターン、これもちょっと危ない。

ヒリヒリした展開、まず間違いなく、フルラウンドはいかなそうです。

2R、大嶋はジャブから踏み込んでワンテンポ置いての右!これが中嶋にヒット、外側からまわるこの右はストレートから1拍遅れてくるようで、タイミングがわかりづらいかもしれません。

前半、大嶋のパンチが当たりはじめているように見えますが、中盤に入ると中嶋は大嶋の右をブロッキング。そして左をヒット、1発は耐えた大嶋ですが、2発目を喰らうとダウン!!!

立ち上がった大嶋ですが、ややダメージがありそう!ここで真直ぐのストレートを差し込む中嶋、大嶋もパンチを返しますが、ここは固いブロッキング、からの右ボディ!

フルアクションのファイト、お互いに強打を当てるというスタイルで、互いに退きません!!

大嶋が右をヒットすると中嶋が左ボディをリターン!これはエキサイティング!

3R、序盤、若干見るような雰囲気の中嶋。迎え撃つ構えの中、大嶋は恐れずに攻め込みます。ここでは中嶋のバックステップが良く、更にカウンターを用意している雰囲気で、大嶋も攻め込めなくなっていきます。

 

 

 

軽めの右ショートを使い始めた中嶋、固いブロッキングからのリターンと、差し込むような左を使い分け、後半には強い右ジャブもヒット、そして中間距離からワンツー!これで大嶋がぐらり、ここでレフェリーがストップ!!!

中嶋一輝、3RTKO勝利!!!

わずか3R、しかし大激闘!大嶋の左目は青黒く腫れ上がり、その激闘を物語るものです。

序盤こそ戦いづらそうで危ない場面もあった中嶋ですが、いやなんとも素晴らしい勝利。あのショートの、差し出すだけの左、もうあれだけでノックアウトできるのなら強振はいらないのかもしれません。恐ろしいものです。

 

 

 

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