信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

ウェルター級、決戦!ブライアン・ノーマンJr.と佐々木尽のフルアクションファイトを前に、ウェルター級世界戦線を見渡す。

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いよいよ明日に迫った、日本で行われるのは36年ぶりという世界ウェルター級タイトルマッチ。

このブログがアップされる頃には前日計量も終わり、あとはゴングを待つだけになっているはずです。両者、そしてこの興行に出場するすべてのボクサーがしっかりと計量をクリアし、良い興行になることを願っています。

さて、ウェルター級。

世界屈指の激戦階級であるこの階級は、80年代、黄金の中量級として盛り上がったはじまりの階級です。

この階級での日本人世界王者はいない、どころか、日本で世界ウェルター級タイトルマッチが開催されるのが36年ぶりとのことなので、「記憶にない」というのが正しいことです。

世界を俯瞰してみた場合、来日するブライアン・ノーマンJr.の立ち位置はどの辺りか。

今回のブログは、世界のウェルター級戦線を見ていきます。

 

 

 

トップは「ブーツ」エニス、次点にノーマンJr.

この階級のトップはジャロン「ブーツ」エニス(アメリカ)。そして次点が、今回佐々木が挑戦するブライアン・ノーマンJr.(アメリカ)です。これはリングマガジンによるランキングですが、これにはほとんどのファンが同意することでしょう。

エニスは前戦でWBA王者、エイマンタス・スタニオニス(リトアニア)を圧倒的な力で退け、リングマガジンベルトを獲得。未来のP4Pに相応しい勝ちっぷりというのは、やはり次代のスター候補と言って差し支えはありません。

まだ、そのエニスと「同等」という評価を受けることはできませんが、若き王者、ブライアン・ノーマンJr.は次点につけています。

下馬評不利だった王座決定戦でジョバンニ・サンティリャン(アメリカ)をノックアウトで撃破、初防衛戦ではデリック・クエバス(プエルトリコ)をわずか3Rで降しています。

まだ世界王者になって日が浅いですが、すでにこの階級でNo.2の評価を得ており、今後更に評価は高まっていくはずです。通常であれば。

ここで佐々木が勝てば、一気にこの評価を総取りできるのだから、夢がありますね。そこまでいけば、ジャロン・エニス戦はすぐそこです。

さて、エニスはノーマンに対戦要求をしますが、これは決まらず。ノーマンとしてももっと評価を上げてからエニスと戦った方が報酬が望める、という理由もあるでしょう。

 

 

 

ちなみにエニスをプロモートするエディ・ハーンが最も直近で出したオファーは、すでにノーマンvs佐々木が締結間近だった時、とのことなので、これに関して断ったどうこう言うのは間違っています。

ハーンが言うにはエニスは階級を上げる事を考えている、とのことなのですが、エニス本人はまだ何も言っていません。とにかくハーンは五月蝿い。

ノーマンの次は前WBA王者、エイマンタス・スタニオニス。フィジカルファイターで好きなボクサーですが、この辺の洗練されたアフロ・パンチャーたちに敵う感じはしませんね。

バリオス、サンティリャンよりもギヤソフ

3位のマリオ・バリオス(アメリカ)はエネルギッシュなファイターですが、目を見張るような強さを持っているわけではありません。

2023年にヨルデニス・ウガス(キューバ)にアップセット勝利を上げて戴冠しましたが、その後はどれも微妙な戦いが続いています。で、次がマニー・パッキャオというのは嗤われてもおかしくありませんね。

バリオスの次がジョバンニ・サンティリャン(アメリカ)、どうしてもノーマンに全く刃が立たなかったという印象なので、果たして本当にこの位置なのかは微妙なところ。バリオスにしろ、サンティリャンにしろ、メキシコ系アメリカ人というのは非常に人気があり、実力に対しても補正がかかっている印象を拭えません。

 

 

 

なので結局、この二人のヒスパニックアメリカンよりも強いのではないか、と思っているのはシャフラム・ギヤソフ(ウズベキスタン)で、リオ五輪銀、世界選手権優勝という実績を持っています。

アマ大国、ウズベキスタンで起立正しく整えられたと思われるボクサーで、非常に安定性があります。現在はWBAランキングで1位で、ランキング上、上には正規王者のロランド・ロメロがいる状態。なのでまずはロメロをぶっ倒してほしいですね。

6位、佐々木尽

そしてここで佐々木尽。仮にアメリカ大陸から見た時には「世界的強豪との対戦がない」と思われるのではないか、と思うのですが、ちゃんと評価されているというイメージですね。

海外サイトでは、やはりノックアウトシーンとセットで語られることが多い佐々木、そのイメージ通りにやはりストロングポイントはその強打。しかし、ノーマンも強打ぶりは負けておらず、さらにノーマンの方がスキルが高いでしょう。

初回から倒しに行くと思うので、フルラウンドを必要としないであろうこの戦いで、世界を合っと驚かせることができるか。もう明日の夜には答えがでます。

その次はロハン・ポランコ(ドミニカ共和国)、アレクシス・ロチャ(アメリカ)、ラウル・クリエル(メキシコ)。

 

 

 

ロチャとクリエルは2024年12月の試合で引き分けており、この並びは比較的妥当なものです。

そして10位にエコウ・エスマン(イギリス)、前戦でジョシュ・テイラー(イギリス)にビッグウィン、このランキングに滑り込んでいます。

一人、王者が入ってない問題

WBA・IBF王者のジャロン・エニス、WBO王者のブライアン・ノーマンJr.、WBC王者のマリオ・バリオス。当然、王者なのだからこのランキングの上位に入ってしかるべきなので、エニスに負けたとはいえスタニオニスがここに食い込んでいることも納得はできますね。

そしてWBAの正規王者である、我らがロランド「ロリー」ロメロ。

。。。なんと圏外笑。

まあ、大半の人がどうでも良いと思っているのでしょうが、前戦でライアン・ガルシアと史上稀に見るクソファイトで戴冠したロメロは、人気こそあれどもその実力は侮られてばかりです。

 

 

 

ロメロvs佐々木だったら佐々木の勝利に間違いない、と思えますし、それはバリオス相手でも同様です。

しかし、エニスとノーマンは違います。

この2強のうちの1強に挑む、佐々木尽。

オッズは、ノーマンJr.が-450、佐々木が+450、思ったほどは開いていません。これはリングマガジンのランキングを見る限り、佐々木の評価がそこそこ高い、というのが影響しているのでしょうし、ここのところの日本人ボクサーの大躍進を受けてのことなのかもしれません。

こう見ると、やはりまだまだメジャーとは言えないブライアン・ノーマンJr.は過小評価されている、とも言えるので、世界王者とはいえまだまだハングリーなのでしょう。

この一戦はLeminoでライブ配信。絶対に見逃してはいけない戦いです。

↓プレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

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