信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

11月リヤド!ノーマンvsヘイニー他、バム・ロドリゲスやアブドゥラ・メイソンも参戦、ビッグマッチ続々のメインは??

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あれもリヤド、これもリヤド。

ビッグマッチといえばリヤドシーズン、となってしまった現代だからこそ、PBCやトップランクに頑張ってもらいたいところですが、なかなかそうはいきません。

トゥルキ・アラルシクによる資金力だけでなく、DAZNというプラットフォームを持っており、全世界にできる影響力は強い。現在北米ではAmazon Primeで放映されているPBCは日本ではPPVをWOWOW、非PPVを日本アマプラが放映してくれていますが、全世界を見れば放映されない地域も多い。トップランク興行なんて言わずもがな。

ファイターにとっては報酬面においてリヤドシーズンに出ることは大きなことで、ファンにとっても世界のどこでも見れるというのは良いことでしょう。個人的には、DAZNであれば余分な実況や解説が入らないから非常にありがたい、とも思います。

唯一イマイチなところを挙げるとするならば、やはりあの熱狂とは程遠い観客たちで、応援というよりもボクシングを見に来ているという雰囲気は非常にもったいないものです。まあ、それも致し方のないことなのでしょうが。

ということで、次々と発表になるビッグマッチ、11月のリヤドシーズン興行について。

 



アブドゥラ・メイソンvsサム・ノークス

ときは11月、ブライアン・ノーマンJr.vsデビン・ヘイニーのアンダーカードで、WBO世界ライト級王座決定戦、アブドゥラ・メイソンvsサム・ノークスが決定。この戦いは、キーショーン・デービスがウェイトオーバーによりタイトルを剥奪されたことでお鉢が回ってきた試合で、両者にとって初めてのメジャータイトル・ファイト。

19勝17KO無敗、21歳のメイソン、そして17勝15KO無敗、27歳のノークス、ともにハードパンチを持っています。

中間距離でKOパンチを繰り出すメイソン、プレスをかけて近い距離で戦うノークス、距離は随分と違うからこれはどちらが自分の距離の戦いに持っていけるか、という勝負でもありますね。

ノークスは自らプレスをかけて先手を取り、メイソンはリターンを狙う、ということも多いから、自分の距離まで詰めやすいのはノークスかもしれません。それでもやはり、ノークスは被弾も多い印象ですから危なげがありますし、メイソンは被弾が多くはないものの、チャンスにいきすぎてかなり危ないダウンを喰らったこともあります。

まだ若く、完璧とは言えない両者ですから、如何に自らのストロングポイントを相手に押し付けられるかも非常に重要なこと。これは非常に楽しみな戦いですね。

 

 

 

ジェシー・ロドリゲスvsフェルナンド・マルティネス

7/19(日本時間7/20)、ジェシー「バム」ロドリゲスはWBO王者、プメレレ・カフとの王座統一戦。カフは前戦、田中恒成に勝利してWBO王座を掴むとともに、ビッグマネーを獲得する大きなチャンスを獲得したのだから、あの試合の勝利はまさにボクシング人生のハイライトでしょう。

とはいえ、このカフがバムに勝利するというのは難しいところですから、バムの「その次」、11月の試合が持ち上がっても不思議はありませんし、そしてその試合がWBA王者、フェルナンド・マルティネスである、というのは、これまた素晴らしいマッチアップです。

トゥルキ・アラルシクがいよいよ軽量級にも目を向けようとしている、ということから生まれたのであろうこのビッグマッチは、現代のスーパーフライ級最強決定戦。

マルティネスは「レジェンダリー」井岡一翔に日本で2度勝つ、という強心臓、スタミナ、アグレッシブネス、タフネス、様々なものを証明したボクサー。

当然、プメレレ・カフよりも評価は高く、IBF王者のウィリバルド・ガルシアとは比べるのももってのほかです。

それでもなお、バムが優位であろうこの戦いが11月に起こるとするならば、来年の早々にIBF王座を吸収し、バムがスーパーフライ級の4団体制覇を成し遂げる瞬間があるのかもしれません。ただ、もし来年の前半、IBF王者ガルシアとの王座統一戦が実現したとしても、バム初の「4団体制覇」ということ以外に特に見どころはないでしょう。ちょうど井上尚弥vsポール・バトラーみたいな感じ。

なのでこの試合こそがスーパーフライ級最強決定戦であり、最も見るべき試合となるはずです。

 

 

 

デビッド・ベナビデスvsアンソニー・ヤーデ

若かりし頃、ウェイトオーバーやコカインの陽性反応やらでタイトルを剥奪→その後戴冠を繰り返していたようなボクサーが、今や階級最強に迫らんとする勢い。円熟味を増した、といえばそれまでですが、ヒトはやはり成長するものです。

「メキシカンモンスター」は、スーパーミドル級で目指した試合に到達することはできませんでしたが、ライトヘビー級に上がってからはオレクサンドル・グヴォジク、そしてデビッド・モレルを撃破。それでもなお、ドミトリー・ビボル、アルツール・ベテルビエフの間に割って入れないのだから、この辺はもったいない。

一度ライバル対決が始まると、当然のように3戦しなければならない、みたいな風潮は止めてもらいたいものですね。ことダイレクトリマッチというものはその多くがクソです。

ともあれ、ベナビデスの次の相手はアンソニー・ヤーデ。世界タイトルにはあと一歩、いや半歩届いていませんが、強いボクサーですね。アルツール・ベテルビエフとも好勝負を演じたヤーデの実力は間違いありません。

↓観戦記

boxingcafe.hatenablog.com

当然、ベナビデス優位は間違いありません。ベナビデスが如何様にしてヤーデに勝利するか、それによりベナビデスが今後、ベテルビエフやビボルといつ戦うのか、ということに影響してきそうです。

 

 

 

ブライアン・ノーマンJr.vsデビン・ヘイニー

最初の発表はこのカードでした。ブライアン・ノーマンJr.vsデビン・ヘイニー、これはメジャークラス同士の戦いなので非常にわかりやすく、またスタイルの違いもあって非常に楽しみな試合ですね。

この試合については交渉の邪魔になるものは何もないように思え、さらに互いがリスクを背負って戦うような一戦、強者を避けない両者に拍手です。

直近のパフォーマンスを比較すれば、ノーマンJr.が優位となっておかしくないファイトですが、もしかしたらノーマンはヘイニーを捕まえきれないかもしれない、という考えも浮かぶところ。

当然、ノーマン応援ですが、いずれにしろ好ファイトを期待したいものですね。

 

 

 

ジャロン・エニスvsバージル・オルティスJr.

現在のところ、11月のリヤドシーズンのメインイベントはノーマンvsヘイニー。

しかし現在交渉中のこの試合が決定すれば、このカードがメインイベントになるようですが、この試合を11月に実現する、というのはなかなかハードルが高いこと。

エニスは今年後半にスーパーウェルター級に転級することがほぼ確定となっていますが、本来であれば10月上旬にそのスーパーウェルター級初戦を迎えるという予定だったようです。

これをエニスの地元、フィラデルフィアで行うというのがプロモーターであるエディ・ハーンの描いた青写真であり、すでにそのために動いていたようです。

そこを11月にとなると大幅な軌道修正を余儀なくされる上、エニスにとって初のスーパーウェルター級戦がバージル・オルティスというのはいったいどうなんでしょうか。全く気にしないのか、それともこの階級で動けるか確認してから、なのか。前者であれば問題ないですが、現代アメリカンボクシング界で、数少ないビッグマッチの一つ、と考えれば、ある程度慎重にやるべき事案でしょう。あとまあ、これはどちらかというとリヤドというよりもアメリカでやったほうが良い戦いです。

 

 

 

とはいえ、いつかは絡み合うこのジャロン・エニスvsバージル・オルティスJr。もともとプロスペクト時代から比べられることが多かった二人は、ここは激突のチャンスでしょう。そして、よほどのことがない限りは「1度」の激突で終わらせてもらいたい。両者ともにプライムタイムに入ってくる年齢になるので、ここで互いのキャリアを足止めする方向には動かないでほしいですね。

このエニスvsオルティスが11月に実現するかは置いておいて、それがなくとも魅力的な11月・リヤドシーズン興行。正式発表が楽しみです。

 

 

 

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