信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】圧巻、オレクサンドル・ウシク!vsダニエル・デュボア Ⅱ 、ウェンブリー・スタジアムで魅せたノックアウト!

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さて、迎えた7/20(日)。

スケジュールの隙間を縫ってボクシングを見ていきたいと思います。

まずは朝、ウシクvsデュボア2から。

↓プレビュー記事

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

当然のことながらディレイ放送の私。PPVもし払っていることですしセミのローレンス・オコーリーvsケビン・レリーナから視聴。

前回同様、260lbs超のオコーリー。体はクルーザー時代に比べてやっぱりでっぷりとした体型ですが、動きはなかなか良いですね。

このオコーリー、ドバイでレストランを数店舗を経営し、この事業が非常に順調。「巨万の富を築いた」と話題になっており、もはや戦う理由は報酬ではないはずです。

なのでモチベーションを非常に心配していたし、レリーナはかなり厄介なボクサーですから、厳しい戦いとなる可能性もありましたね。

初回からジャブと右ボディで優位にたったローレンス・オコリー、下がりながら右のリターンやバックステップからのコンビネーション。

レリーナはこのオコーリーのつくった距離を崩すことができず、特筆すべきところはないまま試合は終了。ローレンス・オコーリーが判定勝利。

 

 

 

7/19(日本時間7/20)ウェンブリー・スタジアム

世界ヘビー級4団体統一戦

オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)23勝(14KO)無敗

vs

ダニエル・デュボア(イギリス)22勝(21KO)2敗

朝早起きしてオコーリーvsレリーナを見たら眠くなってしまったかもしれませんね。さて、ともあれメインイベントは、一度は決着のついたリマッチ。

ただし、DDDはウシクに黒星を喫した後、勢いのある強敵を退けるとともにAJを倒し、這い上がってきたわけですから、十二分にウシクと戦う権利のあるボクサーです。

両者の力量差は縮まっている、という可能性が大きいですが、ウシクは再戦に非常に強く、結果的にこの試合におけるパフォーマンスは拡がっているかもしれません。

さて、注目のヘビー級4団体王座統一戦のゴング。

初回、大歓声の中でスタート。リング中央を陣取るのはデュボア、互いにリズムを刻みます。デュボアの方が少々でかいですが、ウシクがここ最近戦ってきた大型のヘビー級ほどの差はありません。

やや積極的に攻めるのはデュボア、ウシクはステップワークでこのデュボアの攻撃を外しますが、対フューリー、対ジョシュアのような運動量に頼るボクシングではないように見えます。

まずはちょっと見ていくイメージでしょうか。

終盤、ウシクの左のリターンが良い。コンパクトに、ではなく、ちょっと強めに打っているイメージです。

 

 

 

2R、ウシクがボディジャブ、そしてデュボアがジャブで攻め込んできたときの左ストレートカウンター。様子見は終わり、とばかりにウシクが先手を取り始めます。

これがデュボアにとっては速いか、ウシクが連続攻撃をするとデュボアは若干遅れるような感じ。

デュボアがワンツーで攻め入ったところにウシクが左ストレートのカウンター、結構振り切ったイメージです。これは良いタイミング、デュボアはあまり強引に攻めると危ないかもしれません。

終盤にもデュボアがワンツーを打ったところにウシクの左!大きく顔面が揺らぐデュボア!

3R、デュボアは何とか右を当てようとしていますが、この右の打ち始めと打ち終わりが危険。デュボアもそれを感じているのか、右から入って左の返しをよく使うようになります。

前ラウンドと同じく、ウシクが軽いワンツーで先に動く、そのリターンでデュボアが攻める、そこにウシクの左のリターンというパターンでヒットを奪ったウシク。デュボアの右ストレートはことごとくウシクのブロッキングの上、左フックはうまくいなされています。

ただ、デュボアほどのパワーであればこのガードの上からでも上手く当てられればダメージを与えることも可能なはずです。ただ、ウシクはブロッキングもグローブで受けるというよりも前腕で受け止めているため、ブロッキングの上からダメージを与えるのも困難でしょう。

4R、徐々に上回れ始めているデュボア。ただのワンツーでは届かないから、もう少し細切れのステップで攻めたいところです。

あと左に頭を倒しながらオーバーハンド気味の右を打つのをやめたほうが良い。この時、頭を左に持っていこうとして顔面の右側面が空き、そこにウシクの打ち下ろし気味の左が追尾してくるような感じです。

ウシクの左はアングルが多彩で、タイミングも多彩。デュボアもウシクがカウンターを狙っている事はわかっているので、ちょっと手が出づらいタイミングもありますね。そうするとウシクが先に動く、これはデュボアにとって非常にやりづらいことです。

5R、デュボアが丁寧なダブルジャブ。いきなりワンツーを打つよりもこの方がよっぽど良い。このジャブに対してもウシクはジャブのようにあわせる左ストレート、そして打ち終わりに右フックを振るうので、あまり深入りができませんね。

 

 

 

ちょっとジャブが出なくなってきたデュボア、ここでサークリング。ただ後ろに下がるとウシクがすっと距離を詰めてワンツーをショット、これで更に下がるデュボア。

デュボアは下がったらいかん、と思ったところでまたもウシクの左を浴びて若干動きが止まると、そこを見逃さないウシクはぐいっと距離を詰めます。

これではまずい、と思ったデュボアは強いワンツーを打って巻き返し、これはウシクにヒット!ここで攻め込んだところでウシクが左から右フック!これでデュボアはダウン!!

四つん這いになるデュボア、こうなるとデュボアに巻き返せる力(というかハート)があるかというと。。。

立ち上がったデュボアに対して右フックをヒットしたウシク、ここで会心の左オーバーハンド!!!!

デュボアの巨体がゆっくりと倒れます!これはもう、、、!!

焦点が定まらないデュボア、レフェリーは両手を交錯してストップ!!!

オレクサンドル・ウシク、5RTKO勝利!!!

なんとも圧倒的なパフォーマンスでした、オレクサンドル・ウシク!!

キャリア最終盤、といえるこのタイミングで、今後のヘビー級戦線を担うという可能性のあるダニエル・デュボアを完璧にノックアウト。

彼が現役の間、P4Pの地位は不動でしょう。このまま「まだまだやれる」という状態のままあと1戦で現役を終えるのは至極もったいないという気もしますが、もはややることがない、ということもまた事実。

ジェイク・ポールがリングに上ってどうのこうの、とありましたし、トゥルキ・アラルシクはモーゼス・イタウマとやってほしいと。

いずれにしろ、ウシクの相手としては良いとは言えないものの、仮にウシクが報酬のためにポールと戦ったとしても、責められるものではないでしょう。だってもはや戦う相手はいないのですから。

 

 

 

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