信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】8/2ダイナミックグローブは帝拳戦士が次々登場!波田大和vs神足茂利、浦川大将vs齊藤陽二!中野幹士!

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とにかく暑い毎日ですが、日本のボクシング界も激アツです。

7/30のトリプル世界戦は、個人的に非常に残念な結果となりましたが、それでも一つ一つの試合はどれも素晴らしいもので、翌日7/31に行われたLemino放映のフェニックスバトルはメインしか見れていませんがとにかくとんでもない試合でした。

さて、ダイナミックブローブはそのインパクトを上書きできるか。

ということで今回のブログは、ダイナミックグローブの観戦記。

 

 

 

8/2(土)ダイナミックグローブ

日本ライト級挑戦者決定戦

浦川大将(帝拳)10勝(7KO)3敗

vs

齊藤陽二(角海老宝石)8勝(8KO)4敗2分

浦川は3度目の挑戦者決定戦。比嘉大吾の言葉を借りると、3度目の正直なるか、2度あることは3度あるなのか。

対するは激闘ファイター、齊藤陽二。今日もまた、大激闘が予想されますね。

浦川としては巻き込まれたくないと思いますが、如何に。

初回のゴング、まず浦川がジャブで先制。齊藤は被弾覚悟でグイグイとプレス、これは予想された流れです。やや距離が詰まりがち、浦川としてはもっと奥で止めたいのではないでしょうか。

しかし浦川も右アッパーを巧打、距離八階がこれは織り込み済みか、という戦い方。齊藤は自分の得意な距離になっているのでやはり自信を持って攻めています。しかし、浦川も退きません。

2R、浦川が細かくジャブ。齊藤が出てくるタイミングではバックステップ、上手く距離を作れています。この距離が作れないとなると逆に前に出て距離を潰す、良い戦い方です。中盤には浦川が中間距離でワンツーをヒット、後半にかけてはまた距離がつまりますね。浦川は右アッパーで齊藤対策をしてきたのかもしれません。

3R、浦川のジャブは良いですが、齊藤の力強い攻めも良いですね。ややラフ目に攻める齊藤、そこの間隙をついて浦川の鋭いワンツーがヒット。

中盤以降はまた近い距離、これは採点が難しい試合になりそうです。

 

 

 

4R、頭を振って近づく齊藤、しかし浦川は貫通力のあるジャブを連打、なかなか齊藤は距離を詰めることができません。そしてこの試合を通して良い距離で浦川はワンツーをヒットしており、これはジャッジへのアピールとして良いでしょう。

そして終盤、浦川の右!!齊藤はガクンと腰を落とすも、なんとかこらえてゴング!

5R、浦川のジャブが面白いように当たります。齊藤はこのジャブを「もらっても仕方ない」くらいなのかもしれませんが、これは結構硬そうなジャブです。

近い距離となるとパワーにまさる齊藤が押していきます。浦川もアッパーを返して応戦しますが、やはり近い距離では齊藤が上回るイメージ。

しかし距離が空けば浦川!このラウンドも浦川は良いワンツーをヒット、両者かなりダメージを溜めてきていそうです!

6R、ここもやはり離れたところで浦川のジャブ、ワンツー。近い距離では齊藤の叩きつけるような左右のフック、アッパー。どうしても見栄え的には浦川ではないか、とも思いますが、齊藤は常に強気で攻めていくため、ポイントがどうなっているのかはわかりません。

7R、浦川はジャブ、ジャブ、またジャブ。完全にアウトボックスという狙いか。齊藤ははこのジャブをなかなか外すことができず、ワンツーを被弾。

後半にもワンツー、ジャブをヒットした浦川、齊藤も気迫を見せて左右を繰り出しますが、ちょっと届かないか。

 

 

 

ラストラウンド、相変わらずジャブを放つ浦川ですが、ここはちょっと距離が近い。近づいてくる齊藤に対して踏みとどまる場面がありますが、ちょっとこの距離では分が悪い。

中盤、近い距離で齊藤がアングルをつけたパンチで攻め立て、ガードはルーズになりながらもとにかく手を出していくという展開。

後半に入ろうかというところで齊藤が左右のボディを叩くと、一瞬浦川が動きを止めます。そしてここで齊藤がチャージ、止まらない連打!連打が止まりません!完全に一発一発にフォロースルーを効かせて打ち込む齊藤!そして右ストレートを打ち込むと、浦川はダウン!それもロープ最下段に後頭部を打ち付ける痛烈なダウン!!!

即刻レフェリーはストップ、齊藤陽二、8RTKO勝利!!!!!

これはまたなんという大逆転KO!おそらくポイントはここまでは浦川だったのではないでしょうか。。。

中野幹士(帝拳)13勝(12KO)無敗

vs

ジン・アグアン(フィリピン)7勝(5KO)2敗

前戦、井上尚弥のアンダーカードに登場し、ラスベガスでプエルトリカンを何度も何度も倒す衝撃的なノックアウト劇を演じた中野幹士。

そんな中野ですから、今回はもう調整試合、というだけでしょう。相手を打ち倒すという期待をされており、内容が問われる試合です。

初回、開始10秒で中野の左ストレートがヒット。アグアンは変なリズムを持っていますが、中野はまもなく対応、ちょっと体つきにも差があってアグアンに怖さはありません。

 

 

 

中盤にもコンビネーションの中で左をヒットした中野、アグアンはアップセットを起こそうと攻めてきますが、攻めてきたパンチ一つ一つにリターンでヒットを取っていく中野。これは長くはかからなそうです。

2R、やはりこのラウンドもアグアンのパンチに対して丁寧にリターンを返す中野。アグアンの右に対して左をヒット、これで大きくぐらつくアグアン。

プレスをかけてアグアンを下げると、またも左をヒット、そしてアグアンのパンチは全くと言って良いほど当たらず、様々なアングルでパンチ打ち込み、そのほとんどをヒット。アグアンは倒れませんでしたが、レフェリーがストップ。

途中でマウスピースが落ちていたのでしょうか、レフェリーがマウスピースを陣営に投げるシーンがありました。

実力差がかなりあったマッチメイクですが、相手がいないのかもしれません。

勝負の一戦は今年中にくるのか、それとも来年か。

インタビュアーの「今年はどんな1年にしたいですか」はもう半分以上が終わった段階で聞くことではないと思いますが、次戦ぐらいで世界戦とか挑戦者決定戦あたりが見たいですね。

 

 

 

OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ

波田大和(帝拳)17勝(16KO)2敗

vs

神足茂利(M.T)8勝(5KO)2敗1分

さて、メインイベントはパンチャー、波田大和とテクニシャン、神足の一戦。

向かい合うと身長差がある文、体の分厚さも違います。

初回、まずは互いにパンチの当たらない距離でフェイントの掛け合い。波田がぐっと入りますが、そこに神足は右のカウンターを用意しているようです。

この右が結構厄介、波田は思ったように入れない感じでしょうか。

と思いましたが後半、頭を傾けながら波田が左!瞬発力とスピードあふれるこのパワーパンチは、初見では対応が難しいでしょう。

2R、神足が先程よりもより小刻みに、速く動きます。波田はプレス、神足の反応もよく、なかなかインサイドには入れませんが、良いヘッドムーブで神足のジャブを外しています。

前手を伸ばし、とにかく距離を遠く感じさせる神足、非常にうまく戦っています。ただ、もう少し山場を作る攻撃がほしいか。

後半、波田が強く踏み込んで浅くも左をヒット。

3R、ちょっとずつ波田のパンチが届き始めています。これは、おそらく神足の前の手、顔の小ささもあって遠いと感じていましたが、振り切れば意外と届く、ということに気づいたのかもしれません。

こうなるとちょっと厳しくなるのは神足。波田のパンチはすべてKOを生み出すものです。

それでも神足はリズムをキープ、攻められては大きなヘッドムーブで波田のパンチを外して頑張ります。

 

 

 

4R、波田がギアアップか。強めに攻め入ります。

しかしちょっと動きが大きすぎるか、ここで冴えるのは神足のカウンター!

踏み込めば届く、ということがわかっている分、ヘッドハンターとなってしまう波田。そしてカウンターが当たる分、神足がどんどん良い動きになっていきます。

ラウンド終了後、神足が小さくガッツポーズ。かなりの手応えを感じているようです。

5R、波田が強い攻め。しかしやはり波田の動きはかなりワイドで、神足は逆にシャープなジャブ、右ストレート。

しかし、ちょっと攻め気が出てきてしまったのか、神足が攻め込んだところに波田の左!ちょっと動きが止まったように見える神足、その後は冷静さを取り戻してリズムを刻んだカウンター主体のボクシングを展開しています。

6R、波田は引き続きチャージ。神足も距離を取る場面とファイトする場面を作り出し、近い距離でのファイトでもアッパーをヒット、この距離でも波田に対抗できています。

同時打ちになるタイミングも幾度かありますが、神足には波田のパンチに耐えられる自信があるのでしょう。全く退くことなく、特に前手のアッパーをテクニカルにヒットして波田の顔を何度も跳ね上げています。

 

 

 

7R、ここも神足は退かず、前手のアッパー。これはインサイドに入ってくるボクサーに対して非常に有効な武器ですね。

波田はちょっと突破口を見つけられないか、ガチャガチャ舌展開野中ではいくつかのヒットを奪うことはできますが、自ら良い状態をつくれている、とは言えません。

頭をよく動かす神足に対して、ボディを打てれば違うかもしれません。

8R、開始早々にいきなりバッティング。ここで波田が出血です。バッティングなので、負傷判定になると間違いなく波田が不利。

それは避けたい波田、一気に行きます。ただ、これは焦りにつながり、それは隙を生む結果になりそうです。

それでも終盤、波田は左をヒット、出血はひどいですがここで集中力を切らせてはいけません。

9R、比較的近い距離でのボクシング。神足のタイトルへかける気持ちも感じます。

幾度か波田の左が神足を捉えますが、神足は衰えることなくしっかりとボックス。

 

 

 

10R、ここもバッティングでスタート、今度はこうたりが出血。同じように眉間ですね。

出血がひどい神足、残酷ですが波田はチャンス。ラストチャンスかもしれません。

波田はチャージ、しかし神足も強い反撃。もみ合いが多い展開で血が流れていることもあり、2度目のドクターチェック。

再開後、激しい打ち合い、ここで打ち勝ったのは波田か!!

神足は苦しそうながらも左右をリターン、このラウンドを終えています。波田はこのラウンド、もっと圧倒したかったと思います。

11R、もうほとんど倒すしかない波田ですが、どうしても見てしまいます。被弾覚悟で攻撃に全振りするしかありませんが、神足がしっかりと距離をキープ。

後半になってようやく強い攻撃を見せる波田ですが、神足のヘッドムーブ、そしてクリンチによりその攻撃は分断。終盤は波田が攻め込んで終了、ただ、波田はポイントを取るだけでは足りません。

ラストラウンド、当然、波田は攻めますが、神足も変にリードを守ろうという気はないようで、しっかりと迎え撃っています。

神足が下がらない分攻めきれない波田、懸命に行きますが攻められた時の立ち回りはこうたりが上手く、終了のゴング。

判定は、115-113神足、115-113波田、114-114ドロー。

崩れ落ちた、神足。

これは、神足の勝利だと思っていました。きっと本人もそう思っていたのでしょう。

後半波田が巻き返した、と言われればそう見えなくはないですね。確かに両者に被弾はありましたが、ダメージを感じさせたのは神足だった、ということでしょう。

ともあれ、素晴らしいファイトを作ってくれた両者に拍手。

 

 

 

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