もうすぐ3連休、そのあとお盆。
超大型連休の人っているんでしょうかね。私は休みの日も働く人間なので大型連休とはいかないですが、ともあれ、会社が動いていないのは少々楽です。
しかしこの間、ボクシングはあまりありません。
それに関係して、やはりボクシングニュースもあんまりありません。
それでも探せばあるもおですから、今回のブログはいくつかのニュースをピックアップ。

11月のリヤドシーズンでベテルビエフ復帰!
2025年のイベント・オブ・ザ・イヤー候補である11月のリヤド・シーズン興行。バム・ロドリゲスvsプーマ・マルティネス、ブライアン・ノーマンJr.vsデビン・ヘイニー、サブリエル・マティアスvsダルトン・スミス、アブドゥラ・メイソンvsサム・ノークス、デビッド・ベナビデスvsアンソニー・ヤーデ。あとなにかあったっけ。
ともあれ、メイン格だらけで前菜だけでお腹いっぱいになりそうなこの興行で、アルツール・ベテルビエフが復帰。
もう40歳となるベテルビエフ、リングの上ではまだまだ強さを見せつけていますが、前戦でドミトリー・ビボルに惜敗。ラバーマッチが噂されていましたが、デオン・ニコルソン(アメリカ)というボクサーとの復帰戦に着地した、とのことです。
ニコルソンは22勝(18KO)1敗という好戦績を持つボクサーですが、これまでの対戦相手の質は物足りません。
当然、ベテルビエフが圧倒的優位となる試合でしょうが、初黒星を喫して何かが狂ってしまっている可能性もあれば、やっぱり問題になるのはベテルビエフの年齢です。
戦い続けるならここも圧倒的にクリアしてほしい、と思いますし、ここでもし苦戦でもするようならばもはや。。。。との思いもあります。
↓大型興行、11月のリヤドシーズン!
ともあれ、興味深いのはこの戦いのあと、です。
ビボルは結局デビッド・ベナビデスとの指名戦を蹴ってWBC王座を手放し、ベテルビエフとの再戦を蹴り、IBFの指名戦に臨む、との報。IBFの指名挑戦者はミハエル・アイフェルト(ドイツ)、ジャン・パスカル二勝利して挑戦権を手に入れたボクサー。それでももちろん、ビボルの相手としては相応しい相手とは言えないでしょう。
ビボルはある種これまで通り淡々と自分の道を進むのかもしれませんが、それには3つというのはベルトの持ちすぎです。
そしてベテルビエフは常に貪欲で、おそらくここからの青写真はWBC王者、デビッド・ベナビデスとの対決がクローズアップされるでしょう。そして、ベテルビエフはおそらくこの試合を断りません。
ベナビデスにとっても試練であるアンソニー・ヤードとの一戦、これをクリアした暁にはベナビデスvsベテルビエフ。
そしてこの試合はベテルビエフに引導を渡す試合となり得、ライトヘビー級に新時代を告げることになるのかもしれません。
スーパーフライ、最終章
スター、ジェシー「バム」ロドリゲス(アメリカ)が王座統一に乗り出し、それをリヤドがバックアップしていることで、一気に終焉を迎えそうなスーパーフライ級。
11月にWBC・WBO王者であるバムと、WBA王者であるフェルナンド「プーマ」マルティネス(アルゼンチン)が3団体の王座統一戦を終えると、残す王座はたった1つ、となります。
その王座はIBF、ウィリバルド・ガルシア・ペレス(メキシコ)が前戦でレネ・カリスト(メキシコ)を降して世界初戴冠した王座です。
この試合は初戦でほぼ決着がついていた、と思われるような試合でしたが、判定はドロー。場所(初戦は日本)を変えて行われた再戦では、更に明確にウィリバルド・ガルシアが勝利を手にしています。
それでも、このウィリバルド・ガルシアは他団体の王者、バムやプーマと比べると、1段どころではなく2段、3段、それ以上に落ちるボクサーだと思われています。
35歳という年齢のガルシアはプロデビューが27歳と遅く、だからこそ年齢の割にはダメージを溜めていないから、衰えが遅いのかもしれません。粗さのあるボクシングのガルシアは、どう考えても隙が多く、キャリア初期は負け越していたというのも評価が低い理由でしょう。
リングマガジンランキングでも8位と王者にあるまじきランキングです。
そしてこの大チャンスと思われるIBF王座に挑む挑戦者決定戦が、2度の延期を経てようやく日程の決定をみています。
それはアンドリュー・モロニー(オーストラリア)vsアルジ・コルテス(メキシコ)で、この試合は最終的にメキシコで8/16(日本時間8/17)という日程になったようです。
当初現地時間で7/19に予定されていたこの試合は、その後8/9という日程を経てこの度8/16に。短期間での延期は、両者のコンディションにどのような影響を与えるのでしょうか。
中谷順人と戦った両者は、当然日本でもよく知られた存在であり、いずれが勝つにせよ、そう、いずれが勝つにせよ、と言わなければならないくらいに接戦が予想されるこの戦いは、その勝者がウィリバルド・ガルシアへの挑戦権を手に入れることができます。
これが順調に進めば、年内のIBF王座挑戦が可能になり、そしてそのガルシアに勝利すれば来年の春あたりにジェシー・ロドリゲス戦が叶うかもしれません。
そうなれば、ビッグマネーを稼げるファイトで、4団体王座統一戦を戦う、という名誉に恵まれます。
ウィリバルド・ガルシアはもちろんのこと、アンドリュー・マロニーでも、アルジ・コルテスでも、勝敗について興味のある試合にはならないかもしれません。ただ、やはりアンドリュー・マロニーにはもう一花咲かせてもらいたい、というのが個人的な話。
エドゥアルド・ヌニェスの初防衛戦が決定!
5月、IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦で見事IBF王座を戴冠したエドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)。
力石政法(大橋)を破った試合は圧巻で、カウンターパンチャーである力石のパンチを浴びつつも何事もなかったように前進、回転力のある連打を見舞っての判定勝利。その強いフィジカル、パワー、そしてタフネスは、この試合を観た多くの日本のファンを震撼させました。
もし力石が怪我をしておらず、絶好調であったとしても、やはりあのボクシングを崩すのは容易なことではありません。試合を通じて被弾もしていたヌニェスでしたが、ともかく体がブレず、常に前にプレッシャーをかけ続けていた姿は戦士そのものでした。
そのボクシングからはメキシカンとは思えない規律を感じさせるもので、28歳という年齢からもまだこれからプライムタイムを迎える可能性があるボクサー。もしかしたら、怪物クラスのボクサーかもしれません。
過去1敗していますが、2018年、6回戦での敗北ですから、現在の実力としてはまだ底を見せていないとも言えます。
初防衛戦の相手は、クリストファー・ディアス(プエルトリコ)、言わずもがなゲートキーパー的存在のボクサーです。
当時無敗で望んだ伊藤雅雪とのWBO王座決定戦ではダウンを奪われての判定負けを喫し、その後、シャクール・スティーブンソンと地域タイトルを争ったり、エマニュエル・ナバレッテに挑戦したり、アイザック・ドグボエとのサバイバル戦に臨んだり。。。と、非常に濃密なキャリアを築いてきています。改めて見るととんでもないキャリアですね。
2024年には同国のプロスペクト、ヘンリー・レブロン(プエルトリコ)に判定負け、いよいよ若手の踏み台になっていくのかと思ったところからのチャンス到来。ヌニェスは、ディアスにとってはパワーがあり、そしてタフなボクサーだと思いますが、ラストチャンスともなり得るこの試合でディアスは大化けできるか。
ディアスは侮れない実力者なので、ヌニェスが舐めてかかれば危ないかもしれませんね。
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