本日、8/19(火)はWLDという国内興行。
横山葵海vs馬場龍成という注目のマッチアップは非常に興味深いものですが、Travel.TVは追っかけ再生に対応していないので、現実的に視聴は不可能です。見逃し配信も後日なので、その頃には結果を知ってしまうというのも致し方のないこと。
ということで今週のウィークデイはフェニックスバトルのみを楽しみにしようと思います。見れるかどうかはわかりませんが。
さて、今回のブログはいくつかのニュースをピックアップです。

モロニーが辞退のIBF世界スーパーフライ級挑戦者決定戦の行方
8/16(土)、本来であればアルジ・コルテスvsアンドリュー・モロニーという、我々日本のボクシングファンにも馴染みの深いボクサー同士がIBF世界スーパーフライ級の指名挑戦権を争う?はずでした。
しかし、直前でアンドリュー・モロニーがこの試合を辞退、結局コルテスはバイロン・ロドリゲスというボクサーと戦い、判定勝利を得ています。
もともとこの試合は7/19に予定されていましたが、8/9に延期、さらに8/16に延期されています。さらに会場も2度変更されており、当初標高約540m程度のモンテレーから標高約2,240mのメキシコシティに変更されており、この標高がモロニーに二の足を踏ませた、ということらしいです。
モロニーは当初の予定に備えてもう1ヶ月以上をメキシコで暮らしていたようですが、突然高地になってしまったことにより辞退。通常、高地トレーニングというのは標高1,500メートル程度以上とのことなので、これはモロニーにとっての大きなディスアドバンテージとなり得る出来事です。
対してアルジ・コルテスはメキシコシティの出身だから、ただのホームカミングファイト。メキシコでメキシコ人にする、というだけでも難しいのに、それに加えて高地という敵が現れたのでは、次のチャンスを待つと判断したモロニーの気持ちもよくわかることですね。
ただ、現実としては「IBFの挑戦者決定戦は開催されなかった」という事実だけが残り、「モロニーが辞退した」ということになってしまいます。
これにより、コルテスはIBFの1位にランクされることはありませんが、このコルテスvsモロニーの結果を待っていたIBF王者、ウィリバルド・ガルシアには、コルテスを指名挑戦者として迎える、ということになる可能性が非常に高い。
ガルシアが王座決定戦でタイトルを奪取したのが5月ですから、もうそろそろ防衛戦を行ってしかるべきです。
そしてもしガルシアがコルテスを挑戦者として迎えるのならば、コルテスにとって勝機は十二分にある戦いであり、ここでタイトルを獲得することはジェシー・ロドリゲスとの4団体王座統一戦に臨むことができる、という可能性を持った非常に重要な戦いとなります。
モロニーは仕方ないとはいえ、大魚を逃しました。ただ、きっとバムがこの階級からいなくなった後にチャンスは来るはずです。
アンソニー・オラスクアガ、9月にリング復帰!
さて、続いてのニュースはまたも日本人におなじみ、というかほぼ日本人のアンソニー「トニー」オラスクアガの防衛戦が決まりそう、というニュースです。
日程は9月、場所はラスベガス、対戦相手はWBOのトップコンテンダー、ファン・カルロス・カマチョです。
これは指名戦ということなのでしょう、このカマチョはデビューから7戦目の6回戦で初黒星を喫しており、以来連勝で19勝(8KO)1敗の戦績、初のタイトルショットを迎えます。
これまでにジェイソン・ママ、カルロス・ブイトラゴといったタイトル経験者を破った経歴を持っていますが、まだまだその実力は謎、というボクサーですね。
この試合は、カネロvsクロフォードのプロモーションの一環で行われるらしく、カネロvsクロフォードは現地時間9/13ですが、9/10、9/11にもラスベガスで興行を予定しており、そのいずれかの日程に組み込まれる、とのことです。
9月の中旬はクソ忙しいですね。
さて、興味深いことは、このラスベガスでの試合は、アンソニー・オラスクアガにとって久々の母国でのファイト、ということです。
9勝(6KO)1敗、わずかに10戦のキャリアしか持たないこのオラスクアガは、ここ最近の5戦を日本で戦っています。
最初は2023年4月の寺地拳四朗戦で、これはジョナサン・ゴンサレスの代打での試合でしたね。
そこで大善戦したオラスクアガは、その後ジーメル・マグラモを破り、加納陸との王座決定戦を経て戴冠、そして2度の防衛に成功しています。
帝拳プロモーションに所属(オールスター・ボクシングとの共同プロモート)とはいえ、キャリアの半分を日本で戦っているのですから、やっぱりもうほぼ日本人です。
ここは難なく勝利して、また日本に凱旋してほしいものですね。
秋か冬、平岡アンディはアントワン挑戦?しかしアントワンは。。。
WBA世界スーパーライト級の指名挑戦者、平岡アンディが無敗のアメリカ人プロスペクトとスパーリングを開始した、というニュース。
記事によると16勝(11KO)のゼミラー・ダモラというボクサーで、ダモラは約3週間の滞在とのこと。
10月〜12月、つまりは年内の世界挑戦を予定しており、場所はアメリカ、もしくはサウジアラビアとのこと。
12月のサウジアラビア、という線が強そうだな、と感じるのは、結局のところ王者ゲイリー・アントワン・ラッセルはPBCファイターであり、現状PBCファイターたちはあまり試合の機会に恵まれない状態が続いているからです。アントワン側からしても、リヤドに呼ばれるならその方が良いでしょうし、トゥルキ・アラルシクは12月に「日本vs世界」を謳っているのだから、それなりの予算を用意しているはずです。
イズマイル・バロッソを良い形で撃破した平岡アンディにとっては、この試合は規定路線のはずです。あの試合、本来であればバロッソの持っていたWBA暫定王座を手にしていたはずで、これはJBCが認めなかったがために挑戦者決定戦となったものですから。
さて、しかしこのニュースが出た日、アメリカでは全く趣を異にするニュースが出ています。
それは、ゲイリー・アントワン・ラッセルは、防衛戦を行うつもりがなく、140lbsで王座統一戦を模索している、というニュースです。
Gary Antuanne Russell Targets Unification After WBA Title Win | BoxingScene
今年3月にホセ・バレンズエラを降してWBAタイトルを獲得したアントワンは、防衛戦を行うことなく王座統一戦に向かい、実際現在交渉中だというニュースです。
そしてその交渉中の相手というのも明言されており、IBF王者のリチャードソン・ヒッチンズだそうです。
現実敵に、WBC王者のサブリエル・マティアスはダルトン・スミスとの指名戦が控えており、WBO王者のテオフィモ・ロペスはシャクールの挑戦を受けるだとか自身がウェルター級に上がるだとかフラフラしています。ともあれ、現状はロペスとの交渉は全くもって時間の無駄とも思えます。
そうすると必然的にヒッチンズしか残りません。
そしてこの試合の実現を、「年末までに」と語るアントワン。
果たしてWBAはちゃんと指名戦のオーダーを出すのか、それとも文句を言われて平岡に「マテ」というのか。平岡の世界挑戦が実現してほしい側の人間としては、当然、順番は守れ、指名戦というものは重要ですよ、と言いたいものですが、ここはWBAのやることだから非常に不安ですね。
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