信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】今週末もWBA暫定王座戦!しかも2つ!ヤンキエル・リベラvsアンジェリーノ・コルドバ、フライ級は大注目!

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

今現在、世界王者は一体何人いるのか。

これを答えられるボクシングファンは少ないでしょう。

現状、ボクサー単体としてはすぐに複数階級制覇というよりもその階級での王座統一を目指し、王座統一してから複数階級を制覇する、というのが流れになっています。

なので一時期よりも世界王者の数は減っている、と考えるのが普通のことですが、(主にWBAが)暫定王座を連発することでそれもチャラになってお釣りがくるほど、おそらく世界王者と呼ばれるボクサーは多いはずです。

さて、そしてもちろん、今週末も暫定王座決定戦があります。

ということで今回のブログは、週末のフロリダ興行のプレビュー。

 

 

 

8/23(日本時間8/24)アメリカ・フロリダ

WBA世界フライ級暫定王座決定戦

ヤンキエル・リベラ(プエルトリコ)7勝(3KO)無敗

vs

アンジェリーノ・コルドバ(ベネズエラ)19勝(12KO)無敗1分

アンダーカードにももう一つ、暫定王座戦がありますが、このフライ級戦がメインイベントだそうです。これはなかなか珍しいことですね。

リベラは東京五輪にも出場した元アマエリートですが、初戦で敗退。対戦相手は、田中亮明とは別の山で上がっていったカザフスタン人で、このカザフは準決勝でガラル・ヤファイに敗れています。

自らプレッシャーをかけて打ち込んでいくスタイルはプロ向きで、駆け足でキャリアを積み、わずか8戦目で暫定とはいえ世界タイトルマッチ。前戦ではアンヘル・ゴンサレス(アメリカ)とは無敗対決となりましたが4RTKO勝利、ボディショットがよく、カウンターのタイミングも持っているボクサーです。

対戦相手のゴンサレスが強気に攻め込んだ時のカウンターは本当に見事で、攻め込まれても一発で試合の流れを変えるタイミングを持っていますね。

ちなみにBoxRecではオーソドックスと表記されていますが、いくつかの試合を観る限りは堂に入ったサウスポー、両方とも戦えるのかもしれません。

 

 

 

アンジェリーノ・コルドバも非常にアグレッシブなプレッシャーファイターで、その回転力はとてつもない、泥臭いボクサーです。

2023年にアンヘル・アコスタ(プエルトリコ)を破ったのが過去最大の勝利で、その後当時WBC世界フライ級王者だったフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)に挑戦。

この試合は2度のダウンを奪われての0-2のマジョリティ判定で負けてしまいますが、このとき、JCマルティネスはドーピング陽性反応が出て結果試合はノーコンテストになっています。

そこから復帰戦を挟み、今回のチャンスを掴んでいます。

技術は当然リベラなわけですが、そんなスキルフルな元アマエリートが最も苦手とするのがこのコルドバみたいなボクサーでしょう。これは非常に難しい戦いになるのではないか、と思います。

非常にハイレベルで、プロとしてのキャリアも評価が高いリベラ。そして、しつこく、泥臭く、粘り強いコルドバ。この戦いはWBA・WBC世界フライ級統一王者のリカルド・サンドバルへの挑戦権をかけて戦う非常に重要な一戦でもあります。日本人にもつながりの深いフライ級、そして好試合が期待される試合、見ない手はないでしょう。

 

 

 

WBA世界スーパーウェルター級暫定タイトルマッチ

ヨエニス・テレス(キューバ)10勝(7KO)無敗

vs

アバス・バラオウ(ドイツ)16勝(9KO)1敗

またもWBAの暫定戦ですが、こちらは暫定王者、ヨエニス・テレスの持つ王座の防衛戦です。しかもこのスーパーウェルター級の暫定王座、というのは、もうまもなく正規王者に格上げになるもので、それはこのWBAの正規王者が未だにテレンス・クロフォードだからです。

なので単純に「格」というものを比べてみれば、メインイベントと宣伝されているWBAフライ級の暫定王座決定戦(=WBA世界フライ級挑戦者決定戦)よりもこちらが本来メインに相応しい。

ただ、このヨエニス・テレスのことを誰も知らないからなのか、それとも他に政治的なものがあるのか、この試合はメインイベントではないようです。

テレスはキューバ出身の25歳、当然亡命組で、2020年にロシアでプロデビュー。つまり亡命したのは19歳とか20歳くらいの時で、はやくからプロになりたかった、ということなのでしょう。

いずれにしろこちらもわずか10戦で暫定とはいえ王座を射止めているのだから、その才能に疑うべきところはありません。

ただ、そのレジュメはまだまだ補強が必要で、好戦績のボクサーと戦いはじめたのは2023年の後半からで、その後ジョセフ・ジャクソン(アメリカ)という当時無敗のボクサーやヨハン・ゴンサレス(ベネズエラ)といったボクサーを破っていますが、当然どちらもトップどころではありません。

 

 

 

前戦ではWBA世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦のリングにあがり、元王者であるジュリアン・ウィリアムス(アメリカ)に勝利。暫定王座を勝ち取り、今回初防衛戦に臨みます。

対戦相手はアバス・バラオウ、残念ながら聞いたことがないボクサーで、ドイツ人のようです。

わずかに1敗は2020年、ジャック・クルカイ(ドイツ)に敗れたもので、その後7連勝中。

前々戦でベテランのサム・エジントン(イギリス)を敵地で降し、前戦ではマカーレー・マグワンという英国の中堅ボクサーをこれまた敵地で撃破。こう見るとこちらのレジュメも何だか物足りません。

いずれにせよ、スーパーウェルター級は今後も色々と波乱が起こるでしょうし、他団体の王者たちとの絡みも出てきます。

果たしてヨエニス・テレスは、もしくはアバス・バラオウは、セバスチャン・フンドラやバフラム・ムルタザリエフ、そしてザンダー・ザヤス(と、あとバージル・オルティス)といった有名で人気のあるボクサーの対戦相手たり得るか。

その前に、おそらくこの試合の勝者は正規王者となり、その後、ジャロン・エニス(アメリカ)の挑戦を受けることになると思います。(性格に言えばエニスvsウイスマ・リマの勝者の挑戦)ここは勝利者のパフォーマンスに大いに期待し、今後の戦いに思いをはせるためのファイトだと思います。

 

 

 

アンダーカードと配信情報

その他のアンダーカードを見てみると、ルーカス・バディ(カナダ)という19勝(15KO)無敗という全勝ボクサーが、元王者、ロジャー・グティエレス(ベネズエラ)と戦うようで、これは興味深い。

グティエレスはもうかつての力を有していないと思いますが、このバディはグティエレスを一蹴してセンセーションを巻き起こすことはできるか。

この興行はDAZNで放映、なのですが、プロモーターはマッチルームではなく、MVP。

MVP(モスト・バリュアブル・プロモーション)はYoutuberのジェイク・ポールが主催しているプロモーション会社ですね。

フロリダで行われる2つの暫定タイトル戦、見届けましょう。

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