信太のボクシングカフェ

信太のボクシングカフェ

ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

WBC指令、那須川天心vs井上拓真!まもなく正式発表か?現在のバンタム級を紐解く。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

予想通り、中谷潤人は2つのバンタム級世界タイトルを手放し、スーパーバンタム級に階級を上げて2026年に井上尚弥との対決を目指しました。

そして予想通り、WBCはバンタム級のトップ2人のコンテンダーに対し、空位となったベルトを争うように命じました。

このトップ2人のコンテンダーは、那須川天心と井上拓真。交渉に入るように指示した、とのことですが、すでにこの戦いは交渉中であることが周知の事実であり、「合意に至らない場合は10/21に入札が行われる」とのことですが、まもなく正式発表されるはずです。ので、このブログも書いてすぐに出す必要があります。遅くとも来週には、この試合は正式発表になるはずですし、それは明日かもしれません。

ということで今回のブログは、そこから一歩踏み込んで、現在のバンタム級戦線について。

 

 

 

WBC、那須川天心vs井上拓真を指令

動きがあるようでない、このニュースは、今まで90%ぐらいの確率で11月に戦う、と思われた試合が99%の確率になった、程度のものです。

このニュースをWBCが出す意味はいまいちわかりませんが、もともと「9月中に発表」とのことでしたので、のこり1週間のうちのどこかで発表されるはず。そして、それはもちろん日本での興行で、いつも通り、発表会見も行われる事でしょう。

リング・マガジンのバンタム級ランキングを見ると、井上拓真(大橋)は4位、那須川天心(帝拳)は8位。

まさかここで激突するなんで当初は思いもよらなかったマッチアップは、帝拳プロモーション、というかおそらく那須川天心個人の希望と、敗北を恐れない大橋陣営の尽力により実現することになったのでしょう。

どうせ正式発表のときはまた記事を書くので、このことはその時に感想を述べるとしましょう。そこで気になるのは、中谷潤人がムーブアップしたことでもう一つ空位になるIBFタイトルです。

 

 

 

どうなるIBFタイトル

IBFのランキングは、9月現在、1位と2位は空位であり、3位にホセ・サラス・レイジェス(メキシコ)、そして4位に井上拓真です。

拓真がここを回避してWBCの王座決定戦に出ますから、必然的にこの挑戦権は5位のボクサーに移ります。

5位はランディ・ギーケ(南アフリカ)という好戦績のボクサーで、6位に増田陸(帝拳)。ちなみに7位はケネス・ラバー(フィリピン)と続いています。

このギーケというボクサーは、現在IBFインターナショナル王者であり、3団体で一桁にランクインしている評価を得ているボクサーですね。唯一のは敗戦は2022年に日本でもお馴染みのジェイアール・ラクィネル(フィリピン)に喫したもの。

まあ、このギーケのことは置いておいて、ここで帝拳プロモーションが動いてレイジェスvs増田陸の決定戦を日本で行う、ということは非常に理にかなっていることだと思います。

そもそもレイジェスは本来西田凌佑(六島)への指名挑戦者としてピックアップされ、IBFから対戦指令が降ったこともあります。そこを捻じ曲げて西田は中谷との王座統一戦に進んだのですから、すでに帝拳プロモーションはこのボクサーに接触しているはずです。このとき、待ち料が必要だったのか、統一戦を理由とするだけで良かったのかはわかりませんが、いずれにしろ、レイジェスにとっても損な契約にはならなかったはずです。

 

 

 

このギーケの存在は微妙ではありますが、南アフリカを出ずに戦っているこのボクサーは、大きな後ろ盾を持っているとは言い難く、政治的な、また金銭的な切り口において待たされる可能性は大いにあるでしょう。

いずれにしろ、レイジェスか増田が王者になれば、指名挑戦者となり得るわけで、特に日本に来るとなれば大きな報酬も期待できます。

このカードが那須川vs井上のアンダーカードに組み込まれる可能性も大きく、2つのタイトルショットは同時に行われることが望ましいですね。

1位堤聖也は6位アントニオ・バルガスと!

これも那須川vs井上のアンダーカードに組み込まれ、トリプル・バンタムタイトルマッチとなればもうお祭りです。そしてその可能性も大いにあるわけです。

WBAの休養王者である堤聖也は、井上拓真に勝利してWBAタイトルを戴冠、初防衛戦は比嘉大吾(志成)との再戦となり、またのドロー。苦闘に次ぐ苦闘ですが、その評価は揺らぐことはありません。

 

 

 

そもそも世界タイトル獲得前から、穴口一輝、増田陸、南出仁、大嶋剣心といった強豪たちを次々に撃破していったわけですから、とりわけ日本国内での評価は高いでしょう。

しかし正規王者、アントニオ・バルガス(アメリカ)もやはり強いボクサー。

スロースターター気味で、尻上がりに調子を上げていくバルガスは、前戦、比嘉大吾との防衛戦ではお互いに1度ずつのダウンを奪い合うドロー防衛。

比嘉と引き分け(それもジャッジ3者ともが引き分けという判断)した二人の王者同士の激突は、おそらくまた激闘になるのでしょう。

堤も同じく後半にその力を発揮していくタイプですから、逆に序盤にどちらがポイントをピックアップできるか、というのは勝負の分かれ目になりそうです。これは楽しみですね。

この戦いが12/27のリヤド興行に組み込まれなかったことは意外ですが、だからこそ11月、あるのかもしれません。

クリスチャン・メディナはどこへ向かう

武居由樹に完璧なノックアウト勝利を決め、WBO王座を手にしたクリスチャン・メディナ。西田戦とは別人だった、という意見もありますが、それは対サウスポーへの「戦い方」という点においてそうであり、あの力強いスイングは西田戦でも見せていたように記憶しています。

 

 

 

更に、サウスポーの利点を最大限発揮できる西田と、どちらかというと正面に立ち、サウスポーとしての利点は半分くらいしか発揮しない(決して悪いというわけではない)武居であれば、メディナとしての感覚も違ったのでしょう。これはやはり、那須川天心のスパーリングパートナーを努めた、ということは彼のキャリアにおいて非常に大きかった、と言わざるを得ませんね。天心を捕まえられたならば、だいたいのボクサーは捕まえられるでしょう。

ともあれ、これはWBOの指名戦だったはずですが、交渉の中で大橋プロモーション陣営がオプションを含めている可能性は大きいです。

つまりはメディナの次の試合の興行権は、大橋陣営が握っている可能性が高いです。

通常、このことはメディナの次の対戦相手として武居由樹との再戦、もしくは別の大橋ボクサーの世界挑戦、とあいなるわけですが、あの負け方でのダイレクトリマッチは武居としても厳しいところ。

ここでも増田陸、という可能性はあり、大橋プロモーションが帝拳プロモーションに興行権を買い取ってもらい、そこでメディナに増田陸が挑戦をする、というのは興行的にはアリでしょう。ただ、すでにメディナは帝拳でもお馴染みのボクサーだけに、このまま帝拳プロモーションが共同プロモーターとしてプロモートしていく可能性もありますね。

 

 

 

モロニー、シントロン、そして比嘉大吾

リング・マガジンランキング、トップ10は、ここまで挙げたボクサーの他にはジェイソン・モロニー(オーストラリア)とジェイビエール・シントロン(プエルトリコ)が名を連ねています。

モロニーは武居由樹にタイトルを奪われた後、那須川天心に敗北して2連敗、以来、まだ復帰戦を行えていません。「元世界王者」という肩書は乗り越えるのに非常に魅力的ではありますが、万能型のモロニーは比較的弱点が少ないボクサーといえ、これを乗り越えるのがなかなかに難しい仕事だから、というのが理由でしょう。

シントロンが10位なのは非常に謎で、シントロンは2019年に井岡一翔に敗北後、2024年に2勝して再起。しかし2025年は試合を行っておらず、この先どのように活動していくのかも不明な状況です。他にもっとランクインすべきボクサーがいるかと思いますね。ここはケネス・ラバーやアンドリュー・ケイン(イギリス)あたりが適するような気がします。

さて、5位にランクされる比嘉大吾。すでに引退を発表しているわけですが、このほどWBAの暫定王者、ノニト・ドネア(フィリピン)から名前を出されて話題になっています。

ドネアは2025年6月、復帰戦でWBA暫定王座決定戦に臨み、負傷判定でこれを獲得していますが、今年12月に防衛戦を行うとし、その候補として比嘉大吾、ジェイソン・モロニー、そしてエマニュエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の名前を挙げています。

 

 

 

ロドリゲスについては前戦(西田凌佑に判定負け)からもう1年半ちかくが経過しており、その間、幾度か復帰のニュースがありましたが、結局リングに復帰することなく、半引退状態。モロンーは2連敗中、比嘉が2連分中。これを考えると、今の世界王者と同等の力を持つ比嘉大吾が、防衛戦の相手としては最適と思えてしまいますね。

結局、この暫定王座保持者は暫定王者のまま別の道を進み、そのまま有耶無耶になってしまうタイトルだと感じます。

バンタム級、最大のビッグマッチ

これからのタイトルショットは乱戦の予想を呈しているのですが、現在考えられるこのバンタム級での最大のビッグマッチといえば、武居由樹vs那須川天心です。

武居由樹の敗北により、この戦いは遠のいたわけですから、これ以上遅延するようなことなく、早めにやってほしい、と思います。

 

 

 

この戦いは1度だけでなくても良いと思うので、2度3度、海外のようにやってしまっても良い、と考えています。それには、第1戦は早ければ早い方が良い。

例えば那須川vs井上で那須川が勝利して王者となったとするならば、その王座の初防衛戦の相手は武居由樹が良い。

そして井上が勝った場合、ノンタイトル戦で那須川vs武居をやれば良い、と思います。

最高のシチュエーションである「王座統一戦での激突」の夢は絶たれました。次善の策を打っておかなければ、この戦いが幻の一戦で終わってしまう可能性が出てきます。

今の時代、この二人が戦うことに対して、何の障壁もないはずです。

2026年3月くらいにやってしまいましょう。

 

 

 

【宣伝】

日本で手に入りにくいボクシング用品のセレクトショップやってます。

ぜひ覗いてみてください。

<NEW ITEM COMING>BOXAWの商品入荷しました!

 boxingcafe.base.shop

プライバシーポリシー お問い合わせ