信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

平岡アンディが挑むは曲者、パンチャー、人気者が跋扈するスーパーライト級。リングマガジン王者は年明け交代?

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来週末、11/14(日本時間11/15)に行われる予定だったジェイク・ポールとジャーボンタ・デービスのエキシビションマッチは、中止。それに伴い、非常に楽しみだった平岡アンディの世界初挑戦も延期となりました。

12月、と報じられていますし、ジェイク・ポールと戦えば高額のファイト(?)マネーを手に入れられるので、ここの対戦相手選びはさほど難航しないのではないか、と楽観的に考えています。ただし、ある一定のネームバリューは必要で、モラルが欠如したボクサー(もしくはボクサーくずれ)でなければこのエキシビションは受けないでしょう。

日程も含めて、早々に決まる事を祈ります。

興行自体が完全に延期とのことですが、ポールexタンクは「中止」でも、興行は延期です。そこに一縷の望みを託し、今回のブログは平岡アンディが殴り込みをかける、世界スーパーライト級戦線について。

 

 

 

各団体王者たちの行方は?

この階級のリングマガジン王者は、WBO王座を保持するテオフィモ・ロペス(アメリカ)。微妙な相手には微妙なパフォーマンス、強者に対しては良いパフォーマンスを発揮する、浮き沈みの激しいホンジュラスの血を持つ「ラテン」と一言で表せるような王者です。

そのモチベーションによって大きく左右されるパフォーマンスは、次戦、すでに交渉が大詰めとされているシャクール・スティーブンソン(アメリカ)との一戦では、過去最高のパフォーマンスを発揮したとしても分が悪いことは明白でしょう。

テオフィモ・ロペスvsシャクール・スティーブンソンは、1月下旬(噂では1/31)、ニューヨークで開催される「The Ring」興行で予定されています。

ともに28歳、おそらくプライムタイムを迎える両者の激突は、特にアメリカのボクシングファンにとって非常に重要な一戦です。

WBO王者が重要な戦いに臨む道を進んでいますが、IBF王者、リチャードソン・ヒッチンズ(アメリカ)の先行きは不透明です。

 

 

 

長らくチャンスを掴めなかったヒッチンズは、2024年12月にリアム・パロ(オーストラリア)を破って初の王座戴冠。初防衛戦ではジョージ・カンボソスJr(オーストラリア)に快勝、その評価を高めています。

マッチルームの尽力により王座獲得を果たしたヒッチンズですが、カンボソス戦後、フリーエージェントに。その身の振り方は、どこかの庇護を受けるのか、それともセルフプロモーションなのかはまだはっきりとしていません。初防衛戦からもう5ヶ月、そろそろレイオフは終わりにしなければなりませんね。

WBC王者のサブリエル・マティアス(プエルトリコ)は非常に個性的な王者で、この階級で飛び抜けたパンチャータイプ。前戦でアルベルト・プエジョ(ドミニカ共和国)に初黒星をつけるとともに王座を獲得、ツータイム・ワールドチャンピオンとなりました。

7月に獲得したその王座の防衛戦は1/10(日本時間1/11)、アメリカで指名挑戦者、無敗のダルトン・スミス(イギリス)を迎えます。ちなみにWBCには暫定王者としてイサック・クルス(メキシコ)もいますが、こちらは「人気者特別枠」ということなのか、次戦は12/6(日本時間12/7)、レイモント・ローチ(アメリカ)を迎えての防衛戦の予定ですね。

 

 

 

リングマガジンランキングでは、このマティアスの次に元王者となったプエジョがつけ、その後、テオフィモ・ロペスに挑戦したアーノルド・バルボサJr.、WBA王者のゲイリー・アントワン・ラッセル(アメリカ)と続きます。

アントワンはKO率も高く、ボクシング一家であるラッセル家の最終兵器、非常に評価は高いと思いますがプエジョに初黒星をつけられているのが痛く、この位置です。アントワンは前戦でホセ・バレンズエラ(アメリカ)を降して王座初戴冠、しかしすでに王座統一戦を模索しています。すでに2ヶ月ほど前、リチャードソン・ヒッチンズとの統一戦が交渉されている、とされていましたが、それはまず、初防衛戦をクリアしてからでしょう。

その相手は平岡アンディ(大橋)、12月の試合決定の報を待ちましょう。

 

 

 

恐ろしきコンテンダーたち

元王者のアルベルト・プエジョがリングマガジンランキングでは3位につけています。マティアスには敗れたとはいえ、王者クラスの実力があることは疑いようはなく、さらに、このボクサーは崩しにくいだけに非常に強敵です。誰がやっても、難しい相手でしょう。

4位のアーノルド・バルボサJr.は、あまり特徴的ではないボクサーですが、接戦に強いイメージで、こちらも強者。特にここ2〜3年の活躍は素晴らしく、ホセ・ペドラサ(プエルトリコ)やゲートキーパー、スリサニ・ンドンゲニ(南アフリカ)、そして元王者のホセ・ラミレス(アメリカ)、ジャック・カテラル(イギリス)らに連勝。この評価は頷けるものです。

5位のアントワンに続くのは、サンドール・マーティン(スペイン)。長らく浮上のきっかけを掴めなかったマーティンは、2021年、マイキー・ガルシア(アメリカ)を降して一躍トップ戦線に躍り出ると、破れはしたもののテオフィモ・ロペス、アルベルト・プエジョを大いに苦しめる好試合を見せています。

このボクサーこそ、誰がやっても綺麗に勝つのは難しいスタイルであり、ゲートキーパーにはまだ早いという状況。現状はシルバーコレクター、年齢的には来年、再来年は勝負の年でしょう。

 

 

 

7位はWBCのトップコンテンダー、ダルトン・スミス。オーセンティックなスタイルながらも右強打を持つスミスは、非常に怖いボクサーですね。中間距離での組み立て、クレバネス、どれをとってもレベルの高いファイターだと思います。強い特異点を持つサブリエル・マティアスを相手に、どのようなボクシングを見せてくれるのかは非常に楽しみです。

8位に我らが平岡アンディ、そして9位はリンドルフォ・デルガド(メキシコ)、そして10位にアダム・アジム(イギリス)とプロスペクトと呼ばれるボクサーたちが続きます。

平岡は世界レベルで言うと前戦のイズマエル・バロッソ(ベネズエラ)戦で評価を高めた、と言えそうですが、あの戦いは完璧でした。そこから1年以上のレイオフ期間、これまでの鬱憤を次戦で晴らしてほしいものです。

デルガドはもう何年もアメリカのリングに立ち、厳しいマッチメイクを淡々とクリアしてきています。前戦はエルビス・ロドリゲス(ドミニカ共和国)、その前はジャクソン・マリネス(ドミニカ共和国)、その前はブライアン・フローレス(メキシコ)と強敵を次々と撃破。3団体で上位に入り、世界タイトル目前ですがまだ24歳、今後期待されるボクサーですね。

そして10位のアダム・アジムもまだ23歳と若いコンテンダーで、昨年あたりから急激に評価を高めているボクサーです。オハラ・デイビス(イギリス)、セルゲイ・リピネッツ(カザフスタン)を撃破、IBOの世界王者となり、次戦は11/15(日本時間11/16)、カート・スコビー(アメリカ)というボクサーとの一戦を控えています。まだもう少し、キャリアを積む必要があるのかもしれませんが、すでに世界ランクも一桁に入っており、いつチャンスがきてもおかしくありませんね。

 

 

 

ランク外、しかし

このリング・マガジンランキングは、実績が物を言うので、スーパーライト級でまだ戦っていないというボクサーたちはランク外です。

なので当然、高い確率で一気にリングマガジン王者となりそうなシャクール・スティーブンソンもランク外、そして、その友人であり、前戦でウェイトオーバーを犯して王座を剥奪されたキーショーン・デービスもランク外です。

ちなみにキーショーンは1年間の休養を宣言しているので、この階級での初戦は来年の夏以降になりそうです。

その他にも、若きパンチャー、エルネスト・メルカドも勢いのあるボクサーの一人。17戦全勝16KOというメルカドは12月の次戦でアントニオ・モラン(メキシコ)の持つWBOインターナショナルタイトルに挑戦します。このモランはアンディ・クルス(キューバ)とも闘ったボクサーですね。ジャーメイン・オルティス(アメリカ)やバルボサには負けていますが、ロメロ・デュノ(フィリピン)には勝利。そこそこの相手と言えるでしょう。

 

 

 

そして個人的な期待はアーサー(もしくはアルツール)・ビヤルスラノフ(カナダ)。アルツール・ベテルビエフと同じファーストネームを持つ彼は、ベテルビエフと友人関係にあり、似た雰囲気を持つロシア生まれのカナダ国籍のボクサー。こういうボクサーには期待してしまいます。

ほかには、アントワンにタイトルを奪われてしまったとはいえ、イサック・クルスに勝利したホセ・バレンズエラも忘れては行けないボクサーですね。

タイトルショットの先

この階級には、非常に多くの「世に聞こえたボクサーたち」が闊歩しており、若きプロスペクトを見ても世界王者を嘱望されるボクサーが非常に多い。

この階級の中心は、おそらくシャクール・スティーブンソンに移っていくのでしょうが、おそらく彼は1年に1度リングに上がれば良い方、みたいになると思われるので、シャクールと戦うことがステータスになりそうです。

 

 

 

アントワンに勝利し、そして他に一つ、タイトルを統一することができれば、平岡アンディもおそらくシャクールの候補に上がるはずです。

さすがにシャクールを日本に呼ぶことは難しいとは思いますが、シャクールももう4階級目、流石にフィジカルの不利は否めないでしょう。

ゲイリー・アントワン・ラッセルを倒した平岡アンディになら、打倒シャクールへの希望が湧いてきます。

そんな日を夢見つつ、まずは12月にアントワンvs平岡アンディが無事に決まるよう、祈りましょう。

 

 

 

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