信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】デストロイヤー、カムバック!バージル・オルティスvsエリクソン・ルビンを経て高まる、スーパーウェルター級の期待!!

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スーパーウェルター級は、最終章に向かっているのだと思っています。

世代最強の王者、テレンス「バド」クロフォードが去り、怪物、ジャロン「ブーツ」エニスが来たこの階級は、現在王座統一戦待った無しです。

その割には王者が多い。。。

本来は正規vs暫定をしっかりとして、その後、王者たちの統一戦を見たいわけですが、底はそう上手くいかないのはボクシングがビジネス、エンターテイメントの側面があるからです。

エリクソン・ルビンが、IBF世界スーパーウェルター級の挑戦権を勝ち取りながらも、WBC世界スーパーウェルター級の暫定王者であるバージル・オルティスJr.との戦いを選択したのは、まさにその側面からでしょう。

ルビンにとっては、IBF王者のバフラム・ムルタザリエフに挑戦し、正規タイトルを獲得するよりも、スーパーウェルター級でさほど優れたパフォーマンスを見せていないKOパンチャー、オルティスと戦う方が勝利した時の評価は大きく、また、試合自体がカネになるのです。

なのでこの選択についてどうこう言う必要は全くありません。

ということで今回のブログは、オルティスvsルビン、WBC世界スーパーウェルター級暫定タイトルマッチの観戦記。

↓プレビュー

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

11/8(日本時間11/9)アメリカ・テキサス

WBC世界スーパーウェルター級暫定タイトルマッチ

バージル・オルティスJr.(アメリカ)23勝(21KO)無敗

vs

エリクソン・ルビン(アメリカ)27勝(19KO)2敗

30歳、というのは、昔で言えばロートルですが、現在ではプライム・タイム真っ只中、と捉えられる事が多いでしょう。

エリクソン・ルビンは10/1に30歳となったばかりのボクサーで、無敗プロスペクトとして期待された挑んだジャーメル・チャーロ戦では初回KO負けという不名誉な結果に泣かされ、その5年後の2022年にはセバスチャン・フンドラと倒し倒されの激闘を演じた末のTKO負け(ルビン陣営の棄権)を喫しています。

もしもここで巻き返し、無敗のオルティスに勝利するならば、映画にもなるでしょう。

とはいえ、個人的にここで勝利してほしいのはバージル・オルティスJr.です。

エリクソン・ルビンという一人の元エリートのキャリアを考えれば、ルビンを応援したいものですが、これからのスーパーウェルター級の盛り上がりを考えるのであればオルティスが勝ってくれた方が統一戦も進もうというものです。

そして、何よりもかねてから比較され続けてきた現・WBA暫定王者のジャロン・エニスとの一戦は、アメリカのボクシング界において成さねばならぬマッチアップだと思います。可能であれば、お互いが無敗のままで。

ということでオルティスに力を見せつけて勝ってほしい一戦です。

ルビンはソンブレロを被って入場。入場曲はMCハマー(よく聞こえないですが、たぶん実況がそう言っている)、せっかくソンブレロを被っているのにもちろんブーイングです。

対して「デストロイヤー」バージル・オルティスは大歓声で迎えられます。

 

 

 

注目のゴング。

リング中央に躍り出た両者、ルビンがジャブで突き放そうとして、オルティスが距離を詰めようとプレス。

オルティスがジャブで飛び込みますが、ルビンはすっとサイドへ、細かく右ジャブを突いていきますが、当然、それだけで止まるオルティスではありません。

開始1分ほどでオルティスは頭が当たるほどの位置まで詰め寄り、左右のフック。その後、ルビンは引き続きジャブ、ボディジャブはオルティスを止めるのに一定の効果がありそうですね。

動きながらジャブ、まだ初回のためか、大きく動くことはありませんが、ポイントを取れるようなヒットは奪えていません。どちらかというと、やや強引目にオルティスが詰めると会場が沸く分、こちらの方が効果的かもしれません。

会場がオルティス・コールに包まれる中、オルティスは右ボディストレートを突き刺し、その後、顔面への右ストレートもヒット。このストレートはルビンのガードを割って入っており、ルビンはなるべくブロッキングは避けたいところですね。

2R、オルティスの邪魔をするようなルビンの前手の使い方。右の拳をこめかみあたりにガシッとくっつけたオルティスは、向かい合うだけでも威圧感があるのでしょう、ルビンはジリジリと下がっているように見えます。

インサイドに入る隙を伺うオルティス、右手をちょいちょいと出しながらも下がってしまうルビン。

ジリジリとしたプレス、ダックするフェイントを使ってプレスするオルティス、右から入って左フックを鋭く振るうと、これは空振りながらもルビンはブロッキングの姿勢で若干固まってしまいます。

 

 

 

この状態、相手が固まった状態となれば、ブロッキングの上からも叩いて自信のあるオルティスにとっては好都合、一気呵成に攻めます。近い距離でうまく頭を動かしてルビンのいくつかのパンチを空振りさせ、ヒットポイントをずらすと、ロープに詰めて左右のフックを乱打!!

ガードの上からの被弾ながらも、体が泳ぐルビン!

オルティスは左手でルビンのガードを剥がし、まるでハンマーを叩きつけるような右!右!!

そしてなんと、ここで早くもレフェリーがストップ!!!

バージル・オルティスJr、エリクソン・ルビンになんと2RTKO勝利!!!

これは衝撃的な結末!

一瞬、早いストップかとも思いましたが、リプレイを見るとルビンは一瞬気を失っているかのようにも見えます。近くで見守るレフェリーの判断は妥当だったのでしょう、ルビンも、陣営も、抗議する素振りもありません。

思いっきり叩きつける右、あれでルビンは完全に効いてしまっていたようです。

ともあれ、これまでのスーパーウェルター級のキャリアで最高と言えるパフォーマンスを見せたバージル・オルティスJr.。

この勝利者インタビューでジャロン・エニスがリングイン、こんなことをしたらもう盛り上がりは最高潮です。

暫定王者同士として戦うには試合としての「格」が低すぎるようにも思いますが、この機を逃してはいけません。

前戦、スーパーウェルター級初戦で圧倒的な強さを見せたジャロン・エニス。

そしてここにきて、スーパーウェルター級にフィットしたのか、かつての倒し屋っぷりをカムバックさせたバージル・オルティスJr.。

次戦で激突あるのでしょうか。これは非常に楽しみな一戦です。

マッチルーム、GBP、手に手をとって実現させてもらいたい。

↓スーパーウェルター級の現在

boxingcafe.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

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