信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【観戦記】ベン・ウィテカーvsベンジャミン・ガバジ!ライトヘビー級センセーション、ウィテカーはどこまでいける?

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11月の最終週です。

あっという間に12月、今年も残すところわずか1ヶ月ですね。

今週末の注目は日本でも馴染みの深い人気者、ベン・ウィテカーがマッチルーム移籍初戦を迎えるマッチアップ。

ファーストネームが同じ「ベンジャミン」、ドイツ人ボクサーのガバジを地元イギリスのイギリス、ウェストミッドランドに迎えます。

ということで今回のブログは、ベンジャミン・ウィテカーvsベンジャミン・ガバジの観戦記。

 



11/29(日本時間11/30)イギリス・バーミンガム

ベンジャミン・ウィテカー(イギリス)9勝(6KO)無敗1分

vs

ベンジャミン・ガバジ(ドイツ)19勝(13KO)1敗

東京五輪、ライトヘビー級銀メダリスト、ベン・ウィテカーのプロ11戦目。

これまでBOXXER傘下で戦っていたウィテカーは、この試合からマッチルームへ移籍、その移籍初戦を迎えます。

ベン・シャローム率いるBOXXERは、英国を拠点としたプロモーターで、以前はかなりローカルなプロモーターでしたが、今はリヤドシーズンと提携からのDAZN配信へと切り替わっています。これは世界規模での話であり、英国ではSKYで配信、英国外ではDAZNでの放映(だと思います)。

さてさて、なので我々的には別にたいした変更がないですが、ともあれ、移籍初戦というのは力のはいるもの。ベン・ウィテカーにとって、ベン・シャロームから離れて国際的なステップアップファイトの可能性が広がるマッチルームの移籍で、ベン・ガバジに対して良いパフォーマンスを見せられるか。

ガバジはデビュー戦で黒星を喫していますが、その後19連勝中、絶好調のボクサーです。

さて、ドイツといえば、世界的に無名なボクサーも多いですがフィジカルが強く、アップセットを可能にする国だと思います。アバス・バラオウなんかが良い例で、まだ見ぬ強豪が潜んでいる国。

 

 

 

そんな国のボクサーを地元に迎えるウィテカー、生歌で主人公感満載で入場です。このボクサーにはヨコノリの曲がよく似合いますね。

ウィテカーは「ベン・ウィテカー」、ガバジは「ベンジャミン・ガバジ」のコール。ファーストネームの呼び方の違いはよくわかりませんね。

さて初回、まずはジャブの差し合い、ウィテカーのジャブが速く、長い。しかしガバジもこれは折り込み済みでしょうから、ここからどのように詰めていくのか。こういうスピードタイプのボクサーには、後半勝負で良いと思います。

少しでも削ろうとガバジはプレス、狙いはボディのようです。これも定石どおり。

右に左に、自由に動きはじめたウィテカーは、中盤、右のオーバーハンドからのコンビネーション。ここで左ボディを決めると、ガバジは後退、追いかけたウィテカーは右のオーバーハンドでダウンを奪取!

立ち上がったガバジに対して、一気には決めようとしないウィテカー、ガバジはジャブをついて立て直しを図ります。

 

 

 

しかしウィテカーのジャブに反応しきれないガバジ、ウィテカーはジャブに続いて右のスイングをヒット、ガバジはダメージを負ってクリンチに逃げようとします!しかしクリンチすら許さないウィテカー、抱きつきにくるガバジからバックステップして距離を取ると、右を叩きつけてガバジはこのラウンド2度目の痛烈なダウン!!!

レフェリーは試合を即刻ストップ、ベンジャミン・ウィテカー、初回TKO勝利!!!

結果的に、ガバジがどれほどのボクサーかもわからないうちに試合を決めてしまいました、ベン・ウィテカー。もはや「好戦績」というステータスのみの対戦相手ではウィテカーの強さは測れません。

2026年、是非とも名の知れた強豪との対戦が見たいですね。

ライトヘビー級の現在地

センセーショナルなノックアウトを演出したベン・ウィテカー。この階級は絶対王者、ドミトリー・ビボルが君臨しながらも、長らく2強時代を過ごしてきた階級です。

ドミトリー・ビボルがWBAスーパー、IBF、WBO王座を保持していますが、怪我もあり不活動で、来年初頭の復帰を目指している、とのこと。

 

 

 

ビボルにとって魅力的な相手といえばアルツール・ベテルビエフとのラバーマッチですが、果たして3戦連続でのラバーマッチがどれほど待ち望まれているのかは非常に微妙です。

そのビボルと互角の勝負を演じ、1勝1敗となったベテルビエフはもう40歳、不惑の年を迎えますが、こちらもビボルとのラバーマッチを追い求めた結果、今年2月以来リングに上がる事ができていません。

WBC王者のデビッド・ベナビデス(WBAレギュラー王座も保持)はつい先日アンソニー・ヤーデを相手に防衛戦を終えたばかりで、今後はクルーザー級に上がってヒルベルト「スルド」ラミレスへの挑戦を計画中。たとえこの試合が決まったとしても、すぐさまWBC王座が空位になるか、というとそうでもなく、つまりはこの階級の王座戦線は随分と長い停滞が予想されます。それでなくとも、もう随分と長い間停滞しているのですが。

そのほか、この階級のタレントとしては、デビッド・モレルは外せません。ベナビデスが転級ののちにはきっとこのボクサーがスーパーミドル級に続いてタイトル奪取を果たす、と見ています。

例えばベン・ウィテカーの次戦の相手、と考えれば、これらのボクサーは荷が重いと考えざるを得ませんね。

 

 

 

なので彼らよりももう一歩手前の、名のある強豪との対戦を、次戦ないし2026年のどこかで望みます。

やっぱり英国内のライバル対決、というのが最も盛り上がるとは思うので、カラム・スミス、ジョシュア・ブアツィ、ウィリー・ハッチンソン、ザック・パーカー、そしてアンソニー・ヤーデは大きな候補でしょうか。

このうち、スミスはマッチルームなので決まりやすいとは思われますが、彼は一応WBOの暫定王者であり、次戦でデビッド・モレルを迎える予定です。ここにスミスが勝利すれば、また異なる道に進むと思うのですが、「順当に」負けた場合、ウィテカーの対戦相手として申し分のない地位に来る、と見ています。

マッチルームは新たなスターを求めており、そのステップアップファイトとしてカラム・スミスほど適当なボクサーはいないでしょう。

その筋書きを壊すためには、スミスがモレルに勝利する(その前に入札期限が何度も延期になっているので、そろそろ決めなければなりませんが)こと以外にありません。

ブアツィ、ハッチンソン、パーカーはクイーンズベリー・プロモーション、一昔前なら、いや、2年前なら難しかったであろうこのファイトは、クイーンズベリープロモーションもマッチルームと同じくDAZNをプラットフォームとしているので交渉次第でしょう。最初はブアツィ、というよりも、そのブアツィと互角の勝負を演じたハッチンソン、パーカーと戦うのは理にかなっているでしょう。リストに上げ忘れましたがクレイグ・リチャーズでも良い。

古巣BOXXERのヤーデ戦というのも、政治を巻き込んでの盛り上がるファイトになりそうですね。

2026年、ベン・ウィテカーの大きな飛躍を期待します。

そしてそれには、世界タイトルマッチというよりもその一歩手前、実力が確かなボクサーたちとの戦いを期待したい。

 



 

 

 

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