信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】IBF世界バンタム級戦!実は来日経験のあるホセ・サラス、vsランディ・ギーケ in メヒコ、プラットフォームは??

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

11/24、中谷潤人の返上したWBC世界バンタム級王者が決まりました。

そしてもう一つ、中谷が返上した王座はIBF世界バンタム級王座です。

このIBF王座決定戦は、12/13(日本時間12/14)、メキシコシティで開催される予定です。

この注目すべき試合は、果たして日本での放送はあるのでしょうか。是非ともWOWOW辺りがやってほしいと思いますが、どうやら難しそうですね。

ということで今回のブログは、12/13(日本時間12/14)に行われる、ホセ・サラス・レイジェスvsランディ・ギーケのプレビュー記事。

12/13(日本時間12/14)メキシコ・メキシコシティ

IBF世界バンタム級王座決定戦

ホセ・サラス・レイジェス(メキシコ)16勝(10KO)無敗

vs

ランディ・ギーケ(南アフリカ)16勝(8KO)1敗1分

ホセ「エル・チャプリン」サラス。この「チャプリン」というのはかの喜劇王ではなく、「バッタ」という意味だそうです。

そういえば「バッタを倒しにアフリカへ」という前野ウルド浩太郎氏のエッセイがあるが、これは面白い本ですね。

ともあれ、そう、バッタです。

言われてみれば、確かにバッタのようにぴょんぴょんと跳ねるこのサラスは、サウスポースタイルで170cmの長身、そしてリーチも長いボクサー。それでいて好戦的で、サイドをつかってアングルを変えての攻撃が特徴的なボクサー。

まだ23歳と若く、また無敗、アメリカのリングにも2度登場している若手の有望株、といったところでしょう。

おそらくまだ穴も多いですが、その若さから今後も期待できるボクサーですね。

過去最大の勝利は、アストン・パリクテ(フィリピン)戦でしょう。

ここのところは連敗続きでもはや目も当てられないパリクテですが、このチャプリンが戦ったのは2023年7月のことで、このパリクテを相手に4RTKO勝利。

ちなみに、パリクテはこのチャプリン戦の前、2022年6月にジェイソン・モロニー(オーストラリア)に3RTKO負けしてから現在まで5連敗で、チャプリンが戦ったのはこのモロニー戦のあと、カツマ・アキツギ戦(アキツギが6RKO勝利)の前、ですね。

このチャプリンは、ぴょんぴょんと飛び跳ねながら、非常にスタミナを使うボクシングをしていますが、最後までその動きは落ちていません。そのスタミナもなかなか特筆すべきものがあるようで、もっともっと無駄を削ればより良いボクサーになるのではないかと思っています。

メキシカンらしく、おそらく得意なのはボディショットと、左のボラード。

このチャプリン、実は井上尚弥がマーロン・タパレスを迎える際のスパーリングパートナーとして来日しています。

↓当時の記事

boxingcafe.hatenablog.com

そのあとはまだ2度しか戦っていない、という状態ではありますが、このサラスは長らくIBFのトップコンテンダー(1位と2位が空位で3位)となっており、あとはランキングを下げないために年に1度のリングに上がっていた、という感じです。西田凌佑への挑戦を指令されましたが、おそらくここは西田陣営としては中谷潤人との王座統一戦を優先、チャプリンは待ち料をもらって待ったのだと思われます。

さて、対戦相手はランディ・ギーケ。ランディル・ンゲケかもしれません。スペルは「Landile Ngxeke」、ンゲケというのはちょっと語呂が悪く、コールを聞いた感じ「ギーケ」と聞こえなくもない(ゲーケとも聞こえる)ので一旦ギーケ表示でいきます。

こちらも168cmとバンタム級としてはそこそこ長身、BoxRecによるとリーチは174cmあるそうです。映像を見た感じでも非常にリーチは長く、この長いリーチで目一杯パンチを伸ばして、振り回してくるイメージですね。連打というよりは一発で試合を決めよう、ぐらいの感じでしっかりと振ってきます。

愛称は「Mandown」、この強振ぶりを見ていると、相手を打倒しに行くその姿からついたニックネームなのかもしれません。

南アフリカの選手らしく、やはり身体能力の高さが伺われるスタイル。そして恵まれたリーチを持ち、しっかりと肩を入れ込んで打つパンチは、きっと想像以上に伸びてくるでしょう。

ただ、やはりかなり荒削りなところもあり、この打ち終わり、また同時打ちでコンパクトなパンチを受ける、みたいなことはありそうです。

映像は見ていませんが、2022年、ジェイアール・ラクィネル(フィリピン)に負けた試合なんていうのはきっとその最たるもので、おそらくラクィネルの勝ちパターンである一発カウンターに沈んだものと推測されます。

前戦でエリック・ガンボア(メキシコ)に判定勝利し、IBFインターナショナル王座を獲得したギーケは、おそらくこれでIBFランキングを上げて今回の切符を掴んだのでしょう。

ここまで、誰もが知るような強敵との対戦経験はないものの、地元南アフリカでコツコツと勝利を積み重ね、上記のIBFインターナショナル王座のほか、WBOインターコンチネンタル、南アフリカタイトル、WBOグローバル、IBOインターコンチネンタル等々の地域タイトルを多く獲得しています。

ちなみに2018年デビューですが、このデビュー戦の相手はプメレレ・カフ。4R戦い、引き分けに終わっていますね。

真逆の「ファイト」スタイル

どちらも好戦的な部類ですから、この試合は好ファイトとなると思います。

チャプリン・サラスとしてはアウトボックスに近い形でアングルを変えながら、ギーケの大きなパンチを外していく必要がありそうです。

その中で、ギーケの隙をついて大きく踏み込み、連打につなげていければ割と難しくない戦いになるのではないでしょうか。

ポイントでリードを許しながら、ギーケとしてはどこかで一発を当てられるか、というのが勝負です。

ギーケは見た感じベタ足で、追い足もある方ではなさそうです。なので愛称的にはチャプリンに随分と分がありそうに見えますし、さらに決戦の地はメキシコです。そのメキシコの中でも、メキシコシティというのは標高が2,000メートルを超え、ギーケがいつメキシコ入りするのか(もうしているのか)はわかりませんが、これも大きなディスアドバンテージとなりそうです。

追いかけるギーケを嘲笑うかのように飛び跳ねて躱し、要所で連打を打ち込むチャプリン。

こんな構図が思い浮かぶ訳ですが、チャプリンにとっても地元メキシコで、気合が入りすぎて距離が近くなってしまえば番狂わせも起こり得るかもしれません。

ともあれ、日本人にとっても興味津々のハズのこのファイト、非常に楽しみですね。

配信情報

この興行は、メキシコのBxstrs Promotionの興行で行われます。

このプロモーション会社のプラットフォームはESPN Knockout、南米のみで放映されるプラットフォームです。

これは北米大陸でも放映されないと思われる興行で、DAZNとかWOWOWとかで何とかしてほしいところですね。バンタム級王座決定戦、ということであれば、日本のコアなボクシングファンたちはこぞって視聴するような気もするのですが。

ちなみにBxstrs PromotionのFacebookページを見てみると、そこに名を連ねているのはダニエル・バラダレス、マウリシオ・ララ、アドリアン・クリエル、カルロス・クアドラス、イサック「ピットブル」クルス、ペドロ・ゲバラ、ウィリバルド・ガルシア、エドゥアルド・ヌニェス、そしてクリスチャン「チスパ」メディナと錚々たるメンバー。

世界的なプラットフォームは持っていないようですが、DAZNとかこのプロモーションと一括契約したほうが良いんじゃないかと思います。まあ、メキシコ国内のテレビ利害関係もあるので難しいとは思うのですが、メキシコ国内だけにとどめておくのはもったいないですね。

おそらく日本での放送はないのでしょうが、どこか拾ってくれることを切に願います。

 

 

 

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