信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

【プレビュー】混迷のスーパーウェルター、ザヤスは主役争いに食い込めるのか?ザンダー・ザヤスvsアバス・バラオウ、王座決定戦からの即王座統一戦!

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とにかくメガ・ボクシングデーの1/31(日本時間2/1)。

アンダーカードも超豪華なDAZNPPV、テオフィモ・ロペスvsシャクール・スティーブンソンをメインに据えたRING Ⅵ。そして、恐怖の大王、バフラム・ムルタザリエフの1年4ヶ月ぶりの復帰戦。

そしてもう一つ、スーパーウェルター級のもう一つのタイトルマッチ。

放映は残念ながら日本では見る事ができないTop Rank Classicsですが、おそらくすぐにYoutubeに上がるはずです。

ということで今回のブログは、プエルトリコのサンファンで行われる、ザンダー・ザヤスvsアバス・バラオウ、WBA・WBO世界スーパーウェルター級王座統一戦のプレビューです。

 

 

1/31(日本時間2/1)プエルトリコ・サンファン

WBA・WBO世界スーパーウェルター級王座統一戦

ザンダー・ザヤス(プエルトリコ)22勝(13KO)無敗

vs

アバス・バラオウ(ドイツ)17勝(9KO)1敗

ザンダー・ザヤスにしても、アバス・バラオウにしても、前戦が王座決定戦での世界初戴冠。その初防衛戦で王座統一戦というのはいかがなものか、と思うのは、日本人の生真面目な気質によるところが大きいのかもしれません。

とはいえ、決まってしまったものは楽しむほかなく、そしてこのスーパーウェルター級という階級はたとえ2つの王座を統一してもなお、勝者がこの階級最強か、と問われればそれは間違いなく「そうではない」と言い切れる理由もあります。

それは結局のところ、正規王者ですらない、WBA世界すーぱーウェルター級暫定王者、未来のP4P候補、ジャロン・エニスという存在があるからです。同日に行われるムルタザリエフvsジョシュ・ケリーのIBFタイトルショットも含め、このスーパーウェルター級がどのように動いていくのか、というところについては、この1年は確実に注視する必要がありそうですね。

さて、話をもどして、プエルトリコの「希望」、ザンダー・ザヤスがプエルトリコに凱旋。

弱冠16歳でトップランクと契約し、大切に、しかし確実にキャリアを積み重ねてきたザヤス。

2025年7月、ホルヘ・ガルシア・ペレスとの王座決定戦を制し、ついにWBOのベルトを腰に巻きました。

 

 

 

ミゲール・コット、フェリックス・トリニダードといった偉大な先人たちの系譜を継ぐ者として、この若き王者が地元サンファンのリングに立つ姿は、プエルトリコのボクシングファンにとってまさに悲願と言えるでしょう。

これまでのキャリアにおいて、ザヤスは素晴らしいコンビネーションと、年齢離れしたリングIQを見せてきました。上体の柔らかさと、上下に打ち分けるスムーズな連打は、現代ボクシングの教科書のような完成度を誇ります。

対するは、WBA王者、アバス・バラオウ。

正直、前戦までは完全にノーチェックだったファンも多いはずで、それでも前戦、ヨエニス・テレス(キューバ)に完勝、下馬評では不利の中、アップセットを起こして世界初戴冠を果たしました。

ドイツを拠点とするこの王者は、強固なハイガードと、強いプレスで相手を削り取る、まさに質実剛健なファイターです。かつてアマチュア時代には欧州王者にも輝いたテクニックの持ち主でもあり、前戦を見る限りはリングIQも高いと感じます。

ザヤスのような回転力のあるボクサーに対し、バラオウのような堅牢なスタイルは非常に厄介です。バラオウはガードを固めて距離を潰し、相手の打ち終わりにパワフルなフックやボディをねじ込むことを得意としています。

 

 

 

この試合は、ザヤスの「スピードと手数」対、バラオウの「プレスとディフェンス」という構図になるでしょう。 ザヤスとしては、足を使いながらリングを広く使い、バラオウの堅いガードの隙間を縫うようなアッパーや、ガードの外側からのフックでポイントをピックアップしていきたいところ。特に、バラオウが前進してくる鼻先で放つコンビネーションが鍵になります。地元の熱狂的な声援を背に、序盤からペースを握れれば、中盤以降にストップのチャンスも巡ってくるかもしれません。

しかし、バラオウのプレッシャーは想像以上に重いはずです。ザヤスがロープやコーナーに詰められる展開が続けば、バラオウの重いボディブローが効いてくる可能性も否定できません。バラオウは相手の攻撃をガードで弾きながら、淡々と距離を詰めてくる精神的なタフネスを持っています。ザヤスがいかに「打たせずに打つ」を徹底できるか、そしてバラオウのプレスに飲み込まれずに、いかに自身のボクシングを貫けるか。 若きスター、ザヤスにとって、この凱旋試合は単なる防衛戦以上の、真のスーパースターへの試金石となる一戦です。

 

 

 

アンダーカード!!

このプエルトリコ興行は、メインイベントだけでなく、アンダーカードにもトップランクが期待を寄せるプロスペクトや実力者が多数登場します。

ファンミタ・ロペス・デ・ヘスス(プエルトリコ)

プエルトリコのレジェンド、フアン・マヌエル・ロペスの息子、「ファンミタ」が登場します。 父譲りの攻撃的なスタイルと、サウスポースタンスから繰り出す切れ味鋭いパンチは、すでに多くのファンを魅了しています。まだキャリア初期の4回戦・6回戦レベルではありますが、その才能の片鱗は間違いなく本物。偉大な父の背中を追いかけ、地元ファンの前でどのようなKO劇を見せてくれるのかに期待が高まります。

ユーリ・セデーニョ(ドミニカ共和国)

ミドル級のプロスペクト、セデーニョは、オリンピアンとしての実績も持つ実力派です。 サウスポーから放たれる強烈な左ストレートと、荒々しくも的確なフィニッシュブローが魅力。対戦相手のエトゥンディ・ミシェル・ウィリアムはタフな相手ですが、セデーニョとしてはここで圧倒的な力の差を見せつけ、世界ランク入りを猛アピールしたいところです。

 

 

 

ジョバンニ・サンティリャン(アメリカ)

ウェルター級の実力者、サンティリャンも参戦します。 豊富なスタミナと手数で相手を圧倒するファイターで、過去にはアレクシス・ロチャを粉砕するなど、その実力は折り紙付き。今回はコートニー・ペニントンというベテランを迎えますが、世界タイトル戦線への再浮上を狙うサンティリャンにとっては、落とせない、そして内容が問われる一戦となります。

ロハン・ポランコ(ドミニカ共和国)

セミファイナル格で登場するのは、スーパーライト級〜ウェルター級で無敗街道を走るオリンピアン、ポランコです。 非常に高度なテクニックと、相手をコントロールする術に長けたボクサーで、トップランクも大切に育てている印象があります。対戦相手のクリスチャン・ゴメスはパンチ力のある危険な相手ですが、ポランコがこのテストをクリアすれば、いよいよ世界ランカー上位との対戦が見えてくるでしょう。ザヤスの前の会場を温める、熱いファイトに期待です。

 

 

 

配信情報

トップランクは、ESPNとの契約が終了後、大規模なプラットフォームを失いました。しかし今、「Top Rank Classics」という新たなプラットフォームを立ち上げ、Roku等で放送が復活しています。

悲しいかな、引き続き日本では視聴することが叶いません。

世界中で視聴できるDAZNと異なり、このTop Rank Classicsの訴求力は非常に弱いと言えます。どうにか、有料配信で良いと思うので、世界中に発信できるプラットフォームの構築を望みます。

とりあえず今回は、直前までWOWOWをチェックしていきましょう。

(1/24ブログ執筆現在、WOWOWの情報はありませんでした。)

 

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