1/27(火)、U-NEXT BOXING 5が発表されました。
メインイベントはノニト・ドネアvs増田陸、ここ最近話題に出たマッチアップですね。
それに加えて、トリプル世界戦。
つまりこの興行は、トリプル世界戦+挑戦者決定戦という、またも豪華興行ですね。U-NEXTは世界戦3つ組まないといけないのか?というぐらい、いつも豪華です。
場所は横浜BUNTAI、そして今回はなんと平日ではなく日曜日。
これは惜しい。
土曜日なら行けたかもしれませんし、3/19(木)-3/20(金)は東京にいく予定だったので、一週間ずれていればいけたのに。。。
ともあれ、今回のブログは、正式発表されたU-NEXT BOXING 5について。

WBA世界バンタム級挑戦者決定戦
ノニト・ドネア(フィリピン)vs増田陸(帝拳)
試合順はよくわかりませんが、この試合がメインイベントのようです。
ついこの前、WBAの挑戦者決定戦やってなかったっけ?とかいうのは、もはや野暮でしょう。WBAなのですから、そこはそう、当然の出来事です。
さて、前戦、堤聖也と激闘を繰り広げ、敗北したノニト・ドネア。そこからの復帰戦で挑戦者決定戦というのは、ドネアのこれまでのキャリアとそのロビー活動の上手さを考えれば十分に理解でき(てし)まいますね。
ドネアは前戦、「まだまだやれる」というところを見せてくれました。
しかし、後半に行くに従って落ちていると感じている事もあり、この戦いもドネアにとっては非常に厳しい戦いとなるでしょう。
今回はタイトル自体はかからないことから、前戦よりもモチベーションがやや下がる可能性もあります。
一方で、12ラウンドファイトであった前戦と比べ、(日本では)10ラウンドの挑戦者決定戦だというのはドネアにとって朗報かもしれません。
そう考えると、前戦と同等か、もしくはそれ以上のドネアが出てくるのかもしれませんね。
そして増田陸、こちらは前戦、ホセ・カルデロン(メキシコ)に辛勝の内容。
素晴らしいパンチングパワーを誇る増田ですが、あの試合に限らずやや単発気味で、しっかりと打ち込むタイプ、正直、これはドネアにとってカウンターを取りやすいタイプになってしまうのではないか、と思います。
だからドネアが優位、とはならないまでも、増田はこれまでのまま、つまりは一発必倒の左を狙う、というスタイルであれば、もしかするとそこを狙われるかもしれません。そうなれば、増田がマットに沈む姿すら想像できてしまいます。
ドネアの左フックか、増田の左ストレートか。当たるのはどっちか。
非常にヒリヒリとした試合になりそうですね。
WBO世界フライ級タイトルマッチ
アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)vs飯村樹輝弥(角海老宝石)
我らが「プリンセサ」トニーの5度目の防衛戦は、またも日本。
もはや安定王者といって差し支えのないオラスクアガは、本来であれば前戦で闘うはずだった飯村と仕切り直しの一戦。
オラスクアガはここのところ、さらに驚くほどのパワーを見せており、ここ最近で善戦したのは京口紘人のみ。前戦の桑原拓(大橋)は勇敢でしたが、全く相手にならなかった、と言えます。あの桑原が、です。
さらに、その前、ファン・カルロス・カマチョ(プエルトリコ)戦でも2RTKOという圧勝でしたが、このカマチョはこの試合で禁止薬物を使用していた、という結果が出ています。PED使ったボクサーにあの勝ち方、正直まだまだ底が知れません。
好戦的ながらもスキルのある、非常に総合力の高い飯村は、京口紘人の戦い方を参考にするべきでしょう。
あの試合、京口はオラスクアガを苦境に立たせましたが、結局、オラスクアガのボクシングの幅にやられました。
飯村としては、そこを加味した上で試合を組み立てられるのですから、このタイミングは良い挑戦のタイミングなのかもしれません。
飯村にとってまず重要なことは、オラスクアガを空転させることに全神経を集中させること。
特に前半、まだオラスクアガが元気で、集中力がある時間帯において、飯村がオラスクアガのパンチを外すことができればチャンスは広がるのではないでしょうか。
京口戦、オラスクアガは自らのパンチが当たらないとなればボックスに切り替えるという幅の広さを見せましたが、飯村としてはその部分にも今度は対策ができます。
体に触れさせると一気にくるオラスクアガ。飯村は、前で闘うのか、それとも京口のように空転させることができるのか。
飯村の戦い方にも注目すべき一戦。
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)vs岩田翔吉(帝拳)
ああ、そういえばノックアウトはWBC世界ライトフライ級の王者になったのでしたね。
あまりパッとしないのは、本来王者であったのはカルロス・カニサレス(ベネズエラ)であったからでしょう。
本来はカニサレスをタイに呼び、王座挑戦をする予定だったのが12/4。
しかし、カニサレスがタイに行けなくなり、カニサレスは即刻休養王者に認定、ノックアウトはジュニオル・サラテ(アルゼンチン)との王座統一戦の機会を得ました。
このサラテ、名の知れたボクサーとの対戦経験がほとんどないため、30戦以上しつつも世界的には実力未知数なボクサーでした。
このサラテに勝ってWBC世界ライトフライ級王者となり、2階級制覇を成し遂げたノックアウトは、初防衛戦で日本に来てくれます。
この王者が日本に来る、というのはなかなかのことで、ここを呼ぶにはおそらくそれなりのファイトマネーが必要だったはず。ここは さすが、帝拳。
岩田はレネ・サンティアゴ(プエルトリコ)戦での悔しい敗戦から、エドウィン・カノ(メキシコ)を降して再起、再起2戦目で世界タイトル挑戦の機会を得ています。
ノックアウトは、サンティアゴやボンバ・ゴンサレスのように、足を使って逃げ回るタイプのボクサーではないですから、ここはしっかりと獲ってくれるはずです。
ただ、これは大丈夫だろう、という試合でも大丈夫じゃなかった、というのが岩田のこれまでの2敗なので、やはりどこか不安はつきまといます。
自らの哲学があり、良い意味でも悪い意味でも頑固なボクシングに見える岩田翔吉。ここは勝って、サンティアゴへのリベンジ戦につなげてほしいところです。
WBA世界ミニマム級タイトルマッチ
松本流星(帝拳)vs高田勇仁(ライオンズ)
前戦が2025年9月14日だったので、ちょうど半年ぶりのダイレクトリマッチとなります。
前半、スピード、スキルに勝る松本がリードする、というのは当然にも思える展開で、5Rでの負傷判定となれば松本勝利は致し方のないことです。
後半に向けて、高田がどれくらい追い上げられるのか、もしくはそれができず、ワンサイドゲームになってしまうのか。
前戦を見る限りでは、高田がここに勝利するというのはかなり厳しいのではないか、と思うのが正直なところ。何だったら、オスカー・コラーゾの返上待ちの決定戦狙い、ですら良いような気がしている、というか、それをやってでも高田には世界チャンピオンになってほしいと思えるボクサーです。
しかし高田が選んだのは、松本流星との再戦です。
もちろん、両者にとっては決着をつけたいという思いがあるのでしょう。
そしてもちろん、高田にとってはまたチャンスが来るということ自体がありがたい話。
いずれにしても、完全決着を「しなければならない」両者のモチベーションは高いはず。一度手をあわせて、どちらがより情報を相手に与えたか、というと、おそらく松本の方だと思います。
それでもなお松本優位となるこの一戦、高田勇仁にとっては意地と気持ちの見せ所で、それは彼が得意とする分野でもあると思います。
ミニマム級は日本のお家芸。この国内最強決定戦は見逃せませんね。
配信情報
この興行はU-NEXT でライブ配信。
時間についてはまだ未発表ですね。
ただ、日曜日ということもあり、仕事の終わりの時間を気にせずに視聴できるのは良いところ。横浜まではキツいですけど。
ということで3月のこの興行を楽しみましょう。
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