信太のボクシングカフェ

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ボクシングが大好きです。大好きなボクシングをたくさんの人に見てもらいたくて、その楽しさを伝えていきたいと思います。

春はライトフライのあけぼの。やうやう統一戦へ向かうこの階級の主役は誰だ。

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

来月、再来月に大きく動く階級は、ライトフライ級。それも、全て日本での戦いです。

この軽量級のメッカである日本では、かつてメジャー4団体のこの階級の王座全て独占したこともありました。

しかし、今やこの階級に日本人世界王者は一人としていません。

この日本のお家芸とも言えるライトフライ級の王座を、日本に留める事ができるか。

ということで今回のブログは、この春、大きな戦いを控えるライトフライ級について。

 

 

 

リングマガジン王者は不在、統一王者はサンティアゴ

この階級、リングマガジンの王者は不在です。

前戦でWBA・WBO世界ライトフライ級統一王者となったレネ・サンティアゴこそが、この階級で最強のボクサー、と言って良いでしょう。

そのアウトボクシングスキルは大いに認められるものの、やはり思い出されるのはジョナサン「ボンバ」ゴンサレスにインファイトで敗れてしまったあの一戦です。

パワーはある方ではなく、スピードも抜群というほどでもないこのサンティアゴは、岩田翔吉を手玉にとって王座を獲得すると、俊英・高見亨介をも打ち破って王座を統一しています。

昭和とか、平成初期とか、大昔にボクシングを見てきた通り、逃げる相手を捕まえられない日本人ボクサーたち。時代は巡るものなのでしょうか。

いずれにしろ、この「低く見えるけれども大きく分厚い壁」を打ち破ってくれるかもしれないのが谷口将隆。

4/3(金)決して広いとはいえない後楽園ホールで、谷口がサンティアゴを捕まえる可能性は十二分にある、と思います。

しかしながら、岩田vsサンティアゴでは岩田が負けるはずはない、と思っていたし、高見亨介vsサンティアゴでも高見はまたも印象的な勝利を挙げてくれるのだろうと思っていた戦いは、終わってみればサンティアゴの勝利。

2度あることは、という格言が出てきそうなものですが、谷口にはここに勝利してこの階級で最強の評価を獲得してほしいものです。

 

 

 

KOしないノックアウトとKOする岩田

3/15(日)、つまりはサンティアゴvs谷口の約3週間前、横浜BUNTAIで開催されるWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ、ノックアウト・CP・フレッシュマートvs岩田翔吉。

例えば対戦相手がいるとして、その対戦相手が負けた試合というのは非常に参考になるわけですが、岩田のこれまでの敗北はジョナサン・ゴンサレスとレネ・サンティアゴであって、さすがにノックアウトがこの2人と同じくアウトボクシングを敢行する、という可能性は極めて低いはずです。

だからこそ、この日、岩田には王座再戴冠の期待がかかるわけですし、ここはもはや「獲らなければならない」戦いである、とも言えます。

サンティアゴ戦での敗北から、エドウィン・カノを相手に7RKOで再起した岩田、再起2戦目で世界挑戦のチャンスというのは非常に恵まれています。

ボンバ・ゴンサレスに負けてから、世界再挑戦までに2年半待たされた事を考えると、敗戦から1年でのタイトルショットは期待の現れなのかもしれません。

このタイミングでのノックアウトの評価は高いとは言えず、2024年11月にオスカー・コラーゾとの王座統一戦に敗れたあと、再起3連勝もどの相手もぱっとしません。これはタイ・クオリティですから、特段ツッコミどころもありませんが。

 

 

 

そして2025年12月にWBC世界ライトフライ級王座決定戦を迎えますが、これは当初挑戦する予定だった王者、カルロス・カニサレスがタイに行けず(行かず?)、急遽代役をたてての王座決定戦となったもの。

白羽の矢の立ったジュニオール・サラテは、アルゼンチン人ボクサーらしく苛烈なファイターではありましたが、ミニマム級でも戦っている選手ということもあってノックアウトにパワー負けしていた印象です。

それでも、この代役であり、前戦をミニマム級で戦っているサラテを相手に、ノックアウトは中盤以ポイントを奪われながらの判定勝利。この中盤以降に、というのはなかなかのミソで、もしかすると加齢によってスタミナ、集中力の欠如が見られるのかもしれません。

岩田としては、勝負を急ぐことなく、後半KOぐらいで戦えば会心の勝利の芽が見えてくるのではないでしょうか。

ノックアウト・CP・フレッシュマートは、ミニマム級時代の安定王者ではありますが、タイから出して日本につれてきたということもあり、さすがにここはクリアしてほしい、と思います。

なお、カニサレスは休養王者ですから、この戦いの勝者に挑戦するかもしれません。

岩田翔吉vsカルロス・カニサレスはとても興奮するマッチアップですね。

 

 

 

もう一つの後楽園ホール、IBFタイトル戦!

そしてもう一つ、サンティアゴvs谷口の約一ヶ月後に控えるのは、IBF世界ライトフライ級タイトルマッチ、タノンサック・シムシーvsセルヒオ・メンドサ。

39勝中35KOという高いKO率を誇るシムシーは、日本ではグリーンツダジムが面倒を見ています。

前戦、2025年6月の世界初挑戦も大田区総合体育館、クリスチャン・アラネタと激闘を演じて世界初戴冠を果たしています。

その2戦前には谷口将隆と大激闘の末、2-1のスプリット判定で勝利を収めており、その強さを日本のボクシングファンの前で示しています。

わずかに1敗は矢吹正道であり、これは仕方のないことだったと思います。

このシムシーvsメンドサも後楽園ホール、メンドサは無敗ながらも世界的に有名なボクサーとの対戦経験はなく、その実力は測りかねる対戦相手。

蓋を開けてみれば超強かった、みたいな話もないではありませんが、ここはシムシーに期待しましょう。

 

 

 

統一戦が加速しそうな雰囲気

さて、谷口将隆がサンティアゴから王座を奪い、岩田翔吉からノックアウトから王座を奪い、タノンサック・シムシーが防衛をする。

これにより、日本に(ほぼ)4つのタイトルが集まる事になります。

その後の動向としては、WBAの指名挑戦者として待たされている吉良大弥がWBA王者谷口二挑戦、WBCの岩田翔吉チャンピオンは休養王者カルロス・カニサレスを雌雄を決し、そしてシムシーがもう一つ防衛戦をクリアすることができれば、そこからは一気に統一戦の機運が高まるのではないでしょうか。

この王座統一戦を初防衛戦で、ということもあるかもしれませんが、順当にいけばクリアしなければならない戦いが各王者にあるのもまた事実。

唯一フリーになりそうなのはシムシーで、これは今回の一戦がIBFの指名挑戦試合ということが大いに関わっています。決定戦で戴冠したシムシーは、初防衛戦で指名挑戦者を迎えなければなりません。

動くのは今年の冬か、それとも来年の年明けか。

いずれにしても、この3月、4月が順当にいけば、この階級は大きく動きそうです。

 

 

 

配信情報

レネ・サンティアゴvs谷口将隆はU-NEXT、ノックアウト・CP・フレッシュマートもU-NEXTでライブ配信。

タノンサック・シムシーvsセルヒオ・メンドサはLeminoでライブ配信です。

 

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